恋「あっ千砂都さん、どうもこんばんは」

千砂都「うぃっすー、何してたの?」

恋「いえ、何というほどのものでもないのですが」

千砂都「ふーん、つまるところ野暮用ってやつですかな?」

恋「はい、そんなところです。千砂都さんは?」

千砂都「私も野暮用、それもさっき出来たばかりの」

恋「つまり家から出てきたばかりだと」

千砂都「まあそうとも言うね」

恋「お体には気を付けてくださいね、今日は冷えますから」

千砂都「ん、ありがと。でも心配いらないよ、すぐ帰るつもりだし……」

恋「……」ハァー

千砂都「……」

千砂都「寒そうだね」

恋「え?」

千砂都「て」