侑「今週末の山籠り合宿の部屋割りなんだけど･･･」
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────とある日のスクールアイドル同好会部室。週末に予定している山籠り合宿に向けての準備が進められている･･････
侑「というわけで、お世話になるホテルの都合で、3人部屋が2部屋と2人部屋が2部屋お借りすることになったんだけどさ」
果林「どういう風に部屋を分けようかしらね･･････」
侑「そこで私が考えてみたんだけど、これ見てくれる？」 ﾋﾟﾗｯ
① 中須・桜坂・天王寺
② 上原・優木・宮下
③ 朝香・近江
④ ヴェルデ・高咲
侑「こういう分け方に決めたから」
一同「え？？」
侑「1年と2年はそれぞれ3人部屋。3年のうち果林さんと彼方さんはライフデザイン学科だから同部屋」
侑「で、余った私とエマさんが残りの部屋ということで」
せつ菜「ふ、不自然な分け方じゃありませんか！？」
歩夢「そ、そうだよ！」
しずく「あの～･･･、2年生はそもそも4人なのでは･･････」
侑「マネージャーの私はこういう場合にカウントしない方針だからこうなるの」
侑「エマさんには悪いけどよろしくね」 ﾆｺｯ
エマ「私は構わないよ、侑ちゃん」 ﾆｺｯ
せつ菜「そ、それならば･･････ 1年生と3年生が3人部屋で、2年生の4人を2:2で分けた方がよいのではないでしょうか･･････」
かすみ「たしかに、その方がバランス良いような気がしますねぇ」
侑「じゃあ、2年生をどう分けるの？」
歩夢「私と侑ちゃん、せつ菜ちゃんと愛ちゃんでいいんじゃない？」
せつ菜「な！ どういう根拠ですか！ 私情挟まないでください！」
歩夢「50音順だよ」 ﾆｺｯ
愛「私は誰とでもいいけどね～」 ﾆｺﾆｺ
侑「ほら、こうなるから私の案が最適なんだよ」 ﾆﾁｬｱ
せつ菜「ぐぬぬ･･････」 幼馴染同士で組むべきですからね！私と歩夢さんが2人部屋でもいいのでは！？ まあ山籠りなら一番貧弱な侑がベテランのエマさんと組むべきか >>18
侑エマは侑ちゃん初公開イラスト由来のネタやぞ でも侑ちゃんが名前を呼んだ回数で3番目に多いのがエマさんなんだよな
かすみよりエマさんのほうが多い あなエマはもう常にあれなのは周知の事実だけど、ゆうエマは実態がまだよくわからんのに意外と本編でくっついてたりするから深い沼な気がする そもそも山籠りの合宿でエッチな展開になるわけないんだし部屋割りなんてどうでもいいよね？ >>28
この浴衣の組み合わせネタでなんかSS書いてくれさくらんぼ >>28
せつかりを相部屋にすれば2：2：2：2：2で行けるな かすみ「それならぁ～、学年にはあまりこだわらずですねぇ･･････ 」ｶｷｶｷ
①朝香・近江・ヴェルデ
②上原・高咲・優木
③宮下・天王寺
④中須・桜坂
かすみ「こんなのどうですかねぇ？」
かすみ「3年生は1部屋に入って貰って～、1年生が分散するパターンですよ」
かすみ「愛せんぱいはりな子と仲いいから組んで貰う形ですね。それで残った2年生の3人が3人部屋です！」
彼方「たしかにコレでもいいかもねぇ～」ﾌﾑﾌﾑ
せつ菜「････････････」
歩夢「････････････」
侑「ちょ、ちょっとコレは無いんじゃないかな･･････」
侑「それにさっき、私は決めたって言ったよね？」ｷﾘｯ
せつ菜「待ってください！」ﾊﾞﾝｯ
果林「はいはい、つまらないことで喧嘩しないで、せっかく侑が考えてくれたんだから最初の案でいいんじゃない？」
侑「果林さん！」 ﾊﾟｱｯ
果林「じゃ、決まりね！」ﾆｺｯ
一同「はーい」
璃奈「愛さん、私達の部屋に遊び来て？」
愛「もちろんだよりなりー！」ﾆｺﾆｺ
果林「エマもこっちの部屋来なさいね」ﾆｺｯ
エマ「うん！ 遊び行くね！」
侑「････････････」
上原「侑ちゃんもこっちの部屋に遊び来てね！」
侑「･･････あっ、うん！」ﾋﾞｸｯ
せつ菜「じゃあ私が侑さんの部屋に遊び行きますから！」 ﾆｺﾆｺ
侑「え！？ それじゃ私どうしたらいいの！？」ｷｮﾛｷｮﾛ
彼方「侑ちゃんモテモテだねぇ～」
ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ･･････
侑（まずいな･･････）
────
── ～合宿当日～
しずく「うわぁ～！ 素敵なところですね」 ﾆｺｯ
果林「山籠りって聞いてたからサバイバルみたいなことさせられるのかと思ったら、高原の整備されたリゾート地なのね」
エマ「スイスの実家を思い出すなぁ」 ﾆｺﾆｺ
せつ菜「璃奈さんのご両親のおかげなんですよね？ 璃奈さん？」
璃奈「うん、普段は家に居ない親だけど、こういう時は役に立つ」
かすみ「りな子ありがとね～」 ﾆｺﾆｺ
侑「旅費全額を璃奈ちゃんのご両親が出してくれたんだよね」
璃奈「うん、そうみたい」
侑「じゃあ、チェックインして部屋に荷物置いたらみんなには練習に入って貰おうかな」
かすみ「ええ～！ 練習するんですかぁ？？」
歩夢「一応部活の合宿だよ？ かすみちゃん」 ｱﾊﾊ
かすみ「そうでしたね･･････」
・
・
・
侑「はい、これが1年生の部屋のカギね」 ｽｯ
しずく「お預かりします」
侑「これが2年生･･････」 ｽｯ
愛「あいよ！」 ﾊﾟｼｯ
侑「これが果林さんと彼方さんの部屋で･･････」 ｽｯ
果林「預かるわ」 ﾁｬﾘｯ
侑「これが私とエマさんの部屋･･････っと」
侑「じゃあ、エマさん行きましょう」 ﾆｺﾆｺ
エマ「うん！」
────
──
ｶﾞﾁｬｯ
侑「ふーん、まぁ普通のホテルの部屋だね」
エマ「うわぁ～ 窓からの景色綺麗だね～」
侑「ホントだ～！」
侑「･･････」 ｷｮﾛｷｮﾛ
ｶﾞﾁｬｯ
侑（やっぱりユニットバスか･･････）
エマ「着替えてロビーに集合だよね？ 侑ちゃん」
侑「･･････あ、うん！」
侑「エマさん、私あとから合流するからみんなで練習始めててください」
エマ「あ、うん！ わかったよ」 ﾆｺｯ
侑「････････････」 ｼﾞｰｯ
エマ「何で見てるの？ 侑ちゃん」
侑「き、着替えないのかなぁ～って･･････」 ﾑﾎﾎ
エマ「見られてたら出来ないよぉ！」 ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
侑「ご、ごめんなさい！」 ｱﾊﾊ
────
── ～ロビー～
エマ「みんなお待たせ～！」
果林「これで全員ね･･････」
果林「エマ、侑は？？」
エマ「なんか後から合流するから練習始めててって言ってたよ」
果林「じゃあ、始めましょうか」
せつ菜「よろしくお願いします！」 ﾍﾟｶｰ
果林「まずはランニングからよ！」
彼方「ええ～･･･ 走るのぉ～？？」
しずく「このような自然に囲まれたところだとランニングも気持ち良さそうですね」 ﾆｺｯ
璃奈「標高高い場所だからキツいかもよ」
愛「そっか、空気薄くなるんだもんね～」
せつ菜「逆に燃えますね～！ 張り切っていきましょー！」 ﾍﾟｶｰ
────
──
ﾃｸ ﾃｸ ﾃｸ･･･
侑「･･････」 ｷｮﾛｷｮﾛ
侑（あの奥にあるのが大浴場の入り口かな･･････）
侑（これなら何とかなるか･･････）
────
──
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ･･･
せつ菜「はぁ、はぁ、はぁ･･････」
せつ菜「ふぅ～･･･ 1番でゴールできました･･････」 ﾊｧ ﾊｧ･･･
侑「あ、せつ菜ちゃんお疲れ～」
せつ菜「あ、侑さん、ようやく合流されたのですね」
侑「うん、今来たところ」
せつ菜「何されていたのですか？」
侑「あっ･･･ うん！ ちょっとね！」 ｱﾊﾊ
侑「ところでエマさん達は？？」
せつ菜「まだ走られていると思います。私が1番乗りでしたから」
侑「そうなんだ～」
侑「あ、みんなようやく見えて来たね」
せつ菜「そうですね」
侑「おーい！ みんな～！ 頑張って～！」
────
── ～練習終了後～
侑「みんなお疲れ様」 ﾆｺｯ
一同「お疲れ～」
侑「とりあえず、部屋に戻ったら着替えてすぐ夕食だよ」
かすみ「かすみんお腹空きましたよぉ～」
侑「2階の百合の間という部屋が夕食会場になるみたいだからすぐ集まってね」
一同「はーい」
侑「あと、注意事項なんだけど、大浴場がリニューアル工事中で使えないらしいから大浴場のあたりには近づかないようにホテルの方から言われてるから」
しずく「そうなんですか！ 楽しみだったのになぁ･･･ 残念です」
侑「それぞれの部屋のユニットバスでシャワーでも浴びてね」
一同「はーい」
侑「あと、一般のお客さんもたくさん入ってるみたいだから、好き放題騒ぐと迷惑になるからね」
歩夢「それなら気をつけないとね」
侑「なるべく、自分の部屋から出ないのが望ましいかな」
愛「えー？ 他の部屋に遊びにいくのもダメなの？？」
侑「出入りが頻繁だとうるさくなってしまうんじゃないかと思ってね」
愛「そっかぁ～」
彼方「彼方ちゃんはすぐすやぴするから問題ないよぉ～」
侑「じゃ、エマさん行きましょうか」 ﾆｺｯ
エマ「うん！」
────
── ～百合の間～
侑「それじゃみんな集まったね」
侑「いただきまーす」
一同「いただきます！」
ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ･･･
かすみ「うわぁ～！ 凄く豪華ですよぉ～！」
しずく「璃奈さんのご両親のおかげだね」
璃奈「喜んでもらえてよかった」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ･･･
果林「食べ終えたら何しようかしら･･････」
彼方「んー？ でも部屋から出ないようにって侑ちゃん言ってたよぉ？」
果林「そうね、シャワー浴びてゆっくりしてるしかなさそうね」
・
・
・
ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ･･･
侑「エマさん、ここの高原はスイスみたいでリラックス出来てる？」
エマ「そうだね、凄く居心地いいよ～」 ﾆｺｯ
せつ菜「ごちそうさまでした！」 ﾍﾟｶｰ
愛「愛さんも食べ終えたよ～」
歩夢「2人とも早いよぉ～」
侑「あー、食べ終えたら各部屋ごとに戻って構わないから」
せつ菜「わかりました」
────
──
ｶﾞﾁｬｯ
侑「エマさん、お先部屋入って？」
エマ「あ、うん」
ﾊﾞﾀﾝｯ
ｶﾁｯ
エマ「美味しかったね～」
侑「そうだね、こんなに贅沢させて貰えて感激だよ」 ﾆｺﾆｺ
侑「さて、エマさんシャワー浴びたら？」
エマ「先いいの？」
侑「うん、私は次入るから」
エマ「じゃあお先するね」
侑「うん」 ﾆｺｯ
ｶﾞﾁｬｯ･･･
ﾊﾞﾀﾝｯ
侑「････････････」
──ｼｬｰｰｰｰｰｰ･･･
侑「････････････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
────
── これは侑ちゃんという名のあなたちゃんですね間違いない
ｼｬｰｰｰｰｰｰ･･････
エマ「ふふふ～ん♪ ふんふーん♪」
ｶﾞﾁｬｯ
エマ「きゃっ！！ びっくりした！！」
侑「エマさんごめん！ トイレ我慢出来なくて！」
ｶﾞﾀﾝｯ
侑「ふぅ･･････ 危なかった･･････」 ﾎｯ
ｼｬｱｱｱｱ･･･
エマ「だ、大丈夫？？」
侑「うん、エマさんがカギ閉めてなかったから助かったよ･･････」
ｶﾗｶﾗｯ
ｼﾞｬｰｰｰｰｰｰｰ･･･
侑「ごめんごめん、お見苦しいところを･･････」
エマ「うん、構わないよ」
侑「そうだ、エマさんシャワーの使い方大丈夫？？」
エマ「うん、大丈夫だよ」
侑「なんか温度調節にクセがあるみたいだったからさ･･････」
ｼｬｰｯ
エマ「きゃああ！」 ﾊﾞｯ
エマ「ちょっと！ カーテン開けないでよぉ！」
侑「ご、ごめんね･･････ むほほ」 ﾆﾔﾆﾔ
エマ「早く出て行って！」 ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
侑「じゃあ、ごゆっくり～」 ﾆｺﾆｺ
ﾊﾞﾀﾝｯ
エマ「もうっ！」
ｼｬｰｰｰｰｰｰ･･････
────
── わたしだったらいい感じに持っていって互いに背中流し合うけどなぁ 侑（めっちゃデカかった･･････） ﾄﾞｷﾄﾞｷ
侑（見るだけじゃなく、戯れてみたい･･････） ﾄﾞｷﾄﾞｷ
────
──
～隣の部屋～
果林「ん？ 隣騒がしいわね、エマと侑の部屋かしら？」
彼方「そうなんじゃない？」
果林「侑ってばみんなに騒ぐなとか言っといて自分が騒がしくしてるんじゃない」
彼方「まぁまぁ～」
果林「それなら他の部屋と行き来してもいいわよね」
彼方「まぁ、静かに遊んでいれば一般のお客さんにも迷惑にならないと思うよぉ～」
果林「あとでエマ連れてきて何かしましょうか」
彼方「さんせ～い」
────
── ～侑の部屋～
ｶﾞﾁｬｯ
エマ「ふぅ～･･････ 侑ちゃんお次どうぞ」
侑「あ、うん！」
エマ「えーと、ドライヤーはどこかな･･････」 ｷｮﾛｷｮﾛ
侑「ドライヤーならそこにあるよ」
エマ「ありがとう」
ﾌﾞｵｵｵｵｵｵ･･････
侑「････････････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
エマ「？？」
エマ「入らないの？」
侑「あ、うん！ 今から入る！」
ﾌﾞｵｵｵｵｵｵ･･････
侑「････････････」 ｶﾞｻｺﾞｿ
侑「じゃあ入るね」
エマ「はーい」
ﾊﾞﾀﾝｯ
ｼｬｰｰｰｰｰｰ･･････
────
──
侑（さてと･･････ このまま予定通りに行けば･･････） ﾑﾎﾎ
侑（とりあえず私も全身キレイに洗っておかないとね･･････）
侑（念入りに･･････）
ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ･･････
────
── ～1年の部屋～
かすみ「なんかつまらない！ 他の部屋にも行ってみたいよねぇ」 ﾆﾔﾆﾔ
しずく「かすみさん、自粛するように言われてるでしょ？」
かすみ「静かにしてたら分からないよぉ」
璃奈「また何かイタズラしようとしてるの？」
かすみ「ちょっとねぇ･･････ うぇひひ！」 ﾆｺﾆｺ
しずく「そういえば、侑さんが大浴場使えないって言ってたけど、一般のお客さんは普通に使えてるみたいじゃなかった？」
璃奈「うん、食事の部屋から帰ってくる時に、エレベーターで浴衣着てバスタオル持ってる人いたよ」
しずく「だよね、何なのかな？？」
かすみ「あとでそれも調べてみるぅ？？」 ﾆﾔﾆﾔ
────
── ～2年の部屋～
歩夢「愛ちゃん、何してるの？」
愛「日課のストレッチだよ」 ｸﾞｲｯ ｸﾞｲｯ･･･
歩夢「私もやってみようかな～」
せつ菜「････････････」 ｼﾞｰｯ
愛「せっつーはそのタブレット眺めて何してんの？」
せつ菜「あ、はい！ アニメを観ているんです！」
愛「そっか～」
歩夢「他の部屋のみんなは何してるんだろうね･･････」
愛「せっかくの合宿なんだからみんなで遊びたいよね～」
歩夢「侑ちゃん、何してるのかなぁ･･････」 ﾎﾞｿｯ
せつ菜「･･････」
────
── ～侑の部屋～
ｶﾞﾁｬｯ
ﾊﾞﾀﾝｯ
侑「ふう･･･ さっぱりした！」
エマ「あ、侑ちゃん、良かったらこのお茶飲んで？」
侑「あ、ありがとう。ちょっと先に髪乾かすよ」
エマ「うん」
ｶﾁｯ
ﾌﾞｵｵｵｵｵｵ･･････
侑「ふーんふん♪」
・
・
・
侑「よし、おしまい･･････」
侑「あ、お茶いただきますね」
エマ「どうぞ」 ﾆｺｯ
侑「んぐっ･･･ んぐっ･･･」 ｸﾞﾋﾞｯ
侑「ぷはぁ！」
侑「････････････」
侑「さて･･････ とくにする事もないし･･･ 寝る？？」
エマ「え？ もう寝るの？」
侑「うん、疲れてるでしょ？」
エマ「私はまだ眠くないかぁ」
侑「明日も朝から練習だし早く寝た方いいんじゃないかな」
エマ「それもそうだね･･･ ちょっとスイスの家族にメール送ってるところだから･･････」
侑「うん」
侑「私、こっちのベッド使わせてもらうね」
エマ「うん、いいよ」
ﾊﾞｻｯ
ﾓｿﾞﾓｿﾞｯ･･･
侑「････････････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ ・
・
・
エマ「さて、私も横になろーっと」
ﾊﾞｻｯ
ﾓｿﾞﾓｿﾞｯ
エマ「ふぅ･･････」
侑「････････････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
侑（よし･･･ エマさんが眠りに就いたら･･････） ﾊｧ ﾊｧ
────
──
～果林と彼方の部屋～
果林「さて、もう少ししたらエマを呼びに行きましょうか」
彼方「うん」
果林「エマが寝ちゃうといけないからLINEだけ送っておきましょうね」
果林「『もう少ししたらこっちの部屋に来ない？ 迎えに行くわね』･･････ っと！」 ﾎﾟﾁｯ
────
──
～侑の部屋～
エマ「･･････」
侑「････････････」
侑（エマさん･･･ スマホばかり見てさっぱり眠る気配ないな･･････） ｼﾞｰｯ
侑（早く眠って貰わないと揉んだり吸ったりできないよ･･････） ｲﾗｲﾗ
エマ「････････････」
侑「ふあああああっ･･････ むふぅ･･･」
侑（やば･･･ ねむ･･････） ｳﾄｳﾄ
────
──
ｺﾝｺﾝｯ･･･
エマ「！？」
エマ（果林ちゃんかな？？）
侑「すぴー･･･ すぴー･･････」 Zzz･･･
エマ（侑ちゃん眠ってるからいいよね･･････）
ｶﾞﾁｬｯ
エマ「はーい」 ﾆｺｯ
果林「侑は？？」
エマ「しーっ･･･ もう眠ってるの･･････」
果林「あら、それなら好都合ね･･･ じゃあ私の部屋に行きましょう」
エマ「侑ちゃんごめんね」
ﾊﾞﾀﾝｯ
侑「すぴー･･･ すぴー･･･」 Zzz･･･
侑「むにゃむにゃ･･･ エマさんのミルク･･････ むにゃむにゃ･･･」 Zzz･･･
────
── ～2年生の部屋～
歩夢「･･････」 ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
歩夢（侑ちゃん･･･ LINE送っても既読付かないなぁ･･･ 何してるんだろ） ﾓﾔｯ
せつ菜「････････････」 ｼﾞｰｯ
ｺﾝｺﾝｯ
愛「ん？ 誰だろ」
愛「はーい！」
ｶﾞﾁｬｯ
愛「果林？？ どうしたの？」
果林「侑がもう寝ちゃったみたいなのよ」
愛「ゆうゆ早いなぁ～」
果林「だからエマは今私の部屋に来てるわ」
愛「そうなんだ！ だったら私もりなりーと遊ぼうかな」 ﾆｺｯ
果林「でも一応静かにね」
愛「はーい！」
ﾊﾞﾀﾝｯ
歩夢「どうしたの？」
愛「ゆうゆがもう寝ちゃったんだって！」
せつ菜「！？」
愛「というわけで、私はりなりーのところ行ってくるね！」 ﾆｺｯ
歩夢「あ、うん」
ﾊﾞﾀﾝｯ
歩夢「侑ちゃん寝ちゃったんだ･･････」
────
── ～1年生の部屋～
ｺﾝｺﾝｯ
しずく「あれ？ 誰だろう」
かすみ「何だろうね･･････」
かすみ「はーい！」
ｶﾞﾁｬｯ
愛「りなりーいる？？」 ﾆｺｯ
かすみ「あ、愛せんぱい？？」
愛「お邪魔するよ～」 ﾆｺﾆｺ
ﾊﾞﾀﾝｯ
かすみ「部屋移動して大丈夫なんですかぁ？」
愛「実はね、果林の話だとゆうゆがもう寝ちゃったんだって！」
かすみ「そうなんですか！ だから出て来たというわけですね！」
愛「そういうこと～」 ﾆﾔﾆﾔ
かすみ「ぐっふっふ･･･ それなら遠慮なく遊べますねぇ･･････」
しずく「だ、ダメだよ？ 騒いじゃ･･････」
かすみ「しず子ぉ、探検に行こうかぁ」 ﾆﾔﾆﾔ
しずく「え？ 探検？？」
かすみ「とりあえず大浴場に行ってみて～、その他にも見てこようよぉ」
しずく「だ、大丈夫かなぁ･･････」
かすみ「なにも問題ないって～」
かすみ「りな子は？」
璃奈「私はここで愛さんと遊んでる」
愛「かすかすとしずく行ってら～」 ﾆｺﾆｺ
かすみ「よし！ いくよぉ～･･････」
しずく「う、うん･･････」
────
── ～3年生の部屋～
彼方「すや～･･･ すや～･･･」 Zzz･･･
果林「エマ、大変だったわね」 ﾆｺﾆｺ
エマ「うん」
果林「侑ってば、エマにエッチなことしたくて同室にしたのバレバレなのよね～」
エマ「あはは･･･ シャワー浴びてる時なんか急に入ってくるからビックリしちゃったよ～」
果林「侑に何かされた？」
エマ「んーん、大丈夫」
果林「じゃあ、彼方もぐっすり眠ってるし、始めちゃう？」
エマ「もう～、果林ちゃんってば～ 彼方ちゃん起きたらマズイよ？」
果林「あら、その方が興奮するじゃない？」 ﾆﾔｯ
彼方「すやぁ～ すやぁ～･･･」 Zzz･･･
果林「じゃ、始めるわよ？」 ｶﾞﾊﾞｯ
エマ「もう！ 果林ちゃんのエッチ！」
彼方「････････････」 ｼﾞｰｯ
────
──
～廊下～
ﾃｸ ﾃｸ ﾃｸ･･･
かすみ「多分･･･ ていうか間違いなく大浴場は開いてると思うよ」
しずく「なんで？」
かすみ「どうせ侑せんぱい、エマせんぱいに部屋でエッチなことしたいからみんなをそれぞれの部屋に閉じ込めて邪魔させない魂胆なんだと思うなぁ～」 ﾆﾔﾆﾔ
しずく「あはは･･････」
かすみ「まぁ、それも失敗したみたいだけどねぇ～」
しずく「どうかなぁ･･････ あはは」
かすみ「ほら！ 大浴場やってるじゃん！」
しずく「ほんとだ、工事なんかしてないね」
かすみ「せっかくだから入っていく？」
しずく「さっきシャワー浴びたよ？」
かすみ「いいじゃん！ ゆっくり浸かりたいでしょ？」
しずく「でも何も持って来てないよ？」
かすみ「ほら！ バスタオルとかはあそこで借りれるようだよ！」
しずく「うーん･･･ じゃあ、入ってみる？」
かすみ「よし！ 行ってみよう～」 ﾆｺﾆｺ
────
── 大浴場になにか仕掛けとかあるのかと思ったらただ軟禁させるための口実でしかなかったか ～1年生の部屋～
愛「ちょっと！ りなりー待ってよ･･････」
璃奈「いいでしょ？」
愛「いいけどさぁ、かすかす達帰ってくるかもよ？」
璃奈「多分大丈夫、かすみちゃんとしずくちゃんは大浴場でゆっくりしてくるような気がするから」
愛「そうとも限らないんじゃないかなぁ･･････」
璃奈「もう我慢できない･･････」
愛「ちょっと！ りなりー！」
ｶﾞﾊﾞｯ
────
──
～2年生の部屋～
歩夢「せつ菜ちゃん、寝ないの？」
せつ菜「私はタブレットでアニメ観てますので」
せつ菜「歩夢さんこそ寝なくて大丈夫なんですか？」
歩夢「うん、私は平気」
せつ菜「のど乾いたので自販機コーナーから飲み物買ってきますね」 ｽｸｯ
歩夢「あ、うん！ 行ってらっしゃい」
ﾊﾞﾀﾝｯ
歩夢「･･････」
────
── ～侑の部屋～
侑「すぴ～･･･ すぴ～･･･」 Zzz･･････
侑「むにゃむにゃ･･･ ここがおっぱいランドか･･････」 Zzz･･･
ﾓｿﾞｯ
ﾓｿﾞﾓｿﾞｯ･･･
侑「んんっ･･････ むにゃむにゃ･･････」 Zzz･･･
────
──
ﾃｸ ﾃｸ ﾃｸ･･･
歩夢（ここが侑ちゃんの部屋だよね･･････）
歩夢（さっきの話からすると、多分1人で寝てるはず･･････）
ｶﾞﾁｬｯ
歩夢「！？」
歩夢（あ、カギ開いてる！）
歩夢「････････････」 ｿﾛｰﾘ
歩夢「お邪魔しまーす･･････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
歩夢「侑ちゃん？？ 寝てるかな？？」
────
── ～大浴場～
かすみ「うわぁ～ 広いねぇ～！」
しずく「キレイだし凄いね」
かすみ「しかもこの時間だから他のお客さんも居なくて貸切状態だよ～」
しずく「こんな大きなお風呂が貸切状態だなんて贅沢だよ」
かすみ「さてさて、入ろっか！」
しずく「うん」
ｼﾞｬﾌﾞﾝｯ
かすみ「あ～･･･ 極楽極楽･･････」 ﾌｩ
しずく「湯温も丁度いいね～」
かすみ「ねぇ、しず子ぉ～」
しずく「かすみさん、なに？」
かすみ「ちょっとこっち来てみて？」
しずく「なんで？」 ｼﾞｬﾌﾞｯ
かすみ「私に寄り掛かってみて？」
しずく「え？ こう？？ 恥ずかしいよ･･････」
かすみ「いいからいいから･･････」
ｷﾞｭｯ
しずく「きゃあ！」 ﾋﾞｸｯ
かすみ「しず子柔らかい･･････」
しずく「ちょっと！ かすみさん！」
かすみ「しず子、おっぱい触ってみてもいい？？」
しずく「だ、ダメに決まってるでしょ！！」
かすみ「いいじゃん！」 ﾓﾐｯ
しずく「やぁあっ」 ﾋﾞｸｯ
かすみ「しず子･･･ 私より大きいよね･･････」 ﾓﾐﾓﾐ･･･
しずく「んっ･･････ やめてよぉ･･････」
かすみ「柔らかい･･････」 ﾓﾐﾓﾐ･･･
しずく「だ、だめだって･･････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
かすみ「ねぇしず子･･･ 私しず子とエッチしたい」
しずく「な、何言ってんの！」
かすみ「多分みんな今頃してるよ？」
しずく「だからって･･･ でも･･････ 怖いよ･･････」
かすみ「私も始めてだもん･･････ いいでしょ？」
しずく「こ、こんなところでするの？？」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
かすみ「もう我慢できないよ･･･ しず子･･････」
しずく「だ、だめ･･････ ああっ･･････」
────
── ～3年生の部屋～
エマ「あっ･･･ あっ･･･」 ﾋﾞｸﾝｯ
ｷﾞｼ･･･ ｷﾞｼ･･･ ｷﾞｼ･･･
果林「どう？ エマ･･･ 気持ちいいかしら？」
エマ「うん･･･ 気持ちいい･･････」 ﾊｧ ﾊｧ
果林「じゃあ今度は･･････」 ﾆｭﾌﾟｯ･･･
エマ「あああっ！」 ﾋﾞｸﾝｯ
果林「大きな喘ぎ声出すと彼方が起きるわよぉ？」 ｳﾌﾌ
エマ「もう～ 無理だよぉ･･････」 ﾊｧ ﾊｧ･･･
彼方「････････････」 ｼﾞｰｯ
────
──
愛「ああっ！ りなりー･･････ それ･･･ やばい」 ﾋﾞｸｯ
璃奈「気持ちいい？」
愛「うん･･････ 溶けそう･･････」 ﾊｧ ﾊｧ
璃奈「もっと気持ちよくしてあげる･･･」 ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ･･･
愛「あんっ！ はああっ･･････」 ﾋﾞｸﾝｯ
愛「りなりー･･･ こんなんじゃ明日動けなくなっちゃうよぉ･･････」 ﾊｧ ﾊｧ
璃奈「愛さんなら大丈夫」
愛「さすがの愛さんでも無理だよぉ･･････ 気持ち良すぎるよぉ･･････ ああっ！ はんっ！」
────
── ～侑の部屋～
侑「すぴ～･･･ すぴ～･･･」 Zzz･･･
歩夢「ゆ、侑ちゃん？？ 眠ってるの？」
歩夢「････････････」 ｺﾞｸﾘ
歩夢「侑ちゃんってば･･･ エマさんにエッチなことしようとしてたんでしょ･･････」
歩夢「もうっ、エッチなことなら私がさせてあげてもいいのになぁ･･････」 ﾊｧｯ
歩夢「････････････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
歩夢「･･････侑ちゃん？？ 添い寝してみてもいいよね？」
侑「すぴ～･･･ すぴ～･･･」 Zzz･･･
歩夢（えいっ！ やっちゃえ！）
ﾊﾞｻｯ
歩夢「えっ！？」 ﾋﾞｸｯ
せつ菜「････････････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
せつ菜「あ、歩夢さん･･････」
歩夢「な、なんでせつ菜ちゃんが侑ちゃんのベッドに潜ってるの？？」 ﾜﾅﾜﾅ
歩夢「さっき飲み物買いに行くって･･････」
せつ菜「の、飲み物はもう買いました･･････」
歩夢「じゃあなんでここに？？」
せつ菜「･･････ えーと･･･ な、なんででしょう･･･」 ｵﾛｵﾛ せつ菜「あ、そうです！ 急に眠くなったもんで･･･ 部屋を間違えてしまったみたいですね･･････」
歩夢「そんなわけないよね･･････」
せつ菜「た、たまにありますよ･･･ こういうことも･･････」
歩夢「まさかとは思うけど･･･ 侑ちゃんにエッチなことするつもりだったの？？」
せつ菜「ま、まさか！」 ﾋﾞｸｯ
侑「すぴ～･･･ すぴ～･･･」 Zzz･･･
せつ菜「････････････」
歩夢「････････････」
せつ菜「歩夢さんこそ･･････ 何してるんですか？？」
歩夢「そ、それは･･････」 ﾋﾞｸｯ
せつ菜「何も用事は無いのですか？」
歩夢「あ･･････うん･･････ 無いと言えば無いし･･････ あると言えば･･････あるかも･･････」
せつ菜「歩夢さん･･･ 部屋、戻りましょうか･･････」
歩夢「そ、そうだね･･････」
────
── ものすごい修羅場だ
歩夢に後ろめたさがあって助かったなせっつー ～2年生の部屋～
ﾊﾞﾀﾝｯ
せつ菜「さて、明日も朝から練習ですし寝ましょうか」
歩夢「そうだね･･････」
歩夢「！？」
歩夢「ん？ こっちは･･･ 果林さん達の部屋だっけ･･････」
ｷﾞｼ･･･ ｷﾞｼ･･･
ﾐｼｯ･･･ ﾐｼｯ･･･
せつ菜「な、何の音でしょう･･････」
歩夢「な、なんだろうね･･････」
せつ菜「！？」
せつ菜「こ、こっちは1年生達の部屋でしたっけ？？」
──ｱﾝｯ ｱﾝｯ ｱﾝｯ･･･
ｷﾞｼｷﾞｼｷﾞｼｷﾞｼ･･････
せつ菜「あ、愛さんの声のように聞こえるのは気のせいでしょうか･･････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
歩夢「さ、さぁ･･････」
せつ菜「さて･･･ 寝ましょう･･････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
ﾓｿﾞﾓｿﾞｯ
歩夢「わ、私も･･････」
ﾓｿﾞﾓｿﾞｯ
せつ菜「････････････」
歩夢「････････････」
歩夢「せつ菜ちゃん･･････」
せつ菜「はい･･･」
歩夢「抜け駆けは無しだよ？」
せつ菜「は、はい･･････」
せつ菜「それにしても･･････ 両隣の音が気になって眠れませんね･･････」
歩夢「うん･･････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
────
── ～大浴場～
しずく「あっ･･･ ああ･･････」
かすみ「しず子気持ちいい？？」
しずく「う、うん･･････」
しずく「ねぇ･･･ 誰か来ちゃうよ･･････」
かすみ「大丈夫だよ･･････」
ｸﾁｭｸﾁｭ･･･
しずく「んああっ･･･」 ﾋﾞｸｯ
しずく「な、なんで･･･ かすみさん･･････ こんなエッチなこと知ってるの？？」 ﾊｧ ﾊｧ ﾊｧ･･･
かすみ「し、しず子と･･･ いつかエッチなことしたかったから･･････ 色々と勉強してたんだよ･･････」
しずく「んっ･･･ はぁっ･･････」
かすみ「････････････」 ﾚﾛﾚﾛ･･･
しずく「んんんっ･･････」 ﾋﾞｸﾝｯ
かすみ「はぁ･･･ はぁ･･････ お風呂、熱いね･･････」
しずく「う、うん･･････」 ﾊｧ ﾊｧ
かすみ「でも、今戻ったらりな子と愛せんぱい･･･ セックスしてると思うから戻れないよ･･････」
しずく「え？」
かすみ「しず子知らないの？ りな子と愛せんぱい、かなり前からしてるよ？」
しずく「そ、そうなんだ･･････」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
かすみ「だから･･･ 私もしず子としたかったんだ･･････」
しずく「もう･･････ かすみさんったら･･････」
ｶﾞﾁｬﾝｯ･･･
かすみ「！？」
しずく「！？」
かすみ「誰か来た･･････ 一般のお客さんかな･･････」
しずく「とりあえず出ようか･･････」
かすみ「そうだね･･････」
────
── ～翌朝～
ﾁｭﾝﾁｭﾝ･･･
侑「んっ･･････ 朝か･･････」 ﾎﾞｰｯ
侑「はっ！？」
侑「私･･･ うっかり寝ちゃったんだ･･････」 ｶﾞｸｯ
侑「あれ？ エマさんいない？？」 ｷｮﾛｷｮﾛ
侑「おかしいな･･････」
ｶﾞﾁｬｯ
エマ「あ、侑ちゃんおはよう」 ﾆｺｯ
侑「エマさん！」
エマ「果林ちゃんの部屋でお話してたらそのまま寝ちゃった！」 ﾃｶﾃｶ
侑「そ、そうだったんだ･･････」 ｼｭﾝ
エマ「それより侑ちゃん、なんで裸なの？？」
侑「！？」
侑「あれ？ ホントだ！ 何で？？ 私、自分で脱いだ記憶はないけど･･････」 ｳｰﾝ
侑「とりあえず、着替えたら朝食食べに行こうか」
エマ「昨日の夕食と同じ部屋だよね？」
侑「うん」
────
── せつ菜が脱がしたのか
エマさん侑ちゃんがスケベなの知ってて普通に接するのすごいわ ～朝食会場～
侑「全員揃ったね」
侑「朝食食べたら11時頃まで練習して、あとはバスに乗って帰るのでよろしくお願いします」
一同「はーい」
一同「いただきまーす」
彼方「ううっ･･････」 ｹﾞｯｿﾘ
果林「お味噌汁美味しいわね」 ﾃｶﾃｶ
エマ「このパンも美味しい！」 ﾃｶﾃｶ
愛「とにかく食べて体力付けないと練習出来ないよぉ」 ﾃｶﾃｶ
璃奈「はむっ･･･ はむっ･･･ もぐもぐ･･･」 ﾃｶﾃｶ
かすみ「なかなか美味しいですねぇ～」 ﾃｶﾃｶ
しずく「ホテルの朝食の和食は格別に美味しく感じるよね」 ﾃｶﾃｶ
せつ菜「ううっ･･･ 一睡も出来ませんでした･･･」 ｹﾞｯｿﾘ
歩夢「せつ菜ちゃん大丈夫？？」 ｱﾊﾊ
侑「なんか妙に健康的な人とやつれてる人といるねぇ･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ
侑（はぁ･･･ 今度こそエマさんのおっぱい揉めるように作戦練り直さないとなぁ･･････） ﾓｸﾞﾓｸﾞ
────
── 一同「ごちそうさまでした！」
侑「じゃあ、着替えたら荷物まとめてロビーに集合ね」
一同「はーい」
侑「エマさん、部屋戻りましょう」
エマ「うん！」
────
──
～おしまい～ エマさんのおっぱい揉めるまで続けてくれ
他キャラのイチャイチャもまた頼む 乙
侑の思惑を把握してる上で黙ってるエマちゃんは天使か悪魔か 自分の部屋で寝ようとしてただけなのにゲッソリしてる彼方ちゃんが一番の被害者なのでは… >>61
果林「あとでエマ連れてきて何かしましょうか」
彼方「さんせ～い」
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