侑「スンスン…くっさ!」
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─放課後─
侑「今日もみんなお疲れ様でした!」
「「「お疲れ様でした!」」」
ワイワイガヤガヤ
歩夢「侑ちゃん、帰りにどこか寄り道しない?」
侑「ごめん、学校に出す書類作ってしまいたいから今日は先に帰ってて」
歩夢「そっかぁ…」シュン
彼方「侑ちゃんまた明日ね〜」
侑「彼方さんさようなら〜」 シーン──
侑「さっきまで騒がしかったのに急に静かになるとちょっと寂しいなぁ」
侑「とりあえず書類作らなきゃ、えっと確かカバンの中に…」ゴソゴソ
ピラッ
侑「あっ落としちゃった…よいしょっと」
侑「ん?」
侑「体操服だ…誰のだろう?」 侑「畳まれてビニール袋に入ってるからわかんないなぁ」
侑「誰かの忘れ物…?なら連絡すればまだ間に合うかも」
侑「とりあえず袋を開けて…」
ツーン
侑「うっ!?」
侑(ちょっと放置された汗の臭いだ、今日は確かに暑かったけど…)
侑「ちょっとキくねぇこれは…」
侑「えーと名前は…」
誰の体操服か↓5レス分で多数決 侑「名前は…上原って書いてある」
侑「って歩夢!?」
侑(歩夢の体操服からこんな臭いが!?そんなまさか…)
侑「落ち着こう、歩夢の体操服なら歩夢の家の洗濯物の匂いがするはず…」
侑「スンスン…くっさ!」
ガララ
侑「!?」バッ
歩夢「侑ちゃん…!?」 侑(まずいまずいまずい)
侑(歩夢から見たら自分の体操服を嗅いでる変態だよ!)
侑(いくら幼馴染とはいえこれは幻滅される…!)
歩夢「体操服忘れて取りに来たんだけど…それ私の体操服だよね?」
侑「これはその〜誰かが忘れたのを見つけて連絡しようとして…」
歩夢「だったらどうして顔をうずめてたの?」
侑(うずめる程には嗅いでないよ!歩夢の中でフィルターが入ってる!)
侑「えっと…その…」 歩夢「侑ちゃんが私を先に帰らせたのもこの為だったのかな?」
侑「いや!それは本当で!」アタフタ
歩夢「自分の気持ちにウソをつかなくてもいいんだよ?」
侑「へ?」
歩夢「ちょっと体操服借りるね?」
歩夢「体育は午前中だったからやっぱりこの時間になるとニオっちゃうよね…」
侑「そ、そんな気にするほどでもないよ…?」
歩夢「くっさ♡」
侑「っ!」 歩夢「廊下まで聞こえてたよ、侑ちゃんの声」
侑「あ、歩夢…」
歩夢「私も正直クサいとは思うし怒ってないよ?」
歩夢「でも侑ちゃんには正直になってほしいんだぁ」
侑「歩夢…?」
歩夢「たとえばこのくっさ〜い体操服を…」
歩夢「えいっ」 侑「!?」バサッ
侑「ムググ!?」(体操服で顔を覆われてる!?)
侑(くさい!息をする度にさっきよりも濃い汗の臭いがダイレクトに来る!)
侑(ダメだ、脳まで歩夢の汗の臭いに侵される…!)
歩夢「ほら、侑ちゃんの好きな汗の臭いだよ?」
侑(汗のキツい臭いと僅かに漂うフェロモンで頭がクラクラする!) 歩夢「そろそろかな」
侑「はぁっ…はぁっ…」ゼーハー
侑「歩夢…もうやめ…!?」
歩夢「もう一回だよ♪」バサッ
侑「んー!」
歩夢(まともに息が出来ない危険信号は脳内麻薬を分泌させる)
歩夢(息が出来ない侑ちゃんは臭い体操服のフィルターを通して息をしてる)
歩夢(これを繰り返すと)
歩夢「侑ちゃんは私の汗の臭いで脳内麻薬がドバドバ出るようになっちゃうね♡」 歩夢「ほら侑ちゃん、新鮮な空気だよ」
侑「はあっ…はぁっ…」
侑(やっと吸えた新鮮な空気…なのに…)
歩夢(さっきまでは思わず口に出すほど臭いと思ってた体操服なのに)
侑・歩夢(臭いが恋しくてたまらない) 相性がいい人の匂いは臭くてもいい匂いに感じるからね >>7
>>10
ゆうしず厨さん無様すぎて草だよ〜 >>25
汗だくエッチしてその匂いでまた興奮する永久機関の完成か @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞ハッピーエンドだね♡ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています