かすみ「せつ菜先輩っ♡せつ菜先輩っ♡♡」パンパン せつ菜「んっ///」
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 ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`'ー '´
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从c˘> ᴗ <˘ せつ菜「か、かすみさんっ…///私もうっ」
かすみ「は?ダメですよぉ、かすみんより先にイっちゃ」
せつ菜「うぅっ…///でもっ、奥にっ……当たって///」ビクン
かすみ「ふふん、かすみんのはそんなに気持ちいんですかぁ?」パンパン
かすみ「でへへ……///」
しずく「かすみさん…なにニヤニヤしてるの?」
かすみ「どわぁぁっ!?」ガッシャン
しずく「すごく口元が緩んでたよ?」 かすみ「は、はぁ!?別に何でもないしっ…///」アセアセ
しずく「ふーん…」
かすみ「そんな事より何でうちのクラスにいんのさ!」
しずく「ここ帰り道だから。かすみさん何してるかなって思っただけだよ」
かすみ「帰り道?……あー、彼方先輩?」
しずく「あ、うん」
かすみ「ほんと健気だよねぇしず子って。毎朝お弁当手作りするとか」
しずく「彼方さん、妹さんのお世話で忙しいから…少しでも助けになりたいなって」 かすみ「あっそ…」
しずく「…かすみさん、せつ菜と最近仲悪いの?」
かすみ「ぅえ!?な、なんで!?」
しずく「いや何となく…?」
かすみ「なにそれ、焦っちゃったじゃん」
しずく「でも反応から見るに本当っぽいよね」
かすみ「………しず子のアホ!」
しずく「私で良かったら相談のるよ?」 かすみ「…んじゃ聞くけどさ、しず子は彼方先輩ともうそういう事したことある?」
しずく「そういうこと?」
かすみ「ぅ、だからその……え、えっ……」
しずく「ん?」
かすみ「……なんでもない…」
しずく「あ、そういうことってエッチなこと?」
かすみ「っ……///」
しずく「ふふ、かすみさんって可愛いよね」
かすみ「う、うるさいな!」 しずく「したことあるよ」
かすみ「だ、だよね。んじゃあさ…どういう感じでするの?」
しずく「え?どういう感じって…」
かすみ「凄いこと聞いてるのはわかってるから!!嫌だったら答えたくていいしっ」
しずく「いや、別にいいよ。びっくりしただけ」
かすみ「…しず子って可愛い顔してあっさりしてるよね」
しずく「そうかな…?えっと、大抵は彼方さんのお家でするよ」
かすみ「大抵はって…しず子の家は鎌倉なんだし無理でしょ?それ以外ってなに?」
しずく「あー…ほ、ホテルとか」 かすみ「ホテル!?」
しずく「ちょっとかすみさん!声っ」
かすみ「あ、ごめん…でもホテルって、お金かかるじゃん。おかしくない?彼方先輩バイトもしてんのに」
しずく「…ま、まぁそれは私が出したり、色々ね」
かすみ「嘘でしょ。目泳ぎすぎだし」
しずく「う……そんなことないよ?」
かすみ「そもそもホテルって制服で行けないじゃん?着替えて行くってこと?学校で私服のしず子見たことないけど」
しずく「………」メソラシ
かすみ「誰にも言わないから、教えてよ」
しずく「……学校…とか」 かすみ「は!?!?がっこ…もがっ」
しずく「かすみさん!」ギュッ
かすみ「い、いやいやいや……マジ?」
しずく「違うもん!毎回そうじゃないから…!」
かすみ「毎回…??1回じゃないんだ…あはは…」
しずく「……はぁ、言わなきゃよかった…」
かすみ「ごめん…取り乱した。びっくりしただけ。しず子が私よりも遥か先に行っててさ…」
しずく「私から言い出したんじゃないよ!?」
かすみ「マジか…彼方先輩もあんな感じなのに、やることはやってるんだ…」 しずく「私が悪いんだよ、彼方さんに流されちゃったから…」
かすみ「なんだろ、ザ・清純って感じの同級生と特待生の先輩が学校でヤってるってさ、新聞部の一大スクープになりそうだよね」
しずく「……かすみさん?」ニコ
かすみ「いや言わないよ!?だけど正直、いいなぁって思った」
しずく「それってせつ菜さんと関係ある?」
かすみ「……ん。最近、してないから」
しずく「うーん…そっか」 かすみ「わかってるんだよ、こんな事をしず子に言っても困らせるだけだって…」
しずく「確かに私はその…受け側だし、そういうアドバイスはできないけど」
しずく「でも気持ちならわかるよ、だって同じ女の子だもん」
かすみ「うっ…しず子ぉ……」ウルウル
しずく「だから諦めちゃダメだよかすみさん!彼方さんに聞いてみたらその、具体的な事はわかるんじゃないかな?」
かすみ「彼方先輩か…わかった。今日同好会あるし聞いてみる」 〜放課後〜
かすみ「…ってことで、かすみんと秘密のお話をしませんかぁ?」
彼方「あ、大体のことはしずくちゃんから聞いたよ〜」
かすみ「え、早っ…まぁそれなら話は早いんですけど」
彼方「うんうん」
かすみ「その…レスなんですよ。最近。誘ってもはぐらかされるっていうか…」
彼方「あららー。はぐらかされるってどういう風に?」
かすみ「え?うーん…生理とか?でもそれは仕方ないと思ってます。月の半分以上もお腹痛いなんて大変じゃないですか」
彼方「ん?……長くない?」 かすみ「へ?何がですか?」
彼方「月のモノって1週間くらいじゃない?個人差あるみたいだけど」
かすみ「むっ…知ってますよそのくらい!でも2回あるんだし、合計したら月の半分くらいじゃないですか」
彼方「は?」
かすみ「は?」
彼方「あぁ…今、彼方ちゃんは全てを理解したんだぜ……悲しい現実を」
かすみ「ぅ…もったいぶってないで教えてくださいよ!」
彼方「月1回だよ、生理って」
かすみ「……!?!?」 彼方「せつ菜ちゃんがそれを知らないはずないし、というか間違えるわけないよ?」
彼方「つまりはかすみちゃんの誘いを断る口実に使われてるだけなんだぜ〜」
かすみ「ほへ……」ポカーン
彼方「というか保険の時間に習う内容…彼方ちゃんはかすみちゃんの進級も心配になってきたよぉ」
かすみ「あっ……あ…」プルプル
彼方「中学の頃からさ、女の子ってプール休みがちになるでしょ?あれって本当に生理なのは半分くらいらしいよ〜」
彼方「休みたいけど理由考えるのも面倒くさい時の、裏技というやつなんだって遥ちゃんから聞いたなぁ」
かすみ「………もう帰ります」 彼方「ちょっとちょっと…!待って待ってぇ」グイッ
かすみ「話してください彼方先輩…!しばらく旅に出るからほっといてくださいっ!」ウルウル
彼方「かすみちゃんを泣かした上に1人で帰したらしずくちゃんに何て言われるか…あうぅ〜彼方ちゃんを助けてよぉ〜!」ジタバタ
かすみ「なんでアドバイスされに来てるのに、こっちが助けなきゃいけないんですか!?」
愛「おーっす…ってあれ?2人だけで何してんのさ」
かすみ「コレ見てわかんないんですか!?羽交い締めにされてるんですけど!」
愛「マジか…カナちゃんとかすかすってそういう趣味あるんだ」 かすみ「かすみんです!って、そんなわけないじゃないですかっ///」
彼方「かすみち゛ゃーん…帰らないでぇ…」ベタベタ
かすみ「もぉっっ!帰らないから離れてくださいよぉ!」
愛「そっかそっか…まあ愛さんもさ、実はちょっと興味あるんだよね」グイッ
かすみ「え…え??」
愛「かすみんってさ …可愛い顔してるもんね〜。どんな風に鳴くのかな?愛さん知りたいなぁ」
かすみ「ちょっ…冗談ですよね?ね、愛先輩…?」
愛「ほらほら♡早く脱いで〜」カチャカチャ
かすみ「ひぅ…!?や、やだ…!!」 愛「またまたぁ、カナちゃんにだけ触らせるなんてずるいぞ〜」サワッ
かすみ「愛先輩…!本当にやめてくださっ」
愛「ん?どしたん?」シコシコ
かすみ「んん…っ///」ブル
愛「ははっ…え、もう勃ってきてんじゃんw」
かすみ「はっ……はぁっ…///」
愛「感度がいいの羨ましいな〜。愛さんなんて毎回りなりーにフェラしてもらわないとたたないからさ〜」
彼方「毎回とは…璃奈ちゃん大変そう」
愛「別に上手さとかは求めてないよ?こう、小さい口で咥えてくれてるの見るだけで結構くるんだよね」
彼方「まぁそれは彼方ちゃんもわかりみがあるぜ」 今これちんこ生えてる愛さんがかすかすちんぽシコシコして勃たせてあげてるの?
エッッッッ 愛「へぇ〜カナちゃんも毎回させてるん?」
彼方「愛ちゃんと一緒にしないでよ〜。彼方ちゃんは自分からしてなんて滅多に言わないもんね」
愛「え、向こうから言ってくるってこと?」
彼方「うーんまぁそういうことかな〜。でも結構辛いよ?本番する前に出しちゃうと体力がね〜」
愛「えーいいな〜。しずく上手そうだしなぁ。愛さんもお願いしてみよっかなー?」
彼方「ん?それは流石の彼方ちゃんもおこおこのプンプンなんだぜ〜」
愛「うそうそごめんってw」
かすみ「…………」 愛「あ、ごめんね放置プレイしちゃってさ。かすかすはせっつーにどうしてもらってるん?」
愛「いやこの感じだとキスだけで勃っちゃうかwじゃあさ、その後はいつもどんな感じ?」
かすみ「いつも……」
せつ菜『ぁっ…//かすみさんっ…』ギュゥ
かすみ『せつ菜せんぱ…う、動かないでくださ』
せつ菜『んんんっ…///』グッ
かすみ『う、あ……』ピュッピュ
せつ菜『……??かすみさん…?』
かすみ『あの…1回抜きますね……』
かすみ「………」
愛「いやぁほんと、かすかすのは小さくてかーわいなぁ♡」チョンチョン
かすみ「ふぐっ…ぐす」ウルウル
彼方「あ、愛ちゃん!?おふざけが過ぎるよ〜」
愛「ん?あれ?泣いて……あちゃー」 彼方ちゃんに後ろからはがいじめにされて愛さんに前からおちんちんいじられたら3秒で出るわ 二人ともわからせてやれ
ついでにりなりーしずくちゃんも寝取ってしまえ かすみ「もうやだ……せつ菜せんぱ…」クスン
愛「えーとその…ほんっとごめん!調子乗りすぎた!それに愛さんそういう趣味とかないし!?」
かすみ「んっ……ふぇ…ぅぅ…」ポロポロ
愛「えーー…ずる、その顔かわい…なんだろ、カリンの気持ちがわかった気がする…」
彼方「おいおい〜」
ガラッ
璃奈「…愛さん?」
彼方「あ」
愛「り、りなりー!?」
璃奈「それに彼方さん、かすみちゃ……ん?」ピタ
愛「違う!これは話すと色々あってさ!?とりあえず誤解だから誤解!」 彼方「そ、そうだよ!?半裸で泣きじゃくってるかすみちゃんがいるからって、やましい事なんてしてないよ…!」
愛「カナちゃんは一旦黙っとこうか!?」
璃奈「かすみちゃん…大丈夫?」トコトコ
かすみ「近寄らないで…恥ずかしい、から……」
璃奈「ご、ごめん」
彼方「私も謝るよ…ごめんよかすみちゃん」
愛「……うん、ごめんなさい」
かすみ「もうほっといて下さい…今日はもう帰ります…」フラフラ
ガチャ バタン
璃奈「…愛さん、最低」
愛「な、なんのこと?」 璃奈「いくら相手が同好会メンバーだからって、ペラペラ話すとは思わなかった」
愛「…ん?どゆこと?」
璃奈「それにあれじゃかすみちゃんが可哀想、何のアドバイスにもなってない、ただ追い詰めただけ」
彼方「あっ…(察し)」
愛「ま、まさかりなりー…」
璃奈「1ヶ月」
愛「え?」
璃奈「1ヶ月、友達でいよっか」
愛「っぐ……!?!?」バタ
彼方「あのー…璃奈ちゃん、この部屋って防音じゃない?まさかとは思うけど〜…」
璃奈「盗聴器は当たり前。愛さん、チャラいから。ちゃんと見てないと」
彼方「あ、あはは……だよね〜…こわ…」 〜自宅〜
かすみ「うぐっ…えぐ……」
かすみ「愛先輩のばかばーか!彼方先輩も面白がって止めないし…」
愛『いやぁほんと、かすかすのは小さくてかーわいなぁ♡』
かすみ「やっぱ……小さいよね…私の…」チラ
かすみ「すぐいっちゃうし…我慢できないし…」
かすみ「だからせつ菜先輩、愛想尽かしちゃったのかな……」
愛『愛さんなんて毎回りなりーにフェラしてもらわないとたたないからさ〜』
彼方『愛ちゃんと一緒にしないでよ〜。彼方ちゃんは自分からしてなんて滅多に言わないもんね』
かすみ(私は口でしてもらった事なんてない……しず子もりな子も、私より大人なんだなぁ…)
かすみ「はぁ……虚しくなってきた…」 ピロン♪
かすみ「ん……だれ…?」
しずく< 大丈夫?色々あったって、璃奈さんから聞いたよ
かすみ「しず子か……」
かすみ< 愛先輩にいつも通りからかわれただけ。別に気にしてない
しずく< 彼方さんのことごめんね。悪気は無かったみたいなんだけど、私からも謝らせて
かすみ< ほんとにもういいってば
しずく< 上手く言えないけど…人と比べる必要なんて、ないと思うよ
かすみ(そんなのわかってる……わかってるのに、色々考えちゃうんだもん…)
かすみ(明日の学校行きたくないな…まぁ、小テストあるから休めないんだけど)
かすみ(せつ菜先輩からLINE返ってこない。今日も忙しいのかな…) 〜翌日〜
かすみ「あーねむ…ふわぁぁ…」
先生「中須、珍しく朝練か!?偉いぞ」
かすみ「え?いやもうすぐ予鈴じゃ…ぅぇ!?1時間早いじゃん!!」
かすみ「はー最悪……テスト勉強ついでに部室に着替え置いてから教室いこ」
スタスタ
かすみ「ん?あれ?鍵あいて…」
??「あぁぁっん♡はげしっ…♡♡♡」
??「ふふっ、このくらいでバテちゃダメよ」パンパンパン
かすみ「」 果林さんのデカチン見たらかすみんショック死しちゃうだろ かすみ「……は?いやいやいや…」
かすみ(今何時だっけ?朝の7時だよね?)
かすみ(あ、聞き間違えかな……蕎麦打ち同好会とか隣にできた?)
かすみ(それか手を叩く音…誰か朝練してるとか……いやぁみんな真面目だな〜…)
??「そこ…♡♡いい、ですぅ…///もっと突いてくださ…ぁっ♡」
??「そろそろ疲れてきたから上にのってくれる?ほら、好きなだけ腰振りなさい」
??「はぁぁっ…♡こうして朝から果林様と肌を重ねられるなんて、夢のようですぅ♡♡♡」
かすみ(やっぱダメだ……おかしいよこの同好会……) 果林「あー……もうそろそろ、かも」
姫乃「出ちゃいますか…?♡うふふ……///いっぱい出してくださいねっ…♡♡」パンパン
果林「…待って、口に出すわ」
姫乃「へっ…なんでですか…?いつもは生でしてるから外ですけど、今日はゴムつけてるじゃないですか…♡」
果林「そうだけど…」
姫乃「あはっ…♡♡だからたっくさん出してくださいね…///」
果林「はぁ……だってあなた、針で穴開けてるでしょ」
姫乃「………」ニコ
かすみ「………」ガクブル コンドームに穴より生でして外に出す方がずっと危ないよ果林さま 姫乃「……ッチ…」
果林「あなたねぇ、私の事好きなのはわかるけどそういう卑怯なのはダメよ」
姫乃「……いいじゃないですか…それくらい…」
果林「大学生ならまだしも高校生に子どもできたら大変よ?私は責任取らないし」
姫乃「ふふっ♡エマさんとする時はちゃんと避妊する果林様がそんな事言うんですね♡」
果林「全部わかってて私に抱かれてるくせに、生意気ね」
姫乃「当たり前じゃないですか……果林様が他のファンを食い荒らしてることも、私を都合のいい性処理として使ってることも、それも含めて大好きなんですから…♡」ギュゥ
果林「…いい子ね。ほら、あげるから口開けなさい」
姫乃「果林様っ……///その見下したようなお顔も素敵ですっ……♡♡♡」
かすみ「は、はは……もうわけわかんな…」
せつ菜「かすみさん…?扉の前で何してるんですか?」 >>61
果林様クラスになると射精タイミングはおろか先走り汁のON/OFFも自由自在だから かすみ「っ…!?!?」ビク
せつ菜「あ、えっと……おはようございます」ペコ
かすみ(え?この最悪のタイミングで朝練しに来たんですか…!?)
せつ菜「あの…入らないんですか?」
かすみ「だ、ダメですっっ!この先にはクソ田舎のド底辺高校の日常みたいな世界が広がってるので!!!」バッ
せつ菜「はい……???」
かすみ「そ、それよりせつ菜先輩……久しぶり、ですね…」
せつ菜「あ…そう、ですね……ごめんなさい、あまり返事を返せなくて」
かすみ「それは仕方ないですよ…気にしてませんし」
姫乃「あっ♡あっ♡あっ♡あぁぁっんん♡♡♡」
かすみ(こいつら部室でやってる自覚あるんですか!?) クソしょうもないエロSSかと思ったら切ない話だった せつ菜「えっ…?誰か中にいるんですか?」
かすみ「み、みたいですね!!なんか忙しそうなのでかすみん今から屋上で練習しようと思ってたんですよ〜!良かったら一緒に…」
せつ菜「あの、私はただ忘れ物を取りにきただけで」
かすみ「………」
ガチャ
果林「は〜疲れた……って2人とも、こんなところで何してるの?」
かすみ「いやこっちの台詞なんですけど…っ!」
せつ菜「果林さん?おはようございます、早くから練習ですか?」
姫乃「ふぅ……あら?同好会の皆様、お久しぶりです。ごきげんよう」ニコ
かすみ(この女、さっきまであんなことしてたのに平然とした顔してやがりますね…)ヒキツリ
せつ菜「姫乃さんまで…!もしかして合同朝練ですか!?参加したかったです…」 果林「んー…まあそうね、朝練といえばそうなのかもしれないわ」
姫乃「お邪魔してしまってすみません。実はお忍びで来ていましたので、どうか内密にお願いしますね♡特にスイ…いえ、何でもありませんわ」ニコニコ
せつ菜「わかりました!」
姫乃「それでは私はこれで…果林さん、また会いましょう♡」スタスタ
果林「それにしてもせつ菜はわかるとして…かすみちゃんが朝練なんて珍しいわね」
かすみ「えぇまあ……」
果林「もしかして、ふたりだけで秘密の特訓なんて約束してたりした?だとしたらごめんなさいね」ニコ
せつ菜「あの、私……忘れ物取ってきますね!」ガチャ
果林「……ふぅん」 かすみ「……ってか、もう言いますけど。部室でこういう事するのやめてくださいよっ」ヒソヒソ
果林「あら、誰か見てると思ったらかすみちゃんだったのね。助かるわ」
かすみ「その強メンタル意味わかんないんですけど…!?エマさんに怒られますよ、普通に浮気だし」
果林「浮気じゃないわよ?私が好きなのはエマだけだもの」
かすみ「はぁ…。そのテンプレ解答も、ここまでだと呆れを通り越して笑えてきますね。流血沙汰になる前に止めるべきですよ…」
果林「ちょっと、私がヤることしか考えてない金髪ヒモDV男みたいな言い方止めてよ」
かすみ「そこまで言ってませんけど!?」
果林「まぁ、思いの外元気そうで安心したわ。愛に襲われて本当に女の子になったって聞いてたから」 かすみ「はぁ!?貞操は守りきりましたから!ってか、なんでその事知って…」
果林「大丈夫よ、部外者は知らないわ。でも仲間うちで秘密は共有すべきじゃない?」
かすみ「ぐぬぬ……って、それで言えばさっきのも報告すべきですけどね!?」
果林「……かすみちゃん、私が言うのもなんだけれど。あなた人のこと気にしてる暇ないんじゃない?」
かすみ「…!」
果林「せつ菜、エマに相談してきたらしいわよ」
果林「かすみさんと自分は別れた方がいいのかもって」
かすみ「えっ…」
ガチャ
せつ菜「あれ、お二人ともまだいらしたんですか」
果林「少し雑談をね。もう行くわ」 〜昼休み〜
かすみ「は〜〜〜ぁ………」グタ
璃奈「……」チラ
しずく「……」ソワソワ
かすみ「あーぁ……世界滅びないかな…まずリア充爆発させようかな…」ボソ
璃奈「まずい、今のかすみちゃんならやりかねない」
しずく「かすみさん…元気だして?ほら、卵焼きあげるから…!」
かすみ「いらない」
璃奈「かすみちゃん、これ今流行ってるコスメなんだって。調べたから間違いない…と思う」
かすみ「興味無い」
しずく(手強い……というか結構参ってるよね、これ)
璃奈「かすみちゃん。力になれるかわからないけど、話なら聞くよ」 かすみ「話……?話か…はは……」
しずく(…彼方さんや愛さんに相談してあの結果なら、そりゃやさぐれるよね…)
かすみ「まぁ…もういいや。ぶっちゃけ聞いちゃおうかな。ねぇ?」
璃奈「は、はい」
かすみ「えっちする時にさぁ?うわコイツ無いな〜wって思うことってさぁ…ある?」
しずく(うわぁ……)
璃奈「う、うーん…それは体験談?」
かすみ「でもいいよ。あ、ないか?ないよね愛先輩って人間なら誰でも手出してそうだし経験だけはありそうだもんね」
しずく(めちゃくちゃ根に持ってるじゃん……) 璃奈「…あるよ?」
かすみ「え?ほんと?」
璃奈「愛さん、雰囲気作るの下手」
しずく「へぇ…そうなんだ。意外かも」
かすみ「いや、そんなんどうとでもなるじゃん…」
しずく「かすみさん、ムードって大事だよ?」
かすみ「え、そうなの……?」
璃奈「いきなりすぎて気持ちがのらない時は、時間がかかる。それも嫌」
かすみ「時間?…あー、入れる前の準備ってことかぁ。でもそういうのは長い方がいいんじゃないの?」
璃奈「むしろ早く終わりたいから入れてほしいかも」
かすみ「……やばい、自分のことじゃないのに何かダメージ受けた」 璃奈「でも私は感じにくい方だと思う。…だからいつも頑張ってくれる愛さんは、好き」
しずく「個人差があるものだけど気にしちゃうよね」
璃奈「うん。でも、もっと繋がりたいって思う時はすぐ身体が熱くなる。だから、気持ちは大切」
かすみ「そっか…ムードかぁ」
しずく「その…聞いていいかわからないけど、せつ菜さんは積極的なタイプなの?」
かすみ「…どうだろ。でも多分、かすみんに合わせようとしてくれてた。誘うのいつもこっちだし」
しずく「それはわからないよ?だって私も最初は恥ずかしかったもん」
璃奈「確かに。こっちから言うのは結構、勇気がいることだと思う。せつ菜さんの性格ならありえる」 かすみ「そっか、そういうものなんだ…気づかなかったかも。ありがと」
璃奈「ううん。かすみちゃんの力になれて良かった」
かすみ「しず子は何かある?彼方先輩と…その、する時にさ」
しずく「うーん…特にないかなぁ…」
かすみ「え?いやあるでしょ、不満のひとつやふたつくらい。別に言ったりしないから教えてよ」
しずく「彼方さんってほら…優しいでしょ?無理に誘ってこないし、私が嫌がることもしないから」
かすみ「うぐ…確かに彼方先輩ならありえるか…あの人、抜けてるけど性格は良いから…」
しずく「あ、強いて言うならだけど…もっと積極的になって欲しいなって思うことはあるよ」
璃奈「うちの愛さんと大違い」
しずく「ふふっ、足して2で割ったら丁度いいのかもね」
かすみ「えぇ……がっつきすぎても引かれるし、様子見し過ぎてもダメって難しくない?」 しずく「うん、だから楽しいんだと思うよ」
かすみ「え?」
しずく「恋愛って相手がいて成り立つものでしょ?だから、そうやって悩むのも幸せな事なんだと思う」
かすみ「悩むのが幸せって…でもかすみんは」
璃奈「しずくちゃんが言ってるのは、相手と上手くやっていくのをお互いに探り合ってる時が楽しいってことじゃないかな」
璃奈「その駆け引きの中に、思いやりがあればかすみちゃんも幸せになれるよ」
かすみ「……!!」
しずく「あはは、璃奈さんに台詞取られちゃったなぁ。これお気に入りのシーンだったのに」
璃奈「あわわ…ごめんなさい。璃奈ちゃんボード、ぺこり」
しずく「ううん!璃奈さんの想いを聞けて、嬉しかったからいいの」
かすみ「そっか……そういう事だったんだ。かすみん、せつ菜先輩に好きになってもらうのに必死で…先輩の気持ち考えられてなかった」 しずく「良かった、かすみさんが元気になって」
かすみ「ありがとうしず子!ありがとうりな子!もうクヨクヨするのやめる!」
しずく「うんうん!」ニコニコ
璃奈「その意気、がんばって」
かすみ「同い年なのにさ…やっぱ二人とも大人だよね。……そういうとこ尊敬する」ボソ
かすみ「しず子と彼方先輩、りな子と愛先輩みたいな関係に近づけるようにがんばるね!」
ピー!ピー!
かすみ「え?なにこの警告音!?」
璃奈「……あ、ごめんちょっと離席する」
しずく「どうかしたの?」
璃奈「心拍メーターが振り切ってる。場所は…体育館倉庫か」 かすみ「体育館倉庫??」
璃奈「音は………ノイズまみれ。流石に対策してきたんだね…フフッ」
璃奈「でも甘いよ、愛さん。こんなので逃げられると思わないで欲しい」
かすみ「あ、あの…りな子……?」
璃奈「ちょっと行ってくる。多分戻らないから、また明日」フリフリ
しずく「気をつけてね、璃奈さん」
かすみ「あの……話が読めないんだけど…りな子どこ行ったの?」
しずく「ん…?愛さんに会いに行っただけだよ?」
かすみ「え?なんで今?」
しずく「………」ニコ
かすみ(しず子はわざとらしく首を傾げるだけで、それ以上は何も言わなかった)
かすみ(だから後日、私は直接りな子から知ることとなった)
かすみ(人は興奮すると急激に心拍数が上がる。つまりそれを把握する事ができれば、浮気の瞬間を捉えることができる)
かすみ(そして居場所はGPSで確認、盗聴器も仕掛けてある。抜かりはない。…そう、りな子は得意げに教えてくれた)
かすみ(……私は、引き攣った笑みを浮かべることしかできなかった) 〜翌日〜
侑「そ、相思相愛になる方法…!?///」
かすみ「はい!侑先輩が最もそれに近いと思って…!」
侑「うぅ……困ったな……」
かすみ「歩夢先輩とせつ菜先輩って共通点多くないですか?勉強も運動もそこそこできるし、優しいし、可愛いし、2年生だし、普通科だし…」
侑「うん、あと胸も大きいよね!」
かすみ「えっ?」
侑「あ、いや何でもない」
かすみ「とにかく、似てるお二人だからこそ…侑先輩が歩夢先輩を惹き付けるテクニックを知りたいんですよ!」
侑「うーん……そうだなぁ、 」キョロキョロ
かすみ「ん?どうしたんですか?周りには誰もいませんよ」
侑「いや、うん…一応ね」
侑「歩夢はさ…私のこと大好きすぎるんだよ。小さい頃から今もね」
侑「だから私も可愛いなぁって思うし、好きだし、ずっと一緒にいたいな〜って…」 かすみ「ほうほう…聞いててなんですけど、こっちが恥ずかしくなってきました…//」
侑「うん、だからさ…その前提があるから、あんまり参考にならないかも。私が何しても歩夢は許してくれるし、受け入れてくれるから」
かすみ「じゃあ…もっと深いとこまで聞いていいですか?」
侑「うん!」ニコニコ
かすみ「その、えっちはどんな感じでするんですか?」
侑「っっ…!?!?///」
かすみ「あの、かすみん少しだけ自信なくて…少しだけですよ!?だから他の先輩にも聞いたんですけど、参考にならなくて」
侑「う、うん……そうだなぁ…」
かすみ「はい…!!」ジー
侑「えーと……」
かすみ「はい!?」ジー
侑「……もうバリバリだよ。朝まで何回もするし。歩夢が足腰立たなくなるくらいにね」フフン かすみ「え!?す、すごいです…!!」
侑「いやぁ、もう無理許してってお願いしてくる歩夢が超可愛いんだよね〜。いつも最高に可愛いけどさぁ」
かすみ「わ、わ、……///」
侑「でもあんまり攻めすぎるのもよくないから、たまに好きに動かせてあげたりしてさぁ」
かすみ「……!!///」ゴクリ
侑「もう付き合いも長いから、最近は新しいプレイにも挑戦してみよっかななんて…」
かすみ「さすが侑先輩です…!何回もするコツとかあるんですか!?」
侑「え、そ、そうだなぁ…」
かすみ「あっ内緒にしてくださいね…!かすみん、最後まで体力持たなくて…」
侑「…えーと、何回も出すってより持続させるのが大事だと思うよ」
かすみ「う…やっぱそうですよね……」
侑「あれ?かすみちゃんもしかして…」 かすみ「それ以上言わないでください…!!」
侑「なるほど、早いんだね…でも大丈夫だよ。治す方法あるから」
かすみ「え??」
侑「なんで出すのが早いかって、少し考えたらわかる事じゃない?」
侑「せつ菜ちゃんってさ、その…いい身体してるでしょ?背は小さくて胸は大きい。それに顔は幼いし…かすみちゃんじゃなくてもキツいと思うんだよね」
かすみ「そ、そうなんですかね……//」
侑「うん!!ぶっちゃけ歩夢の次くらいに魅力的だと思うよ」
かすみ「は、はぁ……」
侑「ゴホンっ……つまりは興奮する速度が早いと、長く持たないんだよ。だからそれを抑えれば出すタイミングをコントロールすることができる!」
かすみ「…!!侑先輩って天才ですか!?」
侑「だからさ、かすみちゃん。その刺激に耐えられるように…もっと刺激的なもの見に行こっか」 かすみ「刺激なもの…??」
侑「あ、もちろんエロ本とかそんなつまんないものじゃないよ?中学生じゃないんだし」
侑「実際に人がヤってるとこを見て、勉強するのが一番だよ」
かすみ「………、はい?」
侑「かすみちゃんが言いたいことはわかるよ?別に生で見なくてもネット動画がある……でも違うんだよね」
侑「その空気感とか、熱量とか、リアルな音は現場でしか手に入らないんだよ」
かすみ「な、なるほど…?じゃあ侑先輩がお手本になってくれるってことですか?」
侑「え!?な、なんでそうなるの!?」
かすみ「だって現場で見て学ぶって…」
侑「い、いやいやいや無理!!無理だから!」
かすみ「なんで焦ってるんですか?」
侑「…やだよ、だってあんな可愛い歩夢の姿は誰にも見せられないもん!」
かすみ(えぇ……) かすみ「でも見るって…誰のを見るんですか?」ヒソヒソ
侑「実はさ……とある協力者がいるんだよね」ヒソヒソ
かすみ「協力者???」
ピロン♪
侑「きたきた。行こっか、かすみちゃん」
かすみ「ほへ?」
〜図書室〜
かすみ「…ってなんでここなんですか?」
侑「まぁ見ててよ」フフン
かすみ「???」
??「あっ♡♡そんなに吸っちゃダメだよ…///」 かすみ「誰……って、この声…エマ先輩!?」
侑「しっ!静かに」グワシ
かすみ「ぐえっ」
エマ「もうっ、ダメって言ってるのに…♡」
果林「ん…仕方ないじゃない、そこにおっぱいがあるんだもの」チュチュ
エマ「ふふっ♡果林ちゃん…赤ちゃんみたいだよ♡」
果林「ちゅ……んっ、エマの赤ちゃんになるのも悪くないけど、そしたら私がエマを孕ませられないでしょ?」
エマ「そっかぁ、そうだね〜♡」ナデナデ
かすみ「性懲りも無くこの人また学校でヤってんですけど…!しかも私より頭悪い会話してません!?」
侑「エマさんのおっぱい大っきいなぁ……じゃなくて、かすみちゃん落ち着いて」
かすみ「ハードすぎる先輩の性諸事見せられて落ち着いてられますか!?」 エマは姫乃その他のこと知ってるんだろうか
ヤリチンに天罰を 果林「はぁ……///ねぇエマ、そろそろ…」
エマ「うん♡いいよ♡」ギュッ
かすみ「えぇ…この人たちほんとにやるんですか?部室ならまだしも、ここ図書室ですよ…!?」
侑「あのさぁ、かすみちゃんさ…ちゃんと勉強しないとダメだよ?せっかく見せてくれてるんだから…それに私も集中できないんだよね」
かすみ「え?あ、ごめんなさい…?」
エマ「ぁっ♡あっ♡あっ♡」
果林「ふふっ……エマ、いいわよ♡」パンパンパン
エマ「果林ちゃ……ぁ♡激しっ…///ぁんんっ♡♡」
果林「ずいぶんと気持ち良さそうね…?」パンパン
エマ「だってぇ……♡ここ、図書室だよ…///もし誰かに見られたら…ぁ///」ビク
果林「さあ、どうかしら。人に見られて興奮してるなんて…変態なのね♡」ズチュ
エマ「やぁ…ちがうもんっ…///」
かすみ「うぅ……ちょっと、かすみんには刺激が強すぎるというか…///」ドキドキ
侑「あぁ……ボールみたいに揺れてる…うへへ…///」ジュル かすみ「あの…侑先輩、エマ先輩の胸を見るためにかすみんを誘ったんですか?」
侑「え!?ち、違うよ!かすみちゃんの力になりたかったからだよ」アセアセ
かすみ「はぁ……歩夢先輩にバレたら殺されますよ、多分。いや絶対」
侑「歩夢には内緒にしてよ…!?心の友って書いて心友だよね私たち!」
かすみ「流石に言いませんよ、かすみんも巻き添えになるし。でも果林先輩はよく許してくれましたよね。エマ先輩のこと大好きっぽいのに、こんな……」
侑「え?どういうこと?」
かすみ「いやだから…協力者って果林先輩のことですよね。どう考えても」
侑「いや、ある意味そうなんだけど…そうじゃないというか」
かすみ「は??」
果林「っく……エマ、もう…///」
エマ「うんっ♡いいよ果林ちゃん……♡♡私の中に、いっぱい出してね♡」ギュッ
侑「私のいう協力者って、エマさん…なんだよね」 果林「はっ、はっ……///」
エマ「ふふ…まだ中でビクビクしてる♡♡いっぱい出せた…?」チュ
果林「えぇ。エマの締めつけがすごくて…そんなに興奮したのね、可愛いわ」ナデナデ
エマ「うん…でも知ってるよ?果林ちゃん、図書委員の子に人払いお願いしてたんだよね?」
果林「えっ……なんでそのこと」
エマ「そっかぁ、やっぱりそうだったんだ♡」
果林「あっ…カマをかけるなんてずるいわ…!」
エマ「果林ちゃん優しいもん。意地悪なこと言ってたけど、私のこと想って裏でちゃんと手を回してるのかなって思ったの」
果林「そんなの…当たり前でしょ……///エマは私のものだもの」
エマ「えへへ…果林ちゃんっ♡だーいすき♡」チュッ
かすみ「協力者がエマさん…??」
侑「エマさん、見られるとすごい興奮するんだって。だから秘密だよって教えてくれるんだ」
かすみ「あ〜なるほどぉ………ん??」
侑「果林さんはより感度のいいエマさんを抱けるし、エマさんは無償で見せつけの追加オプションとれるし、私はおっぱい堪能できるし、win-winなんだよね」
かすみ(ひぇ…エマ先輩もそっち側だった……)ガクブル エマさんのおっぱい見てたら感覚麻痺して歩夢とHするときガッカリしそう かすみんが相談できそうなのせつ菜本人を除くとあと歩夢だけか…? >>123
ガンダムに出てきそうなセリフでカッコイイ エマさんは侑ちゃんのオナネタにされそうなんだけどいいのか? ⁄/*イ`◉ _ ◉リ かすみさん何を見てるんですか せつ菜「はぁ……」
せつ菜(私、何やってるんでしょうか)
せつ菜(かすみさんから逃げてばかり。こんな自分が嫌になります…)
??「せつ菜ちゃん、どうしたの?」
せつ菜「歩夢さん…!」
歩夢「ごめんね、たまたま通りかかったらため息ついてるせつ菜ちゃんが見えて…」
せつ菜「すみません…お見苦しいところを」
歩夢「ううん。私で良かったら話聞くよ?」
せつ菜「えぇと……その…」モコモゴ
歩夢「ゆっくりでいいよ…?」ニコ
せつ菜「実は……かすみさんと、上手くいってなくて」
歩夢「かすみちゃん?喧嘩でもしたの?」
せつ菜「いえ、喧嘩ではなく私が悪いんです。かすみさんを喜ばせてあげたいのに、全然で…」
歩夢「喜ばせるってプレゼントとかそういうこと?」
せつ菜「あ、歩夢さんっ……///察してください…///」カァァ 侑ちゃん何しても喜びそうだけど歩夢ちゃんに聞いて参考になるかな 歩夢「ん〜…あっ!もしかしてセックスのこと?」ニコ
せつ菜「せっ…///そんな恥ずかしい言葉、口に出さないでください…!///」
歩夢「あ、うん…ごめんね?つまりそういうことが上手くできないから悩んでるんだね」
せつ菜「はい。もうどうすればいいか、わからなくて…エマさんにも相談したんですけど」
せつ菜「身体の相性が合わないとお互いに辛いから、どちらかが歩み寄るしかないと言われてしまって」
歩夢「うんうん」
せつ菜「それで、エマさんに色々なアイテムをいただいたんですけど…うぅ……それを見るだけでも、おぞましくて……」
歩夢「は?えっ…ちょっと見せてくれる?」
せつ菜「はい…今持ってるのでどうぞ」ドサドサ
・ムチ
・ペニバン
・ア〇ルビーズ
歩夢「」 せつ菜「これでかすみさんが気持ち良くなってくれるのか、そもそも私が使いこなせるのか…色々考えていたんですが、」
歩夢「いやいやいや…これ全部かすみちゃんに使おうとしてたの?流石に泣くと思うよ、いきなり彼女がこんなマニアックなもの使いだしたら」
せつ菜「でもちゃんと説明書も付いてるんですよ!?初心者向きだとも表記されてますし…ほら見てください!」ガサゴソ
歩夢「うん。ちょっと待ってね、まずこれ机に広げるのやめよっか?というか持ち歩くの辞めた方がいいよこれ」
せつ菜「え?そ、そうなんですか…?エマさんにはスイスでよく使われてるとお聞きしたので、その日がくるまで肌身離さず持っていました」
歩夢「へ、へぇ〜……でもせつ菜ちゃんにはまだ早いかな……」ピキピキ
せつ菜「うぅ…そうですよね」シュン
歩夢「あとエマさんに相談するのやめた方がいいよ」 スイスってそうなんだ
だからおっぱいもあんな育ったんだな せつ菜「え!?でも後輩のしずくさんや璃奈さんに相談するのは恥ずかしいですし」
歩夢「私がいるんだけどな……はは…」
せつ菜「歩夢さんにも相談しようと考えたんですが、いつも隣に侑さんがいらっしゃるので」
歩夢「あ、そっか。ごめんね…」
せつ菜「いえ、羨ましいです。私もお二人のような関係を、かすみさんと築けたらどんなにいいか…」
歩夢「せつ菜ちゃんは、かすみちゃんと触れ合うのは嫌いじゃないんだよね?」
せつ菜「はい…かすみさんをギュッとすると、心が暖かくなります」
歩夢「じゃあその先は?」
せつ菜「私だって全く経験が無いわけではなく…3回くらいはその、したことあるんですよ。でも普段と違う様子のかすみさんを見てると、たまに怖くなってしまって…」
歩夢「うーん……かすみちゃんはもちろんだけど、せつ菜ちゃんにも問題ありそう……」ボソ
せつ菜「あの…歩夢さんと侑さんは、そういうのも上手くいってるんですか?」
歩夢「まぁ…付き合いも長いからね。色々と」ニコニコ せつ菜「はぁ…私たち、やっぱり別れた方がいいんでしょうか」ショボン
歩夢「……つまりせつ菜ちゃんは、もっと積極的になりたいんだよね?」
せつ菜「え?…そ、そうですね」
歩夢「かすみちゃんに裸を見られたり、迫られたりするのが怖いんだよね?」
せつ菜「……はい///」
歩夢「なら大丈夫だよ、自分に自信をつけるいい方法があるから」
せつ菜「方法!?」
歩夢「せつ菜ちゃんさ…好きなアニメキャラとかいる?ユウキ君とセツナちゃん以外のね」
せつ菜「…??えぇ、いますけど」
歩夢「スマホ貸して?あとアプリをインストールするパスワードも教えてね」
せつ菜「はい…?」
歩夢「じゃあ今からトプ画の写真取りに行こっか♡私が可愛くしてあげるから大丈夫だよ♡」 〜その頃〜
かすみ「うへ……」ボー
侑「かすみちゃん大丈夫?」
かすみ「えぇ…まぁ。侑先輩こそ鼻血垂らしてましたけど大丈夫ですか?」
侑「違うよ!?鼻血は壁にぶつかっただけで…それにトイレでスッキリさせてきたから大丈夫だよ!」
かすみ「あ、そうですか…何をすっきりさせたかは聞かないでおきますね」
侑「エマさんと果林さんだと刺激が強すぎたかな?」
かすみ「なんか、大人のえっちって感じで…色々すごかったです」
侑「あんな感じでせつ菜ちゃんにしてあげれば喜んでくれるんじゃないかな?」
かすみ「うーん…かすみん、果林先輩みたいに体力ないので…それに体格も全然違いますし」
侑「出すのも早いし?」
かすみ「そうですね、体位変える前に……って何言わせるんですか!?///」
侑「えへへごめんごめん」 玩具をせつ菜に貸しててよかったね
かすみんにはまだ早い かすみ「もぉ!かすみんは本気で悩んでるんですけどっ!」プイッ
侑「まぁまぁ、誰にでもある悩みだよね。私だって最初はそうだったし」
かすみ「え!?侑先輩も…?」
侑「付き合ってくれたお礼に、もうひとつアドバイスあげるね。かすみちゃんってどのくらいの頻度で抜いてるの?」
かすみ「えと……週2くらいですかね」
侑「少なくない!?」
かすみ「へ?平日は学校あるから忙しいじゃないですか。夜は眠たくなるし…」
侑「健全な高校生ならもう少しありそうなものだけどなぁ。愛ちゃんなんて、朝昼晩ちゃんと規則正しくしてるらしいし」
かすみ「歯磨きみたいな言い方するのやめてもらっていいですか」
侑「ちなみに抜く時のオカズとかあったりする?かすみちゃんってどういう系統が好きなんだろ、私気になっちゃうな!」
かすみ「え、普通にせつ菜先輩のこと考えてますけど」キョトン
侑「いやめっちゃ好きじゃん……」 というかゆうぽむの二人はいくつくらいからシテるんだ かすみ「当たり前ですよ!むしろ侑先輩は歩夢先輩に対しての愛が足りないんじゃないですかぁ?」
侑「もちろん歩夢のことは大好きだよ?だけどその……私たちって中学の時から付き合ってるからさ、一人でする時くらいは色々見たくなるというか」
かすみ「はい?そんなの好きに見ればいいじゃないですか。どうせ巨乳モノなんでしょうけど」
侑「それがさ、パソコンもスマホも履歴共有されてるみたいで一回酷い目にあったんだよね。エロ本も目の前でライターで炙られたし」
かすみ「…え?」
侑「だからムラムラしたら歩夢に電話することになってるんだ。隣の部屋だし、仕方ないなぁって来てくれるんだよね」
かすみ「へ、へぇ……こわ…」ゾク
侑「だから私はそういう知識をつけるのに結構苦労したんだよね。かすみちゃんは自由にできるならもっとたくさん勉強するべきだと思うよ?」
かすみ「そうですね……知識はあった方がいいと思いますけど…」
侑「そうそう、それで自分で抜く時にさ。寸止めってわかる?イキそうになったらギュッて押さえて耐えるの」
侑「それを繰り返すのがいいらしいよ!俗に言うチントレだね」ニコ
侑「あとは、アダルトグッズを使うのもいいかも。これに関してはもう一人の協力者にお願いしに行こっか」 寸止めオナニーは勃起障害や前立腺炎等の原因にもなるからほどほどにね! 〜別館・pc室〜
かすみ「あのぉ…ここって情報処理学科が主に使ってる教室練じゃ」
侑「うん、会いに行くのは璃奈ちゃんだからね」
かすみ「まさかのりな子!?」
侑「璃奈ちゃんって発明家でしょ?だから色んなアダルトグッズも発明してるらしくて、同好会メンバーなら無償で提供してくれるんだ」
かすみ「ちょっと待ってください、色々と情報が追いつかないんですけどっ!!」
かすみ「もしかして同好会の風紀が乱れまくってるのって、りな子が原因なんじゃ…」
侑「そうだなぁ…かすみちゃんなら『スクールアイドール』借りていったら?名前の通り人形だから体位の練習もできるし、」
かすみ「いやいや!!スクールアイドールって、趣味の悪いネーミングセンスすぎませんか!?」
侑「ん?なんで?」
かすみ「全国のスクールアイドルに失礼すぎますよ流石に!愛先輩がその場で考えたレベルのつまんなさですし!」
侑「あ、ほんとに愛ちゃんが考えたらしいよ」
かすみ「もー!!かすみんが直接文句言いに行きますっ!こんなのが世にバレたら虹ヶ咲は終わりですよぉ!」 ガラッ
かすみ「りな子!!ちょっと話が、」
ウィンウィンウィン
りな子「ん?かすみちゃんどうかした?」
かすみ「りな子が作ってる、スクール…」
ウィンウィンウィン
璃奈「うん?」
かすみ「てか何この音!?うるさくて邪魔なんですけど…!」
璃奈「あぁ…今、実験中なの」
かすみ「…は?」
ウィンウィンウィン
侑「すごい!すごいよかすみちゃん!あっちで愛さんのお尻に高速で何かが出し入れされてるよ!!」
かすみ「もうやだこの人達!うわーんっ!!」タタッ
侑「かすみちゃんどこ行くの!?」
かすみ(もうこの同好会にまともなのは数えるくらいしかいない……!!)
かすみ(しず子、助けて…!!) 愛ちゃんのお尻の穴、もう縦に割れちゃってるんだろうなあ… 〜演劇部部室前〜
演劇部(3年)「じゃあみんなお疲れ〜」
「「お疲れ様です!」」
演劇部部長「あ、しずくちょっといい?」
しずく「はい?」
演劇部部長「最近のしずく、凄くいいよ。演技にも更に磨きがかかってきたっていうか」
演劇部部長「スクールアイドル同好会に入ってから、自信がついたんじゃない?舞台の上で輝いて見えるよ」
しずく「そんな…ありがとうございます」ニコ
演劇部部長「それでね、次の演目テーマが恋愛なんだけど…しずくに主演やってもらおうと思ってるんだよね」
しずく「…!」
演劇部部長「その美しすぎる美貌を持つが故に、男女問わず周囲を魅力してしまう貴族の娘って設定で、」
しずく「やります!絶対に成功させてみせますっ」
演劇部部長「そう言ってくれると思ったよ。頑張ってね」
かすみ「しず子ぉ〜!!!」
演劇部部長「おっと、子猫ちゃんがお迎えに来たみたいだから私は退散するね」
しずく「はい…!お疲れ様でしたっ」ペコ かすみ「しず子助けてよ!!もうあの先輩達についていける気がしないんだけどっ」
しずく「先輩って同好会の?どうしたのかすみさん、もしかしてまた襲われ…」
かすみ「違う!同好会の風紀がヤバいってこと!!」
しずく「あ〜…そうなんだ?でも私たちはソロアイドルなんだし、とやかく言っても仕方ないんじゃないかな」
かすみ「そ、そうだけどさ…」
しずく「先輩たちは置いておいて、私やかすみさんは健全なお付き合いをしてるわけだし気にしなくていいと思うよ?」
かすみ「……良かった…しず子がまともで…」ホッ
しずく「もうっ、私はずっとまともだよ?」ムゥ
かすみ「じゃあそんなしず子にお願いがあるんだけど…いい?」
しずく「うん、何でも言って」ニコ
かすみ「かすみんに1日だけ付き合って!!」
しずく「…え?」 〜日曜日・原宿〜
かすみ「ん〜!グループ美味しっ」モグモグ
しずく(…なんだ、付き合ってってそういうこと)
かすみ「しず子なにボーッとしてんのさ。食べないの?」
しずく「あ、ごめん。食べるね」パクッ
かすみ「表参道きたのも久しぶりかも。えへへ」ニコニコ
しずく(かすみさん、今日はやけにご機嫌なんだよね…どうしたんだろう)モグモグ
かすみ「あっ!口の端にクリームついてるよ。あはは、しず子ってば子どもみたい」ヒョイ パクッ
しずく「………」
かすみ「それにしても、表参道の日曜ってほんとカップルばっかだよね〜」キョロキョロ
しずく「かすみさんってさ……それ誰にでもするの?」
かすみ「え?何が?」
しずく「せつ菜さんにもするの?指でクリームすくって食べるやつ」
かすみ「す、するけど!?///ただちょっと緊張しちゃうから……」モコモゴ
しずく(ふーん…そっか) かすみ「はぁ、美味しかった♡」
しずく「次はどこ行くの?」
かすみ「んーと…この近くに有名なブティックのお店があってさ、そこに行きたい」
しずく「いいよ、行こっか」
〜店内〜
かすみ「うわ、見てこのネックレスめっちゃ可愛い…!!」
しずく「わぁ…このイヤリングもすごく可愛いよ、ほらっ」
かすみ「ほんとだ、キラキラしててかすみんにピッタリかも♡」
しずく「うん、きっと似合うよかすみさんなら」
かすみ「んでも探してるのはこういうんじゃないんだよね…ちょっと派手すぎるかも」
しずく「…もしかしてせつ菜さんへのプレゼント?」ニコ
かすみ「えっと……そう、プレゼント。かすみんだけじゃ不安だったから…」
しずく「だから私を呼んだってことかぁ。なるほどね」 かすみ「そ、しず子なら気軽に相談しやすいし」
しずく「…まぁいいけどね。それでせつ菜さんのどれにする?」
かすみ「うーん…落ち着いた色がいいと思うんだけど、暗すぎても可愛くないし、かといって蛍光色が入ってるのは安っぽく見えるし」ブツブツ
かすみ「せつ菜先輩はイヤリングとか好きじゃないかもだから、つけやすい髪留めとかがいいと思うんだよねぇ。だから…」
しずく「恋人のプレゼントを選ぶのって難しいよね。…じゃあ仮に、私にあげるとしたらどれにする?」
かすみ「これ!」スッ
しずく「えっ、はや」
かすみ「しず子は絶対これ!淡い水色の中にラメが入ってる、ヘアアクセ。ピッタリでしょ?」
しずく「…うん、私こういうの好きだよ。すごいねかすみさん」
かすみ「ふふん。しず子のことは何でも知ってるからね」ニコ
しずく「…ならせっかく選んでくれたんだし、私これ買おうかな」
かすみ「え?買うの?…ならかすみんが買ったげるよ。今日のお礼に!」 しずく「…え、いいの?」
かすみ「うん。実は臨時お小遣い貰ってるんだよねぇ」フフン
しずく「どうせ臨時じゃなくて前借りでしょ?」
かすみ「うぐっ」
しずく「もう…計画的に使わないとダメだよ」
かすみ「はーい。…んん、せつ菜先輩のどうしよっかなぁ…これはデザインいいけど重たいし、こっちはすぐ壊れそう…」
〜数時間後〜
かすみ「はぁ楽しかった。今日はありがとね、しず子。せつ菜先輩へのプレゼントも無事買えたし」
しずく「ううん私も楽しかったよ。ありがとう」
かすみ「って、かすみんがあげたアクセもうつけてるじゃん。よっぽど気に入ったんだ」
しずく「だってせっかくくれたものだもん。ダメかな?」
かすみ「ううん……可愛いよ、だってかすみんが選んだんだから」 しずく「…あ、ちょっといい?」
かすみ「うん?」
しずく「ここちょっと有名なスポットなんだ。自撮りだけしちゃいたいから、少し待ってくれる?」
かすみ「へー…よくそんなの知ってるね。いいよ待ってる」
カシャカシャ
しずく「…うん、いい感じ。じゃあ帰ろっか?」
かすみ「そういえばしず子、今日何回か写真撮ってたよね。同好会のブログにでも載せるの?」
しずく「同好会のには載せないよ。…ちょっと、ね」ニコ
かすみ「そういえばせつ菜先輩も最近、写真にハマってるって言ってたような…まぁLINEでさらっと聞いただけなんだけど」
しずく「え、あのせつ菜さんが?」
かすみ「うん。詳しく聞こうとしたらはぐらかされたから、わかんないけどさ」
しずく「写真……あっ。最近せつ菜さん、前より可愛くなったよね?」
かすみ「え?そうかな…?」
しずく「……ねぇかすみさん、私の用事にも付き合ってくれる?」 写真ってせつ菜ちゃんはまってしまったか
でもアニメ好きで普段から衣装も着るわけだし好きにならないわけないな 〜カラオケ〜
かすみ「君の〜ことが好きだから〜♪ららら〜♪」
ジャカシャカ♪ ジャン♪
かすみ「ふぃ〜…この曲好きなんだよねぇ」
しずく「かすみさん歌上手くなったね?」
かすみ「え、そう!?せつ菜先輩に少し教えてもらったからかな…//」
しずく「いいなぁ、仲良しなんだね」ニコ
かすみ「その時はね。はぁ、また前みたいに自然な関係に戻れたらな」
しずく「…かすみさん、この部屋寒くない?」
かすみ「え?かすみんは全然だけど。歌ってたからかな?」
しずく「私の手、触ってみて」
かすみ「うん…?あっ、冷たい」
しずく「でもこうして指を絡めるとね、暖かくなると思うの」ギュ
かすみ「……う、うん」 しずく「…ねぇ。かすみさん」(手を引いて身体を寄せる)
かすみ「しず子?急にどう…」
しずく「私のことどう思う?」
かすみ「ふぇ?」
しずく「好き?…それとも嫌い?」(耳元に口を寄せて囁く)
かすみ「ひゃうっ…///す、好きだけど……」
しずく「…どういうところが好きか教えて?」
かすみ「え、えっと……優しいところ、?」
しずく「ふふっ、内面なんていいよ。…かすみさんは私の顔、好き?」
かすみ「顔って……」
しずく「この輪郭と、眉と、目と、鼻と……唇」(かすみの指を自身のパーツにあてがいながら)
しずく「かすみさんは好きなのかな…?」ニコ
かすみ「好きというか……か、可愛い…よ、かすみんの次に…っ」ドキドキ
しずく「ふぅん…じゃあ私の身体もどう思うか聞いてみてもいい?♡」 かすみ(あぅ……なんか、いい匂いする…)クラクラ
しずく「…かわいい。えいっ♡」(肩を押してソファへ押し倒す)
かすみ「っ…!?」ハッ
しずく「じゃあ聞くよ。私の足と、太腿と…お尻と…腰と、」(先程と同じようにかすみの指先を滑らせながら)
かすみ(ダメだ…もう、これ以上は……)
しずく「お腹と…腕と、肩と……胸」
しずく「かすみさんは好きかな…?」ニコ
かすみ「しず子…!こんなの、良くな…」
しずく「私はさっき、あの場所でかすみさんと別れて真っ直ぐ家に帰った」
しずく「だからかすみさんは一人でカラオケを楽しんだ。そうでしょ?」
かすみ「っ……」
しずく「いっぱい気持ち良くさせてあげるから…」(ゆっくり顔近づけ)
かすみ「……好きだよ、しず子」
しずく「…!」
かすみ「だからもっと自分を大切にして…?」 ノレcイ´=ω=) 演技でもやりすぎだよしずくちゃん こういうとき決めてくれるのがかすみさんだと信じてましたよ!! しずく「………あはは、なんてね」
かすみ「へっ…?」
しずく「今度ね、舞台で主役やるんだ。貴族の娘役で、この子は自分の美貌を武器にして家のために権力者を虜にしていくの」
かすみ「え、え、ちょっと待って…」
しずく「ごめんね…試すようなことして。さっきの台詞もいくつか台本にあるものだから」
かすみ(えぇ……マジか…危なかった…)ドキドキ
しずく「顔真っ赤になってるかすみさん、可愛かったよ?」ニコ
かすみ「はぁぁ…趣味悪すぎ!」
しずく「…そろそろ時間だね。帰ろっか」
かすみ「う、うん!その前にちょっとトイレ行く、すぐ戻るからっ」ドタドタ
ガチャッ バタン!
しずく(……?あ、すぐ歩けないか…お腹に当たってるのわかるくらいには反応してたし)クス
しずく「ふぅ、疲れた。でも今日は楽しかったなぁ…」
しずく(せつ菜さん、かすみさんにこんなに愛されてるんだ。羨ましい…)
しずく「あれ…、私ってば今……」 やっぱせつかす・かなしずって違和感しかないわ
しずかすコンプが酷すぎてわざわざ否定しないと気が済まない しずく(羨ましい…?そんなことない。私は彼方さんのことが好きなんだから)
しずく(じゃあこのモヤモヤした気持ちは何?)
しずく(あ……そっか。私、せつ菜さんに対して悪い、感情を抱いてるんだ)
しずく(そうだよね。かすみさんはあんなにも一途なのに、せつ菜さんはそれに応えてあげないなんて…)
かすみ「ごめんお待たせっ!」ガチャ
しずく「あ、おかえり…」
かすみ「もう外暗くなってるし駅まで送るよ。かすみんは家近いからさ」
しずく「ありがとう」
スタスタ
しずく(ううん…それも少し違う。私はせつ菜さんのことが嫌いなんじゃなくて、ただ八つ当たりしてるんだ)
かすみ「ふわぁ……眠くなってきたぁ〜」
しずく(…あと少しだったのかな。私、結構本気でやってたのにな)チラ
しずく(それとも私、あんまり魅力ない…のかな) かすみんがしずくに対してははっきりと好意(あくまでかすみにとっては友情だけど)を示してるからね…
このまま拗れていくのかどうか気になりますねぇ! 〜翌日・部室〜
ガチャッ
侑「わ、一番乗りだ。久しぶりに練習できるのワクワクしちゃうね!」ニコ
歩夢「うん♡みんな色々忙しかったみたいだからね」
侑「この前さ、クラスの子に言われたんだ。スクールアイドル同好会の皆は仲が良さそうでいいねって」
歩夢「実際そうだもんね。大人数なのに喧嘩もあんまり無いし…みんなそれぞれに相手がいるからかもしれないけど」
侑「あ、でも痴話喧嘩はあるんじゃない?ほら果林さんはよくエマさんに怒られてるし、愛ちゃんは璃奈ちゃんに無視されて死にそうになってる時あるし」
歩夢「あはは…でも彼方さんとしずくちゃんはずっと仲良しさんだよね。私や侑ちゃんも喧嘩なんて絶対絶対絶対ありえないし」
侑「あとはせつ菜ちゃんとかすみちゃんさえ、上手くいけばなぁ…」ウゥン
ガチャッ!!!!
かすみ「…よし、まだ何もおっぱじめてないですね」キョロキョロ
侑「おっぱい!?」
歩夢「侑ちゃん?」ニコ
侑「あ、え、間違えた……あははは」 かすみ「侑先輩、歩夢先輩。いいですか?部室は神聖な場所なんですから…いくら二人きりだからって、盛り上がっちゃダメですよ」
歩夢「い、いきなりどうしたのかすみちゃん…」
かすみ「不届き者がいるからですっ」
侑「そんなぁ、心配しなくても私たちは大丈夫だよ」
かすみ「…そうですね。先輩方はまだ常識ある方ですし。問題は…」
ガチャッ
愛「ちーっす〜!みんな元気〜?」
果林「ちょっと愛!何か落としたわよ」
璃奈「これって…」ヒョイ
エマ「ゴムだね〜」ニコニコ
かすみ「問題はあんたらのことなんですけど!?」
愛「あっちゃー、留め具が緩かったかな」
しずく「えっ…もしかしてキーホルダーにしてるんですか」
愛「うん、いつでも出せるようにね。ほらその方が女の子が安心するでしょ」
果林「へぇ賢いわね」
彼方「いやマタニティマークじゃないんだからさぁ…」
璃奈「愛さん、またお仕置が必要みたいだね」
愛「…!!///」 ゆうぽむは家でいくらでもやれるから学校で盛らなくてもいいんだろうな
エマかりも寮でやれそうだけど見つかったら退寮とかありそうか せつ菜「こんにちは〜…」ガチャ
かすみ「いいですか、皆さん!」ビシッ
かすみ「今日から部室、および部活中の不純交遊やイチャイチャを禁止とします!」
『えーー!?!?』
果林「ちょっと、いくらなんでもいきなりすぎない?」
エマ「部室がダメなのはわかるけど…部活中もずっとってこと?」
かすみ「そうです!!」
愛「そんなの無理でしょ、未だに童貞のかすかすは置いといても他に4組もカップルがいるのにさぁ」
かすみ「かすかすじゃなくてかすみんですっ!!」
しずく「そこじゃないところも否定しておいた方がいいよ、かすみさん…」
侑「はいはい!イチャイチャってどこまでをそう言うの?」
歩夢「それは…キスとか、じゃない?」
果林「いやそれは個人差があるものでしょう?だから私たちは挿入までをイチャイチャと呼ぶことにするわ」
かすみ「こういう人がいるので、明確に決めておきます。くっついたりするのも禁止ですから!」
彼方「えぇ!?しずくちゃんにくっつけないなんて、彼方ちゃん死んじゃうよ〜…!」
璃奈「私は別にいいよ。けど、理由は知りたい」 かすみ「理由は……その、うちの同好会を見学したいとお願いがあったからです」
侑「え!誰から?」
かすみ「他の学校の方です。どんな風に練習してるのか、見せて欲しいってかすみんにメールがきて…」
しずく「なんでかすみさんに?」
かすみ「かすみんは部長だから!」
エマ「ようするに…そこで何も起こらないように、今から慣れること?」
彼方「流石に他校の生徒が見てる前で危ないことするような人いないと思うけど〜…」
果林「そうよ、私たちをなんだと思ってるのよ」
かすみ「見学に来るのは5人くらいで、その中には姫乃さんや遥さんもいます」
果林「………」
しずく「へぇ……」
彼方「遥ちゃん来るの!?わーい!」
せつ菜「あの〜…ちょっといいですか?そもそも同好会の中に、部室でそんな…ふしだらなことをする人なんていませんよ?」
璃奈「せつ菜さんはそのままでいてね」
侑「うーん…じゃあさ、あんまり厳しくしても大変だし、休憩中にスキンシップを取るのはOKにしない?」 せつ菜に嫉妬して遥も警戒してるっぽいしずくは危険な女なのか かすみ「スキンシップ……うーん、まぁそれくらいなら大丈夫ですかね…」
歩夢「練習に集中することを前提にしたらどうかな?」
かすみ「…わかりました!じゃあそうしますっ」
果林「それで、今日は何するの?外は雨だけど」
侑「次のライブの打ち合わせとかしよっか。コンセプトとかも決まってないし」
エマ「次は公園でライブするんだよね?子どもたちもたくさん来てくれると思うから、童謡っぽい歌とかどうかなぁ?」
しずく「それなら寸劇を交えるのはどうでしょうか?演出・監督は任せてください!」
愛「公園なら屋台とかも出そうよ!」
ワイワイ ガヤガヤ
せつ菜「歩夢さんの意見、素敵ですね」
歩夢「そんなことないよ〜」ニコニコ
かすみ(……しず子が言ってた通りだ。せつ菜先輩、いつもと変わらない感じだけど…雰囲気が違うような気がする)チラ
かすみ(さっきすれ違った時、甘い香りしたから香水でもつけてるのかな。よく見たら透明なジェルネイルもしてるし…)ソワソワ 侑「ちょっと意見が白熱してきたし、休憩にしよっか!」
『は〜い』
かすみ「せつ菜先輩っ」
せつ菜「はい!あ…かすみさん?」
かすみ「ちょっといいですか?話したいことがあって…すぐ終わりますから」
せつ菜「は、はい」
かすみ「ここは人が多いので、ついてきてください!」
〜部室棟・外〜
かすみ「よし、ここなら大丈夫」
せつ菜「かすみさん。私に話って…」
かすみ「どうぞ!プレゼントですっ」スッ
せつ菜「これ…指輪、ですか?」
かすみ「はい。せつ菜先輩が持ってなさそうな、ハート型のピンクゴールドにしてみました」
かすみ「あとこのリング、その、身につけた人を幸せにしてくれるって書いてあったので…」モジモジ
せつ菜「かすみさん……ありがとうございますっ。すごく、嬉しいです」ニコ かすみ「えへへ…///喜んでもらえてかすみんも嬉しいです」ニコ
せつ菜「私のために選んでくれたなんて…ふふっ、大切にしますね」ニコ
かすみ「はい!えっと…今は、こんなものしかあげられませんけど……いつか…大人になったら…」
せつ菜「……?」キョトン
かすみ「んー……やっぱりなんでもないですっ///」
かすみ(バカバカ、ちゃんとスパッと言えるように練習したのに…!)
せつ菜「…私も、かすみさんに大好きな気持ちをもっと素直にぶつけられたらいいんですけど……ごめんなさい」
かすみ「へっ?」
せつ菜「あ、いえ…何でもありません。そろそろ戻りましょうか?」
ギュッ
せつ菜「っ…」ビク
かすみ「せつ菜先輩。嫌だったら避けてください…」
せつ菜「………」
かすみ「んむ……」チュッ せつ菜「……んっ…//」
かすみ「はぁ……///」
かすみ(やばい、久しぶりにしたかも…あったかい…)
せつ菜「かすみさん……ダメ、ですよ…今は」
かすみ「ぅ、だって我慢できな…休憩中ならOKってことになってますし…!」
せつ菜「…っふ、あははっ……愛さんたちが聞いたら怒りそうですね」
かすみ「反省します……」
せつ菜「でも、嬉しかったです」ニコ
かすみ「……!!///」
かすみ(今の、やばい……可愛い…///身体も熱くなってきた…)
かすみ(ちゅーだけじゃ足りない…でもだめ、ちゃんとできるようになるまで、我慢しなきゃ…)
せつ菜「…かすみさんが、私に合わせてくれようとしてるのはわかってます」
かすみ「えっ……」
せつ菜「でも、私にも足りない部分はたくさんあります。だから時間をください」
かすみ「……はい。待ってます。だからせつ菜先輩も待ってて欲しいです…」 〜部室〜
侑「あれ、かすみちゃん遅いね??」
歩夢「せつ菜ちゃんも戻ってきてないよ」
彼方「遅刻なんて珍しいね〜彼方ちゃんもまだ寝てていいかなぁ」
エマ「休憩終わってることに気づいてないのかな?」
璃奈「それかトラブルに巻き込まれてるとか…」
果林「バカね、決まってるじゃない。その二人の組み合わせを考えれば…」
愛「え、まさかのヤってるってこと?w」
侑「!?!?」ガタッ
歩夢「侑ちゃん?どうしたの、座ろっか」ニコ
彼方「いやぁ、それさっきかすみちゃんが決めてたルールだし」
しずく「………」
ガチャッ
かすみ「ごめんなさい、遅れました〜」
せつ菜「皆さんすみません…」
愛「はい!愛さんチェック入りまーす」
せつ菜「あ、あの…そんなに見ないでください」
愛「着衣の乱れ……無し。服についてる髪の毛…コレせっつーのか…」 侑は覗き性癖なんだな
隣の部屋の物音から目覚めてしまったか 愛「そして匂い……」スンスン
せつ菜「うぅ…愛さん……///」
かすみ「ちょっ…愛先輩やめてくださいよ!」
果林「で、判定は?」
愛「あー、うん。白かな…まぁ想像ついたけど。ピュア中のピュアだもんこの二人」
彼方「当たり前だよ〜。というか本当にそうならいくらなんでも早すぎるんだぜ〜」
璃奈「あっ…」
侑「ぶふっ…w」
かすみ「うわぁぁぁんっ!!」
彼方「わわ…!ごめんよ、悪気は無かったんだよぉ…」
侑「ごめんかすみちゃん…!!昨日のテレビ番組のこと思い出しただけだから!」
歩夢「わぁ、そうなんだ…」
エマ「ん…?かすみちゃんってソーローなの?」
しずく「エマさん、それ以上はもう……」
愛「あー、うん…これは悪ノリした愛さんとカナちゃんが悪いわ。かすかす元気だしなよ」
かすみ「もういいです……どうせいつかバレると思ってましたし…」
璃奈「うん。同好会のみんなに知られただけだし、大丈夫だよ」
歩夢「そ、それは大丈夫な範囲なのかな…?」
果林「ふーん、相当気にしてるのね…私で良ければ鍛えてあげるけど?」
侑「……つまりどういう…え?」 早漏トレーニングは誤った方法で行うと後遺症が残るから注意しよう 果林「あら。言葉通りの意味だけど…侑も相手してあげ、」
歩夢「ふふっ。姫乃さんと会うの楽しみですよね〜果林さん♡エマさんと3人でお茶会とかどうですか?」
果林「……そうね、考えておくわ」ヒキツリ
侑「どういう意味だったんだろう…気になるなぁ」
璃奈「知らなくていい世界もあるよ、侑さん」
せつ菜「…?璃奈さんは物知りなんですね、凄いです!」
愛「りなりーは天才だから!最終的には時間停止モノを本当に実現させるための機械を作るんだよね」
しずく「それはもはや神の領域では…?」
彼方「うわーん!ごめんよぉかすみち゛ゃーん!」スリスリ
かすみ「もうわかりましたから…って、このくだり前もやりましたよねぇ!」
彼方「…しずくちゃんと違って何か硬いなぁ」ギュッ
かすみ「おい!!」
しずく「あの、せつ菜さん」
せつ菜「はい…?なんでしょう」
しずく「かすみさんから何か貰ったんですか?」ニコ せつ菜「っ///なんでそれを…」
しずく「せつ菜さん、戻ってきてからずっと嬉しそうだったので」
せつ菜「うぅ、恥ずかしいです…///その、指輪を…貰いました」
しずく「わぁ♡良いですね、可愛いです」
せつ菜「……えへへ。そうですよね…//」
しずく「その指輪、いつも身につけてあげたらかすみさんも喜ぶと思いますよ」
せつ菜「そ、そうですね……//生徒会の事もあるので、優木せつ菜でいる間はそうしようと思います」
しずく「はい。おまじないは継続しないと効力がないって言いますもんね」
せつ菜「そうですね、しずくさんありがとうございます!」ニコ
エマ「わぁ、ずるい。二人でこっそり何話してるのー?」
しずく「内緒です♡エマさんは好きなアクセサリーとかありますか?」
エマ「私?うーん…そうだなぁ」
せつ菜(いただいた指輪、カバンにしまったらどこかへ行ってしまいそうで…ずっと手の中にあるんですよね…)
せつ菜(このまま持っていてもしょうがないですし…しずくさんの言う通り、おまじないは今から継続させましょう)
せつ菜「あれ…?私、幸せを運ぶリングの話しましたっけ…」 果林と姫乃との関係はまだエマには知られてないのか
少なくとも果林はそう思ってるんだな 〜翌日・カフェ〜
侑「ここが待ち合わせ場所?」
かすみ「はい。もうついてるって連絡あったんですけど…」キョロキョロ
侑「次の練習を見に来るだけなのに、打ち合わせがいるの?」
かすみ「みたいです。かすみんもまだ詳しくは聞いてなくて」
遥「あっ…!こっちです、こんにちは♪」
姫乃「虹ヶ咲学園の皆さんお久しぶりです」ニコ
侑「遥ちゃんに姫乃さん…!スクールアイドルフェスティバル以来ですね!」
姫乃「はい♡あの時は大変お世話になりましたぁ」
かすみ「いえ、かすみん達の方こそ楽しかったです」
遥「実は今日お呼びしたのもその事なんですけど…もう一度、やりませんか?」
かすみ「えっ!?第二弾ってことですか?」
姫乃「いかがでしょうか?いきなり同好会の皆さんにお話するのは、混乱を招いてしまうと思ったので。まずはお二人にと」ニコニコ
遥「スクールアイドルフェスティバル、私の学校の方からもすごく好評だったんです!」
侑「やろう…!!」ガタッ
かすみ「ちょっ、即決すぎますよ…!まぁでも、かすみんも賛成です。他のみんなもそうだと思います」
侑「それに第二弾ってことは、新しい取り組みにチャレンジするのもいいよね?」
遥「新しい取り組み…?」
侑「まずスクールアイドル水泳大会は必須だよね」 ⎛(cV„Ò □ ÓV⎞ イベント盛り上げたいだけだから!あと歩夢の水着見たいだけだから! ⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞エマさんの水着はマイクロビキニっ…と 遥「す、水泳大会…??」
侑「そう!!ほらうち大きいプールあるしさ」
かすみ「いきなり体育会系ですね…まぁ盛り上がるとは思いますけど。自由形とかで競い合うんですか?」
侑「かすみちゃんさ…そんなガチな勝負しても何も面白くないよね」
かすみ「でも水泳大会って勝負ありきじゃ…」
侑「水中バレー、騎馬戦、水上手押し相撲!この3種目にしぼって開催するのはどうかな?」
遥「わぁ、面白そうですね!」
侑「だよね!チーム分けは私が決めるから、みんなは言われた通りにしてくれたらいいよ」ニコニコ
姫乃「盛り上がること間違いなしですね♡」
かすみ(なんで侑先輩、こんなにやる気なんだろ……あっ)
かすみ「ちょっと待ってください!もちろん服装は自由ですよね?濡れてもいい半袖短パンとか…」
侑「は!?いいわけないじゃん!!!」ドンッ
かすみ「やっぱそれが目的でしたか!」
侑「違っ…!!私はただみんなのトキメキを目に焼き付けたいだけ!」 かすみ「じゃあ一応聞きますけど、同好会内でのチーム分けはどうするんですか?」
侑「…かすみちゃん、璃奈ちゃん、愛ちゃん、歩夢、そして数合わせの私がひとつのチームでしょ」
侑「もうひとつはそれ以外のメンバーかなっ」ニコリ
かすみ「胸の大きさや個人的なタイプで人選してるのまるわかりなので却下です」
侑「はぁ…よく見てよかすみちゃん。歩夢もこっちにいるんだよ?そんなやましい理由で、」
かすみ「どう考えても対決する相手に歩夢先輩がいたら視姦できないからですよね」
侑「…っ!?かすみちゃん、私の心を読めるの…!?」
姫乃「お二人は仲良しなんですね♡」
かすみ「すみません…この話は無しで」
侑「そんな……!」
遥「それなら、具体的なイベント内容は他の皆さんと一緒に考えるのはどうでしょう?」
姫乃「そうですね♡私もその方が助かります」
侑「…うん、また色々考えてみるよ」ズーン
遥「皆さんお忙しいのに、練習にお邪魔させてもらってすみません…」シュン
かすみ「全然ですよっ、むしろ大歓迎です♡」
姫乃「あ、当日は交流を深めるためにとあるゲームも用意していますので」ニコ かすみ(ゲーム…?いや、いくら果林先輩の浮気相手でも常識はある人だし大丈夫か…)
姫乃「それでは、そろそろ失礼しますね」ニコ
侑「また来週よろしくお願いしますっ!」
遥「あの…ちょっといいですか」
かすみ「へっ?かすみんですか?」
遥「はい。お姉ちゃんのことで…」
かすみ「彼方先輩……?」
遥「最近のお姉ちゃん、疲れてるみたいなんです…何か心当たりとかあったりしませんか?」
かすみ「うーん?いつもと変わらないような…」
遥「そうですか…それなら、いいんですけど…」シュン
かすみ「遥ちゃ…遥さんはお姉ちゃん想いなんですねぇ」
遥「ふふっ。ありがとうございます。あと私の事はちゃん付けでいいですよ」ニコ
かすみ「わ、わかりました…//」
遥「はぁ……私も虹ヶ咲の皆さんみたいに、もっともっと頑張らなくちゃ」
かすみ「あの、疲れてるんですか…?目の下にもクマがあるし」
遥「いえ、大したことでは…!たまに、家に野良猫が入り込んでる事があって寝不足なだけです」ニコ 〜翌週〜
侑「ようこそ、虹ヶ咲学園へー!」
姫乃「こんにちは♡」
歩夢「姫乃さん、お久しぶりです」ニコ
遥「よろしくお願いします…!」
彼方「遥ちゃーん!待ってたよぉ〜!」
せつ菜「あれ…?おふたりだけですか?」
姫乃「他に3人ほどお邪魔させてもらう予定でしたが、都合が合わず…」
愛「なるほどね!でもよく見知った顔見れて嬉しいよ!」
璃奈「今日はよろしくお願い…します」ペコリ
しずく「いい一日にしましょうね」ニコ
果林「さ、雑談はそこまでにして練習始めるわよ」
エマ「ふふっ、今日の果林ちゃんは何時になくやる気だね〜♡」
彼方「彼方ちゃんもココ最近で一番のやる気あるんだぜ〜!!」フンス
かすみ「今日のメニューは…外でランニング、からの中でユニットに別れてボイトレです!」
侑「よーし!全員でがんばろう!」
歩夢(外からお客さんが来てるとはいえ、いい雰囲気だなぁ…みんなやればできるんだね)ニコニコ
果林(さっきから姫乃、私ばかり見てくるじゃない……自然に振る舞いなさいって言ったのに勘弁して欲しいわ)
彼方(今日こそ遥ちゃんに良いとこみせるぞ…!)
??(……ふふっ♡今日こそあの女の尻尾を掴んでみせますよ)
???(丁度いい機会だし、徹底的にわからせてあげようかな…)
かすみ「……っ!?な、なんか寒気が…」ゾク 彼方ちゃんの家は壁が薄そうだからお部屋でしたら家中に聞こえたりしないかな 〜2時間後〜
侑「よし、そろそろ休憩しよっか!」
『は〜い!』
歩夢「結構いい感じで合わせられたね」
せつ菜「はい!A・ZU・NAでハモリもいいかもしれませんね」
愛「ふ〜。なんかめっちゃ汗かいた!」
エマ「私も、ぐちゅぐちゅのびちょびちょだよ〜」
侑「……!?///」
彼方「彼方ちゃんも、充電切れギリギリ…うへ…」グタリ
しずく「彼方さん!まずタオルで汗を拭かなきゃだめですよ。ほら、」ゴシゴシ
遥「もうっ。お姉ちゃん仕方ないなぁ、」ゴシゴシ
しずく・遥「………」
彼方「わわわ…そんな両方からゴシゴシされたら溶けちゃうよ〜」
しずく「ふふっ、そうでした。今日は遥さんがいらっしゃるのを忘れていました…どうぞ?」ニコ
遥「い、いえ…!私こそすみません。いつもの癖で…」ニコ
しずく「いえいえ。いつもは私がやってあげてるんですけど、今日くらいはお譲りしますよ?」ニコ
遥「いやいや、いつもやってるのは私ですので…どうぞ?」ニコ
かすみ(えぇ………彼方先輩何やってんですか、フォローしないと…!)
彼方「うぅ…きゅ、急に眠たくなってきた……」コテン かすみ(は?のんきに寝てる場合ですか…!?)
しずく「…遥さんは本当にお姉さんのことが好きなんですね」
遥「はい。私の自慢のお姉ちゃんですから」
しずく「美しい姉妹愛ですよね。ただ、それ以上でもそれ以下でもない…どこまでいっても平行線なんですけど」
遥「それを言うならしずくさんこそただの恋人ですよね。つまるところ、赤の他人という事です」
しずく「ふふっ…いずれ私のことをお姉様と呼ぶことになるんですから、ワガママ言っちゃ…めっ♡ですよ?」
遥「…この女狐……やっぱり私がやるしか…」
かすみ「ちょ、ちょっとちょっとー!!」グイッ
遥「なにかご用ですか?」
かすみ「いや…なんかキャットファイトを見たような気がして」
しずく「どうしたの、かすみさん。私たちは仲良しだよ」ニコ
遥「…そうですよ。とっても仲良しなんですから」ニコ
かすみ「………」アセダラダラ
姫乃「みなさーん♡休憩がてら、ゲームをしませんか?」
歩夢「ゲーム…?」
姫乃「はい、俗に言う女王様ゲームです♡」 せつ菜「女王様ゲームとは?」
姫乃「ここに12本のくじがあります」ジャラ
歩夢「すごく自然にポケットから出てきたけど…」
姫乃「くじには1〜11までの数と、女王という文字がそれぞれ書かれています。女王様を引いた人はなんでも命令をする事ができます」
侑「何でも!?」
愛「あは、よくあるやつじゃん」
果林「何ここキャバクラ?」
エマ「ぅん…?果林ちゃん、キャバクラってなぁに?そこでするゲームなの?」
果林「あー……ほ、本で読んだことあるだけよ」
璃奈「質問。命令って、なんでもいいの?」
姫乃「はい♡と、言いたいところですが…私たちはスクールアイドルですから、一線は超えないような内容にしましょうね」
かすみ「あの、多分暴走する人がいるので…厳しいかもです」
姫乃「えっ?暴走…ですか?今、人気急上昇中の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の皆さんが?」
かすみ「へっ」
姫乃「スクールアイドルというのはファンの偶像崇拝によって成り立っています」
姫乃「そんなあなた方が、まさか特定の人間にうつつを抜かしているなんてこと…無いですよね?」ニコ
『………』
彼方「正論パンチなんだぜ…」 遥「女王様ゲーム、経験がないので楽しみです。皆さん一緒に遊びましょう!」ニコ
歩夢「あーうん…そうだね」
エマ「楽しいゲームにしようねっ」
かすみ(姫乃さん、果林先輩とエマ先輩が付き合ってること知ってるはずなのに何であんなこと言ったんだろ…)
かすみ(それに、遥ちゃんもノリノリだし…)ウウン
姫乃「それでは、1回目……スタートです♡一斉に取りに来られると危ないので、私が目を瞑ってランダムに渡していきますね」ヒョイ
かすみ(かすみんのくじは……5番、か…)
かすみ(女王様なんて引けない…というか引いたところでなんだけど。…ま、とりあえず最初だから軽めのヤツでしょ)
愛「お、愛さんが女王様じゃ〜ん」ニヤリ
かすみ(うわっっ……)
愛「そうだな〜。5番が女王様にイラマ…」
ガンッッ!!
かすみ「愛せんぱ〜い、さっきの話聞いてましたー?」
愛「いきなり先輩の椅子にダイレクトアタックとか…流石の愛さんも心臓がキュってなったよ。てかまだ全部言ってないし」
せつ菜「イラマ…なんですか?」
歩夢「そこはもう忘れた方がいいよ、せつ菜ちゃん」
愛「にしてもかすかすの焦りよう……あぁ、なるほどね」ニヤリ
姫乃「それでは愛さん、改めて命令をどうぞ。ド直球なセクハラじゃなければ何でも大丈夫ですよ」ニコ
愛「5番が初エッチのエピソードを話す!!」 やっぱりこの愛さんは生えてても構わずに食べちゃう人なんじゃ… 侑「初えっち!?そ、それはいいの?」ゴクリ
せつ菜「ダメに決まってるじゃないですか…!!///ここは学校ですよっ//」ガタッ
璃奈「せつ菜さんの言う通り、ここは学校…だけど今の場所は部室」
せつ菜「え…?部室も学校の一部では…?」
愛「せっつーしらないの?スクールアイドル同好会の部室って治外法権の対象なんだよ」
彼方「今更とんでも設定が出てきたんだぜ…」
エマ「チガイホウケン?」
侑「簡単に言うと、この部室は日本の中にあるスイスってことだよエマさん」
姫乃「スイス…!?」ガタッ
歩夢「侑ちゃん、ややこしい説明やめようよ…」
せつ菜「意味のわからないことを言わないでください…!私は生徒会ちょ…じゃなくて、知り合いに生徒会役員がいるんですよっ」
璃奈「その生徒会が認めてるんだから、仕方ない」
かすみ「は?」
彼方「んん〜…お、そういえば副会長が裏で糸を引いてるとか何とか、クラスメイトの子から聞いてたや」
しずく「あっ…私も思い出しました。うちの、演劇部の部室でも誰かが似たようなことを言っていたような…」
せつ菜「…!?」
愛「せっつーさぁ、さっきから否定してる割には顔真っ赤だよ?本当は気になるんじゃないの〜?」ツンツン
せつ菜「ち、違いますっ…///他の人の話を聞いても恥ずかしいだけじゃないですか…!」
果林「別にいいんじゃない?みんな年頃なんだし、その程度なら。もう諦めて5番は早く名乗り出なさい」
璃奈「興味津々だね」
彼方「まぁ初めての話って気になっちゃうよね〜」
歩夢「でも、いくら許されてるとしても…スクールアイドルがこんな話していいのかな?」
かすみ「そ、そうですよ…!かすみん達はスクールアイドルなんですよっ」
姫乃「確かに歩夢さんの意見はもっともでしょうが、果林様…果林さんの仰ることもわかります。というか無条件で果林さんの意見に従いませんか?」
エマ「うーん…。じゃあ間をとって、ここだけの秘密にする代わりにぶっちゃけるとかどうかな?」
しずく「間をとるの振り幅が大きいような…」
侑「そうしよう!!はい、決まりね!」
愛「んじゃかすかす、よろしくぅ!」
かすみ「くっ……」ギリ もうこのアイドルグループは終わりだと思ったけどよく考えたら高校生ならこれくらい普通だわ 侑「え、かすみちゃんが5番?なーんだ…」
遥「すごい。こんなにたくさん人がいるのによくわかりましたね!」
愛「まぁね〜!情報処理学科だから、心理学も勉強してたりしてさぁ。普通はあんなに嫌がらないじゃん?」
エマ「わぁ、愛ちゃん天才だね!」
彼方(いやアレは誰でもキツいような…)
果林「へぇ、かすみちゃんなの。これは楽しみだわ」ニヤ
かすみ「ま、まだかすみんって言ってませんけど…!?」ドギマギ
しずく(あー……やっぱ5番、かすみさんなんだ)
歩夢(かすみちゃんどうするんだろう。せつ菜ちゃんは……)チラ
せつ菜「」ポカーン
歩夢(うーん、だめそう)
璃奈「というかこの時点で99%かすみちゃんだよね」
かすみ「うぅ……!!そうだけどさ…!」
姫乃「かすみさん、これは女王様ゲームですので…こと細かな説明をよろしくお願いしますね」ニコ
せつ菜「っっ……///」
かすみ(やばい…せつ菜先輩がさらにテンパってるよ…)
愛「うーん、話しにくい?じゃあ最初はどこでヤったか教えてよ」
かすみ(かすみんが初めての話をするのは全然…いや、全然は良くないけどまだいける)
かすみ(でも、かすみんが本当のことを話しちゃうとせつ菜先輩まで巻き込むことになる……どうすればいいの…!?)
姫乃「かすみさん…?どうかされましたか?」
しずく(かすみさん困ってるなぁ…。みんなの視線がせつ菜さんにも注がれてるから当たり前かもしれないけど)
しずく(…しょうがない。ここは助け舟を出してあげようかな)
かすみ「その…場所は……」
しずく「あ!これは余談なんですけど…初体験って、その相手が今の恋人だとは限りませんよね」ニコ せつ菜「……!」
かすみ「ちょっとしず子、なに言って…」
しずく「ん?どうしたのかすみさん…あ、そっか。スクールアイドルの私たちに恋人なんていないもんね。失言だったよ」
姫乃「…スクールアイドルは恋人を作るべきではありませんが、人間らしい欲を持つことは許されるべきです」
愛「つまりセフレはOKで本命はNGってコト…!?すごい、超理論に思えてきたよ」
侑「いやダメでしょ!?本命は大事にしないと…!!」チラチラ
歩夢「ふふっ…もぅ侑ちゃんってば♡恥ずかしいよ〜♡」
果林「まぁ実際、いくら女の噂があったって本人が認めない限りは信じるってファンもいるわよねぇ」
璃奈「経験者は語るってやつ?」
果林「璃奈ちゃん、後で少し話があるんだけどいいかしら」
しずく「だからかすみさん…別に、正直に話さなくてもいいんだよ?」ニコ
かすみ「……!!」
しずく(伝わったかな…かすみさんは間違いなくせつ菜さんとが初めてなんだろうけど、嘘をついたっていいんだし)
しずく(ただ……こうすると、少し弊害がでちゃうのも仕方ないことだよね)
かすみ「場所は……その、空き教室…だったかな……」
愛「へー?いつ?」
かすみ「えぇと…1年くらい前…ですかね?」
エマ(あれれ?)
彼方(あっ、ふーん……)
愛「中3で脱童貞してたんかい!!」
かすみ「わ、悪いですか!?///」 愛「いや別にー?てか普通じゃない?中学なんて動物の発情期みたいなカンジだし。ね、カナちゃん?」
彼方「うぇ!?」
遥「宮下愛さん。お姉ちゃんをそこらの猿と同レベルにしないでもらえますか?」ニコ
愛「ひっ……あ、なんかこれもいい…」ゾク
侑「どっちにしろ、かすみちゃんは相手に誘われたら断れないタイプだよね。わかるよ〜!おっぱいには全人類みな逆らえないからね」
かすみ「侑先輩と一緒にしないでもらえます!?」
璃奈「なにこれ」
エマ「さぁ…?」
果林「そんなことはいいから、早くプレイの内容を聞かせなさいよ」
かすみ「だから、普通に……中に入れて、終わりですけど!初めてなんだから掘り下げても何も無いです!」プイ
愛「うん、まぁいいよ。答えてくれたし充分!」
かすみ「はー疲れた……あぶな…」
かすみ(せつ菜先輩との初めてを絶対絶対話すわけにいかないし…って、あれはそもそも最初じゃないのかも)
かすみ(めちゃくちゃ恥ずかしがるせつ菜先輩を何とかなだめて、足開けてもらう代わりに部屋を真っ暗闇にして…)
かすみ(で、かすみんも初めてだから手探りじゃ上手く入れれなくて…焦ってたらたたなくなって…)
かすみ(あ、でも…その次はせつ菜先輩が肩に力入りすぎてて、結局……)
歩夢「せつ菜ちゃん、大丈夫?」
せつ菜「えっ…はい?」
歩夢「考え事してる様に、見えたから」 せつ菜「…すみません。大丈夫です」ニコ
歩夢「かすみちゃん、あんな風に言ってるけど…本当かどうかなんてわからないよ」
せつ菜「歩夢さんが気にすることじゃありませんよ」
歩夢「………」
姫乃「では、2回目です。私が同じようにして配っていきますね…」
かすみ(また引けなかった……次は10番かぁ。なんかドキドキしすぎて心臓痛い…せめて、せつ菜先輩の番号がわかればな…)チラ
遥「すみません…次は私が女王様です」
彼方「おぉ!遥ちゃんが女王様なんて最高だよ〜」
かすみ(遥ちゃんか…でも愛先輩や侑先輩が引くより全然ありだよね、むしろ一番安心できるというか)
遥「そうですね……では、7番の人が…3番の人に壁ドンをした状態で片手を顎に添え、目を合わせながら『私、あなたのことばかり考えてる』と言い」
かすみ「…ん?」
遥「その後3番の腰を強引に抱き寄せ、情熱的な抱擁をし…『愛してるわ、結婚しましょう』とプロポーズ」
遥「最後に二人で赤ちゃん人形を抱いて、記念の写真撮影…でお願いします」
かすみ(あれ?近江遥さん?)
しずく「ふふっ…変なの、まるで台本のような命令ですね?」ニコ
遥「最近こういう漫画にハマってるんです」ニコ
彼方「そ、そっか…!彼方ちゃん、一瞬心配になっちゃったよ〜」
愛「これは中々に恥ずかしいやーつ…愛さんじゃなくて良かったー!」
遥「まず7番の方は、どなたですか?」
果林「私ね。注文が多いのは気になるけど、やってあげるわ」
かすみ(なんだ果林先輩か…。こういうの慣れてそうだし、パパっと終わらせてもらって次に……)
姫乃「うふふふ♡私、3番でした〜」ニコニコ
かすみ(……マジで) 果林「………」
姫乃「えっ…!?果林さんが7番なんて、そんな偶然ありえるんですね…♡♡♡やっぱり運命の糸は二人を引き裂けないっ…♡」
かすみ(なんかめっちゃわざとらしいリアクションしてるけど、いくら何でも不自然すぎるでしょ!!)
かすみ(遥ちゃんの命令って、明らかに姫乃さんの趣味全開だし…!ってことは二人は間違いなく組んでる…)
かすみ(でも目当ての人を言い当てるのは運頼み…え?誰かが情報を流してる、とか??)
璃奈「はい。赤ちゃんの人形持ってきたよ」
歩夢「すぐに調達できる璃奈ちゃんって何者…?」
彼方「ふぅん、遥ちゃんは王子様系が好きなのかぁ〜。ということは将来そんな人が挨拶に来るんだ……うぅ…」
遥「そうだけど…でも、お姉ちゃんも素質あると思うの…!白馬に乗ってここから連れ出してあげる、みたいな♡えへへ…」
しずく「あはは、夢は夢の中で見ましょうね〜」
遥「うふふ、所詮役者が脚本に口をださないでもらえますか?」
侑「しずくちゃんと遥ちゃんって仲良いんだね!!羨ましいなぁ」
愛「ゆうゆの目、腐ってない?」
侑「え…!?目って腐るの!?」
エマ「3番、姫乃ちゃんなんだね〜」ニコ
姫乃「うっふふふふ……すみませんねぇ、エマさん♡でもこれはゲームですからぁ♡」
姫乃(っくくく……平常心を保っているように装っていますが、内心は腸が煮えくり返っているに違いありませんわ…!!)
姫乃(これは勝ち、紛れもない勝利…!!そもそも果林先輩は八丈島出身なんですから、日本人である私がお嫁に行くべきですっ…!)
姫乃(スイスは祖国に帰るといいですわ!!はぁ…果林様とのイチャイチャを見せつける時が、)
果林「あ、よく見たら7じゃなくて1だったわ」
姫乃「…あ゙?」
かすみ(アイドルが出しちゃいけない声出てますよ…!!)
果林「そ、そそそんなご冗談を…いくらお勉強が苦手な果林様だからって、数字を見間違えるなんてこと…」
かすみ(全然あるんだよなぁ……) 修正ver
果林「………」
姫乃「えっ…!?果林さんが7番なんて、そんな偶然ありえるんですね…♡♡♡やっぱり運命の糸は二人を引き裂けないっ…♡」
かすみ(なんかめっちゃわざとらしいリアクションしてるけど、いくら何でも不自然すぎるでしょ!!)
かすみ(遥ちゃんの命令って、明らかに姫乃さんの趣味全開だし…!ってことは二人は間違いなく組んでる…)
かすみ(でも目当ての人を言い当てるのは運頼み…え?誰かが情報を流してる、とか??)
璃奈「はい。赤ちゃんの人形持ってきたよ」
歩夢「すぐに調達できる璃奈ちゃんって何者…?」
彼方「ふぅん、遥ちゃんは王子様系が好きなのかぁ〜。ということは将来そんな人が挨拶に来るんだ……うぅ…」
遥「そうだけど…でも、お姉ちゃんも素質あると思うの…!白馬に乗ってここから連れ出してあげる、みたいな♡えへへ…」
しずく「あはは、夢は夢の中で見ましょうね〜」
遥「うふふ、所詮役者が脚本に口をださないでもらえますか?」
侑「しずくちゃんと遥ちゃんって仲良いんだね!!羨ましいなぁ」
愛「ゆうゆの目、腐ってない?」
侑「え…!?目って腐るの!?」
エマ「3番、姫乃ちゃんなんだね〜」ニコ
姫乃「うっふふふふ……すみませんねぇ、エマさん♡でもこれはゲームですからぁ♡」
姫乃(っくくく……平常心を保っているように装っていますが、内心は腸が煮えくり返っているに違いありませんわ…!!)
姫乃(これは勝ち、紛れもない勝利…!!そもそも果林先輩は八丈島出身なんですから、日本人である私がお嫁に行くべきですっ…!)
姫乃(スイスは祖国に帰るといいですわ!!はぁ…果林様とのイチャイチャを見せつける時が、)
果林「あ、よく見たら7じゃなくて1だったわ」
姫乃「…あ゙?」
かすみ(アイドルが出しちゃいけない声出てますよ…!!)
姫乃「そ、そそそんなご冗談を…いくらお勉強が苦手な果林様だからって、数字を見間違えるなんてこと…」
かすみ(全然あるんだよなぁ……) 遥「えっ…!?嘘ですよっ。私は確かに……」チラ
侑「うぇ!?そ、そんなはず…あれ??」
かすみ(侑先輩……どうせくだらない胸の写真とかに釣られたんでしょうね…)
果林「いや本当に1番なのよ。ほら」ヒョイ
遥「ほんとだ…ど、どうしよう…」
歩夢「ん…?どうしてみんな頭を抱えてるの?」
姫乃「ッチ……もういいです。たかが1回失敗しただけ…まだチャンスは…」
彼方「果林ちゃん7番じゃないなら、誰〜?」
エマ「私だよ〜」ニコ
姫乃「っ…!?!?!?」
かすみ「あぁ、ドリームマッチですね」シロメ
姫乃「い、いやぁ……!!私は果林さん以外の人間に抱かれたくなんてありませ、」
果林「姫乃ちゃん?余計なこと言う前に早く終わらせなさい」
姫乃「果林さまっ……わかりました…」
エマ「ふふ、私は大歓迎だよ〜」ニコニコ
かすみ(エマ先輩はほんと良い人だなぁ…果林先輩は本気で反省すべきですよね)
ギュッ
姫乃(恋敵に抱きしめられるなんて、こんな屈辱はありませんわ…)
エマ「……るよ」ボソ
姫乃「はい…?」
エマ「あんまり舐めてるとネーヴェちゃんの餌にするよ」(低音)
姫乃「っっ……!?」
エマ「残念だけど果林ちゃんは私のモノだよ。私にバレてないと思ってるところも可愛いから、見逃してあげてるだけ…♡」ヒソヒソ
姫乃「ぅ、あ……」ジョワ
エマ「はーい♡終わったよ〜」
遥「台詞がよく聞こえませんでしたが…結構です」 姫乃(あのエマ・ヴェルデという女、恐ろしいです…。笑顔で明確な殺意を向けられたの初めてですわ……)ブルッ
姫乃(でも、果林様を手玉にとるなんて…そんなの許されるはずありません!)
姫乃(そうです……果林様はあの女に誑かされているだけ!私が目を覚ましてあげなくてはっ…)
姫乃「そうすれば私のことを……っふ……くくくっ…!」ニタニタ
侑「姫乃さん……?ま、まさか私が番号を見間違えたから頭がおかしくなって…!?」ガクブル
遥「多分違うと思います」
かすみ「侑先輩ってたまにかすみんよりバカになりますよね」
果林「…エマ、彼女に何かしたの?」
エマ「うん?ちゃんと言われた通りにしただけだよ〜♪」
果林「そ、そう…(これ以上聞かないでおきましょ)」
愛「なんかイマイチ盛り上がらなかったね〜。やっぱこういうのは下ネタじゃないとさ」
彼方「うーん、どういうのが定番なのか彼方ちゃん知らないからなぁ」
せつ菜「私もわかりません…そもそも女王様ゲームって何が面白いんですか?」
歩夢「無茶ぶりされた相手の反応とかを楽しむんじゃないかな…多分」
愛「当たり!そして女王様ゲームの定番といえば、やっぱキスでしょ。ソフトなのからディープなやつまでね」
しずく「私は舞台ですることもありますから平気ですけど、皆さんはそうじゃないと思いますよ」
彼方「えぇ!?彼方ちゃん初耳だよ〜…!」
侑「キス!?このゲームってキスできるの…!?」ガタ
璃奈「組み合わせによっては流血沙汰になるからやめた方がいい…と思う」
歩夢「そうだね〜。やめた方がいいと思うな」ニコ
姫乃「では、次のゲームを行いま〜す☆」キラリ
かすみ(姫乃さん、遥ちゃん、侑先輩は組んでる…だからその3人にさえクジが渡らなければいいんですよね) 姫乃「では、配りますね〜」ヒョイヒョイ
かすみ(う……また引けない上に1番か…)
彼方「あーあ、またダメだったよ〜」
果林「私もよ。引けたら色んなコトしてもらおうと思ってたんだけど」
エマ「私もみんなでハンカチ落とししたかったよ〜」
姫乃「あ、すみません。私が女王様でした」
かすみ「え!?運良いですねぇ…」
侑「ねぇ歩夢!なんでこっちみてくれないの?」
歩夢「侑ちゃんはズルしてるって聞いたからだめ!」
かすみ(今回は侑先輩も動けてない…誰が誰かわからないなら好き勝手に命令はできないはずです!)
姫乃「そうですね…では特定はせず、皆さんに聞きましょう。スクコネって知っていますか?」
かすみ「スクコネ…??」
姫乃「正式名称はスクールアイドル・コネクト。今流行りのSNSの一つなんですが」
姫乃「他のメジャーなSNSと大きく違うのは、スクールアイドルしか利用できない完全登録制のアプリなんですよ」
愛「あ、知ってるよそれ。よくカリンと一緒に見てるし」
果林「ちょっと愛…!」
愛「あ、ごめんごめん」
かすみ「え?ただのSNSですよね。別に見るくらい良くないですか…?」
果林「そ、そうよね。別におかしいことじゃないわよね」フフン
姫乃「表向きはスクールアイドル同士の幅広い交流を図るものですが、一部では匿名であることを利用した出会い系アプリとして活用されています」 遥「同じスクールアイドルの仲間をそんな目で見るなんて、穢らわしいです…」
愛「うーん正論パンチ。でもさぁ、ウブなかすみんは置いといてもカナちゃんやゆうゆは興味あるっしょ」
彼方「いや〜…彼方ちゃん、出会い系とかする女の子はあんまり好きじゃないかな。誰にでもそういう事するんでしょって思っちゃう…」
侑「私もなしかな。やっぱり写真より生が一番…じゃなくて、可愛い幼馴染みが隣にいるからね」キリッ
歩夢「もう侑ちゃんってば〜♡」パシッ
侑「うっ!」バコ
愛「じゃあ愛さんの気持ちをわかってくれるのはカリンだけか〜」
エマ「…果林ちゃん?ろくに道案内もできないのに遠方のスクールアイドルと会ったりしてないよね?」ニコ
果林「してないわよ…!!私はちゃんとした使い方を…たまに、ランキングを見て楽しんでただけで」
侑「ランキングとかあるの!?」
姫乃「基本的にアカウントは匿名で、完全な顔出しもほぼありません。ですが、閲覧数やお気に入りの数で総合的にランキングが毎週発表されるんですよ」
愛「そうそう、人気のある子は取り巻きもすごいんだよ。一応SNSだから投稿とかもあって、エロい自撮りとかあがった日には…」
かすみ「へー…」
姫乃「それで、本当にお聞きしたいのはここからなんですけど…この方を見てください」パッ
かすみ(つばの大きい帽子で目元から上を隠してるけど、整った鼻筋と艶っぽい唇が……)ゴク
姫乃「この人、〈サクラ〉というアカウント名なんです。今ではランキングの上位常連…この前は3位にもなってましたね」
姫乃「それで、これは遥さんがお気付きになられたことなんですが…」
遥「…はい。皆さん、ここを見てください」スッ
かすみ「ここ?小さくてよく見えな…」
遥「この写真には、小さく虹ヶ咲学園の校章が写っているんです」
かすみ「えっ……??」 果林「虹ヶ咲の校章があったらなんなのよ」
しずく「この〈サクラ〉って人は虹ヶ咲の生徒ってこと…じゃないですか?」
エマ「なーんだ、そういうことかぁ…?」
侑「あー…うん?でもこのアプリ、」
璃奈「スクールアイドルしか登録できない」
彼方「…ほえ?」
せつ菜「つまり…」
歩夢「い、いやいやそんな……」
かすみ「かすみんたちの中にこの人がいるってことですか!?」
愛「え……マジ…?」
姫乃「そういう事になります」
遥「こんな下品なものを、私のお姉ちゃんが所属している部活内でやっている人がいるなんて……」
侑「い、いやでも…スクールアイドルになりすまして登録する人もいるんじゃないかな!?」
璃奈「…それはない。今少し触ってみたけど、認証されるための身分証が必要だった。しかもその後、身辺調査?が終わらないと利用できない」
果林「なんでそんな厳重なのよ…」
しずく「スクールアイドルだけのアプリを謳っているからでしょうか」
彼方「じゃあやっぱり、私たちの中にこの子がいるってこと…?」
かすみ「そんな……」
遥「侑さん…!」
侑「は、はい」
遥「スクールアイドル同好会のマネージャーとして、こんな由々しき事態を見過ごす訳にはいかないですよね…?」 〜その夜〜
かすみ(結局あの後…話はまとまらなくて、練習見学会はお開きになった)
かすみ(同好会内にその人がいるって情報だけがひとり歩きして…犯人探しじゃないけど、雰囲気も最悪だったし)
かすみ(でもそれって悪いことなのかな…ううん、ファンからしてみれば印象良くないよね…)
かすみ「スクコネか…さっき登録してみたし、どんなのか見てみれば…」ポチポチ
【スクコネにようこそ☆ |c||^.-^||】
【ユーザー名、地域、好きなタイプを登録してくださいまし】
かすみ「えっ…うーん……」
かすみ「名前か……かすみを入れ替えて、す、み、か…」
かすみ「地域は関東、好きなタイプ…!?こんなのも聞いてくるの…?」
かすみ「……カワイイ系、小悪魔系、ここら辺かな…」ポチポチ
【スクールアイドル〈すみか〉さん♡楽しんでいってくださいね♡】
【あなたにおすすめの女の子はコチラ♡】
かすみ「うわ、アカウントがいっぱい。これ好きなタイプが反映されてるっぽいし……何か本当に出会い系って感じが…」
【大発表!スクールアイドルウィークリーランキング!】
かすみ「あっ、これかな。ランキング上位は…っと」ピコ
1位 アリサ
2位 チカ
3位 ちゅんちゅん♡
4位 サクラ
5位 †桐乃アスナ†
6位 トマト
7位 フルハウス
8位 葉月恋
9位 コットンキャンディー
10位 ブロッコリー卍
かすみ「サクラってこの子、だよね」 かすみ「……どんな投稿してるんだろ」
【今日は暗くなるまで練習があって、大変でした。汗で身体が冷えないようにしないといけませんね】 (後ろ姿・うなじに汗が流れてる写真)
コメント103件
アイ☆トモ< えっろw舐めたい
な〜ん< マジ抱きて〜
ラブアロー< 運動はとてもいいものです
船乗り< うなじ+80点、アングルがあざとすぎる−50点、合計30点
アップルパイ< うちの姉様の方が可愛い
かすみ「うっわ、民度最悪なんですけど…ほんとに同じスクールアイドルなの…?」
【今日は大切な人とデートでした♡…嘘です。でも、少しくらい同じ気持ちになってくれてたら嬉しいな】(顔にモザイク処理がされてる上半身の自撮り)
コメント156件
ボルシチ< 本当のデートを教えてあげてもいいわよ
ツインテ< 絶対そんな可愛くないわこいつ
猫< でたwww色んなとこに書き込んでるの暇すぎワロタにゃw
ツインテ< 痛い語尾でしかレスバできない奴がなんか言ってるわねw頭悪そうw
猫< どこ住みか教えろにゃ
デコ凸< 髪飾りがとても似合っているわ
かすみ「髪飾り……あれ…?これ、どこかで…」 皆崩壊してる中で汚れ役やらされてないのは贔屓の一種だろ
スクスタみたいにな 一人だけ本名なの強い(確信)
コメント欄でnkrnがレスバしてるのすき prrrr!!!
かすみ「っ…!」ビク
かすみ「なんだ電話かぁ……え、遥ちゃん?」
ピッ
かすみ「もしもし…」
遥『かすみさん、すみません急にお電話しちゃって…』
かすみ「全然いいですけど…珍しいからびっくりしちゃいました」
遥『単刀直入に言います。実は、わかったんです。サクラの正体が』
かすみ「……!!」
遥『それで、折り入ってかすみさんに相談したいことがあって。その件も関わってくることなんです』
かすみ「かすみんに相談しなきゃいけないって…もしかして、」
遥『シッ。電話だと誰に聞かれているかわかりません……今から出れますか?』
かすみ「え、今から!?まだ7時だし電車はあるけど…」
遥『私の家…住所をLINEで送ります。今から来てくれますか…?』
かすみ「……多分、行ける」
遥『良かった…こんなこと、かすみさんにしか話せないんです。よろしくお願いします…それでは』ピッ
かすみ「サクラの正体…やっぱり同好会内にいたんだ」ガサゴソ
タッタッタ
かすみ「えーっと、ちょっと出かけてくる」
かすみママ「え、こんな時間からどこ行くの?」
かすみ「同好会の先輩と会うだけ!9時には帰ってくるからー!」ガチャッ 〜近江家前〜
かすみ「んーと…ここ……だよね?彼方先輩、アパートに住んでるって言ってたから」
かすみ「うん、番号も合ってる。夜だし騒いだら迷惑だよね。静かにしなきゃ」ソロソロ
ピンポーン
かすみ「すみませ〜ん…」
ピンポーン
かすみ「遥ちゃーん?彼方せんぱーい……?」
ピンポーン
かすみ「えぇ……誰も出ないし。テレビ見てるとか…?」
かすみ「ごめんくださ〜…え、開いてるし」ガチャ
ギィィッ
かすみ「こんばんはー……あの、誰か〜…?」
シーン…
かすみ(上がってもいいかな…一応呼ばれてるんだし……)ギシ
??「すー……すぅ…」
かすみ「へっ、」
遥「うぅん……」スヤスヤ
かすみ「ね、寝てる…??」
かすみ(でも良かった、居てくれて。ソファで横になってるってことは、待ってる間に寝ちゃったのかな)
かすみ(それに、薄い毛布被ってるだけだし…風邪ひかせる前に起こさなきゃね)
かすみ「お〜い…」ピラッ
遥「うぅ……」(バスタオル一枚)
かすみ「ひぅ……!?///」 かすみ「え、え、え…??」
遥「あ……かすみ、さん」パチッ
かすみ「な、何もしてませんからっ…///」バッ
遥「ふぇ…あ、ごめんなさい。お風呂あがりって眠くなりますよね」クス
かすみ「別にいいですけど…他の方はいないんですか?彼方先輩とか、親とか…」
遥「お姉ちゃんはしずくさんと出かけてますよ。母は夜勤です」
かすみ「ふーん…」
遥「…だからふたりきり、なんです。密会に最適だと思いませんか?」ニコ
かすみ「だから家に呼んだんだ…じゃなくて、それはそうとして早く服を、」
遥「…私、羨ましかったんです。お姉ちゃんが」
かすみ「へ?」
遥「ハグとか、キスとか、セックスとか……どんな感じなんだろう、って」
遥「だから私に教えてくれませんか?かすみさんなら私……何されても…」ギュッ
かすみ「待っ……だ、ダメ」
かすみ(落ち着け私…!!遥ちゃんは彼方先輩の妹ですよ…それに、せつ菜先輩が)
遥「私…同級生よりも、身体には自信あるんです……」ピラッ
かすみ「ひっ……///」
遥「顔、赤くなってます。嬉しいな……//」(押し倒す)
かすみ(なんかめちゃくちゃデジャブ…じゃなくて……!!こんなの、)
遥「女の子がここまでして何もしないなんて……そんな酷いこと、しないですよね…?」ウルウル
かすみ「うぅ……//」 遥「じゃあ、下…脱がせますね」カチャカチャ
かすみ「…しず子でしょ」
遥「…!!」
かすみ「サクラの正体、しず子なんでしょ…?」
遥「……っふふ…なーんだ…気づいてたんですね」
かすみ「……やっぱそうなんだ」
遥「っ、カマをかけたんですか?ずるいですよ」
かすみ「ううん、薄々はわかってた。かすみんがあげた髪飾りを付けてたから…もしかしたらって」
遥「はぁ…そうですか。本当に仲良しですね」
かすみ「それで…こんなことするのにも意味があるの?」
遥「………」フイッ
かすみ「…かすみんにしたかった相談って、これ?」
遥「………」
かすみ「正直に話してくれないと、何もしてあげられないんだけど…」
遥「…言いますけど、怒らないでくださいね」
かすみ「うん、わかった」
かすみ(まぁ同じ歳の遥ちゃんのことだし、大した理由じゃないと思うけど…話は聞いてあげなきゃ)
遥「私は愛しのお姉ちゃんと女狐…しずくさんを別れさせたいんです。そのために、かすみさんを利用するつもりでした」
遥「ここで既成事実を作って…証拠となる写真を残し、私の〈別れさせ計画〉に付き合っていただこうと思っていました」
かすみ(予想を遥かに超えてくるジャブなんですけど……!!) 遥は当て馬でかすみは親友だからって擁護してしずくのお涙頂戴を彼方が許したり謝ったりして終わり
かなしずってほんとワンパターンな 遥「…引きましたよね。ごめんなさい」
かすみ「色々思うとこはあるけど……もう、いいですよ。まず服着てください」
遥「…はい」シュル
かすみ(もしかしてかすみんって襲いやすいのかな…)
遥「うぅ……私、どうかしてました。いくら別れさせたいからって、こんな……」グスン
かすみ「ちょっ、泣かないで…!そもそもなんでそんなに別れさせたいんですかっ」
遥「…考えてみてください。小さな頃からずっと一緒にいた人が、どこからとも無く現れた女に取られるんですよ」
かすみ「でも遥ちゃんと彼方先輩は姉妹なんだし、恋人にはなれないじゃん…」
遥「その姉妹であることの関係さえも、しずくさんに脅かされているんです…!」
かすみ「え?」
遥「…私が留守にしている時、お姉ちゃんはしずくさんをよく家に呼んでいるんです。この意味がわかりますか?」
かすみ「いやぁ……わかんない…かも」メソラシ
遥「ここに秘密裏に録音したデータがあります。まず聞いてもらった方が早いかもしれません…」
かすみ「え?データって……何の?嫌な予感しかしないんですけど…」
遥「ここまできたなら、もう共犯です!」ピッ
ザーッ…ガサッ
彼方『……う…やばい…』
グポッ グポッ
彼方『ま、まってぇ……でちゃう、』
かすみ(おいおいおいおい) かすみはよそのカップルの事情に首を突っ込んでる場合か しずく『んく……はっ…』チュポ
彼方『ぁう…上手すぎだよぉ…』
しずく『ふふっ……目がトロトロ…かわいい』
かすみ「いやキツイ…!親友や仲のいい先輩の性事情知るのもうお腹いっぱいなんですけど!?」
遥「静かにしてくださいっ!問題はここからなんです…!!」バンッ
かすみ「は、はい」
彼方『彼方ちゃんもう我慢できないよ…』
しずく『私も……』
彼方『えーっと、ゴムどこだっけ』ガサゴソ
しずく『あの……お姉ちゃん?』
彼方『お、あったあった〜。よし、じゃあ最初は後ろからね…♡』
しずく『はぁ……カットです』
彼方『ふぇ?』
しずく『彼方さん。もう設定忘れたんですか?』
彼方『えぇ!?彼方ちゃん頑張ってたよ…!』
しずく『童貞がゴムをスムーズに付けられると思ってるんですか?それに最初からバックとか…手馴れてる感がでちゃってます』
彼方『だ、だって早くいれたかったからぁ……』
しずく『もうっ!保健体育の教科書しか性知識のない姉と、手馴れた妹による禁断の逢瀬って何度も確認しましたよね』
彼方『あぅぅう…!ごめんなさい…』
かすみ(なにこれ……)
遥「こんなの…許されませんよね!?」 かすみ「あー言いたいことはわかりますけど、単にそういうプレイなんじゃ…」
遥「は?姉妹というのは切っても切れない永遠の運命共同体なんです!それを第三者が汚すことなんてできませんっ」バンッ
かすみ「ひぃっ!!」
遥「しかもヤってる場所、うちの家なんですよ?私とお姉ちゃんの思い出が詰まった所で…こんなの耐えられないです…!」ギギ
かすみ(え〜ん!彼方先輩もしず子ももう少し配慮しなよ!)
遥「それにこれだけじゃありません。高飛車お嬢様と雇われメイドの身分差を描いた恋模様、新米先生と不良生徒のドキドキ学園生活、」
かすみ「あの、もう」
遥「舞台は中世ヨーロッパ…敵国同士ながら互いを想いやってしまう悲恋物語、」
かすみ「もう大丈夫ですぅ!!というか嫌がってる割には結構詳しいの何…!?」
遥「当たり前じゃないですか。お姉ちゃんの事はなんでも知ってたいので、家での行為は全て盗聴しています♡」
かすみ「ははは……」ヒキツリ
かすみ(ってか、あの二人いつもそんな事やってるんだ……設定も偏ってるし性癖が見える見える……)
遥「…実は、この事をまず姫乃さんに相談したんです。そしたら向こうも果林さんとエマさんを別れさせたいみたいで、二人で意気投合しちゃって」
かすみ(最悪の組み合わせなんですけど…)
遥「それで……虹ヶ咲の皆さんの練習を見せてもらうという名目で、女王様ゲームを持ちかけるという話になって」
かすみ「なるほど…どんどん雰囲気が変になっていくから、おかしいとは思ってましたけど」
遥「でもそれも上手くいかなくて…私、どうしたらいいか……もう最後の手段に出るしかないなって」
かすみ「え?」
遥「ア〇ゾンって便利ですよね。屠殺用の…」
かすみ「だめだめ!!絶対違う!!」 遥「止めないでくださいかすみさん!せめて苦しまないよう優しく息の根を、」
かすみ「そりゃ止めるわ!!しず子はうちの同好会メンバーなんだし手荒なことはダメ!」
遥「はぁ…そうですよね。私だって本当はこんなことしたくないんです……でも…」シクシク
かすみ「うーん……遥ちゃんはお姉ちゃんを取られるのが嫌ってことですよね」
遥「はい」コクコク
かすみ「でも考えてみてください。あの二人が結婚したらお姉ちゃんは増えるんですよ、それって良くないですか?」
遥「お姉ちゃんが増えたって嬉しくないもん…」
かすみ「でも妹は遥ちゃん一人だし、絶対今よりも可愛がってもらえると思うけどな〜??それにまだ早いけど子どもとか…」
遥「……!!!」
かすみ(あ、やばい地雷踏んだかも)
遥「子ども……お姉ちゃんの子ども…私にとっては姪っ子になるんですよね」
かすみ「そ、そう!!絶対可愛いですよぉ!だから手の包丁を…」
遥「……えへへ。名前、考えなきゃ」ニコ
かすみ(あれ?意外とこっちで正解ルートだった)
遥「私、悩んでたんです。こんなにお姉ちゃんのこと好きなのに…セックスも、子を成すことも許されない事に」
遥「でも今、胸のモヤモヤが無くなりました。しずくさんとも、ちゃんと向き合おうって…そう思えました!」
遥「ありがとうございます、かすみさん!相談して本当によかったです!」キラキラ
かすみ(なんとかなったっぽい…良かった……)ホッ
遥「…あ、それともう一つお伝えしようと思ってたことがあって」
かすみ「え?まだ何かあるの…!?」
遥「姫乃さんからもらった写真なんですけど…これ、見てください」
かすみ「え……?これ、せつ菜先輩…?」
遥「それも学校帰りにわざわざ別の制服に着替えて、繁華街の道端で立っているところです。この後は言うまでもありませんが、何人もの人にナンパされていたらしく…」
かすみ(着崩した制服…派手なアクセ…ピンクのアイライン…なんで、こんな……)
かすみ(…せつ菜先輩……) 〜翌日・部室〜
愛「やっほー☆今日も楽しくがんばろ!」
彼方「彼方ちゃんはおねむなんだよ〜…うぅ…」
璃奈「彼方さん、どうしたの?」
彼方「昨日家に帰ったら、遥ちゃんがいっぱい料理作ってくれててね〜…全部食べるのに夜中までかかったんだぜ…」
果林「あらあら。愛されてるわね」
エマ「でもそういう所ってすごく大事だよね♪小さな不満でも、積み重ねていくと最後は爆発しちゃうと思うんだ〜♪」ニコニコ
果林「そ、そうね…胸に刻み込んでおくわ」
愛「もーみんな揃った感じ?あ、まだせっつーが来てないのか。もうちょい待とう!」
かすみ「………」ハァ
歩夢「ねぇ侑ちゃん…かすみちゃん、ずっと元気ないみたいだけど何か知ってる?」
侑「さぁ…?お腹痛いとかかな?」
歩夢「もう、侑ちゃんじゃないんだから。真面目に聞いてるんだけどなぁ…」ポム
侑「私ってそんな子どもに見られてる!?」ガーン
しずく「…かすみさん、大丈夫?」ヒソ
かすみ「え?あー…うん。ボーっとしてただけ」
しずく「そう…ならいいけど」
ガチャ
せつ菜「すみません…遅くなりました!」
璃奈「せつ菜さん、こんにちは」ペコ
歩夢「待ってたよせつ菜ちゃん♪」
侑「よし!じゃあ練習始めよっか、移動移動〜!」
愛「ねぇカリン、カナちゃん。せっつーさぁ…最近雰囲気変わったよね?」ヒソヒソ
彼方「ほえ?そうかなぁ…」
愛「よく見てよ。なんかこう……少女から女になったっていうかさ」
果林「確かに表情は違うわね。自信に満ち溢れてるというか…気の所為かもしれないけれど」
彼方「あ〜…それはそうだねぇ。せつ菜ちゃん、仕草もより女の子っぽくなってるし…写真写りも研究してるみたいだよ〜」 愛「あー、写真の笑顔も柔らかいし可愛いよね。やっぱ恋する乙女は変わるのか…流石かすかすだわー!」チラチラ
かすみ「………」
愛「え、あの…愛さん、無視が一番堪えるって言うか」
かすみ(せつ菜先輩…誰と会ってるんだろ…かすみんに言えないようなこともしてるのかな……)
しずく「………」チラ
〜3時間後〜
侑「今日はここまで!ちょっと遅くなっちゃったから、みんな早く帰ってねー!」
みんな「はーい!」
璃奈「…かすみちゃん、大丈夫?顔色悪い」
かすみ「え、いや…そんなことないよ?」
璃奈「練習中もフラフラしてた」
かすみ「りな子鋭い……実は寝不足で」
璃奈「…そっか。血行を良くすると眠りやすいよ」
かすみ「ありがと…言う通りにしてみる」
璃奈「それでもダメなら私のマシーンで、」
かすみ「いやそれはいい!!」
しずく「…かすみさん、ちょっといい?」
かすみ「え?なに?」
しずく「ここじゃダメ。どこか空き教室に移動したいかな」
せつ菜「それでは皆さん、また明日です」
侑「うん!また明日ー!」
かすみ「あ、せつ菜先輩っ!一緒に帰、」
しずく「かすみさんが今一番知りたいこと…私が教えてあげるよ」
かすみ「…!わかった」 〜空き教室〜
かすみ「…それで話って」
しずく「昨日、遥さんと会ったりした?」ニコ
かすみ「えっ!?な、なんで…?」ビク
しずく「ふふっ…その返しは不自然だよかすみさん。会ってないって言えばいいのに。可愛い♡」
かすみ「…ふん、どうせ全部わかった上で聞いてるんでしょ。しず子のことだもん」
しずく「私ってそんなイメージなんだ…ちょっとショックかも。まぁそれはそうとして今朝ね、遥さんが私にお弁当作ってくれたみたいなの」
かすみ「へ、へぇ…(手回すの早っ)」
しずく「今までは親の仇みたいな殺意を感じることもあったんだけど、どういう風の吹き回しだろうってね」
かすみ「まぁ遥ちゃんも思春期だし、色々あるんじゃない?」
しずく「…色々。そうだよね、みんな多感な年頃だし色々あるよね」
かすみ「うん……?」
しずく「かすみさん、取引しない?」
かすみ「は?取引…??」
しずく「かすみさんは今後、私がスクコネをやってる事を綺麗さっぱり忘れる」
しずく「その代わり、私はかすみさんにせつ菜さんの秘密を教える」
かすみ「へ、ちょっ…待ってよ、何それ」
しずく「隠さなくていいよ。今日ずっと私を見る目が変だったし…遥さんの態度は180度変わるし、あぁそういう事かって気付いたの」
かすみ「……なんで、あんなのやってんのさ。彼方先輩がいるじゃん。何が不満なの?」
かすみ「それにかすみんに対しても…その、誘うようなことしてさ。他の奴だったら本当に襲われてたよ…!?」
しずく「…別に意味なんてないよ。私にどこまでの価値があるのか、知りたかっただけ」
かすみ「は…?」
しずく「こんなこと自分で言うのはなんだけど…桜坂しずくとしては人気もそこそこ出てきて、インタビューとか撮影にも呼ばれるようになった」
しずく「でも思ったの。それは私の人柄とか、演技力、過去の功績も含めて評価された結果なんだって」
しずく「だから…純粋な、このビジュアルだけでどこまで人を魅了できるのか気になっただけだよ」
かすみ「そ、そんな理由…??」
しずく「はは…そんなって、酷いなぁ…。私、結構悩んでたんだよ?」
しずく「あそこまでして、かすみさんを惹き付けられなかった事も……せつ菜さんに負けた気になっちゃってね。馬鹿だよね、私」 かすみ「ううん…良かったって」
しずく「え?」
かすみ「しず子、彼方先輩との関係に悩んでるんじゃないかって不安だった。でもそういうことなら…ある意味良かったというか、なんというか……」
しずく「…かすみさん、人が良すぎるよ。ちょっと心配になる…」ボソ
かすみ「約束する。しず子のこと、誰にも言わない。だから…」
しずく「…さっき私、『せつ菜さんに負けた気になる』って言ったよね」
かすみ「え、うん…?」
しずく「別にかすみさんとせつ菜さんが付き合ってるから、そんな気持ちになったんじゃないの」
かすみ「どういうこと…?」
しずく「私ね、こう見えても負けず嫌いだから…どんな勝負でも手を抜きたくない」
かすみ「勝負…しず子がさっきから何言ってるのか、さっぱりなんだけど」
しずく「……ふふっ。演劇なら、今がクライマックスかな」(かすみの背中にゆっくりと手を回して抱きつく)
かすみ「しず子…?」
しずく「もうバレちゃったから、この関係も終わり…だけど、最後くらい…少しくらい、いいよね」(かすみの頬に手を添え)
ガチャッ!!!
せつ菜「かすみさんっ…!!」
かすみ「うぇ…せつ菜せんぱっ、むぐっ!」
しずく「いいタイミングですね。桐乃アスナさん?」(かすみの口を手で塞ぎながら)
せつ菜「っ……」
かすみ(は…??誰、それ) せつ菜「しずくさんが何を言っているのか全くわかりません」
しずく「ふふっ…とぼけるつもりなんですか?」
せつ菜「そんなことより、かすみさんを離してくださいっ!」
しずく「イヤです♡」
かすみ「んー!!んん!(しず子なにしてんのさ!)」
しずく「かすみさんは黙ってここで見てようね」ナデナデ
せつ菜「しずくさんは何が目的なんですか、こんな…」
しずく「目的なんて特にありませんよ。ただ美味しそうなものが目の前にあれば、食べたくなるのは普通じゃないですか?」
せつ菜「かすみさんは私の……私の、大切な人です…!」
しずく「あれ…?かすみさんのことをずっと放置してた人が言う台詞でしょうか?」
せつ菜「………」ギリ
しずく「…せつ菜さん、素直に認めたらどうですか。あ、それともかすみさんから問いただされた方がいいですか?」
かすみ「ん…ぷはっ…!しず子、何言って…」
しずく「せつ菜さんに聞きたいことあるよね?学校帰りのこととか…」
かすみ「……それは…」
せつ菜「っ…気づいていたんですね」
かすみ「せつ菜先輩…!かすみんに内緒で、何してるんですか…?何もしてないならそれで…」
せつ菜「うぅ……私はただ、あそこに立っていただけです…」
かすみ「立ってた…?あんな格好で、ですか?」
しずく「…なるほど。つまりナンパ待ちをしていたということですね」ニコ
かすみ「は…!?」
しずく「せつ菜さん可愛いですし、あんな美少女が街中にいたら…放っておく人なんていませんよね」
かすみ「ナンパって……それに着いて行ったりしたんですか…!?」
せつ菜「そんなことしてません…!本当です…ごめんなさい……信じてもらえないかもしれないけどしれませんが…」 かすみもせつ菜ももっと普通にイチャイチャすればいいのにな かすみ(あんな繁華街で、せつ菜先輩が一人でいたら……)
美人ロシアクォーター「あら、あなた可愛い顔してるわね。ちょっとお姉さんに付き合わない?」
ガチギャル風金髪美女「久しぶり〜!覚えてる?ほら、この前一緒に遊んだじゃ〜ん!w」
スレンダーポニテ美女「東京の女の子はやっぱ可愛いね〜。あ、キミのことだよ?」
マカロンボイス美少女「ちょっとお話いいですかぁ〜??♡♡♡」
桜色秀麗少女「あなた素質あるわよ」
かすみ(むりむりむり!!耐えられない…)ゾクゾク
しずく「へぇ…何もしてないんですか。そっかぁ」
せつ菜「……確かめたくて…」ボソ
しずく「なんですか?聞こえませんね〜」
せつ菜「…か、可愛くなれているか…確かめたくて……///」
かすみ「へ?」
せつ菜「私の周りには、可愛いを突き詰めた人達がいます…だから私もそうなりたくて」
せつ菜「歩夢さんみたいにピンクのアクセサリーをつけたり、愛さんみたいに制服を着崩してみたり、果林さんみたいに明るい色のアイラインをしたり……!」
せつ菜「でも自分では可愛くなれてるかわからなくて……だから…//」
しずく「…はぁ。不器用すぎますよ」ボソ
かすみ「せ、せつ菜先輩はもう充分可愛いですよ…!!」
せつ菜「あぅ…でもダメなんです…!///かすみさんに相応しい人になれるように…」
かすみ「せつ菜先輩は!ありのままが一番なんですっ…!///」
せつ菜「かすみさ……恥ずかしい…です//////」
しずく「私を挟んでイチャイチャするのやめてもらっていいですか?」 ガチギャルは愛さんで前に遊んだ振りして誘ってるのか せつ菜「…しずくさんが言いたいことはわかります。そんなことをしたところで、かすみさんがまた振り向いてくれるかどうかわからないのに…と」
しずく「そうですね。だってそんなの、『私可愛い?』って聞けばいい話ですが……せつ菜さんの性格なら無理もありません」
かすみ「良かった……せつ菜先輩が怖いお姉さん(?)達に襲われてなくて…」
しずく「それに、そもそもの原因は歩夢さんにありますから」
かすみ「なんで歩夢先輩??」
しずく「歩夢さんがせつ菜さんに勧めたんですよ、スクコネを」
かすみ「スクコネって……うぇぇ!?しず子がやってる出会い系アプリ!?」
しずく「もうっ声大きい!それ忘れるって約束だよね…!?」
かすみ「え、それをせつ菜先輩もやってるの…!?」
せつ菜「いえ…!わ、私は……」モゴモゴ
しずく「〈桐乃アスナ〉なんて、ラノベ好きなせつ菜さんが考えそうな名前ですよね」
せつ菜「それは…ただの偶然で…」
しずく「証拠ちゃんとありますよ。…せつ菜さん、おまじないは叶いましたか?」ニコ
せつ菜「ぁ、まさか…しずくさん……」
しずく「ふふっ♡ちゃんと写っていましたよ」
せつ菜「あぅ……そういうことですか…」
かすみ「へ?おまじない?」キョトン
しずく「せつ菜さん、もう諦めてください。きっと話せば分かり合えるはずですから」
せつ菜「…歩夢さんのせいじゃありません。私が、自分の意思で続けていたんですから……最初はほんの出来心でした」
せつ菜「自分の自撮りを、少しだけ加工して…アップしてみたんです。そしたらコメントがたくさんきて……私、いい気になってしまって…」
せつ菜「こんな地味な私をみんな可愛いって言ってくれるんです。嬉しかった。それに私…期待に答えるのは嫌いじゃないんです」
せつ菜「私の記事には色々な要望が寄せられました。それに答えていたら……いつの間にか、ランキングにあがるようになってしまって」
せつ菜「そこからはよく覚えていません。可愛さを突き詰めるあまり、ランキングに囚われ…一番大切にしなければならなかったかすみさんのことを蔑ろにしてしまいました」
せつ菜「……本当にごめんなさいっ…!」ペコ かすみ「頭をあげてください、せつ菜先輩」
せつ菜「かすみさん…でも、」
かすみ「ごめんなさいするのはかすみんの方です。せつ菜先輩がそんな風に思ってたなんて知りませんでした」
かすみ「かすみんも、せつ菜先輩に相応しい人になりたくて色々勉強したり…勉強??あとは先輩にアドバイスもらったり…いや、ろくなやつ無かった気がしますけど」
かすみ「そのですね、つまり言いたいのは……相手を想いすぎて、お互いに逃げてたんですよね」
かすみ「だから先輩だけが謝るのはおかしいです。私も、せつ菜先輩にたくさん寂しい思いさせちゃいました…」
せつ菜「そんな………」ウルウル
かすみ「色々すれ違って、時間もかかったけど…それもかすみん達らしいですよねっ!」ニコ
しずく「…行ってきなよ、かすみさん」
かすみ「へ?」
しずく「やるべきことは一つでしょ?私がしてあげられることは何も無いよ」
かすみ「うん…しず子、ありがとね!」タタッ
フワッ
せつ菜「ひゃっ……///」
かすみ「せつ菜せんぱいっ…大好きです!」ギュゥゥ
せつ菜「わ、私も……//」
かすみ「はい…?」
せつ菜「私もかすみさんのこと、大好きですっ」ペカー
かすみ「あぅ…ずるいです///なら、かすみんは大大好きです!」
せつ菜「じゃあ私は、大大大好き!です♡」
かすみ「むぅぅ〜…!!最初に言ったのはかすみんなのにぃ!」
せつ菜「あははっ…かすみさんはふくれっ面も可愛いですね」ニコ
しずく「これで元通りになるといいだけど。まぁ…あの感じなら心配無用かな」ニコ 歩夢がスクコネ勧めたのは自信つけさせるためだったのかな 〜翌日・朝〜
かすみ「んーと…外ハネ無し、リップよし、笑顔…よしっ」
せつ菜「かすみさん、お待たせしました!」
かすみ「うわぁ!びっくりした…いつから居たんですか!?」
せつ菜「え?今ですが…」
かすみ「危な…ならいいです♡」
せつ菜「それにしても、かすみさんとこうして一緒に登校するのも久しぶりですね//」ニコ
かすみ「そう…かもしれませんね///ゴホンっ、さぁ早く行きますよせつ菜先輩!朝練です!」
せつ菜「はい!燃えてきました…!そうと決まれば、急ぎましょう!」ダッ
かすみ「うぇ!?何も走れとは言ってないんですけど〜!」タタッ
〜部室〜
かすみ「ふぁ…ひゅう……つかれたぁ…」ゼェゼェ
せつ菜「いいウォーミングアップになりましたね!」
かすみ「せつ菜先輩は朝から元気ですね…あぅ…」クラ
せつ菜「わわっ…大丈夫ですか?とにかく一度休みましょう」(肩を支え)
かすみ「だ、大丈夫です…!ちょっとふらついただけでっ」
せつ菜「いいえ、かすみさんに何かあったら困ります!それに……もうどこにも行って欲しくないんです」
かすみ「え、う、あ……かわぃい…///」
かすみ(不意打ちすぎるでしょ今の!?ヤバい、心臓が……)ドキドキ
せつ菜「かすみさん…!?顔が真っ赤ですよ、ソファで横になりましょう!」(かすみを抱きかかえ)
かすみ「ちがっ…違うんですこれは!///ってか、恥ずかしいから下ろしてくださいよっ」ジタバタ
せつ菜「かすみさん暴れないでください…!これじゃバランスが…あっ」フラッ
かすみ「あっ」
バターンッ!! かすみ「いててて…せんぱぁい、大丈夫ですかぁ…」
せつ菜「は、はい…なんとか……ひゃっ…///」
かすみ「どうしたんですかぁせつ菜せんぱ……ん?」ムニムニ
せつ菜「っ……//////」
かすみ(大きなマシュマロみたいな柔らかさ…弾力があって揉み心地も良し……あれ?これ、って…)
かすみ「ぅ、あ…いや、かすみんそんなつもりじゃ…!///ごめんなさい!!」(慌てて飛び退く)
せつ菜「……いいですよ」
かすみ「ひゃい!?」ビク
せつ菜「ですから…その、触ってもいいですよ。私達付き合ってるんですから…///」(胸に手をあて)
かすみ「あ……///」
かすみ(え?待って待って…これって……どういう状況?)
かすみ(朝早くの部室に二人きり…せつ菜先輩は顔を真っ赤にして座り込んでる)
かすみ(その上で、『胸を触ってもいい』ってドウイウコト…???)
せつ菜「かすみさん…?」
かすみ(せつ菜先輩が困ってる…そりゃそうだよね、フォローしたのに相手が固まってるんだもん!)
天使カスミエル『絶対ダメだってば!!ここは神聖な部室だよ!?自分でみんなにそう言ったんじゃん!』
悪魔カスミース『はぁ?いいじゃんそんなの。みんな好き勝手やってんだから、欲望のままに襲っちゃおうよ』
天使カスミエル『せつ菜先輩は生徒会長でもあるんだよ!もし誰かに見られてたら…それも辞めさせられちゃうよ』
悪魔カスミース『それは中川菜々であって、優木せつ菜は関係ないじゃん!今すぐ剥いて抱いちゃえ!』
かすみ(だぁぁ!!うるさい私!!!)
かすみ「えっと……じゃあ、しましょうか。練習」
せつ菜「……は、はい。そうですね…」
かすみ(危なかった…理性が吹き飛ばなくて良かったぁ……ありがとう、天使カスミエル)
せつ菜「あの…でも、その前に……キスだけ、したい…です///」
かすみ「!?!?」 かすみ「キス…あ〜、キスですかぁ……なんかせつ菜先輩、積極的ですね…?」ドキドキ
せつ菜「えっと、そうではなくて…///カップルの仲を長続きさせるには、毎朝キスをするのが一番だそうです」
かすみ「へぇ〜…詳しいですね。テレビでやってたんですか?」
せつ菜「いえ、しずくさんに教えてもらいました」ペカ
かすみ(しず子ぉ…!絶対楽しんでるでしょ!)
せつ菜「あの…キスもダメですか…?」(上目遣い)
かすみ「あぅぅ……///それくらいなら、いいですよっ//」
せつ菜「えへへ。嬉しいです…//」
チュッ
かすみ「ん…あまい…」
せつ菜「甘い…?あ、このリップをつけてたから…かもしれません」
かすみ「ふぅん…それバニラ味って書いてますけど、違うような気が……だから、もっかい…」チュゥ
せつ菜「っ…///もっと、してください……♡」(制服の袖をギュッと握り)
かすみ「せんぱい……///そんな顔しないで…んむっ…」(頬を手で挟みながら舌を絡ませ)
せつ菜「…っ…ちゅ、……んん…///」
かすみ(口の中、あったかい…とけちゃいそ…)
…タタタタッ!!!
かすみ(……!!)ハッ
せつ菜「…っは……はぁ…///かすみさん…?」
かすみ「ヤバい、誰か来ます…!せつ菜先輩こっち!」グイッ
せつ菜「え、ちょっと待っ…」
かすみ「いいから早く、このロッカーに…!!」ガタン
ガチャッ
果林「っふぅ……ここまでくれば大丈夫よね」 かすみ(は…?果林先輩?)
果林「ほんと、朝から勘弁して欲しいわ」
せつ菜「…果林さんも朝練でしょうか?」ヒソヒソ
かすみ「いや…どうでしょう。果林先輩って朝弱いらしいですし」ヒソヒソ
せつ菜「というか、なんで隠れたんですか…?その、ただ朝練をしてたと誤魔化せば…//」ヒソヒソ
かすみ「それはっ…でも、色々詮索されるの面倒じゃないですか」ヒソヒソ
かすみ(ほんとはせつ菜先輩を他の人に見せたくなかっただけですけど…目とかトロトロだったし…//)
せつ菜「でも、ここ狭いですよ……」ヒソヒソ
かすみ「これ結構広めのロッカーなはずなんですけどね。2人いるからかな…」ギュ
せつ菜「……///」ドキドキ
かすみ「うぅ……//やっぱりもう出ましょうか…?///」
ガチャッ!!!
エマ「…そっかぁ、ここにいたんだ果林ちゃん」
果林「エマ!?なんでここが……じゃなくて、どうしたの?」ニコ
エマ「バスケ部の1年生は可愛かった?」ニコ
果林「な、何を言ってるのかさっぱり…」
??「証拠はバッチリ押さえてありますよ♡」
果林「は…?」
姫乃「朝香果林ファンクラブNo.1の私を舐めないでくださいね」ウフフフ
せつ菜「なんで姫乃さんがうちに…??」
かすみ「さ、さぁ…?」
かすみ(この人毎回毎回虹ヶ咲まで来てるの暇すぎるでしょ…!) エマ「果林ちゃんが姫乃ちゃんを性欲処理に使うのはいいけど、ファンの子を食べるのはやめようって約束したよね?」
果林「待ってエマ、違うのよ…これは」
エマ「違わないよね?」
果林「ひぅ……」プルプル
姫乃「果林様っ!ムラムラしたら私を呼んでくださいって言いましたよね…?私の何がダメなんですか、電話一本ですぐ駆けつけますって誓いましたのに…!」
かすみ(多分そういうところじゃないかな…)
果林「と、というか二人とも私の知らないところで仲良くなってたのね…驚いたわ」 ニガワライ
エマ「別に仲良しじゃないよ?」
姫乃「そうです。私達は、ただ協力関係にあるだけですから」
エマ「私の知らないところで楽しいことしちゃう果林ちゃんのことを教えてもらう代わりに、身体の関係を黙認してあげてるだけだよ」ニコニコ
果林「」
姫乃「…で、どうしましょうか。これはお仕置が必要ですよねぇ」
エマ「そうだね〜。姫乃ちゃんにもお手伝いしてもらおうかなぁ」
せつ菜「あの〜…なんで果林さんはこの世の終わりみたいな顔をしているんですか?」ヒソヒソ
かすみ「それはですね、言葉通り本当に人生が終わるかもしれないからです」ヒソヒソ
果林「ちょっ…ちょっと待って!!エマの事が一番っていつも言ってるのは本当だから、」
エマ「そっかぁ、頭ではダメってわかっててもアレが反応しちゃうんだね。じゃあもう出せないように搾り取っちゃおうか♡」
姫乃「…!!いいですね♡私も果林先輩のアレがどこまで持つのか興味があります♡」
果林「どうあがいても許してもらえないなら……もう逃げるしか…」ボソ
ガシッ♡
姫乃「はい、捕まえましたぁ♡2対1で勝てると思ってるんですか…?果林先輩っ♡」(背後から羽交い締めにし)
かすみ(は…!?!?また部室で盛るつもりですかこの人達!?) ロッカーの中に二人で隠れるって定番だけど心躍るよな エマ「じゃあ最初は圧迫の刑にしちゃうよ♡えいっ♡」(顔に胸を押し付け)
果林「むぐっ……!!」
エマ「えいっ♡えいっ♡」(さらに密着させる)
姫乃「はぁっ…♡たとえ後ろからでも果林様にこうして抱きつけるなんて…幸せです♡」(背中に頬をスリスリさせながら)
果林「ん〜〜っ!!!」ジタバタ
かすみ「自業自得とはいえこれは………」
せつ菜「なっ……///あの人たちは何をしてるんですか…!?///」ヒソヒソ
かすみ「せつ菜先輩は見ちゃダメです!呪われますよ!」ヒソヒソ
せつ菜「呪われるんですか…!?」ヒソヒソ
果林「っ、ひゅう……こひゅ……」ゼェゼェ
エマ「…ふふっ。じゃあ次はコレを使おうかな♡姫乃ちゃんも手伝ってくれる?」(おもむろに何かを取り出し)
姫乃「いい趣味をしていますねスイスは……ちょうど、私も乱れる果林様を見たいと思っていました♡♡♡」
かすみ(なにあれ、よく見えな………ベルトに細長い何かが付いて……あっ)
果林「え、いや、あの、嘘でしょ?」
エマ「そうだねぇ…私は果林ちゃんにおっぱいあげなきゃだし、姫乃ちゃんがそれつけてくれる?」
姫乃「いいんですか!?なら遠慮なく…♡」カチャカチャ
果林「落ち着いて二人とも…!ちゃんと謝るわ、だから……ね?」カタカタ
エマ「怖がらなくても大丈夫だよ、果林ちゃん。このディルドは特別仕様でね…先っぽからローションが出るようになってるの」
姫乃「本当に璃奈さんの発明するものは素晴らしいですね、流石としか言えませんわ♡」
エマ「…最初はちょっと痛いかもしれないけど、すぐ良くなるよ♡」ニッコリ
果林「」ゾワ こればっかりは果林さんが悪いから仕方ないね…
エマさん綾小路さんもっとやっちゃって せつ菜「あの…果林さん凄く怯えてますけど、何が始まるんですか?」ヒソヒソ
かすみ「やばい……せつ菜先輩はぜっっったい見ちゃダメですっ!」(両手でせつ菜の目を隠そうとし)
せつ菜「で、でも私だって気になります…!」
かすみ「ダメったらダメなんです…!!かすみんは特殊な訓練を受けてますから!いいから大人しくしてくださ…」ムニュ
かすみ(うぅ、よく考えたらこの体勢……///せつ菜先輩の胸がダイレクトにっ…///)
せつ菜「かすみさん…!こんな狭いところで暴れないでくださいっ///」
かすみ「せつ菜先輩こそ…!さっきから身体を押しつけてこないでくださいよっ///」
せつ菜「だって、仕方ないじゃないですかっ。私の方は特に狭くて……」ギュッ
かすみ(っ……///ヤバい、意識したら余計に……//)
せつ菜「あの……先程から硬いものがお腹辺りに当たってるんですが、」
かすみ「──っ、ごめんなさい……///」
せつ菜「え?なんであやま……へっ…///」
かすみ「だってせつ菜先輩いい匂いするし、柔らかいし……こんなの…///」
せつ菜「……苦しい、ですか?」
かすみ(え?今なんて……)
せつ菜「…私、かすみさんのこと大好きです。だから、その…///辛いなら私が楽にしてあげましょうか…?」
かすみ(あ、これ……もうダメかも…)ドクン
姫乃「果林様ぁ♡ほら、見てくださいこの立派なモノを…♡♡」
果林「無理無理っ…そんな太いの、入らないわ…!」
姫乃「あはっ♡怯えてるお顔も素敵ですぅ///いつもは私が言っている台詞を、果林様が言うなんて……立場が逆転してるみたいで、ゾクゾクしますっ…♡♡♡」
果林「狂ってる…エマっ、助けて…!!」
エマ「大丈夫だよ果林ちゃん。『エマのおっぱいに包まれてたら、嫌なことなんて忘れられるわ〜』ってこの前言ってたでしょ?」ニコ
エマ「ふふっ…涙目の果林ちゃんも可愛いね♡はい、ちゅぱちゅぱしていいよ♡」(シャツを脱いでブラだけになる) かすみ「せつ菜先輩っ…!」ハァハァ
ガバッ
かすみ「もう我慢できないです…///かすみん頑張りますから……だから、」
せつ菜「あ、あの……かすみさん」
ポタッ…ポタ
かすみ「って、もう濡れてるんですね…///じゃあ、さっそく…♡」
かすみ(……ん?濡れてる?まだ脱がしてないのに…?)
せつ菜「……じゃないです」
かすみ「ほへ?」
せつ菜「それ、私じゃないです…」
かすみ「どわぁっっっぁ!?!?」ガンガラガッシャン
ドサッドサッ!!!ドサッ!!
姫乃「きゃっ……!?どなたですか!?」
エマ「わぁ…♡びっくりしたぁ」
果林「ひぅぅ……助かった………」ウルウル
かすみ「あいててて……」
せつ菜「うぅっ、身体が痛いです……」
侑「うきゅ……」グタリ
かすみ「ゆ、ゆう……せんぱい…?え?え?」
姫乃「あらあらあら♡そうでしたか♡ロッカーの中で3Pなんて…純情乙女なふりをして、せつ菜さんもド淫乱だったんですね♡」
せつ菜「なっ…!?///ち、違います…///」
かすみ「ちょっと待ってください…侑先輩、ロッカーの中にいたんですか…?いつから!?」
侑「うぅ……頭が…あれ?私は誰⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞?」 果林「流石に無理があるでしょ……」
かすみ「ゆ、う、せ、ん、ぱ、い!」ユサユサ
侑「あっあっあっうっ」グラグラ
かすみ「あ、エマ先輩のブラ紐が…」
侑「えっ!?ぐっ……最初からです…」メソラシ
せつ菜「最初って……わ、私たちが入ってくる所からですか…///」
侑「うん!じゃなくてはい!」
かすみ「…じゃあかすみんが押し倒したのは侑先輩で……手に垂れてきてたのは……え?嘘、ですよね…」
侑「あ、それは…//」
かすみ「モノじゃなくてまず嘘だと言ってくださいよ!!!」
エマ「もうそれは聞かない方がいいんじゃないかなぁ…」
侑「……そう鼻血!鼻血です!」
果林「かすみちゃんの手、赤くないけどね」
かすみ「………」フラッ
せつ菜「かすみさん…!?大丈夫ですか!」ギュッ
侑「……ごめんなさい!昨日下校しようとしたらここで寝落ちしちゃったみたい…えへへ」
かすみ(どうせエマ先輩の胸が目的なくせに!朝から忍び込んで待ってたんですかこの人!!)
侑「じゃあ、そういうことで…!」ニコ
姫乃「はい♡ちゃんと歩夢さんにも報告しておきますね♡」
侑「っっ!?!?それだけは…!!姫乃さん…いや、姫乃様…!!」
姫乃「私のお楽しみの時間を中断させた罪は重いですよ♡」
果林「…そろそろ私も行くわね。実はまだ宿題終わってないのよ」
エマ「そうだね。寮に戻って、宿題…の前にゆっくり続きしよっか♡」(肩ポン)
果林「ひっ……ちょっ、あぁっっ…!」ズルズル
せつ菜「私たちも教室に行きましょうか…?」
かすみ「はい……その前に手を洗ってから…」クスン
ピロン♪
かすみ(あ、なに…?彼方先輩?)
かすみ(『かすみちゃん恨むよぉぉお!』って…どういうこと??) 〜食堂〜
かすみ(あのメッセのあと、『話したいことがあるからここに来て』って言われたんだけど…)キョロキョロ
彼方「……」
かすみ「あ、いた。彼方せんぱ〜…い?」
彼方「あぁかすみちゃん……おはよぉ」ゲッソリ
かすみ「どうしたんですかその顔!?顔色はせつ菜先輩の手料理みたいな色合いだし、目は死んだ魚のように濁ってますよ…!?」
彼方「散々な言いように流石の彼方ちゃんも戸惑っちゃうんだぜ〜…というか彼女の手料理を人の顔に例えるのはどうなの…?」
かすみ「あ、ごめんなさい…!それくらい彼方先輩が調子悪そうだったので」
彼方「体調が悪い訳じゃなくて、寝不足なだけだよ〜」
かすみ「でも彼方先輩はいつも眠そうじゃないですか。なのに今日は目の下のクマ凄いですよ」
彼方「最近は色々あってね…」
かすみ「色々?」
彼方「…どれもこれもかすみちゃんのせいだよ〜!!うわ〜ん!」メソメソ
かすみ「ちょっと落ち着いてくださいよ!声!小さく!」
彼方「うぅ……」
かすみ「話くらい聞きますから…というかかすみんのせいってどういうことですか?」
彼方「昨日家に帰ったらね、いつも出迎えてくれる遥ちゃんがいなくて…あれ〜おかしいなぁって思いながらリビングに行ったの」
彼方「そしたら…彼方ちゃんと遥ちゃんの部屋から、その…遥ちゃんの声が、聞こえて」ブルブル
かすみ「別に普通じゃないですか?誰かと電話してたとか」
彼方「そうだったら良かったよね……夢ならばどれほど良かったでしょうってヤツだよ」
かすみ「なんですか急に」
彼方「上擦った声と荒い息遣いで、『そこ、だめ、あっ、あぁっ…♡』って感じの、」
かすみ「へっ!?それって…」
彼方「その時に彼方ちゃんは確信したんだよ、あ、あの遥ちゃんが…えっちしてるって……っっっ」
かすみ「超真面目な顔でえっちとか言わないでくださいよ」
彼方「衝撃が大きすぎて記憶があやふやなんだけど…そんな驚きよりも、どこの男が家に上がり込んでるんだっていう怒りの方が勝った彼方ちゃんは、台所から包丁を握りしめ…」
かすみ「この姉妹物騒すぎるんですけど!?嘘ですよね、ここで自白とかやめてくださいよ…!」
彼方「…で、部屋に踏み込んだわけなんだよ。もう蹴破る勢いでね。あの時の彼方ちゃんは鬼に見えたと思うよ」 せつ菜の料理のような顔色呼ばわりは彼方ちゃんに失礼なのかせつ菜に失礼なのか 彼方ちゃんは自分も周りもレズなのに妹の時は男を疑うのか… かすみ「それで……?」ビクビク
彼方「…ほんとにヤってたんだよ……」
かすみ(あぁ……これでかすみんも殺人の片棒を担がされることに…)フラッ
彼方「しずくちゃんと」
かすみ「……んん???」
彼方「遥ちゃんとしずくちゃんがえっちしてたんだよ」
かすみ「あー、そうですかぁ……遥ちゃんとしず子が……え?」
彼方「その時の彼方ちゃんの気持ちを3字で要約せよ」
かすみ「……【なんで】とかですかね…」
彼方「正解は【えっろ】だよ」
かすみ「殺意はどこいったんですか!?」
彼方「そりゃ最初は彼方ちゃんも頭がバーストしそうになったよ。目の前の情報を処理できなくて、おめめがグルグルしたんだぜ…」
彼方「想像してみてよ。大きなおっぱいをくっつけ合いながら美少女と美少女が舌を絡めあって…部屋は濃密な匂いで満たされてるんだよ?かすみちゃんなら倒れてるよ」
かすみ「かすみんのこと子ども扱いしないでくださいよっ!///」
彼方「そんな淫魔の瘴気にあてられながらも、彼方ちゃんは正気を取り戻して…聞いたの。『しずくちゃんと遥ちゃんがなんで』って」
彼方「そしたら……」
〜〜〜
しずく『彼方さん…ごめんなさい。遥さんに頼まれて』
彼方『えぇ…?』
遥『私ね、お姉ちゃんのこと本当に大好きなの。でもこの世は残酷で…結婚することも子どもを産むことも許されないでしょ?』
遥『だから、しずくさんとえっちすれば間接的にでもお姉ちゃんと繋がれるのかなって思って』
彼方『ちょっ…ちょっと待ってぇ…、』
しずく『彼方さん、遥さんは本気なんです。ちゃんと聞いてあげてください』
彼方『でも、』
しずく『私、遥さんに無理やり誘われたわけじゃないんです…。それに、その……女の子同士もすごく良かったので…///』
彼方『し、しずくちゃん?w』
遥『聞いてお姉ちゃん!私……しずくさんの事も好きなの。やっぱり姉妹だからかな?顔とか、身体とか…本当はいいなって思ってたの』
彼方『は、遥ちゃん…?w』
遥『しずくさん…ううん、しずくお姉ちゃんはもう私たちの家族なんだよ♡だから…お姉ちゃんも一緒に気持ち良くなろ?♡』
〜〜〜 ついてる相手とするのは女の子同士という認識じゃないんだな かすみ「すごい、全くついていけませんでした」
彼方「彼方ちゃんもまさか彼女を妹に寝盗られるとは思ってなくて開いた口が塞がらなかったんだぜ…」
かすみ「ワードが強すぎてかすみん頭がおかしくなりそうです…それで、ちゃんと二人を説得したんですよね?」
彼方「何を?」
かすみ「だから…そういうのは良くないとか、誘った遥ちゃんも悪いけどそれを受けたしず子も悪いとか」
彼方「うん、もちろん!彼方ちゃんに隠れてこっそりこういう事しちゃダメってちゃんと話したよ〜」
かすみ「そうですか…色々大変でしたね。それで、その後は」
彼方「その後は彼方ちゃんも一緒にえっちしたよ」
かすみ「は?おい」
彼方「え?かすみちゃん口調が…」
かすみ「ごほんっ…いや、何やってんですか!?!?一瞬感心しかけた気持ちを返してくださいよ!」
彼方「だ、だってぇ…!しずくちゃんと遥ちゃんから迫られたら拒否権なんてあってないようなもので、」
かすみ「それはっ……そうかもしれないですけど、遥ちゃんは妹ですよ!?」
彼方「そこは安心して。流石に不味いかなと思って遥ちゃんには挿れてないもん」
かすみ「いや最初から最後まで全部不味いと思います」
彼方「だからね、昨日は朝まで寝かせてもらえなくて寝不足なんだぁ。お弁当もしずくちゃんと遥ちゃん両方から持たされてて、こんなに食べられないんだぜ…」
かすみ「心配して損したので帰ります」
彼方「わぁぁ待って、待ってよぉ!」グイグイ
かすみ「もうっなんですか!」
彼方「遥ちゃんにね、聞いてみたの。どうしてしずくちゃんとこんなにも仲良くなったのって」
彼方「そしたら『かすみさんのおかげだよ♡』って言ってて……」
かすみ「………」
彼方「かすみちゃん、遥ちゃんと何を話したの?」
かすみ「…かすみんは悪くないですっ〜!!」タタタッ 保守すみません色々あって離れてました
あと少しですが書きます 〜昼休み〜
かすみ「はぁ、朝から色々ありすぎて頭がおかしくなりそう」
璃奈「かすみちゃん、大丈夫?お昼食べないの?」モキュモキュ
かすみ「あーごめん…ちょっとぼーっとしてた」モグッ
かすみ「ぅぁぐっ…!?!?ゲホッ!」
璃奈「かすみちゃん!?これお水、」
かすみ「ぁ、ありが……ごくっごくごく…ぷはっ」
璃奈「もしかしてそれ、せつ菜さんの?」
かすみ「うん…!かすみんのために作ってくれたみたいなの…///いいでしょ?」フフン
ドロッ
璃奈「でも中身がサンドウィッチの色じゃないよ。まるでタバスコを練り混ぜたような赤々しさ」
かすみ「そ、そりゃ人間なんだし得意不得意あるじゃん!それに今度一緒に料理しようって約束したし」
璃奈(愛だなぁ…)
かすみ「あぅぅ…たまごサンドって何したらこんなに辛くなるんだろ…」ケホケホ
璃奈「無理しない方がいいよ。残せば?」
かすみ「……いや、食べる!あむっ…ぐっ、んんっ……」ゴクン
璃奈(かすみちゃん優しい…)キュン
璃奈「お腹を良くする薬はあるから言ってね」
かすみ「ゔぅん……ありがと。後で貰うね。ところでしず子は?」
璃奈「演劇部の子と食べるって」
かすみ「そっか。まぁ最近は色々あったけどさ、みんな元通りになって良かったよね」 璃奈「かすみちゃんとせつ菜さんの痴話喧嘩だけじゃないの?」
かすみ「痴話喧嘩に思われてたんだ…まぁ迷惑かけたのは本当だし。でもさ、スクコネとか少し荒れたじゃん?」
かすみ「あの時の同好会の雰囲気、今思い出してもヤバかったもん。変にピリピリしてたというか…」
璃奈「うん。でもしずくちゃんもせつ菜さんも辞めたみたいで良かったね」
かすみ「そう、意外とあっさりやめてくれてほっとした。束縛強いのも引かれるかなとか考えてたんだけど」
かすみ「……ってあれ?りな子、なんでせつ菜先輩としず子がスクコネやってること知ってんの?彼方先輩すら知らないのに」
璃奈「あ、間違えた」
かすみ「え?」
璃奈「そうなのかなって予想してただけ。璃奈ちゃんボード 从[ ´>ω∂` ] 从テヘペロ」
かすみ「さすがに無理あるでしょ!そもそもスクコネやってるのは一人って話だったのに、二人も言い当てたのは不自然じゃん!」
璃奈「璃奈ちゃんボード从[。>﹏<。] 从アワアワ」
かすみ「りな子…ボードで顔隠してないで、白状してよ!」
璃奈「……うん。ほんとは知ってた」
かすみ「じゃあ姫乃さんが全員の前で追及してた時も、サクラが誰かわかってたってこと?」
璃奈「そうだよ。だってスクコネのシステム管理してるの私だから从[´・֊・]从」
かすみ「は?」
璃奈「沼津に住んでるお金持ちのお姉さんから頼まれた。从(´・ー・`) 从」
かすみ「誰それ!?」
璃奈「かすみちゃん、せつ菜さんもしずくちゃんも実際には出会ってないから安心して。二人とも純粋に遊んでただけだよ」
かすみ「そんなの、りな子に言われなくてもせつ菜先輩を信じてるし…ってか止めなよ、そんな怪しいアプリに関わるの」 璃奈「元々スクコネはスクールアイドル同士の交流を図るアプリなの。ごく一部で変な使われ方をしてるだけ」
かすみ「そんなの、実際は出会い系として使われてるんだから危ないじゃん…犯罪に巻き込まれたりとか」
璃奈「個人情報は徹底して管理してるし何かあればすぐ私がBANするから安全だよ从[´・֊・]从」
かすみ「でもさぁ…投稿とか見てると、同じスクールアイドルに思えないんだよね。この1番上の【アリサ】とかいうのもヤバそうじゃない?」
かすみ「なんだろ…スクールアイドルとして出来すぎてる気がする。本当は架空の人物で、ファンが成りすましてたりしない?」
璃奈「大丈夫だよ。ただ【ボルシチ】っていう裏垢を使って女の子をデートに誘いまくってるだけだから」
かすみ「裏垢とかありなの!?」
璃奈「うん。スクールアイドルなら登録できるとしか規約に書いてないから、同一人物が複数のアカウントを作ってもOK」
かすみ「あ、そう…じゃあ二番目の人は?」
璃奈「ナンバー2の【チカ】はスゴくやり手のお姉さんって感じ。地方に住んでるのに東京の女の子によく声を掛けてるから身バレを怖がってるんだと思う。あと、ピアノが得意らしい」
かすみ「ほんとに個人情報まるわかりじゃん…!こわ、アンストしとこ…」
璃奈「あ、ここでの話は内緒にしてね。また入れる時は言って 从[ ー̀ ֊ ー́ ]从」
かすみ「りな子を敵回すのは止めよう…ってか、愛先輩がスクコネでやり取りしてるメッセージも筒抜けなの?」
璃奈「うん。度が過ぎてる時はおしおきしてるよ。ただ最近は私におしおきされたくてワザと色んな女の子に声掛けてるみたい」 かすみ(おしおきってまさかこの前見たおぞましいアレなの…??)ゾク
璃奈「…かすみちゃんもされてみる?愛さん、もう私のおしおきでしか満足できない身体になっちゃったんだって」
かすみ「へ、へぇ…いやかすみんはそういうの興味ないっていうか〜♡スクールアイドル的にアブノーマルなのはちょっと…」
璃奈「おしりをグチャグチャにされるの、気持ちいいみたい。最後はおちんちんに全く触ってないのに射精しちゃう。かすみちゃんも“お試し”しよう?」ガシッ
かすみ「り、りな子…?璃奈さん?顔が怖いんだけど!?」
璃奈「おしおきを乗り越えられたら、かすみちゃんの悩みもすぐ解決しちゃうよ。だから…」
ガラッ
しずく「ごめんね、遅くなっちゃった」
かすみ(しず子…!!助かった……!)
璃奈「しずくちゃん。演劇部はいいの?」
しずく「うん。部長が諸事情で早退したみたいでお開きになったの」
しずく「…それより、璃奈さんはかすみさんと何話してたの?今も仲良さそうに抱き合ってるけど」
璃奈「……」
しずく「かすみさんは私と浮気してくれないのに璃奈さんはいいんだ?」ニコ
かすみ「しず子、えっとこれは…その、」
かすみ(素直に話しちゃえば誤解もすぐ解けるけど…それだとしず子の中の、りな子のイメージが崩れちゃうし…)
かすみ「これは、せつ菜先輩との予行練習に付き合ってもらっ」
璃奈「ペニバンの良さについてプレゼンしてただけ」
かすみ(どストレートに言った…!?!?) しずく「璃奈さん、いくら何でもお昼の時間にそれは…かすみさんだってそんな趣味ないと思うし押し付けは良くないよ」
かすみ「い、いや…あの、」
璃奈「そっか……そう、だよね…」
しずく「かすみさんも嫌なら嫌ってちゃんと言わなきゃダメ。それに璃奈さんもやりすぎだよ、かすみさんが可哀想」
かすみ「しず子、かすみんは別に…」
璃奈「ごめん……ごめんなさい…」ウルウル
かすみ(いつも無表情なりな子が目を滲ませてる…!?)
璃奈「私……最低なことした………」ポロポロ
かすみ「りな子…!!かすみん、別に…その、すごく嫌なわけじゃなかったから…!いきなりすぎて、びっくりしただけで…」
璃奈「そうなんだ。嬉しい…♡」
かすみ「ふえ?」
しずく「ふふっ、かすみさん本当は興味あるんだぁ♡」
かすみ「は…!?」
璃奈「素直になってくれてありがとう。せつ菜さんにも連絡しておく、するのは明日の放課後でいい?」
かすみ「ちょっと待って待って!!かすみん、そんなつもりじゃ…」
しずく「かすみさん、使うのは璃奈さんの発明したグッズだから安心して。彼方さんも最後はトロトロになってたから相当イイんだと思うよ♡」
かすみ(彼方先輩もすでにヤられてる…!?今朝は果林先輩もあのままヤられたっぽいし……未だセーフなのはかすみんと侑先輩くらいじゃ…)ゾクッ
璃奈「しずくちゃんも参加する?かすみちゃんの新境地を開拓するための“儀式”に」
しずく「もちろん♡私、かすみさんがどんな声で鳴いてくれるのか楽しみだなぁ♡」
かすみ「あー!!かすみん、せつ菜先輩のお弁当食べてたらお腹痛くなってきたから保健室行くね!」
璃奈「今更?」
かすみ「じゃあまた!!」タッタッタ
しずく「あ、行っちゃった…今の保健室にはあの二人がいるはずなんだけど」
璃奈「あの二人?」
しずく「歩夢さんと侑さん。侑さんが引きずられるように入っていったから、修羅場かもね」ニコ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています