0004名無しで叶える物語(ぎょうざ)
2021/09/14(火) 11:41:31.51ID:cEDeYjzbそれから何年か経った。
あの時、サヤさんが言っていたことは半分は理解している。
好きにはLoveとLikeの2つがあるということ。
けれど、未だにわからない半分はわたくしがサヤさんに抱いていた、いや現在も進行形で抱いている感情のこと。
サヤさんはLikeを「人間としての好き」、Loveを「異性としての好き」と表現していた。
ならばわたくしのこの感情は必然的にLikeであるはず。
けれど、この感情はお母様やお父様に対する感情とも違って、サヤさんと色々なことをしたいという感情。
そこには、キスをしたいだとか卑猥なことをしたいという欲も含まれている。