恥ずかしさから思わず俯いた私が会長の言葉に顔を上げると、会長は胸元に引っ込めてしまった私の手をぎゅっと握り締め、にこやかに微笑みかけてくれたのです。
「そうだ!明日、生徒会の仕事が終わったら一緒に寄り道しませんか?
スクールアイドルグッズの品揃えが良いお気に入りのショップがあるんですよ。せつ菜以外にも注目度抜群のスクールアイドルはたくさんいるんです!例えば沼津にある静真高校の…」
キラキラと目を輝かせながらスクールアイドルについて語る会長は、大好きを目一杯表現している時のせつ菜ちゃんになんだか似ているような気がして…私は少し、ドキッとしてしまったのでした。

END



本当は副会長が秘密をネタにせっつーを強請ってえっちなことする話の予定だったのを変更したやつです
あゆせつ頑張ります