ミア「せつ菜ってほんと料理が苦手でさ、ルビィも知ってるだろう?」ルビィ「ま、まあ……」
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ミア「普通はタイマーを使うのにさ?せつ菜はその代わりに煙探知機を使っているんだ」
ルビィ「……ぷぷっ」
ミア「Cat has nine lives.」
ルビィ「猫は9つの命を持ってる?」
ミア「英語圏の諺だよ、しぶとくてなかなか死なないことの例え、でもはんぺんはあと4つの命しか残ってないんだ、かわいそうに」
ルビィ「あはは!」
ガチャッ
せつ菜「あっ、お二人とも、お疲れさまです」
ルビィ「わっ、せつ菜さん……!」
ミア「栞子と一緒じゃないの?」
せつ菜「資料をまとめてから行きますって」 ミア「彼女は真面目すぎるきらいがあるね」
ルビィ「そこがいいところだよ」
ミア「まあね、でもこの間あったこれを聞いたらどうかな」
せつ菜「栞子さんのエピソードですか?」
ミア「もう11月も終わりに近いから、手編みのセーターが送られてきたんだ」
せつ菜「その椅子に掛かってるセーターじゃないですか?」
ミア「そう、カナダに住む母方の祖母からね」
ルビィ「いいなー!」
ミア「編むだけでも相当な労力なんだけど、このために6頭もの羊が必要なんだよ」
せつ菜「やっぱりそれくらい使うものなんですね」
ミア「それを栞子に話したら何て言ったと思う?羊が編み物をするなんて知りませんでした!」
ルビィ「あはははは!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています