かすみ「果林先輩、クイズです!」果林「望むところよ!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
とあるホテルで女子会を開いた3人の女の子がいました。料金3000円を支払って部屋を借りた彼女たちが立ち去ってから、料金が実は2500円で、取りすぎだったことが判明しました。
ホテルのマネージャーは受付の人に500円渡して3人の女の子に返してくるように言いました。500円をどうやって3等分しようかと悩んだ受付の人は、3人に100円ずつ渡して残りの200円をくすねちゃったんです。
その晩遅く受付の人が思い返してみました。彼女たちはそれぞれ900円ずつ、つまり3000円を3人で割った1000円からそれぞれが返してもらった100円を引いた900円を支払いました。
つまり彼女達が払ったのは2700円それに自分がくすねた200円があるから、合計では2900円になり、受付の人はあとの100円はどこへ消えてしまったんだろうと不思議に思ったんです。
さて、どうして100円は消えてしまったんでしょうか!
果林「……もう一回説明してくれる?」 かすみ「だから、ホテルで3人の女の子が女子会を開いたんです」
果林「ホテルで女子会? へえ。そういえば私もこの前……」
かすみ「脱線しないでください。それで、料金は1部屋3000円だったんですね」
果林「随分安いわね……」
かすみ「それで、女子会が終わって彼女たちは支払いを済ませて帰ったんです」
果林「後払いのホテルなのね」
かすみ「それはどっちでもいいんです……」
果林「そうなのね」 かすみ「彼女たちが帰った後、よくよく調べてみたら彼女たちの部屋の料金は2500円だったことが分かったんです」
果林「あら、もっと安くなるのね。そのホテルはどこなの?」
かすみ「仮定の話なので……」
果林「そっか。家族の秘密なのね」
かすみ「とにかく、料金が2500円だということに気づいたホテルのマネージャーさんは、もらいすぎた500円を返してくるように受付の人に言ったんです」
果林「優しい人なのね」
かすみ「受付の人は、女子会をしてた女の子達に追いついてお金を返そうとする……んですけど、500円を3人に等分するのは無理じゃないですか」
果林「……そうね。……ん? 待って。……そう、ね。きっとそうだと思うわ」 ラブホ女子会プラン充実してるとはいえ3人で3000円は格安すぎでは かすみ「ですから受付の人は、3人に100円ずつ返して、残りの200円は自分のモノにしちゃったんです」
果林「あら。それはイケない子ね」
かすみ「まあここまでが前置きで、ここからが問題なんですけど」
果林「そうなの? じゃあそこだけ教えてくれたらよかったのに」
かすみ「……」
果林「かすみちゃん?」 かすみ「まず、女の子達が支払った額は1人いくらになりますか?」
果林「それは……3000円を3人で割って……」
かすみ「……」
果林「……1000円ね」
かすみ「そこに、受付の人が返した100円がそれぞれ引かれて900円になります」
果林「そうね。それがどうしたの?」
かすみ「つまり、支払った合計額は3人合わせて2700円です」
果林「くさん……そうね。2700円だわ」
かすみ「そして、受付の人が自分のモノにした200円。2700たす200は……」
果林「にせんきゅうひゃくね」
かすみ「あれれ。足して3000にならないです! さて、残りの100円はどこに消えたのでしょうか!」
果林「??」
かすみ(にしし。果林先輩を引っかけクイズで困らせてやります!)
果林「消えてなんかないんじゃない?」
かすみ「へ?」
果林「だって3人合わせて2700円でしょ?」
かすみ「はい」
果林「部屋代が2500円で受付の子に200円入ったんだから、2700円ピッタリじゃない」
かすみ「……」
果林「どうかしら?」
かすみ「ぐぬぬ。正解です」
果林「やったわ♪」
さて問題です。果林さんはどうしてクイズに正解できたのでしょうか!
@果林さんは元々かしこいから
A果林さんの後輩ちゃんの前でかっこよくなる大人パワーがはたらいたから
B適当に言ったら当たってた
Cかすみんが答えまで書いた問題文を読みながら出題してたから 残念
正解は
Dエマちゃんがカンペを見せてくれた
でした〜 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています