しずく「表現力を学びたい、ですか?」 歩夢「うん」
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歩夢「もっともっと自分の気持ちを表現出来たら、さらにいいパフォーマンスが出来るんじゃないかって」
しずく「確かにそうですね」
歩夢「だからね、演劇やってるしずくちゃんにアドバイスがもらいたくて」
しずく「なるほど わたしで良ければ力になりますよ」
歩夢「ありがとう♪ さっそく、表現力を上げるために必要なことを教えてほしいな」
しずく「そうですね…わたしが歩夢さんのように表現力を上げたいと思った時に実践したのは、>>3ですね」 歩夢「足挟み?なにそれ」
しずく「そうですね、例を挙げるならばわたしの脚を歩夢さんが挟む感じで」
歩夢「ええ…それで表現力が上がるの?」
しずく「はい 相手の脚を自分の脚で挟むことは、独占欲を表現することです」
歩夢「別に独占欲を表現したいわけじゃ…」
しずく「いえ、独占欲 即ち、会場にいるファン全員の心を独占したいという気持ちは必要ですよ」
歩夢「なるほど!確かにそうかも!」
しずく「では、さっそく実践してみましょう わたしが相手役になるので、歩夢さんは脚で挟んで来てください」
歩夢「わかった!」 しずく「では、どうぞ」スッ
歩夢「う、うん」
ギュウウ
歩夢「ど、どう…?こんな感じかな…?」
しずく「>>11」 歩夢「え?」
しずく「最高です、歩夢さん」
歩夢「え、と、上手く出来てるってことでいいのかな」
しずく「はい 最高です」
歩夢「そっか…」
歩夢(独占欲を表現する練習って言ってたよね…わたし今特に何も考えずに脚を挟んでるんだけどな…)
しずく「最高です」
歩夢(まあしずくちゃんが良いって言ってるならいいのかな)ムギュウ
しずく「…」
歩夢「…あの、もうやめても大丈夫?」
しずく「>>15」 歩夢「う、うん!しずくちゃんが良ければ、もっと練習に付き合ってもらいたいな!」
しずく「はい!歩夢さんは光る原石です わたしが必ず磨き上げて、キラキラのダイヤモンドにしてみせますよ」
歩夢「う、うん?」
しずく「あ、脚はもう大丈夫です」
歩夢「うん」
しずく「歩夢さんの気持ちが伝わってきましたよ」
歩夢「そ、そっか…」
しずく「では次の練習へ移りましょう」
歩夢「はい!」
しずく「次は、>>22をしてください」 歩夢「普通だね」
しずく「演劇もダンスも、体を動かすものなので 柔軟は大切です」
歩夢「それはわかるけど、なら最初にやった方がよかったんじゃない?」
しずく「まずは歩夢さんがどれだけのレベルが見る必要があったので」
歩夢「なるほど」
しずく「では、柔軟をしてください」
歩夢「うん」
歩夢「…っ……ふー」
しずく「柔らかいですね」
歩夢「毎日家でも練習でもやってるからねぇ」 しずく「どこまで伸びますか?」
歩夢「うー…っ…これが限界…っ」
しずく「…押してもいいですか?」
歩夢「え?いいけど…」
しずく「失礼します」スッ
歩夢「ん…っ…ふっ…」
しずく「…」
歩夢「んん…っ……ふぅっ……」
しずく「…」
────────
歩夢「どうだった?」
しずく「>>28」 歩夢「え?」
しずく「すごくえっちでした」
歩夢「は?」
しずく「その、ごめんなさい…歩夢さんは普通に柔軟してるだけなのに、その…息遣いが…」
歩夢「…」
しずく「わ、忘れてください!次の練習に行きましょう!」
歩夢「あの、しずくちゃん?」
しずく「は、はい」
歩夢「…本当に表現力の練習になってるの?」
しずく「え?も、もちろんですよ!!」
歩夢「…」
>>32のコンマが偶数で練習再開、奇数で歩夢が怒る 歩夢(脚挟まされたりとか、柔軟がえっちとか言われたけど、しずくちゃんはいい子だし変な意味ではないはず…)
歩夢「…うん!次は何をすればいいの?」
しずく「そうですね…次は>>35をしてみてください」 歩夢「え、ええ?!」
しずく「他者の全てを包み込むような温かさは、優しさを表現する上では欠かせません」
歩夢「エマさんみたいだね」
しずく「はい 実は、エマさんからインスピレーションを得たんです」
歩夢「なるほど」
しずく「歩夢さんは優しいと、侑先輩やせつ菜さんから聞いています」
歩夢「そ、そうかなぁ//」
しずく「なので、その強みを伸ばすための練習を今から行います」
歩夢「なるほど、わかった!やってみる!」
しずく「はい!では、わたしを侑先輩だと思って、甘やかしてください!」
歩夢「うん!」 しずく「…」
歩夢「…」
しずく「……」
歩夢「……」
しずく「歩夢さん?」
歩夢「あはは、よく考えたら、あまり侑ちゃんを甘やかすことってないなって」
しずく「そうなんですか?」
歩夢「うん わたしが侑ちゃんに甘えたりすることはよくあるんだけど、逆にわたしがエマさんみたいな感じで侑ちゃんを甘やかすことは…」
しずく「ふむ…では、こうしましょう」
歩夢「?」
しずく「今からわたしは、音楽科の勉強が忙しくて元気がない侑先輩です」
歩夢「!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています