穂乃果「妹がもう一人増えるらしい」
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穂乃果「今朝なんとなく素直で可愛い妹が欲しいな〜ってお母さんに言ったら、ちょっと待っててって」
にこ「えっ!?」ドキッ
希「つまりそれって……!」
凛「交尾にゃ」
穂乃果「そう、セックス」
穂乃果「実はと言うと、お父さんとお母さんが夜毎に励んでいるのを穂乃果は知っているし、毎回見てるよ、隙間から」
希「いつから?」
穂乃果「先月から」
希「つまり穂乃果ちゃんは既に30回以上他人の子作りを目撃している……?」
凛「30回も他人の交尾を生で見た穂乃果ちゃんは、既に1回分の交尾を経ていると言えるね」
穂乃果「そう、穂乃果は非処女、誰よりも早く生娘の域を脱した者。敬ってもいいよ?」
にこ「ぬわぁんでよっ!! あんたが直接シた訳じゃないでしょーが!!!!」 穂乃果「にこちゃん…」
凛「哀れにゃ」ヤレヤレ
にこ「はあああぁ!? わたし何かおかしなこと言ってる!?」
希「あんな、にこっち、この世は紛い物や」
にこ「え?」
希「見るもの、触れるもの、万物は脳がウチらに見せる幻覚なんよ。今ここにおるウチらすら単なる情報の集積に過ぎない。ウチらが真実現実と認識しているものこそ脳が形成したイデアの贋作や。ウチらがそこに生きてると意識が錯覚してる。手足、ほんまについて動いてる? 実際にそこに在る物とウチらが見てる物が全く一致している証拠はどこで得られるん? 偽物の偽物は本物でも偽物でもないんよ!! 偽物の世界に生きていると思い込んでんのも都合のいい嘘やと思う? そらそうやん偽物なんて無いんやから本当やで。あれ? ちゃんとウチはにこっちの目の前に居てるんかな? ウチに見えてんのはにこっちかな? にこっちって実は巨乳だったりするかもな。"実は"やって!あはは撞着! ちなみにイデアは嘘や。ほら、こんなしっちゃか風味のデタラメ世界で"実際"だの"想像"だの語るんは実にナンセンスやろ〜?」
にこ「???」
希「つまり、子作りが何たるかを見たり聴いて知悉すれば経験しているのと同義なのだ!」
にこ「いや、でも肌の温もりとか……愛……」
凛「まやかしにゃ」
にこ「膜……」
穂乃果「まやかしだよ」
にこ「……」プシュー
にこ「それもそうね!!!!」 凛「でもそっかー…穂乃果ちゃんもオトナの仲間入りかぁ…」
穂乃果「ふふん」
にこ「何だか悔しいわね…」
希「むむ〜… なあなあ、ウチらも穂乃果ちゃんの御両親の子作りを、こっそり覗かせてもらう訳にはいかへん?」
凛「!!!!」
穂乃果「な、なんで?」
希「だって穂乃果ちゃんだけズルいよ。ウチらも人の子作りを生で見たいやん!!」
にこ「そーだ! そーだ!」
凛「交尾の窃視独占禁止法にゃ!!」
穂乃果「でも……あのセックスは穂乃果が最初に見つけて……」
凛「穂乃果ちゃんはμ'sで唯一の非処女な現状に疎外感を抱かないの? 優越感に浸っていられるのもイマのウチ。きっと寂しがり屋な穂乃果ちゃんはそのウチ、なんだか仲間外れにされてるような気持ちになって凛達に泣き付くんだよ。穂乃果だけ先を行ったつもりになってごめんなさい、どうか穂乃果を一人にしないでください、一緒に生の交尾を見て凛ちゃん達も非処女になってください…ってね」
穂乃果「……」
希「そんなみっともない真似、自分からしたくないやんな? な? 穂乃果ちゃんは公正で聡い子やから、分かるよね?」
穂乃果「……」
穂乃果「わかった……今日は三人ともうちに泊まっていってよ……」
凛「へへ、ゴネてみるもんにゃ」
希「お泊まり楽しみやなぁ〜!」
にこ「"みんな"に連絡しなきゃ。今日は、アレを見に行きます、っと……」ポチポチ PM 20:18 穂乃果の部屋
凛「あ〜お腹いっぱい! スッポン鍋なんか初めて食べたにゃ〜!」
にこ「鰻までご馳走になって、お風呂も頂いちゃって…なんか悪いわね」
穂乃果「気にしないで」
希「ところで穂乃果ちゃん、例の件は?」
穂乃果「ああ、うん、いつも通りなら深夜1時ぐらいにおっぱじめる筈だよ」
希「ウチらが泊まりに来とるし、警戒して今日は子作りしないって可能性もあるけど、そこんとこどうなん?」
穂乃果「大丈夫、お母さん達がセックスする日は必ず夕食にスッポンと鰻が並ぶんだよ」
凛「あ…」
穂乃果「そして穂乃果はここ1ヶ月ぶっ通しでそれらを食べてる」
にこ「だから最近やたらと血色良くて雰囲気がギラギラしてるのね、あんた……」
希「ほな、適当に時間潰してその時を待とっか」
凛「あ、凛ね! 夜食に凛ちゃんラーメンいっぱい持ってきたんだよ!」ドサッ
穂乃果「家庭ごみを持ち込まないで」
凛「……」 PM 21:00
穂乃果「ロン、メンタンピンドラドラ!」
希「点数だけでええから…」イラッ
にこ「あれ? 今ポッケから牌が……」
凛「まやかしにゃ」
PM 22:30
にこ「PSYCHIC FIRE みんな みんな GO!!!!」
のぞりんほのゆき「「「「 ふっふ〜!!」」」」
にこ「頭んな〜か」
にこ「PICA PICARESQUE〜」「「「「ふわ ふわ ふわ ふわ!!!!」」」」
にこ「あ〜ぶな〜い こ〜いがした〜い!!」
のぞりんほのゆき「「「「 ふっふううぅ!!」」」」
にこ「心の火が」 「「「「Ah〜〜〜〜〜〜〜〜」」」」
にこ「燃えて〜〜〜!!!!」「「「「Hi Hi Hi Hi!!!!!」」」」
PM 23:00
穂乃果「……」スマホ スッ スッ
凛「……ふわぁ」漫画 ゴロゴロ
希「……ん」睡魔 ウトウト
にこ「……zzz」音楽 シャンシャン PM 23:15
穂乃果「ねえ! 前使ったの誰!? トイレ流れてなかったんだけど!」
凛「知らんにゃ〜」
にこ「ん、あによぅ……しらぬぁいわよぅ……」ウトウト
穂乃果「…希ちゃん!! 次は気をつけてよね!!」
希「ふぁ……ぅ、ぇえ……?」ウトウト
AM 0:00
凛「ねえ、8巻は?」
雪穂「あ、ごめんなさい、今読んでます」ペラペラ
穂乃果「さて…」ガサゴソ
にこ「この時間にあんぱんと牛乳〜? 太るわよ?」
穂乃果「何言ってるのにこちゃん! 張り込みと言えばこれなんだよ!」
希「微妙に古いかも…」
にこ「え〜…あっ、そうだ! さっき希が言ってたように、食べ物も見るだけでいいんじゃないの!?」
穂乃果「は?」
にこ「ほら! パンのことをよく知ってる穂乃果なら、食べずとも見るだけで食べてるようなもんじゃない!?」
穂乃果「にこちゃんは絵に描いたあんぱんで腹が脹れるというの?」
希「にこっち大丈夫?」
凛「愚物にゃ」
にこ「なんで…」
AM 1:00
穂乃果「ぐごごっ……」zzz
凛「すひゅー……」zzz
にこ「にごっ……ぉ……」zzz
希「すぅ……すぅ……」zzz AM1:22
雪穂「お姉ちゃん! もう始まってる!」
穂乃果「ゆ、ゆきほぉ……?」ウトウト
雪穂「おせっせ、おせっせが見れるよ!」
穂乃果「せっくす……セックス!!?」
凛「なに穂乃果ちゃん… 気でも狂ったの…?」ウトウト
希「チック……バルチック艦隊……」ウトウト
穂乃果「凛ちゃん、希ちゃん、穂乃果たちの本懐は?」
凛・希「……!!」
凛・希「…交尾にゃ!」「…子作りやん!」
穂乃果「お父さん早漏だから急がないと!」
雪穂「にこさんは? まだぐっすり寝てるけど…」
凛「落伍者は捨て置こう」
にこ「ここ、ぉ……こ、ぁ……」zzz
希「────さあ行こうっ! 決戦のバトルフィールドへ!」 ほのパパ・ママの愛の巣 回廊
ズッ… ズッ… ズッ… ズッ…
ズドン… ズドン… ズドン!! ズドン!!
希「なに、この暴力的な振動は……」
穂乃果「お父さんの抽挿… その余波だよ」
凛「この襖の奥に、生命の営みが……!」ゴクッ
雪穂「ねえ、お姉ちゃん…」
穂乃果「なに? 今からって時に」
雪穂「……ごめん。やっぱなんでもない」
穂乃果「変な雪穂……じゃあ覗くよ。まずは私から」
すっ……
ほのパパ「〜〜〜っっっ!!!!!」ビュルルルルルル
ほのママ「〜〜〜っっっ!!!!!」ビチャビチャビチャ
穂乃果「あ、終わった」
希・凛「「はッ!?」」 凛「どいてっ! 凛にも見せてっ!」
穂乃果「もう事後だよ…」
凛「あぁ……そんな……お掃除、してる……」ヘタッ
希「ウチらは何の為に……」
穂乃果「みんな、ごめんね…」
穂乃果(ざまぁ〜味噌漬けッ!! これで穂乃果の一人勝ちだよ……! μ'sで唯一人、生のセックスを見たことがあるのは穂乃果だッ!!)
凛「ん…? あれ…?」キョロキョロ
穂乃果「どしたの凛ちゃん」
凛「雪穂ちゃんの姿がどこにも…」
希「確かに、さっきまでウチらの傍におったはずやけど…」
穂乃果「ほんとだ。雪穂……? おーい、雪穂〜……?」
「────存在が上書きされたのよ」
穂乃果「え……?」ビクッ
希「!? そんな、どうして……!」
凛「真姫ちゃん!!!!」
真姫「ふんっ……」
にこ「にこもいるわよ。よくも置いてってくれたわね!!」 真姫「にこちゃんから連絡が来た時は白目を剥いたわ。まさか、こんなバカなことをするなんて……」
穂乃果「なんで……!」
真姫「訊きたいのは私の方よ…何でこんなことをしたの? 雪穂ちゃんは、穂乃果が殺したも同然よ」
穂乃果「ころっ……!?」
希「…どういうこと? さっき、上書きされたって……」
真姫「そう、雪穂ちゃんは存在を上書きされた……"役"の重複を許さない世界の"制約"に因って」
穂乃果「役…? 制約…? ヤクヤクうるさい薬中なの…? 穂乃果に分かる言葉を吐いてよ…!! 雪穂は、雪穂ッ……雪穂ぉ!!!」
凛「穂乃果ちゃん、落ち着いて…」
穂乃果「……クソッ!」ダンッ
真姫「……本来"穂乃果の妹"という枠は一つだけ……新しい妹が生まれることなんてありえなかったのよ。これまでも、これからも、あってはならなかった」
にこ「でも、"主"たる穂乃果が"ソレ"を観測し、望んだことによって綻びが生じた。可能性が芽を出した」
穂乃果「………………」
希「そうか……今朝の言及……今夜の観測……今までの積み重ねでグラついていた天秤が、遂に一方へ完全に傾いてしまった……その存在が確定した……」
凛「い、今の交尾の観測で、穂乃果ちゃんのお母さんが孕む未来が生まれた……? だから雪穂ちゃんは、新しい穂乃果ちゃんの妹に上書き保存されて、椅子取りゲーム? えっと、えっと……」
にこ「……ええ、にこも初めこの話を聴いた時は理解出来なかったし、正直今も何を言ってるのか全然分からない!!」
にこ「でもね、そんなおバカなにこでも、分かることが一つだけあるわ」
穂乃果「……にこちゃん」
にこ「────姉は、妹を助けるものよ」
穂乃果「……!!」 真姫「穂乃果…」
穂乃果「……ごめん、真姫ちゃん。穂乃果にも分かるように、簡潔に、教えて」
穂乃果「雪穂を助けたい。どうすればいい?」
真姫「…ええ、簡単なことよ!」
真姫「穂乃果のママをしこたま殴る」
真姫「高坂精子がきぃちゃん卵子と出逢う前にッ! 子宮をぶっ潰して有耶無耶にしてやるのよッ!」
「応!」
────・・・
ガララッ!!!!
ほのパパ「!?」
ほのママ「えっ!? な、なんで穂乃果たちが!!」
穂乃果「……ごめんっ!!」
ほのママ「えっ────」 穂乃果「アイム シ〜ングィン ザ レインッ!!!!」ゲシッ
愛娘の爪先が母親の濡れた媚び肉に突き刺さる
ほのママ「ぎゃっ…………!! …!!!……〜ッ!」
凛「じゃすと し〜んぐいん ざ れいんっ!!!!」ダンッ
凛の痛烈なスタンピングがほのパパの男性機能を奪う
ほのパパ「〜〜〜っ!!?」ビクビク ビュッ
希「ワッタ グロォ〜リァス フィ〜リンッ!!!!」ザクザクッ
希の鋼鉄タロットカードがほのママの熟れた肉襞を切り刻む
にこ「あいむ はっぴぃ あげんっ!!」ポコッ
にこの非情になれない申し訳殴打がほのママの脳を揺らす
真姫「アイム ルァ〜ッフィング アッ クラウズッ!!!!」グジュジュッ
真姫の帝王切開術がほのママの弛んだ腹を掻っ捌く 海未「ソゥ ダークァプ アバァブッ!!!!」ズブブッ
闇夜に溶けていた海未が洗練された冷厳なる貫手で背から子宮を串刺す
ことり「さ〜んず いん まぃ は〜っ!!」モッギュー
床下に潜んでいたことりが生臭い臓物と血の海を掻き分け赤黒い赤ちゃん部屋を鷲掴む
花陽「アンダィム レディ フォァ ルァ〜ブッ!!!!」ホカホカ
花陽はユーテラスライスを食べる
絵里「レット ザ ストォ〜ムィ クラウズ チェスッ!!!!」ダムッダムッダムッ
深夜徘徊中だった絵里が駆けてきた勢いそのまま転がる挽肉を跳ね踏み踏み付け踏みグラスハンバーグ
彼女が還って彼女が帰っても宴は続く
穂乃果「エブリワァ〜ン フロム ザ プレィスッ!!!!」ゲシッ ゲシッ
凛「かもぉん うぃず ざ れいんっ!!!!」ダンッ
希「アイヴァ スマァ〜イルォン マイ フェイスッ!!!!」メコォ
にこ「あい うぉーく だーん ざ れーんっ!!」ポコッ
真姫「ウィズァ へァッピィ〜 ウィズ リフルェインッ!!!!」グジュジュズゾゾゾ ガラガラ
海未「アイムァ… シンギングッ!!!!」メキョメキョ
ことり「じゃすと しんきんぐっ!!」ドゴォン ォォン
花陽「イ〜ン ザ……」モグモグ
絵里「レイン……」ウトウト
穂乃果「トゥビドゥ トゥビトゥビ トゥビドゥ トゥビトゥビ トゥ〜〜〜・・・・
朝未きまで続いた 雪穂「……あれ? ここは?」
穂乃果「おはよう雪穂、もう朝だよ」
雪穂「お姉ちゃん…?」
穂乃果「ほら早くご飯食べて、学校に行く準備をしなきゃ」
雪穂「これ……お姉ちゃんが作ったの? お母さんは?」
穂乃果「疲れたから眠るって」
雪穂「そっか」ムグムグ
穂乃果「……どう?」
雪穂「……別に、美味しいけど」
雪穂「って言うか卵焼きとトーストって失敗しようが無いじゃんか」
穂乃果「それもそうだね、うん、あははっ!」
雪穂「変なお姉ちゃん…」
穂乃果「……ねえ雪穂」
雪穂「ん〜?」
穂乃果「穂乃果の妹は、雪穂だけだからね────」
もぎゅっ…
雪穂「わわっ、ちょ…! なに、どったのっ…!?」
穂乃果「……っ」ギュッ
雪穂「……もぉ」
雪穂「……私のお姉ちゃんも、お姉ちゃんだけだよ……」ギュッ
穂乃果「うん……ごめんね……ごめんね、雪穂……」
穂乃果「ごめんね……」
雪穂「……?」ナデナデ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています