海未「璃奈、私はもうすぐ消えてしまうんです」璃奈「海未さん...?」
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璃奈「海未さんが冗談を言うのは珍しい」
海未「冗談なんかじゃありません。私には分かるんです...自分にはあまり時間がない。もうすぐ私は消えて璃奈や穂乃果達は私と過ごした全ての思い出を失ってしまうんです」
璃奈「....私、これ以上冗談を言ったら、海未さんを嫌いになる」
海未「──ッ、璃奈は信じてくれないのですか」
璃奈「信じるも何も、人が急に消えるなんてありえない。小学生だってもっとまともな嘘を付けるよ」
海未「...」 璃奈「それに海未さんは私といつまでも一緒に居るって言ってくれた」
海未「それは──今は状況が違うんです」
璃奈「....どこか遠いところに行っちゃうの?」
海未「いえ、一生貴女に会えなくなるんですよ」
璃奈「...海未さんの言ってることはよく分からない」
海未「───では、この話はもう止めにしましょうか。璃奈さん今から将棋をしましょう」ニコッ
璃奈「うん!」 パチッ
海未「次は璃奈さんの番です」
璃奈「うん」
海未「...」
海未「...璃奈」
璃奈「何?」
海未「──璃奈は私が居なくなっても、一人でやっていけますか?」
璃奈「....またそんな冗だ──」
海未「....」ジッ
璃奈「....」 璃奈「うん、私は大丈夫だよ。だからもう心配しないで」
海未「そうですか、それなら一安心です」
海未(良かった。これで私はもう思い残すことは───)スゥゥ
璃奈「えっと....この角で銀を取ってっと...次は海未さんの番だよ」パチッ
璃奈「海未さん?」
璃奈「....」
璃奈「私、どうして一人で将棋してたんだっけ...」
おわり リ´・ヮ・)これ中二の頃に私と(・8・)が何度も付き合わされたやつだよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています