【超短編】上原歩夢と宮下愛のリップクリーム
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歩夢「あれー、どこいったんだろう...」ガサゴソ
愛「鞄なんか漁ってどうしたの?何か探し物ー?」
歩夢「うん、リップクリームを使おうと思ったんだけど、見つからないの」ガサゴソ
愛「リップかぁ、今愛さん持ってるけど使うかい?」
歩夢「ううん、多分見つかると思うから...」
愛「そっかぁ」 数分後──
歩夢「...ない。家に忘れてきちゃったかも」ズーン
愛「あはは、じゃあアタシの貸してあげるー♪」
歩夢「大丈夫だよ、今日くらい付けなくても問題ないと思うから」
愛「大丈夫じゃない!そのままだと歩夢の唇がカサカサになっちゃうでしょー!」ガサゴソ
愛「ほら、愛さんが塗ってあげるからじっとしてて♡」スッ
歩夢「あ、ありがとう」
歩夢(ん?...でも愛ちゃんのリップを使うってなると間接キスすることになるよね...) 愛「顔が動かないようにちょっと手でおさえるねー」
ピトッ
歩夢「きゃっ」ビクッ
愛「どーしたの?」
歩夢「えへへ、愛ちゃんの手がひんやりしてたからびっくりしちゃった」
愛「それってアタシの冷え性と関係あるかなぁ」
歩夢「うーん。どうかな...」
歩夢(...愛ちゃんの手が私の頬に少し触れただけなのになんだかドキドキしちゃうなぁ...)ドキドキ
歩夢(でも、それがとても心地よくて...好きかも) 愛「ほいじゃあ行くよー」
ペタッ
歩夢「ん...♡」
愛「ふんふ〜ん♪」
ヌリヌリ
歩夢「....」ドキドキ 愛「ふんふふ〜ん♪」
歩夢「....」ジーッ
愛「歩夢ー、そんなに見つめられると恥ずかしいよー」
歩夢「ご、ごめんね!友達にリップ塗ってもらうの初めてだったからつい...」
歩夢(無意識に愛ちゃんを見つめちゃったた...恥ずかしい///) ───
──
─
愛「歩夢終わったよー」
歩夢「....ありがとう愛ちゃん」ドキドキ
歩夢(...。...あとちょっとだけ愛ちゃんに触れられたかったなぁ...なんてね♡)
愛「ついでにアタシもリップ塗っておこうかな♪」ピトッ
ヌリヌリ
歩夢「あっ」 愛「なになにー?」
歩夢「う、ううん。何でもないの」
歩夢(間接キスくらいじゃ愛ちゃんは気にしないんだ。やっぱり大人だなぁ)
愛「....ん」
愛「ってアタシ、歩夢と間接キスしてるじゃん!」
歩夢「今気づいたの!?」 愛「まあね、人助けと思ってやっただけだ。まさか歩夢とキスしちゃうなんて...いや直接じゃないんだけど」
愛「歩夢ホントごめんねー」
歩夢「ううん。私と気にしてないから大丈夫だよ。むしろちょっと得しちゃってるし───♡」
愛「え?何か言った?」
歩夢「なんでもありませーん♪」
おわり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています