歩夢「それになんか、人肌恋しいっていうか……」ボソッ

せつ菜「……」ウルウル

歩夢「じゃ、そろそろ行くね」スタスタ

せつ菜「ま、待ってくださいっ!」グイッ

歩夢「せつ菜ちゃん、私は大丈夫だから行かせて」

せつ菜「い、い、行かせないです!」ギュッ

せつ菜「絶対行っちゃダメです、歩夢さん!」

せつ菜「エッチなことしたいなら、その人じゃなくてもいいじゃないですか!」ムギューッ

せつ菜「その……他にも女の子なんて、たくさんいますし……!」ムギュムギュ

せつ菜(歩夢さんの腕にしがみ付いて、自分の胸押し当てて、何してるんだろ私……)

せつ菜(こんなの色気も何もない……歩夢さんの気を引けるはずもない……)

歩夢「しつこいよ、せつ菜ちゃん。私に構わないで」グイッ

せつ菜「あ……」

歩夢「じゃ、また明日ね」ニコッ

スタスタスタ

せつ菜「歩夢……さん……」ガックリ