凛 「これで一安心だね、ふぅ」

スッ

花陽 「あれ……」

凛 「……」

花陽 「ひ、火が、火が消えたんだけど」

凛 「えーと……」

花陽 「遭難しててやばくて、でもようやく火を出せて、おそらくもう綿はないからこれが最後のチャンスで……」

凛 「うーん……」

花陽 「い、いま凛ちゃんの一息で」

凛 「……」

花陽 「……」