凛 「寝床もないから草原の真ん中……」

花陽 「いつ食われてもおかしくない……」

凛 「木の実は食べたけど肉は食べれてないにゃ……」 グー

花陽 「流石にタイガーは無理だったね……」 グー グー

凛 「水も一口も飲めてないにゃ……」

花陽 「汚い水を飲んだらお腹痛めちゃうもんね……」

凛 「しかもここ寒いにゃ……」 ガクガク

花陽 「夜になると急に寒くなったよね……」 ガクガク

凛 「このまま眠ったら、凛死んじゃうのかなぁ……」

花陽 「凍えて死んじゃうか、食べられて死んじゃうか、だろうねぇ……」