凛 「かよちん助けてぇぇぇ!! もう疲れて手が動かないよぉぉぉ!!」 トントン

花陽 「家を作るまで大工の手を止めちゃダメだよ、凛ちゃん」

凛 「もう限界にゃぁぁぁぁ!!!!」 トントン

花陽 「限界という言葉があるなら花陽はもう何度限界を超えてるだろう」

凛 「そもそも凛は普通の女子高生だよ!? 家なんて作れるわけないじゃん!!」 トントン

花陽 「私も材料集めとか頑張るから! それに二人が住める程度の簡易的なものでいいんだよ?」

凛 「そういう問題じゃないでしょ!? かよちんは冷静な判断ができてないにゃぁぁぁぁ! お米が足りないから!? 足りないからでしょ!!」

花陽 「これは凛ちゃんのためでもあるんだよ? 寒いと大変だし」

凛 「じゃあ家作るの諦めて親友二人でおしくらまんじゅうするにゃ!!!!」

花陽 「好奇心を生きるより優先しといて知らないふりしてる親友なんて私は知らない」

凛 「ひぃぃぃぃぃ!! ごめんなさいぃぃ!!」