歩夢が>>3に>>7する話
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代行ありがとうございます
だる絡みの微妙なニュアンスがわからない…… >>9
話で盛り上がってるわけじゃないけどスキンシップだけ過剰なイメージだった 歩夢「ねえ、せつ菜ちゃん」
せつ菜「なんですか?」
歩夢「せつ菜ちゃんって、侑ちゃんのこと好きなの?」
せつ菜「な、なんですか急に!?」
歩夢「ねえ、どうなの?」
歩夢「お願いっ! 私にとっては大事なことなの! 教えて!」
せつ菜「わ、わかりましたから迫ってこないでください!」
せつ菜「えー、コホン」
せつ菜「侑さんのことは、それは、まあ、好きですよ」
歩夢「えっ」
せつ菜「私たち部員のみんなをよく見てくれていて、同好会にはかかせない人ですから」
歩夢「………それだけ?」
せつ菜「え、もちろんほかにも侑さんの素晴らしいところはありますが」
歩夢「………そっか、そういう感じなんだ」
歩夢「ううん、もう大丈夫。それならいいんだ」
せつ菜「はあ、納得していただけたならよかったです」 次の日
歩夢「ねえ、せつ菜ちゃんって侑ちゃんのこと好きなの?」
せつ菜「え?」
せつ菜「は、はぁ。 それはもちろん好きですよ。侑さん素敵な人ですから」
せつ菜「昨日もお伝えしたと思いますけど」
歩夢「どんな風に思ってるの?」
せつ菜「目標に対して真摯に努力できるところが素晴らしいと思います。SIFの準備の時もそうでしたし、学年の途中から学科を変更するなんて大変な目標を叶えるなんて並大抵のことじゃないと思います。尊敬してます」
歩夢「そうだよね、侑ちゃんそういうところすごいよね」 次の日
歩夢「ねえ、せつ菜ちゃん。また、侑ちゃんのことどう思ってるか聞かせてもらってもいい?」
せつ菜「はぁ……わかりました」
せつ菜「よく人を見てる方だなって思います。 同好会のメンバーは9人もいますけど、一人ひとりにあった提案をしてくれます」
せつ菜「この前、私が振り付けがしっくりきていなかったこと、誰にも言ってなかったのに気づいて一緒に考えてくれましたし」
歩夢「……」 次の日
歩夢「ねえ、せつ菜ちゃんーーー」
その次の日
歩夢「ねえ、侑ちゃんのことーーー」
そのまた次の日 そのまたまた次の日
歩夢「ねえ、せつ菜ちゃん、侑ちゃんのどういうところが可愛いって思う?」
せつ菜「やっぱりスクールアイドルを眺めているときのキラキラした笑顔でしょうか」
せつ菜「ステージで見るときはそういった表情には勇気づけられるのですが、ほかのスクールアイドルを見ている姿を横で見ているときは、純粋な表情がほんとうに可愛らしく感じて」
歩夢「うん、あの純真さは幼稚園の頃からずっと変わらないんだよね」
せつ菜「歩夢さんは、どういったときに侑さんを可愛いと感じますか?」
歩夢「え、えぇー! どこから話せばいいかなあー!」
歩夢「えっと、多すぎて一つに絞れないから最初から話していいかな」
せつ菜「最初からとは?」
歩夢「えっとね、私たちが幼馴染になったのは幼稚園の頃なんだけど、はじめて会ったときに侑ちゃんはーーーー」 その日の歩夢さんのお話は、帰宅した後もLINE通話で夜2時まで続きました 侑「歩夢なんだか最近すごく楽しそうだね」
歩夢「そう見えるかなあ」
侑「うん、なんだか活き活きしてるよ」
侑「なにかいいことでもあったの?」
歩夢「ふふ、やっとね、私の大好きなことを話せる友達ができたんだ」
侑「へえ、それはよかったね」
侑「歩夢の大好きなことって?」
歩夢「侑ちゃんには秘密!」
侑「えー、教えてよー!」
歩夢「やだもーん」
侑「手芸!」
歩夢「違うよー」
侑「わかったゲームでしょ!」
歩夢「はずれー!」 ガラララ
せつ菜「ふわあぁあああ、みなさん、こんにちわ〜……」
侑「せつ菜ちゃん、なんだか眠そうで珍しいね」
せつ菜「はい、昨日は夜更かしをしてしまいまして」
侑「へえ、深夜アニメとか?」
せつ菜「い、いえ……そうではないんですけど」チラッ
歩夢「ニコニコ」
せつ菜「秘密です」
侑「えー、せつ菜ちゃんもー?」 侑「あ、そうだせつ菜ちゃん、今日一緒に買い物に行かない? 新しいスクールアイドルのグッズが出ててさー」
せつ菜「そうなんですかっ! それはぜひ行きたいですね!」
せつ菜「あ、でも……」
せつ菜「また別の日でもいいですか?」
侑「今日何か用事あった?」
せつ菜「はい、先約がありまして」
侑「そっかー、じゃあ仕方ないね」
侑「歩夢も今日用事だっけ」
歩夢「うん、そうなの、侑ちゃんごめんね」
侑「そっかー、じゃあ、一人で行くのもなあー」
侑「二人とも、金曜日ならどう?」
せつ菜「はい、その日ならいいですよ」
歩夢「うん、私も空いてるよ」
侑「よかった、じゃあーーー」
LINE
歩夢『今日も放課後、侑ちゃんの好きなところ、一緒に話そうね!』
せつ菜「はい、わかりました!」 おしまい!
「こいつわかってる」と思われてしまったのがせつ菜ちゃんの運の尽きです ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています