侑「歩夢ってさぁ、重いんだよ」
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廊下
歩夢「……」スタスタ
歩夢(あっ……侑ちゃんとせつ菜ちゃんが一緒にいる)
歩夢(何を話してるんだろう……)
歩夢「……」コソコソ
侑「歩夢ってさぁ、重いんだよ」
せつ菜「やっぱりそうなんですか?」
歩夢(え……) 侑「せつ菜ちゃんが見てもやっぱり分かる?」モヤモヤ
せつ菜「まあ、結構分かりますけど……」
侑「LINEで済ませればいいことを通話してきたりとか」
せつ菜「は、はい……」
侑「大昔の私達の話とかすごいみんなにもしちゃうしさ」
せつ菜「わ、私は微笑ましいなーと思ってましたよ……?」アセアセ
歩夢(侑ちゃん……)グスッ
歩夢(私、重たすぎて嫌われちゃったの……?侑ちゃん)ズキズキ
歩夢(私が隣にいるのは侑ちゃんにとっては迷惑でしかなかったのかな)グスッ 自分は読んでてすごく面白いんだけど、同時に脳内のぽむが悲しんでる不思議な感じ 侑ちゃんが「はゆむぅ」って発音するのなんかすごく良くわかる 侑「せつ菜ちゃんはどうなの?」
せつ菜「え?わ、私ですか!?」
侑「うん」
せつ菜「私は……さ、さあ、どうでしょうか。良いと思いますけど……その、重たいことも愛情の裏返しと考えれば」
侑「あ、話ずらした」
せつ菜「だ、だって私は分かりませんし……!」
侑「いや、まあ、そうなんだよ……ね」
せつ菜「えっと、何がですか?」
侑「だからその、愛情のうらがえs」
歩夢「侑ちゃん」
侑「わっ、あ、歩夢っ!?」
せつ菜「歩夢さんっ!?」 >>62
めちゃくちゃわかる 脳内のぽむが泣いているwwww ここで踏み込んでいくのもいつもの状態じゃないからか 歩夢「侑ちゃん……ごめん、ごめんね……?」ポロポロ
侑「え、歩夢、何言って……」
歩夢「私、侑ちゃんの迷惑になってたんだね」グスッ
歩夢「重くてごめんなさい」
侑「え……」
歩夢「もう重たくしないから……」ポロポロ
歩夢「だからせめてこれからもお友達でいてね……侑ちゃん」ポロポロ
歩夢「せつ菜ちゃん」
せつ菜「へ、は、はいっ!?」
歩夢「今日は部活休むね、体調悪くて」
せつ菜「あ……は、はい。でも……」
歩夢「ありがとう。じゃあまた明日ね」
侑「ま、待って歩夢!!」
歩夢「っ」タッタッ
侑「待って!」ダッ
侑「っ痛ぁっ……!」ズキッ
せつ菜「だ、大丈夫ですか!?」
侑「あゆむ、あゆむ……」フラフラ
侑「」カクッ
せつ菜「侑さん……!?た、大変です……!」 ⎛(cV ´•̥ _ •̥ V⎞お、重い歩夢もかわいいYO! 保健室
侑「……は」
侑「あれ、わ、たし……」
彼方「あっ、侑ちゃん起きた〜?」
侑「彼方さん……?」
侑「あっ!あ、歩夢は!?せつ菜ちゃんも!」
彼方「わっ、急に大きい声出しちゃ駄目だよぉ〜。侑ちゃんは気を失って倒れてたんだから、もう少し安静にしてた方がいいと彼方ちゃん思うなぁ」
侑「私、気を失っちゃってたんだ……」
彼方「うん。多分心因性じゃないかって先生言ってたよぉ」
侑「そっか……」
彼方「歩夢ちゃんのことは、せつ菜ちゃんと愛ちゃんが探しに行ったよ」
侑「……私が歩夢のこと重いなんて言っちゃったから」グスッ
彼方「おー、よしよし」トントン
侑「あゆむ……はあ、う、うぅっ……」グスッ
彼方「……」ナデナデ
彼方(彼方ちゃんから見たら侑ちゃんも負けず劣らずに見えちゃうよ〜) @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵三*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 待ってるね! やっぱみんな心に@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リを飼ってるんだね ────────=i〒i=────────
∠ニエニヽ◎ニ⊃、
/ | )ニニニ=ー-. /|
/@メ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ | r‐ュ r‐ュ `ー--、/ .|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |「「| |「「| /ニニニニコ
. ( ⊆ ○ ⊇ ノ__ノノ__ノ ,___,,ノ
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@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ @cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 俺の心の中のぽむは毎月仕込んで孕ませてるから生理の心配はないぞ コンコン
愛「ゆうゆは起きてる?」
彼方「うん、起きてるよ〜」
侑「ごめんね、さっき目が覚めたんだ」
せつ菜「ほっ……良かったです!」
侑「ごめんね、せつ菜ちゃん。保健室まで運んでくれたの、きっとせつ菜ちゃんだよね」
せつ菜「いえいえ!大丈夫ですよ!」
愛「ね、ゆうゆ。歩夢を連れてきたんだけどさ……今、大丈夫?」
侑「え……そうなの?」
愛「うん。二人とも絶対なにか勘違いしてると思う。腰を据えて話し合ったほうがいいよ」
侑「うん……私もちゃんと謝らなきゃって思ってた」
せつ菜「じゃあ呼んできてもいいですか?外で待ってもらっているので」
侑「大丈夫、ありがとう」 歩夢「ゆうちゃ……」テクテク
侑「歩夢……!」
歩夢「ゆ、侑ちゃん……!」ギュッ
歩夢「大丈夫なの……?私、侑ちゃんが倒れたって聞いて心配でたまらなくて」
侑「もう大丈夫。ごめんね、歩夢……」ギュッ
愛「じゃあ愛さんたちは退散しますか!」
せつ菜「ええ、そうですね」
彼方「そうだね〜」
パタン 侑「歩夢……さっきの件なんだけど」
歩夢「うん……ごめんね。今まで気付かなくて」
侑「い、いやそうじゃなくて!その、重たいって言っちゃったのは謝るけど……別に私歩夢が嫌なわけじゃないよ」
歩夢「でも重いのは嫌なんだよね……?」
侑「違うって……重いのも、キライジャナイ...っていうか」カァッ
歩夢「え、な、なんて言ったの?」
侑「う……だっ、だから、重たいところも可愛いって思ってるの!」カァッ
歩夢「え……じゃ、じゃあ私のこと嫌じゃないの?」
侑「そう!そうだよ!だから誤解してるんだって、歩夢は!私が歩夢のこと嫌になるとかそんなのありえないじゃん!」
歩夢「そう、なの……?」カァッ 侑「それと、もう一つ聞きたいことがあるんだ」
歩夢「うん」
侑「その……先週私のことを避けてたよね?」
歩夢「あ……そ、それは……」アセアセ
侑「それってどうしてなの?私、何か歩夢に嫌われるようなことしたかなってずっと不安だった!」
歩夢「ち、違う……!侑ちゃんは悪くなくて……。侑ちゃんが私のこと重いって言ってるのを聞いちゃったから、それで……」
侑「ええ?その話をしたのは今日のことじゃん」
歩夢「先週もせつ菜ちゃんとしてたよね?」
侑「え?」
歩夢「え?」
侑「そんな話してないよ……?」
歩夢「えぇ……?」
侑「私はただ、歩夢の女の子の日が近いし、重くて大変そうっていう話を……あ」
侑「もしかして、それを聞いてた……?」
歩夢「かも……」
歩夢「それで、侑ちゃんは軽い子の方が好きなんだって思って」
侑「ま、待って待って!なんでそうなるの!?」
歩夢「そんなこと言ってたもん、侑ちゃん」
侑「軽い子が羨ましい〜みたいな話はしたけどさ!私もそんなに軽い方じゃないし!」
歩夢「は……そ、そうだったんだ……」 歩夢「え?待ってよ侑ちゃん……なんで侑ちゃん私の生理周期を」
侑「わっ、わーわー!いいじゃん、その話は、ね?」アセアセ
侑「歩夢の方こそ、その話を聞いてたことと私を避けてたことに何の繋がりがあるの!?」
歩夢「えぇ?い、いやぁ……さあ、なんでだろ」
侑「歩夢だって今はぐらかしたじゃん」
せつ菜「えぇ……」コソコソ
愛「聞き耳立てるなんて悪いな〜せっつーは」コソコソ
せつ菜「愛さんだってしてるじゃないですか!」コソコソ 同好会
かすみ「えぇっ!?そんなことだったんですかぁ!?」
せつ菜「はい……勘違いが勘違いを呼んでしまったみたいで」
しずく「そんな……歩夢さんは純粋に私と遊びたかったという訳ではなかったんですね」ショボン
愛「ははっ、まーまーいいじゃんしずく!私は歩夢と遊べて楽しかったからまあいいかな〜って。しずくもきっとそうっしょ?寛大な気持ちで許してあげよ?」ポンポン
しずく「むー……」プクー
果林「それにしても、話を聞いてるとアレよね。侑もかなり重たいわよね。色々と」
せつ菜「あー……言っちゃいます?それ」
果林「だって、せつ菜に号泣しながら電話かけたりとか、歩夢に重たくしないって言われてショックで気を失ったって相当よ?」
彼方「せつ菜ちゃんの心労を労わなきゃね?」
せつ菜「いっ、いえいえ!私は別に全然大丈夫ですけど」アセアセ
エマ「でも生理前は気持ちが不安定になっちゃうからしょうがないよ〜」
璃奈「そんなに重たいならピル飲めばいいのに。私も飲んでる」シレッ
かすみ・しずく・せつ菜・愛・果林・彼方・エマ「「「「「「え?」」」」」」
璃奈「え」
璃奈「そ、そんなに変かな……?璃奈ちゃんボード『はわわ』」
かすみ「いや、だって……イメージと違うというか」
璃奈「ピルを飲めば痛みも和らぐし、生理前のイライラも、肌荒れもなくなる」
璃奈「これといってデメリットはないと思う……けど」
かすみ・しずく・せつ菜・愛・果林・彼方・エマ「「「「「「……」」」」」」
璃奈「あわわわわ……」
璃奈(早く戻ってきて、侑さん、歩夢さん)アセアセ
終われ おつでした。実際侑ちゃんは歩夢のために家族旅行をキャンセルしようとしたり、途中で戻ってきちゃうくらいだしな…。しずくちゃんは今度は理由なくちゃんと二人で遊べるといいね こういうすれ違い話好き
しずくはまた今度歩夢とちゃんと遊べるといいな
あとりなりーがピル常用はびっくりしたけど不思議と納得もしたわ
とにかく面白かった乙 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵三*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています