侑「歩夢、これでさよならだね」歩夢「ううっ、侑ちゃんやだよ!」
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prrrrrrrrr
歩夢「もしもし、侑ちゃんどうしたの?」
侑「歩夢、今時間ある?」
歩夢「うん、あるけどどうしたの?」
侑「ちょっと話があるから私の部屋に来てくれないかな?」
歩夢「うん、わかった」 歩夢「お邪魔します」
侑「歩夢待ってたよ」
歩夢「急にどうしたの?」
侑「まぁ、適当に座ってね」
歩夢「うん」
侑「歩夢とは、小さい頃からずっと家が隣で一緒だったよね」
歩夢「うん、そうだね」 侑「何をするにも歩夢と一緒で楽しかったなぁ」
歩夢「そうだったね」
侑「このままずっと、大人になっても歩夢と一緒に居られると思ってた・・・」
歩夢「侑ちゃん?」
侑「でもね、歩夢・・・」
歩夢「な、何?急におかしいよ!?」
侑「私ね、お父さんの急な転勤で大阪に引っ越すことになったんだ」
歩夢「え!?」
侑「ホントに急だったから、今週末にはもう行くんだ・・・」
歩夢「うそでしょ!冗談はやめてよ!?」
侑「嘘でも冗談でもないよ・・・」
歩夢「え・・・」 侑「歩夢、今までありがとう」
歩夢「侑ちゃん・・・ううっ・・」ウルウル
侑「大阪に行っても歩夢の事応援してるからね・・・」
歩夢「うううっ、やめてよ!そんな悲しい言い方しないでよ!」シクシク
侑「でも、もしかしたら本当に最期になるかもしれないし・・・」
歩夢「やだ!私会いにいくもん!」シクシク
侑「本当に今までありがとうね」
歩夢「侑ちゃあああん!」シクシク 歩夢(そして侑ちゃんは急な引っ越しで大阪へ行ってしまった・・・)
〜2週間後〜
prrrrrrrr
歩夢(あ、侑ちゃんからだ!)
歩夢「もしもし!侑ちゃん!?」
侑「歩夢、久しぶりだね!」
歩夢「そっちはどう?」
侑「ようやく落ち着いて来て楽しんでるよ」
歩夢「そうならよかった・・・」
侑「たこ焼きにハマっちゃってさ」
歩夢「たこ焼き?」
侑「毎日食べてるよ!」
歩夢「そうなの!?」
侑「歩夢にも食べさせたいな」
歩夢「私も侑ちゃんと食べたい・・・」 侑「そういうと思ってさ、お土産送っておいたから」
歩夢「そうなの?」
侑「届いたら食べてね」
歩夢「ありがとう」
ピンポーン
配達員「お届けものでーす」
歩夢「ありがとうございます」
配達員「こちらにサインを」
歩夢「はい」
配達員「ありがとうございました」 歩夢(侑ちゃんからだ!)
ガサゴソ
歩夢(あ!中にタコと小麦粉が入ってる!)
歩夢(これで作って食べろってことなのかな)
歩夢(あ、手紙だ)
侑『大阪のたこ焼きが美味しいので歩夢にも食べて貰いたいと思いタコと小麦粉を送ります。作って食べてください。ps足りない素材は自分で用意してね』
歩夢(侑ちゃん、優しいなぁ)ウルウル 歩夢「お母さん!侑ちゃんからタコと小麦粉が届いたよ」
母「あら、そうなのね」
歩夢「たこ焼きにして食べてって」
母「じゃあ早速作るわね」
歩夢「うん!」
母「侑ちゃんにお礼言っておいてね」
歩夢「わかった!」 〜2ヶ月後〜
prrrrrrr
歩夢(侑ちゃんからだ!)
歩夢「もしもし!侑ちゃん!?」
侑「歩夢久しぶりだね」
歩夢「うん、侑ちゃん元気してた?」
侑「私は元気だよ」
歩夢「大阪にはもう慣れた?」
侑「実は、またお父さんの急な転勤で今度は福岡に来たんだ」
歩夢「そ、そうなの!?」
侑「豚骨ラーメンが美味しくてさ、毎日食べてるよ」
歩夢「そうなんだね」
侑「歩夢にも食べさせたいな」
歩夢「私も侑ちゃんと食べたい」 侑「そういうと思ってお土産送っておいたから」
歩夢「そうなの?」
侑「届いたら食べてね」
歩夢「ありがとう」
ピンポーン
配達員「お届けものでーす」
歩夢「ありがとうございます」
配達員「こちらにサインを」
歩夢「はい」
配達員「ありがとうございました」 歩夢(侑ちゃんからだ)
歩夢(何かな)
ガサゴソ
歩夢(あ!中に豚の骨と小麦粉が入ってる!)
歩夢(これで作って食べろってことなのかな)
歩夢(あ、手紙だ)
侑『博多の豚骨ラーメンが美味しいので歩夢にも食べて貰いたいと思い豚の骨と小麦粉を送ります。作って食べてください。ps足りない素材は自分で用意してね』
歩夢(侑ちゃん、優しいなぁ)ウルウル 歩夢「お母さん!侑ちゃんから豚の骨と小麦粉が届いたよ」
母「あら、そうなのね」
歩夢「豚骨ラーメンにして食べてって」
母「じゃあ早速作るわね」
歩夢「うん!」
母「小麦粉で麺を打てば良いのね」
歩夢「そうだね!」
母「侑ちゃんにお礼言っておいてね」
歩夢「わかった!」 〜2ヶ月後〜
prrrrrrr
歩夢(侑ちゃんからだ!)
歩夢「もしもし!侑ちゃん!?」
侑「歩夢久しぶりだね」
歩夢「うん、侑ちゃん元気してた?」
侑「私は元気だよ」
歩夢「福岡にはもう慣れた?」
侑「実は、またお父さんの急な転勤で今度は広島に来たんだ」
歩夢「そ、そうなの!?」
侑「広島風お好み焼きが美味しくてさ、毎日食べてるよ」
歩夢「そうなんだね」
侑「歩夢にも食べさせたいな」
歩夢「私も侑ちゃんと食べたい」 侑「そういうと思ってお土産送っておいたから」
歩夢「そうなの?」
侑「届いたら食べてね」
歩夢「ありがとう」
ピンポーン
配達員「お届けものでーす」
歩夢「ありがとうございます」
配達員「こちらにサインを」
歩夢「はい」
配達員「ありがとうございました」 歩夢(侑ちゃんからだ)
歩夢(何かな)
ガサゴソ
歩夢(あ!中にキャベツと小麦粉が入ってる!)
歩夢(これで作って食べろってことなのかな)
歩夢(あ、手紙だ)
侑『広島のお好み焼きが美味しいので歩夢にも食べて貰いたいと思いキャベツと小麦粉を送ります。作って食べてください。ps足りない素材は自分で用意してね』
歩夢(侑ちゃん、優しいなぁ)ウルウル 歩夢「お母さん!侑ちゃんからキャベツと小麦粉が届いたよ」
母「あら、そうなのね」
歩夢「広島風お好み焼きにして食べてって」
母「じゃあ早速作るわね」
歩夢「うん!」
母「小麦粉で生地と焼きそばの麺を打てば良いのね」
歩夢「そうだね!」
母「侑ちゃんにお礼言っておいてね」
歩夢「わかった!」 〜2ヶ月後〜
prrrrrrr
歩夢(侑ちゃんからだ!)
歩夢「もしもし!侑ちゃん!?」
侑「歩夢久しぶりだね」
歩夢「うん、侑ちゃん元気してた?」
侑「私は元気だよ」
歩夢「広島にはもう慣れた?」
侑「実は、またお父さんの急な転勤で今度は宇都宮に来たんだ」
歩夢「そ、そうなの!?」
侑「餃子が美味しくてさ、毎日食べてるよ」
歩夢「そうなんだね」
侑「歩夢にも食べさせたいな」
歩夢「私も侑ちゃんと食べたい」 侑「そういうと思ってお土産送っておいたから」
歩夢「そうなの?」
侑「届いたら食べてね」
歩夢「ありがとう」
ピンポーン
配達員「お届けものでーす」
歩夢「ありがとうございます」
配達員「こちらにサインを」
歩夢「はい」
配達員「ありがとうございました」 歩夢(侑ちゃんからだ)
歩夢(何かな)
ガサゴソ
歩夢(あ!中にひき肉と小麦粉が入ってる!)
歩夢(これで作って食べろってことなのかな)
歩夢(あ、手紙だ)
侑『餃子が美味しいので歩夢にも食べて貰いたいと思いひき肉と小麦粉を送ります。作って食べてください。ps足りない素材は自分で用意してね』
歩夢(侑ちゃん、優しいなぁ)ウルウル 歩夢「お母さん!侑ちゃんからひき肉と小麦粉が届いたよ」
母「あら、そうなのね」
歩夢「餃子にして食べてって」
母「じゃあ早速作るわね」
歩夢「うん!」
母「福岡と広島の時と違って今回は楽に作れるわね」
歩夢「そうだね!」
母「侑ちゃんにお礼言っておいてね」
歩夢「わかった!」 〜2ヶ月後〜
prrrrrrr
歩夢(侑ちゃんからだ!)
歩夢「もしもし!侑ちゃん!?」
侑「歩夢久しぶりだね」
歩夢「うん、侑ちゃん元気してた?」
侑「私は元気だよ」
歩夢「宇都宮にはもう慣れた?」
侑「実は、またお父さんの急な転勤で今度は東京に来たんだ」
歩夢「そ、そうなの!?」
侑「もんじゃ焼きが美味しくてさ、毎日食べてるよ」
歩夢「そうなんだね」
侑「歩夢にも食べさせたいな」
歩夢「私も侑ちゃんと食べたい」 侑「そういうと思ってお土産送っておいたから」
歩夢「そうなの?」
侑「届いたら食べてね」
歩夢「ありがとう」
ピンポーン
「お届けものでーす」
歩夢「ありがとうございます」
「中にキャベツと小麦粉が入ってますので」
歩夢「え!?侑ちゃん!?」
侑「へへへ、ばれた?」
歩夢「もう!」 侑「もんじゃ焼き食べたい?」
歩夢「うん!」
侑「じゃあ作ろっか」
歩夢「うん!」 侑「それとも私食べる?」
歩夢「じゃあそっちから先!」
侑「じゃあどうぞ」
歩夢「もう!侑ちゃんってば!」
侑「好きなだけ食べてね」
歩夢「うん!」
ガバッ
https://i.imgur.com/BuSCBGD.jpg
おしまい @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ………
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ まぁ、ゆうぽむだよね 最初侑ちゃんが自分の身体を食材にして送ってくるホラーかと思った @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ……終わりよければ全てヨシ! 凄いのは歩夢のおかんだし、もっと凄いのは何にでもなる小麦粉 歩夢「お母さん!侑ちゃんから侑ちゃんが届いたよ」
母「あら、そうなのね」
歩夢「侑ちゃんにして食べてって」
母「じゃあ早速作るわね」
歩夢「うん!」
母「私も一度食べてみたかったのよ」
歩夢「そうだね!」
母「侑ちゃんにお礼言っておいてね」
歩夢「わかった!」
こうなるのかと ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています