果林「おめでとう♡」 歩夢「え?」
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果林「え?」
歩夢「え、え?」
果林「いや、え?」
歩夢「あ、あの?」
果林「え?は?」
歩夢「ええ??な、なんでですか?」
果林「え、なんでもなにも今日誕生日なんでしょ?」
歩夢「あ、ああ!そうですけど、果林さんに教えてましたっけ?」
果林「聞いたのよ」
歩夢「誰にですか?」
果林「侑に」
歩夢「なるほど」 歩夢「………なんでですか?」
果林「…なによ、悪い?」
歩夢「い、いえ!決してそういう訳じゃないです!ただ、不思議なんです」
果林「…ファンだからよ」ボソ
歩夢「え?」
果林「歩夢のファンだからよ!!」
歩夢「はい?!なんてですか!?」
果林「さっきからそればっかりじゃない!!」
歩夢「だって本当にわからないんですもん!!」 果林「はぁ…いい!?あゆぴょんよあゆぴょん!!!」
歩夢「はあ!?なんで今それが出てくるんですか!!!」ユサユサ
果林「揺らさないで!!」
歩夢「おかしいでしょう!?今この場でその話題を出さなくてもいいでしょう!!!」
果林「関係あるから出したのよ!」
歩夢「何の関係があるんですか!!」
果林「可愛かったのよ!!」
歩夢「ええ?!!」
果林「あ、いや違うわ!」
歩夢「はい?!」 スクールアイドルの情報ってどのくらい公表されてるんだろうね 果林「いえ、違わないけど、違うわ」
歩夢「意味がわかりません!」
果林「あゆぴょんは可愛かったけど、それは今関係ないって話よ!」
歩夢「何を言ってるんですか!!」
果林「わたしが言いたいのは可愛かったってことじゃないの!!」
歩夢「じゃあ何なんですか!」
果林「影で努力する歩夢が好きって話よ!!!」
歩夢「………え?//」
果林「っ……//」 果林「…わたしはね、頑張る子が好きなのよ」
歩夢「はい…」
果林「ちょっと高校生には恥を感じるような自己紹介でも、窓ガラスを鏡替わりにして真面目に練習していた歩夢の姿はとても輝いて見えた」
歩夢「ありがとう…ございます…//」
果林「だからこそ、つい余計なお節介をしちゃったのよ」
歩夢「お節介じゃないです!果林さんのおかげで、大切なことに気づけました」
果林「ふふ、それならよかったわ♪」
歩夢「うう…」
果林「そんな訳で、わたしはあの日から歩夢のことがすごく気になるようになったの」
歩夢「…」
果林「それに、あの日のことだけじゃないわ」
歩夢「え?」 果林「同好会に入って、歩夢のこと結構眺めてたんだけど」
歩夢「眺めてたんですか?!」
果林「眺めてたわよ」
歩夢「じゃあまさか、時々練習中に感じてた謎の視線って…」
果林「わたしかもね」
歩夢「果林さんだったんですか!!わたし、おばけかと思ってちょっと怖かったんですよ?!」
果林「人をおばけ呼ばわりしないでちょうだい!」
歩夢「果林さんがいけないんですよ!」
果林「なんでわたしのせいなのよ!…って、話がどんどん脱線していくじゃない!!」
歩夢「あ、ごめんなさい…視線の件はあとでパンチするので、話を続けてください」
果林「あ、パンチされるのね」
歩夢「します」 果林「ほどほどにね?」
歩夢「ほどほどにパンチします」
果林「わかったわ…じゃあ続けるわね」
歩夢「はい」
果林「それで、歩夢のことを眺めてたんだけど、休憩時間にステップの確認したり、歌の練習をしたり」
果林「しずくちゃんに発声のアドバイスもらってた時もあったわね」
歩夢「結構見てたんですね……//」
果林「まあね♪ だからこそ、歩夢の様子がおかしくなった時は本当に心配したのよ?」
歩夢「その節はすみませんでした…」
果林「あ、いや、別に怒ってるわけじゃないのよ?誰にだって悩みはあるものだし」
歩夢「はい…」 果林「でも、悩みを解決したあとの歩夢は今まで以上に輝いているわ」
歩夢「そうですか?」
果林「ええ あゆぴょんの時に言っていた応援してくれる人って、侑のことでしょ?」
歩夢「それは…まあ」
果林「でも今は侑だけじゃない 同好会の仲間や、歩夢を応援してくれるファンの人も沢山増えた」
果林「大切なものが増えて、だからこそもっと頑張ろうとする歩夢の顔がとてもたくましくてかっこいい」
歩夢「果林さん…」
果林「わたしも、歩夢に負けないようもっと頑張らなきゃって、いい刺激にもなる」
果林「仲間でライバルな歩夢だけど、わたしはそんな歩夢のファンでもあるのよ?っていう話よ」
果林「ちょっとごちゃってしちゃったけど、わたしの気持ちを理解してくれた?」
歩夢「はい…!」 歩夢「でも…」
果林「?」
歩夢「わたしは果林さんが思ってくれてるほど、すごい人じゃないです…」
果林「…そういう謙虚なところも、歩夢のいい所の一つだとわたしは思うわ」
果林「だけど、褒められたことを素直に喜ぶのも大事よ?歩夢がすごいから褒められてるわけだし」
歩夢「果林さん…」
果林「それに、知ってる?」
歩夢「何をですか?」
果林「こう見えてもわたしって、結構人気の読モなのよ?」
歩夢「それは知ってます とてもすごいと思います…!」
果林「ありがとう♪」 果林「…そんなすごいわたしに、ここまで言わせてるんだから、自信持ってほしいってこと」
歩夢「!」
果林「じゃないと、わたしのお墨付きじゃダメダメってことにもなりかねないしね」フフッ
歩夢「なんですかそれ」クスッ
果林「冗談よ」
歩夢「あははっ」
果林「っとまあ、だいぶ話が逸れちゃったけど、今日は歩夢にプレゼントを持ってきたのよ」
歩夢「あ、その前に…」
果林「?」
歩夢「…」ポコポコ
果林「ちょ、痛いわよ!」
歩夢「あゆぴょんのパンチです」
果林「ああ…パンチするって言ってたわね…」 歩夢「果林さんが同好会に来てから、今までの視線の分ですよ〜」ポコポコ
果林「…これが本当のうさパンチね☆」
歩夢「…」ポコポコポコポコ
果林「いたっ!そんなに力込めないで!!」
──────────
果林「改めて、誕生日おめでとう♡」
歩夢「ありがとうございます!」
果林「…ふう ここまで長かったわ……」
歩夢「そうですね……あ、わたし、果林さんに誕生日を祝われるのが不思議って言ったじゃないですか」
果林「それはわたしが歩夢のファンだからって話で納得出来なかったの?」
歩夢「いえ、出来たんですけど、もう1つ不思議なことがあって」
果林「なあに?」 まだ待つよ
規制がきついのならブラウザを変えてやってみて なるほど。あゆかりで検索したらすぐ出てきた。ありがとう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています