栞子「あの、ランジュさん。その語尾に『ラ』って付けるの、やめてもらえませんか」
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ランジュ「え?」
栞子「癪に障るんですよ。キャラ付けのつもりですか?」
ランジュ「ちょ、ちょっと待って。何の話をしているの?」
栞子「とぼけないで下さい!」ガァン!
栞子「いつもいつもバカの一つ覚えみたいにらーらーらーらーと……!」
栞子「付き合わされるこっちの身にもなって下さい!もう限界なんですよ!」
ランジュ「」 ランジュ「ご、ごめんなさい。そんな話し方をしていたつもりはなかったんだけど、栞子の気に障ったのなら……」
栞子「嘘を付くなッッッ!」
ランジュ「いや、」
栞子「あなたはいつもそうです!!あの時もそうだった!!」
栞子「監視委員会を設けたのは私なのだから、栞子は気に病むことはないと……後は被害を最小限に留めるよう努力したとでも言っておけば丸く収まると……そう言っていたのに……」
栞子「なのに、現状はどうですか!? 私ばかりが憎まれ……叩かれ……夜も眠れない日々が続き……」
ランジュ「」 栞子「それもこれも、全てあなたを信じてしまったから……! あなたは嘘ばっかりです!!」
栞子「この裏切り者っ!!」
ランジュ「わ、分かった。分かったから……」
栞子「だからヤメろっつってんだろうがッッ!」
ランジュ「いや、違っ……」 栞子「……もういい。私が出ていきます。あなたがその話し方を止めないと言うのなら……」
ランジュ「ま、待って。あなたに出て行かれるとやっていけないわ。私に悪いところがあったのなら、直すように努力するから……っ、しまっ……」
栞子「あああああああああ!!!!」ガンッ!ガンッ!ドカッ!
ランジュ「ひっ……!」
栞子「……さようなら。私には、あなたの側にいる適性がなかったようです」
栞子「二度とその面見せないで下さいね!!」
───バタン!(ドア) ランジュ「うっうっ……どうしてこんなことに……」
〜終〜 モーマンタイラ
中国の宋王朝が異民族である蒙古、満州、日本の平氏(たいら)をまとめてそう読んだのが始まり
つまり辺境の野蛮人 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています