せつ菜が>>3に>>7する話
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せつ菜「かすみさん!!!」
かすみ「なんですか?」
せつ菜が近づいてくる
かすみ「ちょ、近いですってばせつ菜センパイ」
かすみが後ずさりをする
せつ菜「…………」テクテクテク
かすみ「な、なんなんですかぁ……」
かすみは壁際まで追い詰められる
せつ菜「……」
かすみ「かすみん、今日は何もイタズラしてないですよぉ……」
ドン!
かすみ「ひゃっ!」
せつ菜「>>12] せつ菜「かすみさん、好きです」
かすみ「ごめんなさい! ………… へ?」
せつ菜「私はかすみさんのことが好きなんです。 付き合ってください」
かすみ「え、冗談、ですよね?」
せつ菜「わ、私がそういう冗談が得意じゃないことは知ってるはずですっ」
かすみ「…………>>18」 そんなこと言ってどうせしず子辺りに仕返しの仕方を聞いて実行してるだけなんですよね!? か、かかかかすみん騙されませんよ!! かすみ「…………式はいつにしましょう」
せつ菜「だめです!」
かすみ「えぇ!?」
せつ菜「私たちはまだ経済的に自立もしていない、親の庇護下にいる子供です。 私はかすみさんを愛していますが、やはり現実的な問題として、お互いの人生に責任を持つだけの社会的能力がありません」
せつ菜「だからダメです!」
かすみ「い、いやそういうことを言ってるんじゃなくてですね………」
かすみ「現実的なことをいうなら、かすみんまだ15歳だし、かすみんたち15歳だからそもそも結婚できませんよ」
せつ菜「あ、そうでした…………」シュン
かすみ「お、落ち込まないでください! 夢を語るくらいいいじゃないですか! かすみんもそういうつもりで言ったんですし」 間違えました 訂正
かすみ「…………式はいつにしましょう」
せつ菜「だめです!」
かすみ「えぇ!?」
せつ菜「私たちはまだ経済的に自立もしていない、親の庇護下にいる子供です。 私はかすみさんを愛していますが、やはり現実的な問題として、お互いの人生に責任を持つだけの社会的能力がありません」
せつ菜「だからダメです!」
かすみ「い、いやそういうことを言ってるんじゃなくてですね………」
かすみ「現実的なことをいうなら、かすみんまだ15歳だし、かすみんたち女の子同士だからそもそも結婚できませんよ」
せつ菜「あ、そうでした…………」シュン
かすみ「お、落ち込まないでください! 夢を語るくらいいいじゃないですか! かすみんもそういうつもりで言ったんですし」 かすみ「もー落ち込まないでくださいよ! せつ菜せんぱーい!」
せつ菜「は、はい…………」
かすみ「もー、これからは恋人同士なんですから、ほら、笑って」
せつ菜「は、はいっ…………グスッ」
かすみ「なんで泣くんですかぁ…………もう」
せつ菜「すみません、ほんとは、嫌われるんじゃないかって思って怖かったので、嬉しくて、ちょっと混乱してて」
かすみ「もう、ステージの上じゃ、いつもあんなにかっこいいのにずるいですよ」
せつ菜「えっ」
かすみ「かすみん、せつ菜先輩にスクールアイドルとしてあこがれてました」
かすみ「内面をしってからはスクールアイドルのカッコよさだけじゃなくて、可愛いところもあってずるい!って思いました」
かすみ「弱点を探る!なんて自分に言い訳して、ずっと、目で追っていました」
かすみ「せつ菜先輩といるといつも胸がドキドキするんです」」
かすみ「かすみん、本当にせつ菜先輩のことが好きです」
かすみ「だから、もう、安心してください」
せつ菜「かすみさぁぁぁあぁぁぁあああん!!!! うわああん」ボロボロ
かすみ「なんでもっと泣くんですか!」
せつ菜「うれし涙です! かすみさんを好きになって本当によかったです!」ダキッ せつ菜「これから、どうしましょう」
かすみ「これから?」
せつ菜「みなさんに言った方がいいんでしょうか?」
かすみ「言わなくていいんじゃないですか、アイドルに恋愛はご法度ですよぉ」
せつ菜「そう、ですよね」
せつ菜「でも、同好会の皆さんにだけはお伝えしたいです」
かすみ「それは……」
せつ菜「なんて、だめですよね! あはは!」
せつ菜「すみません、かすみさんに受け入れてもらえてなんだか贅沢になっちゃったみたいで」
せつ菜「いけませんね、今こんなに幸せなのに、それ以上なんて」
かすみ「せつ菜先輩…………」
空き教室の外の廊下
果林「…………ふぅん、かすみちゃんとせつ菜がね」 ーーーーーーー
ーーーー
ーー
週末
かすみ「見てください、せつ菜センパイ、このヘアピン、かすみんに似合いそうじゃないですか?」
せつ菜「はい、とってもかわいらしいと思います!」
かすみ「ですよね、ですよね。ただでさえ可愛いかすみんが、可愛いアクセサリーを付けたらもーっと最強になっちゃいますね!」
せつ菜「最強……いえ、それは違います」
かすみ「え、かすみん可愛くないですか…………?」
せつ菜「かすみさんは可愛いです! でも」
せつ菜「最強とは、最も強いということ……つまり、そのヘアピンをつけたかすみさんは最も強い、最も可愛いのか」
せつ菜「違います! かすみさんの可愛さにはもっともっと上があるはずです!!」
せつ菜「かすみさんがもっと最強になれるものを私が見つけてみせます!」
かすみ「お、おおぉ…………」 せつ菜「かすみさん、これなんかどうですか!!」
かすみ「う、うーん、かすみんの趣味じゃないで…………」
せつ菜「…………!」キラキラ
目を輝かせて満面の笑みを浮かべるせつ菜
かすみ「……じゃあ、つけてみます」
かすみ「ど、どうですか」
せつ菜「はいっ、すっごくすっごく可愛いです!」
せつ菜「可愛すぎて、もう今すぐ抱き着いてしまいたいくらいです!」
かすみ「も、もー、せつ菜、先輩は本当にかすみんのこと好きですねぇ〜」
せつ菜「はい、大好きです!」
かすみ「じゃあ、かすみんこれにしようかなぁ、買ってきます」タタタタ
せつ菜「あ! プレゼントさせてください!」タタタッタ かすみ「せつ菜先輩、プレゼントありがとうございます」
せつ菜「いえ、そんな高価なものではありませんし」
せつ菜「!」
かすみがせつ菜と手をつないで指を絡ませる
せつ菜「かすみさん、これは……」
かすみ「いやでした?」
せつ菜「嬉しいです! 嬉しいですけど、女の子同士で手をつないでるところを見られるのは、その」
かすみ「学校じゃないんですし、別にみんな見てないですよ」
かすみ「それに仲良かったらそれくらい普通にします」
せつ菜「そうなんですか?」
かすみ「そうです!」
せつ菜「それは、なんか複雑です……」
かすみ「あー、嘘です嘘! かすみん、高校生になってからは友達と手をつないだりしてないですもん」
せつ菜「ほんとですか! よかった!」パァ
せつ菜「では、次のお店見に行きましょう!」グイッ
かすみ「わ、待ってください〜」 せつ菜「ほらほら、こっちですよ♪」
かすみ「も、もうちょっとゆっくり歩きましょうよ〜」
せつ菜「だめです! 好きな人と一緒にいるんですよ、時間がもったい…………」
ドン
かすみ「ぐえっ」
かすみ「急に止まらないでくださいよ〜」
せつ菜「…………」
かすみ「せつ菜先輩? 何見てるんですか?」
かすみ「あ……ウエディングドレス」
せつ菜「…………すみません、急に立ち止まってしまって」
せつ菜「行きましょう! この先に最近できたパン屋さんがあるんです。かすみさんは知っていますか?」 翌日 学校
せつ菜「はぁ〜…………」
せつ菜(かすみさん、私と付き合ってる限り、結婚式あげられないんですよね)
せつ菜(告白した時も、結婚式について触れてたし憧れがあるかも)
せつ菜(私と付き合ってる限り…………)
せつ菜「はぁ…………」
果林「せつ菜が溜息なんて珍しいわね」
せつ菜「果林さん……ええ、少し考えごとをしていまして」
果林「かすみのこと?」
せつ菜「ど、どうしてそれを!?」
果林「場所、変えましょうか。せつ菜もここじゃまずいでしょ?」
せつ菜「……はい」 1週間後
かすみ「せつ菜先輩が最近そっけない……」
かすみ「しかも果林先輩と一緒にいることが増えてるような気がするし」
かすみ「まさか、浮気!」
かすみ「い、いや、せつ菜先輩、かすみんのこと大好きだし……」
果林「かすみちゃん」
かすみ「ひゃうっ!」
かすみ「果林先輩!? な、なんですか!?」
果林「そんなに警戒しないでよね、ちょっと用があって」
果林「せつ菜から聞いてるんだけど、今日空いてるのよね」
かすみ「え、せつ菜先輩から……はい」 今は同性でも受け付けてくれる結婚式場は意外とあるから大丈夫 濃厚なせつかす展開になっててたすかります!!!!! かすみ「え、ここって」
果林「かすみちゃん、入口はこっちよ」
かすみ「あ、待ってください」
せつ菜「かすみさん!」
かすみ「せつ菜先輩! って、その恰好どうしたんですか!」
果林「もう、だめじゃない、先に見せちゃ」
せつ菜「そうでした! 早くかすみさんに見せたくてつい」
かすみ「きれいなウエディングドレス……」
かすみ「えっと、これって」
果林「かすみちゃん、ごめんなさいね」
果林「実は二人が付き合ってるの知ってるのよ」 かすみ「ど、どうしてですか?」
果林「実は、せつ菜が告白してるところをたまたま聞いちゃって」
かすみ「ぜ、全部聞かれてたんですね…………」」
果林「かすみちゃん、素敵だったわよ」
かすみ「あぁぁあああぁあああ、恥ずかしいです」
果林「ごめんね、本当は聞かなかったことにするつもりだったんだけど」
かすみ「じゃあそうしててくださいよぉ」
果林「せつ菜がここ最近悩んでるようだったから、見て見ぬふりもできなくて」
果林「せつ菜は、かすみちゃんに結婚式を体験させてあげたいってずっと悩んでたみたいよ」
かすみ「え、そうなんですか?」
かすみ「かすみんてっきり浮気かと……」
せつ菜「浮気ですか!??? あ、ありえません!!!!」
果林「ふふ、そんな風に思われてたのね」
かすみ「かすみんの勘違いでした、すみません」
せつ菜「いえ、それはいいんです。私こそ不安にさせてしまって」
せつ菜「果林さんに相談したら、ウエディングドレスのレンタルと写真撮影をしてくれるところがあると教えてくれたんです」
かすみ「なるほど、それで、ここに」
果林「じゃあ、事情もわかったところでかすみちゃんもそろそろ着替えましょう」
果林「最高に可愛くメイクをしてあげるわ」 撮影会場
せつ菜「かすみさん、すごく綺麗です」
せつ菜「あ、いや、可愛いです」
かすみ「綺麗でいいですよ。今はそれがうれしいです」
かすみ「せつ菜先輩もすごく綺麗です」
せつ菜「あ、ありがとうございます///」
せつ菜「こんなに綺麗な服を着られて、こんなに素敵なかすみさんを目にできて」
せつ菜「果林さんには感謝してもしきれません」
かすみ「あとでいっぱいお礼をしないといけないですね」 かすみ「せつ菜先輩、私、今幸せです!」
せつ菜「はい、私もです!」
かすみ「大人になったら、これを本物にしましょう」
せつ菜「で、でもそれは」
かすみ「大丈夫です。きっとかすみんとせつ菜先輩の二人なら叶えられますよ」
せつ菜「かすみさん……」
せつ菜「はいっ! 今日のことは夢なんかで終わらせたりしません!」
せつ菜「絶対に叶えて、それで、今日よりももっともっとかすみさんを幸せにして見せます!」
せつ菜「だからかすみさん、結婚してください!」
かすみ「はいっ」 ドン引きするほど速筆だな
ライバル二人がくっついて心のポムも大満足 すばらです 乙乙 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています