22:00 エマ「果林ちゃんにモーニングコールしなきゃ♪」
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スイスで22時なら6時か
果林さんにはまだ少し早い スマホ< PI! PI! PI!
PI ! PI ! P……
果林「……ん……もう……うるさい……」
果林「……zzz」
スマホ<ラペーラッタトーリアー
PI!
エマ『もしもーし。果林ちゃーん?おはよー、起きてる?』
果林「んぅ……ん、起きてる……わ」
エマ『うーん、まぁ最初は電話にも出てくれなかったもんね、成長したよ!偉い偉い』 果林「ふふ……そうでしょ……もう昔の私じゃないのよ……日々成長、している……のよ……zz」
エマ『?果林ちゃん?果林ちゃーん。起きてる?起きてー』
果林「zzz……ん……寝て無いわよ、大丈夫……」
ガバッ
果林「ふぅ……朝香果林、完全覚醒よ」
エマ『うーん、まだちょっとふわふわしてるかなぁ?』
果林「あら私を疑うの?音声だけだから伝わらないのね、もう目なんてパッチリなんだから」
果林「電話じゃ伝わらないのが残念な位ね」 てかなんでエマはスイスに帰っても果林起こしてんだよwww エマ『じゃあテレビ電話にしよっか♪』
果林「えっ⁉う、うーん……それは困るわね」
エマ『なんで?果林ちゃんの顔見たいなぁ』
果林「いや、その……そう!メイクがほら、まだだし、うん、モデルがすっぴんで人前に出るなんて──」
エマ『でも果林ちゃんのすっぴんなんて寮とか合宿で何度も見たよ?』
果林「あーうん、ああ〜ほら、大人の女性の私達はそんな無防備なすっぴんなんてみせた──」
エマ『私だってすっぴんだしおあいこだよ〜ほら!切り替えて〜』
果林「うぅ、わかったわよ」キリカエ エマ『おはよー果林ちゃん♪なんだ、ちゃんと起きてるみたいだね。何でそんなに抵抗してたの?』
果林「ん?んんーまぁスーパーモデルの矜持的な?感じかしら」
エマ『?ふーん……ねぇ果林ちゃん』
果林「っ!な、何かしら?」
エマ『最後に掃除したのいつ?』 果林「最後は……先月彼方が遊びに来た時?かしら」
エマ『先月……まぁ人が来る前に一人で片付け出来るようになったのは成長?更生?なのかなぁ』
果林「まぁ彼方が来る前にも掃除はしたけど、なんか彼方も掃除して行ったわね」
エマ『んん?どういうこと?』
果林「掃除は彼方が来る前にしたのよ?だけど彼方は私の家で自主的に掃除しだしたからノーカンね♪」 エマ『ノーカンじゃないよ……果林ちゃん普段の掃除どうやってるの?』
果林「掃除?そうね、ゴミを纏めたり、雑誌を纏めたり、服を畳んだりして──」
エマ『ねえ、もしかしてその後は……』
果林「物ごとに纏めて隅に置いてあるわ♪」 エマ『うーん?果林ちゃん、それは、掃除とは、言わないんだよ?』
果林「な、なによそんな子供に言い聞かせるみたいに……これには訳があるの、わかる?」
エマ『理由によるけど忙しいは無しだよ。』
エマ「だって果林ちゃん大学生でしょ。割と時間に余裕あるはずだし、そもそも世間の人達はちゃんと掃除とゴミ出しして生きてるんだよ?』 果林「うっ……うぅ、ロジハラよ……」
エマ『お客さんに掃除させる方が多分何かのハラスメントだよ……』
果林「違う、違うのよエマ、あれは彼方がちょっと落ち着かないかなぁって言い出して勝手に掃除し出したの」
エマ『落ち着けない程散らかった部屋に招くのも相当なハラスメントじゃない……?』
果林「………ぐぅ!」
エマ『あ、ぐうの音だ』 果林「ええ、わかった。私の負けよ」
エマ『うん、勝ち負けじゃなくて掃除しよっか』
果林「はい……」
エマ『ただ叱るだけじゃなくて褒めないとね……子供は褒めて育てろ!ってテレビで言ってたし』
果林「え?私とのコミュニケーションに子供の育て方参考にしてるの?」 エマ『うーんそうだなぁ……あ!そうだ!』
果林「ねぇエマ?聞いてる?」
エマ『果林ちゃん服畳めるようになったんだね!凄いよ!前はそのまま放り投げてたのに!』
果林「え?ま、まあね。もう大人だから」
エマ『うん!凄いねぇ果林ちゃん、わたし嬉しいよ!』
果林「ふふ、そんなに喜ばれると嬉しくなるわね。きっと彼方も喜ぶわ」
エマ『?なんで彼方ちゃんが?』 果林「ふっふっふ、実は先月、彼方から秘密兵器を受け取ったのよ!」
エマ『秘密兵器⁉なになに!百均グッズとか?日本の百均は凄いもんねぇ〜』
果林「いえ。百円どころじゃないわ……なんとお値段ゼロ円!」
エマ『ゼロ⁉手作りとか?マツイ棒みたいな!』
果林「マツイ棒って……よく知ってるわね……」
果林「ふふ、秘密兵器とは──」
エマ『秘密兵器とは?』ドキドキ
果林「これよ!」ババーン
段ボールペラー
エマ『──ん?』 果林「なんと!この上に服を置いて段ボールの折り目に合わせて服ごと折っていくと……」
果林「服が畳めるのよ!!」ドヤッ
エマ『……そっかぁ』
果林「ええ、しかもパタパタ折るのも楽しいし最高よ?エマもやって見たら?」
エマ『うーん私はいいかなぁ』
果林「あらそう?これのお陰で服をいい感じの場所に掛けておく必要が無くなったの」
果林「私はもう洗濯物マスターね」 果林「だからエマ、心配しなくて大丈夫よ。」
エマ(うーん。逆に心配にはなったんだけど……)
エマ『そうだね、苦手なことを克服して、一歩づつ成長していこうね果林ちゃん』
果林「んん?微妙に噛み合って無い気がするけどそうね……」
果林「一歩一歩、頑張る私を見守ってくれたら嬉しいです♪」
エマ『あっ歩夢ちゃんだ』
果林「さあ!次はエマの番よ!同好会メンバーのモノマネの後今日あった事ね♪」
エマ『えぇ〜モノマネかぁそうだなぁ』
カスカスジャナイデス! カスミンデスゥ!
アハハハ ニテルニテル
ソレジャア キョウハネェ
次はエマ視点
風呂上がり次第やります 22:00
スマホ<ビービットナーセカーイ
エマ「果林ちゃんの方から電話だ!すごいよついにひとりで起きれるようになったんだぁ!」
PI!
果林『もしも〜し。エマァ〜お疲れ様〜///』カオマッカ
エマ「……果林ちゃん、おはよう」
果林『ふ、ふふふ♪おはようエマ♪』
エマ「酔ってる?よね。もしかして──」
果林『オールよ!!!』 エマ「────」キーン
エマ「果林ちゃんから電話かかってきて珍しいと思ったのにもう……」
果林『私は大学生なのよ?夜通し飲酒するなんていかにも大学生らしいじゃない?』
エマ「そんなことで大学生らしさ出さなくていいよ……』
<ウェーイ!
エマ「ん?もしかして誰かと一緒なの?」
<フウ~⤴
エマ「だいぶ盛り上がってるみたいだけどもしかして──」 果林『ああ、あれは彼方よ』
エマ「なんだ、彼方ちゃんか、よかった〜てっきり果林ちゃんがバイブスアゲアゲな人たちとお酒飲んでるのかと思ったよぉ」
<ハルカチャーン!!
果林『彼方のバイブスは上がりまくってるけどね』
エマ「随分盛り上がってるけどどうしたの?遥ちゃん来てるの?」
果林『いえ?東雲のライブ映像を観て彼方がコール入れてるだけよ?』
<エル・オー・ブイ・イー! ラブリーハルカ!! エマ「お酒入ると彼方ちゃんの妹愛、歯止めが効かなくなるね……」
果林『ええ、サイリウム代わりの酒瓶を振る勢いもドンドン早くなっているわ……流石のキレね♪』
エマ「⁉果林ちゃん!危ないから早くとめてきて!!」
果林『彼方ー?危ないから瓶置きなさい?』
<フォー!! エマ「か、果林ちゃん?酔った人は力加減出来なくて危ないから気をつけてね?わたしも酔ったときテーブル叩き割っちゃって──」
果林『オフィーリア!お座り!!』
<ワン‼
エマ「!?!!?」
果林『これで安心ね♪』 エマ「えぇ!?どういうこと?まさか……わたしがいない間に、か果林ちゃん彼方ちゃんとそういう関係に……?」
果林『違うわよ?オフィ……彼方が前に酔っ払った時にしずくが仕込んだのよ」
エマ「しずくちゃんは何してるの……?果林ちゃんもうつってるし……お酒飲む場に未成年いるのもよくないんじゃ……」
果林『しずくが酔ってる人の演技の参考にしたいって、ね?』
<クゥーン エマ「もぉ、あんまりはしゃぎすぎたらダメ、だよ?」
果林『ええ、わかってるわ。それに、こんなのはしゃぐの内に入らないわよ?』
エマ「もっと上があるの?……心配になってくるよ……」
果林『私と彼方……そしてやっぱりエマが居ないと、ね?』 >>28
これ女児が発明したとかで話題になってたヤツかな? エマ「も、もう///……はやくねなさいっ!!」
果林『ふふっおやすみ、エマ……スイス語ではなんて言うのかしら?』
エマ「スイス語はないんだよ果林ちゃん……Buonanotte、かな」
果林『ボナノッテ、エマ』
エマ「Ninna nanna♪」
果林『??エマそれってスイス語──』
エマ「秘密♪おやすみ果林ちゃん」
PI!
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