渡辺月(ラブライブ初心者)「ボクもオリジナルのスクールアイドルを考えてみたんだ!」曜「へぇー、どんな?」
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月「名付けてグラディエーター!」
曜「グラディエーター?」
月「そう、大昔のイタリアで活躍していた戦士達の事だよ。」
曜「へぇー。」
月「かっこいいでしょ?」
曜「かっこいいんだけど、なんかアイドルっぽくないような。」 月「衣装も考えてみたんだ。」
曜「おお、なんか鎧とか剣を身につけてるね。」
月「かっこいいでしょ?」
曜「うん、かっこいい。でもやっぱりアイドルっぽくないような…」 月「歌も考えたんだ。」
曜「へ、へぇー。どんなの?」
月「グラディエーターをイメージしたカッコイイ曲だよ」
陽「カッコイイんだけど、スクールアイドルというより劇団みたい。」 月「あれ?何かマズかったかな?スクールアイドルの事まだよくわからなくて。」
曜「私も最初Aqoursを作った時、軍服みたいな衣装を考えてたからわかるけどね。」 月「でもね、グラディエーターってポンペイの火山の噴火で一夜にして滅びたんだよ。」
曜「そりゃ悲惨だね。」
月「そんなグラディエーターを讃えるために、このグループを作ってみたかったんだ。」
曜「スクールアイドルらしさに囚われないのはいい事だと思うよ。む 月「コールアンドレスポンスというのも考えてみたんだけど。」
曜「どんな?」
月「仮面の騎士月影参上!月に変わって成敗いたす!」
曜「かっこいい!でもアイドルっぽいかなぁ。」 月「うーん、どうやらスクールアイドルにはスクールアイドルの流儀というのがあるみたいだね。」
曜「そんな事ないと思うよ。実際にやってみればウケるかもしれないし。」 曜「きっとμ'sって人たちも同じように苦労してたと思うよ。」
???「「「守れ!市民の平和!」」」
月「そうかなぁ」 曜「他のスクールアイドルを見て勉強するのもいいかもね。μ'sの動画とか。」
月「μ'sっていうグループはそんなに凄かったの?」
曜「凄かったよ。千歌ちゃんも、μ'sを見てAqoursを始めようとしたんだし。」
月「ちょっと見てみようかな。」 μ's(動画)「僕らのライブ!君とのライブ!」
月「おお、この花陽ちゃんという子は曜ちゃんに似てる。絵里さんも美人だ。凛ちゃんもボーイッシュという所がボクと似てるかも。」 月「穂乃果ちゃんは元気いっぱい、ことりちゃんはお嬢様っぽい、海未ちゃんは真面目で生徒会長っぽそう。
希さんは包容力ありそう、真姫ちゃんはビジュアル抜群、にこさんは小さくてかわいい。」 月「曜ちゃんおはよう。」
曜「おはよう月ちゃん。」
月「あれからμ'sの動画見たんだけど。」
曜「どうだった?」 月「凄かったよ!千歌ちゃんがハマるのもわかる!」
曜「でしょ!」
月「μ'sの事を少しは覚えたんだけど、見てくれる?」
曜「いいよ、見せて。」 千歌「月ちゃんがμ'sのモノマネ見せてくれるって?」
曜「うん、だから千歌ちゃん達も見てよ。」
月「まだ覚えたばかりだから、ちょっとぎこちないかも。」
ダイヤ「ふふふ、このワタクシも見て差し上げましょう。」 月「(スゥー)誰か助けてー!」
ルビィ「ちょ、ちょっとまっててー」
月「正解!」
ダイヤ「さすがルビィは花陽さん推しだけあってわかりましたね。」 月「かしこいかわいい?」
ダイヤ「エリーチカ!!」
月「正解です!」
ルビィ 「お姉ちゃんさすが!」 月「みんなのハート撃ち抜くぞー!ラブアローシュート!」
梨子「うっ!」
ダイヤ「シュートの後のトトトトトもお忘れずに。」
千歌「結構覚えてるね。」 月「にゃーんにゃーんにゃーん!」
花丸「にゃーんにゃーんにゃーん!」
月「リンちゃんと言えば?」
花丸「イエローずらぁ!」
ルビィ「さすが凛ちゃん推しの花丸ちゃん。」 月「モノマネのつもりが、クイズにいつのまにかなっちゃったね。」
千歌「でもすごいよ月ちゃん、一晩でこんなに覚えてくるなんて。」
ダイヤ「ふふ、ここにまたμ's推しが増えたよあですわ。」
果南「ダイヤ、初心者にまた意地悪クイズしないでよ。」 千歌「じゃあこっちからもいくよ。準備はいい?せーの…」
月「ファ、ファイトだよ!」
千歌「うん、ファイトだよ!」
月「あー、危なかった。」 善子「私も!真姫ちゃんかわいい?」
月「さしすせそ!」
善子「さいたまスーパーアリーナだったら正解だったけどね。」
ダイヤ「この場合はかきくけこ!ですわ。」 果南「希パワー注入!はいっ。」
月「ごちそうさまでした!」
果南「まあ、意味は似てるけど。」
ダイヤ「いただきました、ですわ。」 曜「みんな盛り上がってるかい?盛り上がってくれないと…」
月「ことりのおやつにしちゃうぞ!」
曜「正解!」
月「ところで、ことりのおやつって何だろう?」 千歌「最後はやっぱりアレだね。」
鞠莉「それではみなさんごいっしょに!」
全員「にっこにっこにー!」
善子「しまった、ついヨハネチョキを出してしまった!」 千歌「いやー楽しかったよ、ありがとう月ちゃん。」
月「やっぱりみんなには敵わないな。」
千歌「でも月ちゃんのおかげで初めてμ'sを知った時の気持ちに戻れた気がするよ。」
月「Aqoursのみんなって、本当にμ'sが好きなんだね。」
Aqoursの9人「もちろん!」 千歌「こういう初心に帰る事って、月ちゃんの学校で改めてスクールアイドルを続ける上で大事な事だと思わない?」
梨子「うん、確かにそう思う。」
曜「そういえば忘れてたよ。」
月「ボクもみんなか喜んでくれて嬉しいよ。」 月「ボクもμ'sの事を調べているうちに気づいた事があるんだよ。」
曜「そうなんだ。どんな?」
月「何というかμ'sは、自由奔放なんだよ。」
千歌「自由奔放?」
月「うん、伝統や固定観念にとかに縛られないというか。
ボクもイタリアに住んでたんだけど、イタリアはどちらかといえば伝統を重んじていた。
うちの学校も割とそうなんだけどね。でもμ'sは正反対なんだ。」 月「μ'sは9人それぞれが違った個性を持ってる。
曲のバリエーションも多いし、何より歌ってる本人達も楽しそう。」
千歌「うん、わかる!」
月「きっとAqoursも、μ'sのそんな所に惹かれたのかなって。」
ルビィ「生徒会長がμ'sを好きになってくれて嬉しいです。」 ダイヤ「ですが月さん、音ノ木坂高校も元々は伝統校なのですよ。」
月「そうなのですか?」
千歌「穂乃果さんがμ'sを始めた時から空気が変わり始めたんだよ。」
月「ウチでも自由なスクールアイドルができるように努力してみるよ。」 月「という訳で、改めてグラディエーターってどうかな?」
千歌「やっぱそれアイドルっぽくない!」
ダイヤ「邪道ですわ!」
月「みんな、固定観念に縛られないようにしようよ…。」 月「しかし、μ'sの話をしただけで、Aqoursのみんながここまで盛り上がるなんて、μ'sは凄いんだな。」 月「グラディエーターとは別の方向を考えてみよう。
その為に更にμ'sの事を調べてみるか。」 曜「月ちゃん、ちなみに生徒会長は海未ちゃんじゃないよ。
月「そうなんだ。」
千歌「生徒会長は穂乃果さんだよ。」
月「え?穂乃果ちゃんが?人は見かけによらないな、アハハ。」 千歌「そうだ。月ちゃん、今度の休みに一緒に東京へ遊びに行く?」
月「ボクが東京へ?」
千歌「スクールアイドルの原点がそこにはあるんだよ。」
月「いいね。行ってみようかな。」 千歌「月ちゃんの学校ではどうしてスクールアイドルやってなかったの?」
月「部活の強豪校という地位に甘んじて、スクールアイドルのような新しい事に取り組むのに消極的になってたからだよ。」
曜「私が月ちゃんに誘われた時もなんか部活が楽しそうじゃなかった。だから結局千歌ちゃんと同じこうに行く事にしたの。」
月「それにスクールアイドルやりたい子は、東京みたいな大都会の学校にほとんど行っちゃうし。」 月「だからAqoursがうらやましかったよ。
本気で頑張れば静岡のスクールアイドルも、東京や大阪にも負けないという事を証明してくれた。」
千歌「なんか照れるなぁ。」 そして休日。月、千歌、曜、梨子の4人は東京に行く。
月「東京はいい所だなぁ。」
千歌「久しぶりだね、東京。」
曜「全国大会以来だね。」
梨子「ブクロにも行きたい。」 千歌「スクールアイドルショップに着いたよ。」
曜「いつ来てもμ'sのグッズは沢山あるね。」
月「花陽ちゃん、やっぱり曜ちゃんに似てる…」 月「神田神社に行ってみたいな。」
千歌「よし行こう!」⛩
月「ビデオカメラ持ってきたから、いっぱい撮ろう。」📹 月「絵馬を飾ろう。グラディエーターが成功しますように。」
曜「月ちゃん、グラディエーター好きだね。」 月「アキバの街って新しい建物が多いけど、昔からある古い建物はこの神社くらいかな。」
曜「あと、音ノ木坂高校もあるよ。」 月「音ノ木坂って制服はいいのかな。」
曜「梨子ちゃんに見せてもらったけど、かわいかったよ。」
月「それは期待。」
曜「じゃあ音ノ木坂まで行ってみよう!」
梨子「2人とも行っちゃった。」 月「音ノ木坂は最高!」
曜「だよね!」
千歌「月ちゃん、だからってビデオカメラで撮りまくるのやめようよ。」 月「あー音ノ木坂の制服着たい!」
梨子「私ので良ければ沼津に帰ってからどうぞ。」
月「ありがとう!」 月「東京っていい所だね。スクールアイドルショップもあるし、音ノ木坂やUTXもある。それに神田神社も。」
千歌「少しはスクールアイドルの原点、わかってもらえたかな?」
月「うん。まだまだ知りたいけど、この休日だけで全てを知るのは時間が足りないよ。また来たいな。」
曜「また来ようね、月ちゃん。」 渡辺月がスクールアイドルにハマる所を書きたかったのです 月「うひょー!音ノ木坂の制服最高!」
曜「そのビデオ私にも見せて見せて!」
千歌「帰りの電車の中で何やってんだか。」 月「自粛が解除されたらカラオケに行きたいね」
千歌「やっぱりμ's歌うの?」
曜「もちろん!」 千歌「月ちゃんはμ'sで誰推し?」
月「うーん、迷うなー。」
千歌「穂乃果さんは私の推しだからね。」
月「じゃあボクも穂乃果ちゃんで。」 千歌「えー推し被ったー!」
月「ボクも穂乃果ちゃん好きだもんね。」
千歌「しかたないなー。」 月「だって穂乃果ちゃんは生徒会長でスクールアイドルのリーダー。アツいよね。」
千歌「ダイヤさんとは正反対の意見だね。」
月「穂乃果ちゃんが生徒会長ならきっと学校も楽しいんだろうなって思うんだよ。」
千歌「うーん、私も生徒会長やってみたかったな。」 千歌「来てみたい衣装とかある?」
月「音乃木坂の制服が1番だけど、ライブの衣装ならスタートダッシュかな。1番最初の衣装だし。」 千歌「穂乃果さんて凄いんだよ、学校を廃校から救うためにスクールアイドルを始めたんだよ。」
月「ハハッそれはどうかな?」
千歌「というと?」
月「穂乃果ちゃんは単に自分がスクールアイドルをやりたかっただけだったんじゃないかな。
穂乃果ちゃんは頭が良いから、スクールアイドルを始める事を学校全体の問題にすり替えた。」
千歌「そ、そんなことは。」 千歌「廃校阻止は穂乃果さんがスクールアイドルをする為の口実だって言うの?」
月「あくまでボクの仮説だよ。そうじゃないかなってね。」 月「スクールアイドルはこんなに楽しいんだもん、義務感でやるなんて無理だよ。」 月「グラディエーターなんて変わってるでしょ?
ボクは昔から普通の女の子と違って趣味が変わってるってよく言われるの。
少女趣味ではないというか、男の子の趣味みたいって。」
千歌「まあ、好みは人それぞれだし。」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています