0001名無しで叶える物語(もこりん)垢版 | 大砲2021/02/07(日) 10:38:58.03ID:VOSTPK0H 季節は夏。ショートケーキのイチゴを取られたのか、親の形見を質に入れられたのかは知らないが、とにかく烈火の如く怒り狂った太陽が、愚かな人間滅ぶべしとでも言った風に破壊光線を浴びせ続け今にも茹で上がりそうな虹ヶ咲学園。 そんな猛暑の中、少女は一人同好会の部室へと向かっていた。熱で嫌な具合にぬるくなったドアノブに手を掛け、部室にへと足を踏み入れる。皆が来る前に一つお茶でも入れようかと部室の奥に少し進んだ彼女は、そこで信じられないものを目にした……… 「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」