副会長「持ち物検査で没収したのですが……これなんでしょうか?」カチャッ 菜々「そ、それは……!?」
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放課後、生徒会室
菜々「……」キョロキョロ
菜々「……誰もいませんよね……」シュルッ
没収箱
せつ菜「……」ガサゴソ
ロストドライバー&ジョーカーメモリ
せつ菜「……」ゴクリッ
せつ菜「い、一回だけ……」
───
せつ菜「───どうやら『切札』は、常に私のところに来るようですね……」カチッ
『ジョーカー!』
チュインッ!
ギュオンッギュオンッギュオンッ!
せつ菜「……変身!」ガシャンッ
『ジョーカー!』デンデンデンッ!
せつ菜の脳内『お前はっ……!?』
せつ菜「……仮面ライダー、ジョーカー」バッバッ
せつ菜「───くぅぅうう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ//////」ブンブンッ 今のところ特撮好きとは言われてないがハマるとヤバそう >>3
ニチアサ好きは2年くらいにすでに確定してるよ せつ菜「こ、これはダメです……これだけで無限に遊べてしまいます……!」
せつ菜「名残惜しいですが、これで終わりに───」ハッ
オーズドライバー&タジャドルコンボ(ヒビの入ったタカメダル)
せつ菜「……」
───
せつ菜「……わかってます。あなたが、やれって言うなら……」カチャッ
せつ菜「あなたが……本当にやりたいことなんですよね……」カチャッ
せつ菜「アンク……いきますよ……」カチャッ
ガシャッ
ギュインギュインギュイン!
せつ菜「───変身っ!」
キンキンキンッ
『タカ!クジャク!コンドル!タ〜ジャ〜ドル〜!』
せつ菜「───はぁぁああっ!」バッバッ
せつ菜「───くぅううううう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜//////」ジタバタ せつ菜「───知ってますか?夢を持つと、時々すっごい切なくなるけど、時々すっごく熱くなる。らしいですよ」カチャッピポ
せつ菜「私には夢がない」ポピッ
せつ菜「でも……」ポピッ
せつ菜「夢を守ることは出来る!」ポピッ
『Standing by』
せつ菜「変身っ!」バッガチャッ
ピピッ
『complete!』
───
せつ菜(赤色のウィッグ)「俺は最初からクライマックスだぜ!」ガチャッ
せつ菜「───変身っ!」ピッ
ソ-ドフォ-ム プァ-ンッ!
せつ菜「───俺、参上!」
─── せつ菜「───はぁ、はぁ……結局一通り遊んでしまいました……」
璃奈「これ、全部せつ菜さんの私物?」
せつ菜「いえ、生徒から没収したものです。それにしてもなんでこんなベルトばっ、か、り───」
璃奈「すごい。全部じゃないけど、平成ライダーのほとんどのベルトがある……」
せつ菜「りりりりりりりりなさん!?い、いつからそこに!?」
璃奈「オーズの変身の辺りから」
せつ菜「ほぼ最初からっ!?///」 せつ菜「あ、あの……このことはどうか内緒に……」
璃奈「……いいけど、条件がある」
せつ菜「な、なんでしょう……?」
璃奈「……せつ菜さん、今日うち泊まって」
せつ菜「えっ……?」
璃奈「私の家には、サブライダーも含めた平成ライダーすべてのベルトが置いてある」
せつ菜「!!??」
璃奈「一緒に名シーン再現ごっこ、しよ?」
せつ菜「是非お願いします!」
璃奈(璃奈ちゃんボード『計画通り』)
その日、二人は夜通し平成ライダー名シーン再現ごっこに明け暮れた。
没収されていたベルトは、翌日璃奈の元へと帰ってきた。
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