副会長「すみません会長…!」ガシッ

菜々「ふ、副会長?なにを…っ!?…ンッ♡///」

私は我慢できず会長にキスをした。というかいつも私の方からキスをしている。会長は奥手なのだろうか。

副会長「フッ…ンッ♡会長可愛いです♡ンンッ」

菜々「ぷはっ♡もう///またからかって…ン…♡」

生徒会室に響く淫靡な音。私は会長の口内の隅々まで味わっていく。唐揚げにアスパラガス、鮭にグリーンピース…

副会長「ッッッ!」バッ

菜々「あぅ♡…ふ、副会長?♡」ハッハッ

思い切り会長から顔を離してしまった。蕩けた顔でコチラを見てくる会長。とても扇情的だが、今はそれ所ではない。

副会長「す…スミマセン会長…その…私、グリーンピースだけは食べられなくて…」オチャグビー

菜々「…ほーう。そうですか。残念です。私はグリーンピースが大好きだというのに」

副会長「ええぇ…そうなのですか?」

菜々「そうなのです!ですが残念ですね…副会長が嫌いだとは…」シューン

この感じ…間違いない。
会長はグリーンピースが特段好きという訳ではない。私の反応を見て面白がっている!なんて可愛い人なんだろう!

菜々「はい副会長♡どうぞ♡」ヒョイ

副会長「うっ!」アトズサリー

菜々「逃げないで下さい♡コレを食べたらなんでも1つ言うことを聞いてあげますよ♡」

副会長「いただきます!」パクッ

菜々「え…うええええええ?!」

副会長「ありがとうございます会長!お陰でグリーンピースを克服できました!それでは次の休みにデートでも行きましょうか!」

菜々「…そこまで嫌いというわけではなかったのでは?」

副会長「さて?どうだったでしょう?」

愛「あのー、お2人さん。ちょっと良いかな?」