朝、私たちの仕事は校内の巡回と書類整理。あと生徒会に対する意見・要望箱の確認だ。

菜々「お、入ってますね。なになに…『SIFすっごく楽しかったです!学園祭でも同じようなのが見たいです!』ですか」

副会長「確かにスゴく盛り上がりましたからね。これはほとんどの生徒が思っていることでは?」

菜々「…ん?ちょっと待って下さい。この字何処かで…かすみさん!かすみさんの字です!なに一般生徒装ってるんですかあの子は!」

副会長「ふふっ。良いではありませんか。中須さんも本気で思っているのでしょうし」

菜々「まぁ…それもそうですね。別にイタズラではありませんし、不問にします」

2人だけの生徒会室。会長の隣に座って、こうして言葉を交わすだけで、私の心はポカポカしてくる。

副会長「会長。その、お昼は…」

菜々「はい。今日も一緒に食べましょう!」

副会長「はいっ♪」