すいません更新すごくゆっくりになります…

数日後

〜虹ヶ咲学園 正門前〜

副会長「…あっ」パァッ

菜々「…ふふっ」ニコッ

菜々「おはようございます。副会長。待たせてしまいすみません」

副会長「おはようございます。会長。そんな、私もさっき着いたばかりですので」

菜々「ふふっ…それでは、行きましょうか」

副会長「はいっ」

菜々「…」テクテク

副会長「…」テクテク

副会長「…」チョン

菜々「…///」サワ…ニギッ

副会長「///」ギュッ

菜々・副会長「///」ギューッ

あの夜以降、私たちは誰よりも早く登校し正門で待ち合わせをしています。生徒会たるもの、生徒たちにふしだらな姿は見せられません!という会長の考えからで…流石会長です!

空は快晴。人気は無し。船の汽笛と、2人分の足音と、胸打つ鼓動が、私たちの鼓膜を震わせる。

正門から玄関までの僅かな間。

お互いの体温を確認しながら、幸せを足で噛みしめながら、2人、進んでいく。