0118名無しで叶える物語(SB-iPhone)
2021/01/22(金) 17:19:50.36ID:3nCVObu2数日後
〜虹ヶ咲学園 正門前〜
副会長「…あっ」パァッ
菜々「…ふふっ」ニコッ
菜々「おはようございます。副会長。待たせてしまいすみません」
副会長「おはようございます。会長。そんな、私もさっき着いたばかりですので」
菜々「ふふっ…それでは、行きましょうか」
副会長「はいっ」
菜々「…」テクテク
副会長「…」テクテク
副会長「…」チョン
菜々「…///」サワ…ニギッ
副会長「///」ギュッ
菜々・副会長「///」ギューッ
あの夜以降、私たちは誰よりも早く登校し正門で待ち合わせをしています。生徒会たるもの、生徒たちにふしだらな姿は見せられません!という会長の考えからで…流石会長です!
空は快晴。人気は無し。船の汽笛と、2人分の足音と、胸打つ鼓動が、私たちの鼓膜を震わせる。
正門から玄関までの僅かな間。
お互いの体温を確認しながら、幸せを足で噛みしめながら、2人、進んでいく。