0032名無しで叶える物語(茸)
2021/01/19(火) 22:46:57.72ID:hJ6ZqnLg海未『これ、新しい詞です』
真姫『うん』
ワイワイガヤガヤ
真姫『随分と騒がしいわね』
海未『ああ…真姫は一年生ですから知りませんよね。なんでも一年に一度だけ伝説のパンが購買に並ぶそうなんです』
真姫『ああ…なんか、にこちゃんも言ってたかも。それで外が騒がしいんだ』
海未『穂乃果も急いで教室を出て行きましたよ。限定10個らしいですからね。毎年争奪戦になるみたいで…ある種、伝統的なイベントになってるみたいなんです。廊下を走ったりする生徒もいる様なので考え物ですけどね』
真姫『イベントかぁ…』
海未『どうしました?』
真姫『ううん。ちょっと楽しそうだなって。私、子供の頃からずっと優等生で…あまりそう言うのに参加した事がなかったの』
海未『そうだったんですか。真姫、私達も参加しましょう!』
真姫『でも……海未は嫌いでしょう?こう言った騒ぎは…』
海未『優等生ではありませんからね。私も』
真姫『…よく言うわ』