しずく「侑さん、私と疑似恋愛してくれませんか?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
侑「う…うん?」キョトン
しずく「実は私かすみさんと、一応お付き合いしてるんです」
侑「あ、そうなんだ……えーと」
しずく「でも全く恋人らしいことできてなくて…不安なんです。だから歩夢さんって恋人のいる侑さんしか頼めなくて」
侑「!?」ブーッ 侑「わ、私と歩夢が付き合ってるって、そんな///」
しずく「あの…見てたらわかります」コホン
侑「うぅ…恥ずかしいなぁ///」
しずく「それで、どうなんですか?」
侑「うーん…。かすみちゃんって恋人がいるのに疑似恋愛なんて良くないかなぁって思うんだけど…」
しずく「恋愛という感情を持たなければ、それは浮気にならないと思いませんか?」
侑「ぅん?」
しずく「侑さんにメリットはないかもしれません…でも、悩んでいる後輩を助けると思って、どうかお願いしますっ」ペコ
侑「うーん…困ったなぁ」
侑(……まぁ、しずくちゃん可愛いからなぁ。私は全然いいんだけど即決するのは良くないよね) しずく「侑さんがやりたいこと、全部してくれていいですから…!」ギュッ
侑(や、ヤバい…///胸が///)
しずく「はい♡だってこれは疑似恋愛ですよ…?歩夢さんにできないこと、たくさんありますよね」ヒソヒソ
侑(そりゃいっぱいあるよ……///)ドキドキ
しずく「侑さんっ…」ギュッ
侑「わ、わかった!しずくちゃんがかすみちゃんと上手くいくように、私と色々練習しよっか」
しずく「ふふっ♡ありがとうございます♡♡」
侑(私の一番は歩夢、それは変わらない。だからこれは真っ当なお付き合い…になるよね。うんうん)
しずく(侑さん…意外と、簡単に落ちましたね♡) しずく(ごめんなさい、侑さん…♡これは私の小さな復讐なんです)
〜3日前〜
しずく「かすみさん、何してるの?」
かすみ「へっ!?ううん…なにも?」アセアセ
しずく(その時、かすみさんは慌ててスマホを隠した。だから私はかすみさんがいない時に、こっそり見てしまった)
上原歩夢<かすみちゃん、今日もいつものところでいい?
かすみん☆<はい!楽しみです…!
上原歩夢<私もだよ。誰にもバレずに来てね、特にしずくちゃんには
かすみん☆<しず子は鈍感だから大丈夫ですよ
しずく「……は?」 しずく(LINEのトーク履歴。そこには、何度も何度も密会を重ねている証拠があった)
しずく(だから私は信じたくない一心で、かすみさんを問い詰めました)
しずく「かすみさん、私に隠してることある?」
かすみ「んー?なに急に」
しずく「あるよね?言えないこと」
かすみ「ないよ。しず子どうしたの?なんで怒ってんのさ」
しずく「怒ってない!それより、」
かすみ「何も無いってば!急に怒んないでよ、意味わかんない!」
しずく「………あっそう…」ギリィ
かすみ「……かすみんもう帰る」
しずく(あの時から、私はこの計画を実行するプランを立て始めたんだと思います) まあそもそも侑ちゃんは誰とでも相性抜群なポリバレントレズだからな 侑「じゃあ私は何をしたらいい?」
しずく「そうですね…とりあえず、今度二人で出かけましょうか」
侑「あ、いいね。そもそもしずくちゃんと遊んだこと無かったし楽しみだな〜」
しずく「はい私もです♡」
侑「一応聞いておきたいんだけど…かすみちゃんとはどこまで進んでるの?」
しずく「へっ…///」
侑「セックスはもう済ませてるよね?ハードなやつとかどこまでしてるのかなって」
しずく「あ、あの…えっと…///ふ、普通のエッチはもうしました…けど」
しずく(これだけ誘っておいて、かすみさんが奥手すぎるせいでキスもまだなんて…絶対言えませんよね) これもしかして珍しく強い侑ちゃんがしずくをイかせまくってメロメロにするの見れるか 侑「へ〜、かすみちゃんも意外とやるんだね」
しずく「侑さんたちはどうなんですか?」
侑「私たちは…ほぼ毎日かなぁ。歩夢がすごく求めてくるんだよね〜」
しずく「へ、へえ…」
侑「私もたまにするセックスはいいんだけど、頻度が多いと疲れてきちゃってさ。そんなこと絶対言えないんだけど」
しずく(なんか、生々しいですね…)
侑「あ、イチャラブのセックスが嫌なわけじゃないよ?歩夢も可愛いし。でも最近マンネリ化してきちゃってるというか…刺激が欲しいんだよね」
しずく「ふふっ、悪い人ですね♡」
しずく(なんだ…侑さんも立派な共犯者じゃないですか♡)
侑「じゃあ今週末の日曜日、さっそく遊ぼうか?」
しずく「はいっ♡」 〜日曜日・渋谷駅前〜
侑「しずくちゃんお待たせー!」
しずく「侑さん、こんにちは♡」
侑「わぁ、その服すっごく似合ってるよ!やっぱりしずくちゃんはワンピースが似合うなぁ〜」
しずく「へっ…///そ、その…ありがとうございます」
侑「うんうん、可愛い女の子はいいね。幸せな気持ちになる」
しずく(侑さんっていつもこうなんでしょうか…)
侑「じゃあどこいこっか?」
しずく「侑さんの行きたいところでいいですよ?」
侑「うーん、私は普段歩夢の行きたい場所に付き合ってるからなぁ。しずくちゃんが決めていいよ」
しずく「えっ……じゃあ…その、歌劇を見に行きたいです」ボソボソ @cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リんー……
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リゆうしずもいいね 〜劇場〜
ヒューヒュー!!パチパチパチパチ
侑「わー…すごかったね!主演の人、お芝居も歌もすっごく上手だった!」
しずく「彼女はこの劇団の中ではまだ新人さんなんですが、これが初主演の演目なんですよ」
侑「そうなの?確かに若く見えるもんね。でも、次世代のスターって感じでカッコイイなぁ」
しずく「私もこの人のようになりたいなって思うんです。こんな広い劇場で歌えたらどんなに楽しいだろうって…。到底叶いそうにありませんけど」
侑「そんなことないよ。しずくちゃんは努力家だし向上心だってある。素人の私が言うのもなんだけど…絶対なれるよ」ニコ
しずく「あ…ありがとう、ございます…///」
侑「うんうん!しずくちゃんは素敵なんだから、もっと自信もってよ」
しずく「…ずるいですね、本当に」
侑「え?何か言った?」
しずく「なんでもありません。さ、お昼は何にしましょうか?」 〜ラーメン屋〜
侑「んー!!美味しい!」ズルズル
しずく「あの、デートなのにラーメンで良かったんですか…?」
侑「全然いいよ!しずくちゃんが辛い坦々麺食べるのは意外だったけど、こういうのもいいよね」
しずく「私、かすみさんと食事をする時はカフェとかスイーツ店へ行くことが多かったので…」モグモグ
侑「かすみちゃんに合わせてあげることが多いんだね、しずくちゃんは優しいなぁ」
しずく「もう…//私を褒めても何も出てきませんよ」
侑「えへへ♡」
しずく「それで、この後はどうしましょう?私に付き合っていただいたので…次は侑さんが行きたい場所に行きませんか?」
侑「じゃあ、遊園地とかどうかな?パーッと遊びたい気分なんだよね!」 〜遊園地〜
侑「おーいっ!しずくちゃんこっちこっち!」
しずく「侑さんっ…!待ってください!」
侑「一緒に乗ろうよ、観覧車!」
ガコン…ガコン
しずく「わあっ…高い」
侑「あ!あれうちの学校じゃない!?」
しずく「ほんとですね、すごく小さく見えます」
侑「こんなに景色が綺麗だと魅入っちゃうね〜」キラキラ
しずく「……はい、そうですね」
しずく(私…なにしてるんだろう)
しずく(侑さんの無邪気な笑顔を見ていたら、自分の卑怯な行いが恥ずかしくなってきました)
しずく(侑さんはこんなにも真っ直ぐで…素敵で。なのに私は…)
しずく(ここいるべきは私じゃなくて、歩夢さんのはずなのに……) グイッ
しずく「ひゃっ…?」
侑「ダメだよ、デート中に他の人のこと考えちゃ」ギュッ
しずく「ゆ、侑さん…///待ってくださいっ…私」
侑「疑似恋愛でしょ?」ボソッ
しずく「っ……」ビク
侑「いいんだよ。私に任せて」
侑「観覧車、頂上、二人きり。恋人たちにこれだけの条件が揃ったら…するべきことはひとつだよね」
しずく(胸の高鳴りが、おさまらない…っ///)
侑「目、閉じて?私もちょっと恥ずかしいんだ」 しずく「うぅ………////」パチ
侑「うん、いい子いい子」ナデナデ
しずく(これって…ファーストキス、になりますよね)
しずく(かすみさんとするんだと思ってた…のに)
しずく(でも、嫌じゃない…。むしろ本当の私は期待してる……それもわかってる、でもやっぱり…)
しずく「………っ」フルフル
侑(…目、閉じたまま震えてるよ。可愛いなぁ)クス 侑「じゃあ、いくよ」
チュッ
しずく「んっ///……ぅ、あれ…?」キョトン
侑「ごめん。キスしようと思ったけど、ちょっと意地悪したくなっちゃってさ。今のは指で唇を触っただけだよ」
しずく「へっ…」
侑「まあ、しずくちゃんのキス待ち顔を見られたから良しとしようかなぁ〜って」デレ
しずく「も、もう…!///からかわないで下さいっ…////」ポカポカ
侑「あははごめんごめん〜」
侑(しずくちゃん、経験ないんだろうなぁ)ニコ
侑(あの反応…きっとかすみちゃんに何もされてないんだと思う。キスも、その先も)
侑(ファーストキス、貰ってあげても良かったけど…流石に自重しようかな)
侑(まあ、その先は……好きにさせてもらうけど) 〜帰り道〜
しずく「あの…侑さん。わがままに付き合ってもらって、ありがとうございました」ペコ
侑「そんなのいいよ。私もすっごく楽しかったし」ニコ
しずく「……あの、今日のことは…誰にも」
侑「わかってるよ。でもしずくちゃんも、ね?歩夢に悲しい顔させたくないから」
しずく「はい、絶対言いません」
侑「こういうのってさ、なんかドキドキするよね♡二人だけの秘密なんだって思うとさ」
しずく「そうですね…共犯者と言っていただけた方がスッキリしますけど」
侑「共犯者か…。でもね、私は悪いことじゃないと思うよ」
しずく「え…?」 侑「しずくちゃんがかすみちゃんを大切に想っているのと同じように、私は歩夢の事が大好きなんだ」
侑「お互いその気持ちに嘘はない。でしょ?」
しずく「…はい」
侑「だからね…かすみちゃんのために恋愛を練習してるしずくちゃんは、悪い子なんかじゃないんだよ」
しずく「そう…でしょうか」
侑「うん。だからそんな思い詰めた顔しないで」
しずく「わかりました」ニコ
しずく(……私の本当の目的を話したら、侑さんはきっと失望するでしょうね)
侑「じゃあまた明日♡」
しずく「はい、侑さん♡」 〜翌日〜
せつ菜「ふうっ…それでは、この辺りで少し休憩にしましょうか?」
果林「そうね。結構走ったし15分くらいは休んだ方がいいわね」
侑「みんな、冷たいお茶持ってきたよー!」
しずく「はぁっ…はぁ、ふっ……」
かすみ「しず子、珍しく息あがってるじゃん」
しずく「え…うん。ちょっと寝不足で」
かすみ「まぁ昨日はかすみんのLINE返さないくらいだから、そりゃあ忙しかったんだろうね」ムス
しずく「あっ…ごめん」
かすみ「別に気にしてないし。ただ、日曜に何してたの?」
しずく「え、あ、うーんと…一人で舞台を見に行ってたよ」 かすみ「ふーん」
しずく「そういうかすみさんこそ、何してたの?」
かすみ「かすみんは家でずっと動画見てたよ。最近は関西のスクールアイドルの勢いすごいし」
しずく(良かった…なんとか誤魔化せたかな)
歩夢「かすみちゃん。ちょっといいかな?」
かすみ「わっ、歩夢せんぱーい♡」
しずく「……!」
歩夢「話したいことがあって。しずくちゃん、かすみちゃんのこと借りていってもいいかな?」
しずく「は、はい…どうぞ」
歩夢「ありがとう」ニコ
しずく(私の前では話せないようなこと…なのかな)
璃奈「最近、あの二人…仲良し」 しずく「ひゃぁ…!?」ビクー
璃奈「驚かせてゴメンなさい。璃奈ちゃんボード[シュン]」
しずく「璃奈さん…!いえ、大丈夫です」ホッ
璃奈「ううん。じゃあ愛さんに呼ばれてるから、またね」
しずく「あっ、待ってください!さっきの話…歩夢さんとかすみさんが仲良し、というのは」
璃奈「よく一緒にいるの見かけるから」
しずく「そう…なんですね」
璃奈「何してるかは知らない。でも、楽しそう」
しずく「…………」
愛「おーいりなりー?」
璃奈「じゃあ、またね」
しずく(確かめなきゃ……早く…)ギリ 侑「よし、練習再開するよー」
エマ「歩夢ちゃんとかすみちゃんがいないよ?」
彼方「もしかして…どこかで眠っちゃってるのかな〜?」
侑「あれ、ほんとだ。うーん電話してみるね」
しずく「あの…私、探してきます」
せつ菜「それなら私も行きます!」
ガチャ
歩夢「ごめんね、遅くなっちゃって…!」
かすみ「すみません〜!でも一分だから許してくださいっ」
愛「お、きたきた!じゃあ始めよっか!」
しずく「…かすみさん、遅かったね」
かすみ「だからごめんって!ジュース買いに行ってたらファンの子に声かけられたの」 しずく「ジュース、何買ったの?」
かすみ「え?えっと…ジュースっていうか、ホットココアだけど」
しずく「持ってないけど?」
かすみ「ぅ…途中で飲み終わったから捨てたの!」
しずく「ふーん…熱いココアを、走りながら?」
かすみ「…しず子、なにが言いたいの?なんで怒ってんのさ」
しずく「別に怒ってないよ。かすみさんが嘘つくから」
かすみ「嘘じゃない…」モゴモゴ
しずく「歩夢さんと話が終わったなら、戻ってきて私と買いに行けば良かったよね」
かすみ「はぁ……なんで、そんなに言われなきゃいけないの」 そういえばしずくめちゃくちゃ気にしてるのに侑ちゃん気にしないの? しずく「なんでって…私達そういう間柄なのに、かすみさんが他の人と一緒にいる理由ないでしょっ」
かすみ「う〜〜……めんどくさ…」ボソッ
しずく「は…?」
かすみ「あ、いや…違う、そういう意味じゃなくて」アセアセ
しずく「めんどくさいって何?」
かすみ「しず子、怖いよ…。みんな待ってるし練習いこ?」
しずく「かすみさんは知ってるの?歩夢さんと侑さんが付き合ってること」
かすみ「…知ってるけど、それがなに?」
しずく「……えっ…」
侑「おーい!二人ともー!なにしてるの、始まるよ!」 かすみ「あ、はーいっ!」タタッ
侑「ほらかすみちゃんは行ったし、しずくちゃんも」
しずく「侑さんは…なんで、そんなに余裕なんですか…?」
侑「ん?」
しずく「歩夢さんが誰かに取られたらどうしようって…不安にならないんですか?」
侑「そうだなぁ…歩夢は私のことすごく好きだし、それはないかな」
しずく「…そんなの、おかしいですよ」ボソ
侑「恋人のことを信じるのも大切なことだよ」ニコ
しずく(もう…わかんないよ……)
しずく(かすみさん…私、どうしたらいいの)
侑「………」 ギュッ
しずく「……っ、やめてください…」
侑「今にも泣き出しそうだからね。しばらくこうさせて」ギュゥゥ
しずく「お願いだから、私に優しくしないでくださいっ…!」
侑「なんで?疑似恋愛なんでしょ」
しずく「…ぐすっ……うっ…」ポロポロ
侑「あっ、ごめん…泣かせちゃった」
侑「じゃあお詫びに。しずくちゃん、今週末に私の家来なよ」
しずく「えっ……」
侑「今よりもっと優しくしてあげるから」 まじでゆうしずくっついて欲しい…しずくを幸せにできるのは侑ちゃんだ ゆうしずって虹で一番ドロドロした関係が似合うからえっちだ… しずくちゃんを手に入れたい闇侑ちゃんなのか、ぽむかすは恋愛相談してるだけなのか、いずれにしてもゆうしずはすこね 凄く面白くて先が気になる反面脳が破壊されそうでつれえわ >>76
だけって何だよ
不安にさせる時点でクズだわ 〜高咲宅〜
侑「いらっしゃい、しずくちゃん」ニコ
しずく「えっと…お邪魔します」
侑「今日は来てくれてありがとう。あ、上着はそこにかけといてね」
しずく「は、はい」
侑「ん…緊張してる?大丈夫だよ。親は旅行に行ってていないんだ」
しずく「そうなんですね…。あ、いい匂い」
侑「しずくちゃんとご飯食べようと思って作ってたんだよ♪」
しずく「わぁ…嬉しいです♡」
侑「もうすぐできるけど、良かったら手伝ってくれるかな?」
しずく「はい!」
グツグツ
しずく「えぇと…このお鍋は何にするんですか?」
侑「シチューだよ。パンとサラダはもう準備できてるから、あとはこれだけ。といってもルーを溶かしたら終わりなんだけど」 しずく「すみません、来るのが遅かったですよね…」
侑「そんなことないよ。しずくちゃんいつ来るかな〜って思いながら料理するの、楽しかったし」ニコ
しずく「はい…ありがとうございます」ニコ
侑「じゃあ後よろしくね!私お風呂沸かしてくる」タタッ
しずく「……っ…はぁ…」
しずく「私……ほんとに来ちゃったんだ…」
しずく(本当は断ることもできたのに、その場の雰囲気に流された私が悪いんだけど…)
しずく(それに…最初は晩ご飯を食べるだけって話が、いつの間にかお泊まりすることに……)
しずく(かすみさんと付き合ってからは、相手が友達でもこんな事しないようにしてたのに…)
しずく(きっと、あの日からかすみさんと話せてないからかな…。もう私のこと嫌いになっちゃったのかな……)シュン しずくちゃん健気すぎる…浮気クズのかすみと別れて幸せになってほしい グツグツグツグツ
侑「わわっ、吹きこぼれそうだよ!」カチッ
しずく「へっ…?ご、ごめんなさい…!!」
侑「しずくちゃん大丈夫?」
しずく「本当にすみません…!ボーッとしてて…」
侑「そうじゃなくて火傷とかしてない?手、見せて」グイ
しずく「…あっ」
侑「……うん、白くて綺麗な手だね」サワサワ
しずく「ゆ、侑さんっ…//」
侑「せっかくだし、このままルー入れちゃおっか」
しずく「…えっ?」
ギュッ
侑「ほらお鍋の方向いて?しずくちゃんは何もしなくていいよ、私に身を預けてくれればそれで…」ナデナデ
しずく「ひゃう……っ////」
侑「こうやって後ろから抱きしめてるとさ、新婚さんみたいだよね♡…あぁごめん、仕上げしよっか」 最初からポムと話し合わせてるとしか思えないやり方だな しずく「ゆ、侑さ……///あの、この体勢は…//」
侑「ん?私がしずくちゃんの手を動かすから、ルーの欠片を掴んで、お鍋に入れてね」
ポトン ポトン
侑「よし、あとは底が焦げないようにかき混ぜるだけ…」グルグル
しずく「………///」グルグル
侑「…しずくちゃんって、うなじもキレイだよね」ジー
しずく「……っ!?!?///」カァァ
侑「それにいい匂いもするし…」チュッ
しずく「ひゃ…ぅ///……ゆ、侑さんっ!///」ジタバタ
侑「あはは、ごめんって♪ついつい…」
しずく「きゅ、急に何するんですかっ…///」
侑「はぁ…このままずっと抱きしめてたいけど…私、食器の準備してくるね?」スタスタ
しずく「……う…侑さんのばか…///」ボソッ しずく(私ばっかりドキドキさせられて、なんだか悔しいよ…//)
しずく(普段の侑さんは、可愛らしい人なのになぁ…。歩夢さんの前ではいつもこんな感じなのかな…)
しずく(……いいなぁ、歩夢さん…)
しずく(って、私いま何を……最低だ……)
侑「まーた考え事してる…ね、早く食べよう?」
しずく「……はい」ニコ
カチャカチャ
侑「いただきまーすっ!」ニコニコ
しずく「いただきます…」
侑「しずくちゃんと二人きりでご飯食べたこと、なかったね」
しずく「そう…ですね。かすみさんや歩夢さんが一緒のことが多かったですもんね」
侑「そういえば、かすみちゃんといつ付き合ってたの?」
しずく「っ…!?」ゴホゴホ 侑「あ、大丈夫?」
しずく「い、いえ……けほっ、んん…」
侑「ほら、二人ってあんまりイチャイチャしないからわかんなくて。…告白したのはかすみちゃんかな?案外グイグイいきそうだもんね」
しずく「……私からです」
侑「へえ、意外だなぁ。…かすみちゃんのどこが魅力的だったの?」
しずく「優しいところと、夢に真っ直ぐなところと……意地っ張りで頑固なところですかね」
侑「うーんと、後半は褒め言葉なの?」
しずく「そ、そういうところも含めて好きだったんです!」
侑「はぁ…しずくちゃんにこんなに大切に思われてるなんて、妬けちゃうなぁ」
しずく「侑さんたちは…どうなんですか?」
侑「ん、私たち?どっちが告白したかってこと?」
しずく「………はい…」ドキドキ 侑「そうだなぁ。告白っていうか、自然な流れかな〜」
しずく「…え?」
侑「私たちね、お互いに両想いだったんだ。だからそういうの必要なかったっていうか…」
侑「ハグするのも、キスするのも、エッチするのも、成り行きだったし…」
しずく「………それは…えっと、羨ましいですね」
侑「そうかな?私からしたら二人の方がまだまだこれからって感じで、楽しそうだけどなぁ」
しずく「かすみさんは、もう私のことなんて好きじゃないんだと思います。そもそも最初から恋愛的な感情なんて…無かったのかもしれません」
侑「……しずくちゃんはさ、」
ピロン♪
侑「…おっとごめん。お風呂に先入って、テレビでも見ててくれる?」
しずく「へっ…侑さん?どこに行くんですか?」
侑「歩夢のとこ。両親いないの知ってるから、夕食に呼ばれてるんだ。すぐ帰ってくるからいい子で待っててね」ナデナデ
しずく「え、夕食って…今も食べてたじゃないですかっ」
侑「まだ少しなら入るように調節してたし、多分いける…と思う!」
しずく「そんなの……私といるのに」
侑「…ん、何か言った?」
しずく「……いえ、何も」
侑「じゃあまた後でね!」タタッ
しずく「……行かないで、なんて言ったら……気持ち悪いですよね」ボソッ
しずく「…歩夢さんに誘われてるなら、私なんて呼ばなければ良かったのに」
しずく「お人好しというか…優しすぎます」 ─────
しずく「んっ……あれ…私……」パチ
しずく「寝ちゃってた……?」ボーッ
しずく(言われた通りにお風呂に入って、ソファでテレビを見てたはずなのに…)
しずく(今…何時だろう……侑さん、まだ歩夢さんといるのかな…)シュン
しずく(とりあえず起きよう…)
ガコッ
しずく「ん……?あれ動けない…」グイッ
カチャカチャ
しずく「なにこれ…、手錠…?」
侑「おはよう、しずくちゃん。よく眠ってたね」
しずく「ゆ、侑さん…?」
侑「強く引っ張ると痕が残っちゃうから気をつけて。痛いことしたいわけじゃないし」
しずく「あのっ…これ、」ジャラ
侑「しずくちゃん言ったよね?私がやりたいこと、全部好きにしてくれていいって」 ガッカリした
手錠をかける際はタオルを中に入れて
あざや傷を無くすのにそれを配慮しないとか
ただの設定房のガキでほんとにガッカリした しずく「ぅ……い、言いましたけど…!でもっ///」
侑「心の準備ができてないって?ずるいなぁ、私の家に来た時点で予想できたことでしょ」
侑「玄関でお出迎えしてあげて、料理も一緒に作って、イチャイチャして、食事して…。恋人ごっこは楽しかったでしょ?」
しずく「恋人、ごっこ…」
侑「そうだよ。私は歩夢と付き合ってて、しずくちゃんはかすみちゃんと付き合ってるんだから…ごっこ遊びだよね」ニコ
侑「もしかして本気にしてないよね?だって、それってさ……浮気になっちゃうもんね」
しずく「侑さん…」
侑「でもさ…しずくちゃんは偉いよ。こうまでして、かすみちゃんの気持ちを引き止める方法を知りたいんだから」
侑「だからね…私がちゃんと教えてあげる。もちろん優しくするから安心して。しずくちゃんまだ処女だもんね」ニコ
しずく「……っ…///」フルフル
侑「ふーん?そっか経験あるんだ…。じゃあかすみちゃんにどうされてるのか、この可愛い口で教えてよ」チョン
しずく「……ぅ、」 侑「ふふっ。まぁいいや、上から脱がせていくね」スルスル
しずく「やっ、やめてください…ぁう…///」ギシ
侑「疑似恋愛なんだから私に裸見られたって、何ともないよね?」ニコ
しずく「それでも、恥ずかしいんですっ……!///」
侑「え、このぐらいで?これからもっとすごいコトするのにね」クス
しずく「侑さん……!!私、本当はまだ…」
侑「…うん、何となくわかってた。でもさ、かすみちゃんはもったいないなぁ。早く手を出せば良かったのに…」
ストン
侑「身体すっごくキレイだよ…しずくちゃん」ニコ
しずく「いやっ……侑さん…、待って」
侑「ヤダヤダ言うわりには、胸の先っぽはたってるし太腿も濡れてるみたいだけど?」ツンツン
しずく「あっ…♡」 侑「あはっ…もう感じてるんだ♡セックスはしたことないのに一人エッチはしてたんだね」
侑「かすみちゃんのこと考えながらしてたのかな?あの子の小さくて細い指で、ぐちゃぐちゃにされるのを妄想してた?」
侑「でもね、私の手も小さくて細いんだ。代わりになるかわからないけど…気持ちよくなれると思うよ♡」
しずく(耳元で、侑さんに囁かれて…っ、おかしくなりそう…///)ゾクゾク
しずく(ダメなのに……、初めては、かすみさんとって……。でも、もう止まらないっ♡♡)
侑「はぁ、柔らかそうなおっぱい…♡いただきます♡♡」パクッ
しずく「んっっっ…///」
侑「むちゅ…っ♡…ん、はぁ……れろっ……♡♡」チュッチュ
しずく「あっ…ぅ…♡♡……っっ♡」ブルッ
侑「ほら、我慢しないで♡可愛い声…もっと聞かせて……?♡♡」カリッ
しずく「──ぁんっ!♡♡♡」ビクッ 侑「っふ……♡はぁ…やばい、こーふんしてきた…♡♡」
しずく(侑さん、顔真っ赤……可愛い…っ♡)キュン
侑「焦らしてごめんね…すぐイかせてあげるからね♡♡足、開くよ」グイッ
しずく「っ……♡♡」
侑「うわ、ベタベタじゃん…♡♡クリも硬くなってるし…」サワサワ
しずく「あんっっぅ……!!♡♡♡」ビクン
侑「…え、イッちゃった?ちょっと擦っただけなのに……敏感なんだね♡」スリスリ
しずく「ゆ、うさん…っ///ちょっと、休憩…させ……///」
侑「ダメダメ♡♡もっと可愛い顔が見たいんだもん…それに、ここ…むれむれで美味しそう…♡」ペロッ
ジュルッ!ジュルル!!
しずく「やあ…ぁぁっん♡♡♡」 侑「んっ…ちゅっ♡じゅるっ……♡♡」
しずく「汚いですからっ…///そんな、ところ…っっ♡♡」
侑「ちゅる…♡そうかなぁ…甘いけど?♡」
しずく「──っ…♡♡」キュンキュン
侑「…でも余裕なさそうだし、あんまりやりすぎるのも良くないよね。……力抜いて?」
しずく「えっ……、」
ズルッ ヌチュッ
しずく「いっ……♡♡」
侑「一本目はすんなり入ったね♡二本目もいけるかな…?」グチュ
しずく「ぁ、…侑、さんっ……♡♡♡」
侑「うん…これが限界かな?…ねぇ見てよ、私の指……しずくちゃんの中にあるんだよ♡」グニグニ
しずく「っく……♡♡」フルフル
侑「はぁ♡やらしいなぁ…♡歳下だなんて思えないよ、しずくちゃん♡♡」 侑「恋人のために私に抱かれて、喘いで、絶頂して…♡ほんとにいい子だね♡」
しずく「あぅ……、ぐすっ…」ウルウル
侑「…いいよ、私のことが嫌いなら……かすみちゃんだと思ってよ」
侑「でもね、私は……健気で頑張り屋さんのしずくちゃんが大好きだよ♡」
侑「じゃあもう一回イこっか?」ニコ
グチュグチュッ
しずく「あぁぁっ…♡♡ぁ゛っ…♡♡♡」ビクン
侑「……はぁ、可愛い…」ウットリ
侑「でもちょっとやり過ぎちゃったかな…。しずくちゃん?」
しずく「……」
侑「あ、やばい。寝ちゃってる…」
侑「……それにしても、ちょっとかすみちゃんに意地悪しすぎたかな」
侑「まあ歩夢とコソコソ楽しそうだから、このくらいは…許してくれるよね」 >>110
黙れ24時間足らずでバックれとか貶した阿保は>>1に謝れ >>121
まずはちゃんとアンカを付けられることから
覚えようなw >>150
とか言いながら気になってスレ開いちゃうツンデレさんw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています