せつ菜「私を歩夢さんのところにいかせてください!」 かすみ「……っ」
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人が死にます。
キャラ崩壊気味です。 『復讐を遂げて自分も死ぬ』
そう心に誓って少し立ちますが、未だに私は昨日のことのように感じます。それだけ彼女を失った痛みは深く、あれ以来私の心の秒針は止まってしまっていました。
せつ菜「歩夢さん……会いたいです……」
あの日以来、歩夢さんは遠いところに行ってしまいました。言葉は言霊。
ひょっとしたら口に出せばこの声が届くのではないか、どうにかもう一度会うことは叶わないだろうか。そう思い、もうその名を何度口にしたかは数え切れません。 彼女を失ったあの日のことはよく覚えています。私と彼女はいわゆる恋人と呼ばれる関係で、同好会の皆さんにはまだ伝えていませんでしたが、「いずれみんなにも言わなきゃね」なんて話もしていました。
あの日はテスト前で生徒会も練習も休みだったため、図書室にて二人でテスト勉強をしていたんです。ずっとこんな幸せな日々が続いていくんだろうと思っていました。
しかしその幸せは唐突に絶望へと変わることになります。
犯人は鞄に包丁を隠し持っていました。突然目の前で包丁が振り上げられた時、私は頭が真っ白になってしまいました。なぜ普段台所にしかないそれがここに、どうして私に振り上げられているのか、そしてその包丁を持つのがどうしてこの人なのか、次々と「なぜ」が湧いてきます。
そう、犯人の顔は私たちと仲のいい人物だったからです。 >>1
復讐劇は好きなジャンルなので期待している。 その先は一瞬でしたがよく覚えています。私は一生忘れることがないでしょう。想い人が私をとっさに突き飛ばし、包丁を代わりにお腹で受けとめ、血に染まっていく瞬間を。
そこからは少し記憶が曖昧です。ただひたすらに彼女の名前を呼んで、叫んで、叫び疲れて、気がついたらもう病院にいて、そして彼女の死を知らされました。
ちょうど当時図書室前に通りがかったらしい、しずくさんに後から聞いた話ですが、犯人は呆然としていたようで図書室にいた他の生徒たちに抵抗することなく取り押さえられたそうです。
どうやら犯人は精神状態がおかしくなってしまっていたようで罪には問われないらしいこと、今は別の街の精神病院に隔離されているらしいことも教えてもらいました。
その日から私、中川菜々はスクールアイドルを辞め、優木せつ菜は引退することになりました。 せつ菜「私、もう大好きを叫べません……ステージに立って歌を歌おうとすると、どうしてもあなたの眩しかった笑顔が頭にちらつくんです……」
マイクを置いて以来、いつも鞄の底に一緒にあるのはこのナイフです。いつか犯人を見つけたその日には私がこれで罪を償わせてやります。彼女が苦しんだように、そのお腹に大きく一度ナイフを突き立ててやると何度も夢に見ました。
彼女は復讐なんて望んでいないのかもしれない。いや、彼女が復讐を望まないことを私は一番わかっていました。それに犯人を傷つけても失った命が戻ることもない。しかし自分の大切な人を殺されてどうにかなりそうなこの気持ちを、どうやって整理すればいいのかわからないんです。こどうしてのような気持ちを抱えたまま、この先の人生を歩んでいくことができるでしょうか。 すみません、流石にわかりやすすぎましたね。
落としてください!!! 気力なくなってしまうのは(しまったなら)仕方ないけど、あらゆる展開予想についてスルーを貫いてくれれば読み手としてはあくまで予想のままでいられるので嬉しかったりする せつ菜「どうして……」
寝る前には毎日こうしたことを考えてしまいます。不自然に片手だけ握力が強くなる右手を降ろし、穴だらけになったボロボロの板を押入れに隠すと私は布団を被りました。
するとスマホから短いベルの音が聞こえてきました。どうやら誰かからのメッセージみたいです。
みたいなね
明日とかまで残ってたら続き書くかもしれません。
探さないでください。 勿体無いからここで供養しよう
それかまた別の日にこっそり立てるのもアリ 多分読んでた人はみんな予想してただろうから気にしなくてもいいんじゃない。でも時間空けるならさらに捻った展開にしてもいいかもね あ!あゆせつで付き合ってたわけではないのか!
なるほど ドヤ顔で展開予想したり作者宛ゲームするやつは嫌いだけどこれは完全に事故 こういう叙述トリックの話を書いていて当てられると一気に萎えるのは分かる
微妙に惜しい予想とかあって外れててもヒヤヒヤしたりするし 作者さん自分で言ってるようにすごくわかりやすいからもう一捻りあるのかと思ったら意外となかったパターン >>2
>>18
こういう自覚なく嫌がらせする奴が一番厄介 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています