侑「私にとって、歩夢は」

歩夢(……わかってるよ)

侑「小さい頃から、ずっと一緒に過ごしてきた幼馴染で」

歩夢(侑ちゃんの言う"特別"が、私の欲しい"特別"じゃないなんて)

侑「それで、しょっちゅう私のことを思って世話を焼いてくれる子で」

歩夢(聞いても意味ないなんて、そんなことわかってる)

侑「今も変わらずそばにいてくれる────」

歩夢(それでも……)



侑「────世界に一人しかいない"大事な幼馴染"だよ」ニッ

歩夢(聞かずには、いられないんだよ……!)