ルビィ「善子ちゃん何で筋トレしてるの？」善子「は？」
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ルビィ「最近筋トレしてるでしょ？曜ちゃんに習ったりして」
ルビィ「何でかなって、何目的なのかなって」
善子「なんでもいいでしょ……ダンスの時軸とか安定してきたし、レッスンの一環よ」
ルビィ「でもダンスに必要な体幹は練習でみんな鍛えてるよね。善子ちゃあはSNSで筋肉ついてきたって自慢してたじゃん」
善子「自慢してないわよ……ただの報告。別によくない？悪いことじゃないんだし私の勝手でしょ」
ルビィ「もちろんそうだよ？ただなんでかなって」
善子「別に理由なんてないわよ。なんとなくよ、なんとなく」
ルビィ「理由もないのにきついことしてるの？休んでたほうがよくない？」
善子「だから！私の勝手でしょ！」
ルビィ「うゅ……ごめん」
善子「別に……いいけどさ」 ルビィ「ルビィ、ただ不思議で……」
善子「わかったわよ。大きな声だして悪かったわ」
ルビィ「曜ちゃんは高飛び込みしてるから鍛えるのわかるよ？」
善子「え、続けちゃう？」
ルビィ「果南ちゃんはおうちの仕事で必要だもんね」
ルビィ「いざという時にはお客さんを助ける意味がある筋肉だよ」
善子「ちょちょちょ、何言おうとしてんの？マジで、言葉に気を付けなさいよ？」
ルビィ「善子ちゃんの筋肉って意味あるの？」
善子「気を付けなさいよぉ！！」 善子「あんたそれぇ！トレーニーに言ったらいっちゃんあかんやつよ！？」
ルビィ「トレーニー？なにそれ？」
善子「あ、いや……」
ルビィ「？」
善子「……定期的に体を鍛える人たちの総称よ」
ルビィ「善子ちゃぁはトレーニーなの？」
善子「うーん……」
ルビィ「ちがうの？」
善子「や……まぁ、そう、ね。トレーニーよ。新人だけど」
ルビィ「定期的に鍛えてるんだ」
善子「……まぁ」
ルビィ「トレーニーの人たちは何目的なの？」
善子「おい！」 筋肉量増やせば代謝も上がりホルモンによって意欲的になるし頭の回転も良くなる 善子「だから！それトレーニーには禁句だからね！？」
ルビィ「え、なんで？」
善子「いや、なんでって……」
ルビィ「トレーニーの人は目的もなく鍛えてるの？」
善子「いや、全員じゃないわよ。スポーツやってる人とかは必要な筋肉を鍛えたりしてるし」
ルビィ「それ以外の人は？」
善子「ぐっ……さあね。鍛えること自体が目的なんじゃない？」
ルビィ「善子ちゃんみたいに？」
善子「ぐっ……まぁ私は…、それだけじゃないけどね」
ルビィ「えっ！なになに教えて！」
善子「急にぐいぐい来たわね！？」 ルビィ「なになになに？」
善子「ちょっ……近っ、近いのよ！ほっぺたムニィってくっついてんじゃない！」ドン
ルビィ「わっ……で、何？」
善子「……筋肉ついたら嬉しいし」
ルビィ「あーナルシスト的な…」
善子「ちゃうわい！」
ルビィ「お、ここ筋肉ついてきたなって？」
善子「しないから！」
ルビィ「鏡の前でポーズとったり？」
善子「しな……しない！しないから！」 ルビィ「あと、それ結局鍛えること自体が目的なんじゃ…」
善子「いらんこと気づくな！」
ルビィ「やっぱりそうだった？」
善子「うるさいうるさい！」
ルビィ「うゅ……」
善子「なんなのよ！いいじゃない、筋トレ！」
善子「別にムキムキになってアイ活に支障が出てるわけじゃないでしょ！？」
善子「それともどこぞのアホタレントよろしく筋トレするなら格闘技でもしろとか言うわけ？」
ルビィ「ちがうもん！」
善子「じゃあどういうつもりよ！」
ルビィ「筋トレばかりしてないで彼女にも構えって言ってるの！」
善子「それはごめん！」
おしまい トレーニングの習慣がある人は誘惑に対する耐性が増し決断力が増えるという研究結果もあるので精神力を鍛えるうえでも筋トレに意味はあります 彼女に構ってるシーン足りない、彼女に構ってるシーン足りなくない？ 恐ろしく速いよしルビ
筋トレしてなきゃ見逃しちゃうね 筋トレを通じて曜とばかり話してルビィが嫉妬したりする展開はまだですか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
