せつ菜「しずくさん!今日はこの台本でバトルしましょう!」 しずく「またですか?」
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しずく(SIF以降、せつ菜さんはよく自分で台本を書いたり、アニメのワンシーンを切り取って、わたしにやろうとよく声をかけてくる)
しずく(わたしからすれば、演技の練習にもなるし、何よりせつ菜さんと交流を深められるからいいのだけれど…)
しずく(今日3回目ですよ、せつ菜さん)
せつ菜「うー!この台本の中身が気になりますね!」
しずく「え?せつ菜さんが作ったんじゃないんですか?」
せつ菜「いえ、これはかすみさんが作ったものです!」
しずく「はい?」
せつ菜「しずくさんとこう言ったことをするのが楽しくて、ついつい誰かに自慢しちゃうんですよね〜!それで、かすみさんにも同じように話をしたら」
せつ菜「かすみんが最高の台本書いてきますよ〜って!」
しずく「そうだったんですか…」
しずく(嫌な予感しかしないよ…)ペラッ
しずく「」 しずく(何これ…)
かすみんが一生懸命考えたキャッキャウフフな内容の台本ドン!
せつ菜「どんな内容なのでしょうか」チラッ
しずく「だ、ダメです!」サッ
せつ菜「え?」
しずく「あ、いや、ちょっとこれはせつ菜さんには刺激が強いかな〜って…」
せつ菜「そんなグロテスクなシーンがあるのですか?でも大丈夫です!軽い物なら少し耐性がありますし、かすみさんの考えるグロテスクはきっと可愛い物だと思います!」
しずく「いやそうじゃないんです…」
せつ菜「はい?」
しずく「……この台本はかすみさんに返して、別のことをやりませんか?」
せつ菜「嫌です」
しずく「え?」 せつ菜「だってかすみさんがわたしたちのために一生懸命考えてきてくれた台本ですよ?」
せつ菜「知ってますか?かすみさんが台本書いてくると言ったのは、1週間前の話なんですよ?それだけの物がこの台本には詰まってると思うんです」
しずく(1週間考えてこれなの…かすみさん……)
せつ菜「なのでわたしはやりたいです!」
しずく(いや、わたしも恥ずかしいんだけど…)
せつ菜「どんな台本でも受け入れる覚悟はあります!」
しずく「………本当ですね?」
せつ菜「はい!」
しずく「はぁ…わかりました では読んでください」サッ
せつ菜「ありがとうございます!ずっと楽しみにしてたんですよね〜!かすみさんが書いた台ほ…………」ペラペラ
せつ菜「っ…!!!!?な、な、な、なななな、なんなんですかこれは!!!////」
しずく(ほら、言わんこっちゃない…) しずく「やっぱりやめましょう?かすみさんの嫌がらせですよこれ」
せつ菜「…っ……うう…////」プルプル
しずく「わたしが後で強く叱っておくので、別の台本を作って」
せつ菜「これでやります…」
しずく「……………はい?」
せつ菜「これでやります!/////」
しずく「どうしてですか!?こんな明らかな嫌がらせの台本で演技する必要なんてないですよ!それに、せつ菜さんってこういうの苦手でしたよね?!」
せつ菜「でも…でも!それでもこの台本は…かすみさんが作ってくれた、かすみさんの大好きが詰まった台本なんです!!!」
しずく「せつ菜さん…」
せつ菜「…わたしはやります」グッ
しずく「…」
せつ菜「逆に、しずくさんはわたしがやると言ったら付き合ってくれますか?」
しずく「え?」
せつ菜「この内容、少なくともしずくさんだってやりたくないと思ってもおかしくないはずです」
しずく「……」 しずく「べ、別にわたしは構いませんが!」
せつ菜「ほんとですか?ありがとうございます!」
しずく「…」
せつ菜「それではわたしはこの台本を読み込んで来るので、少しお時間いただいてもよろしいでしょうか」
しずく「はい」
せつ菜「しずくさんは読んどかなくて大丈夫ですか?」
しずく「さっき頭に叩き込みました」
せつ菜「さすがしずくさんです!それではわたしはこれで また後で会いましょう!」ガララッ
しずく「はい」
シーーン
しずく「ふぅ とりあえずかすみさんを懲らしめに行かなきゃ」テクテク かすみ「でさ〜!その時侑先輩が〜」
璃奈「面白い 侑さん、そういうとこある」
かすみ「でしょ〜!で、それを見てた歩夢先輩も面白くて〜」
璃奈「あ」
かすみ「りな子?どうしたの?」
璃奈「後ろ」
かすみ「後ろ?」クルッ
かすみ「うぎゃあ!」ビクッ
しずく「…」ニコニコ
かすみ「なんだよしず子じゃん〜驚かさないでよ〜」
璃奈「かすみちゃん、しずくちゃん怒ってるよ」ボソッ
かすみ「ええ!?」
しずく「かすみさん?わたしが言いたいことはわかる?」
かすみ「ぜんっぜん!」 しずく「…せつ菜さんに渡した台本に覚えは?」
かすみ「あ!あれ読んでくれた!?すごいキューティーな台本だったでしょ!」
しずく「はあ!?あれのどこがキューティーなの?!かすみさんにとってのキューティーって、あんな卑猥なものだったの!?」
かすみ「は!?卑猥!?何言ってるの?!」
しずく「何言ってるのはこっちのセリフ!かすみさん、せつ菜さんがああいうの苦手だって知ってて、あんな台本渡したんでしょ?!」
かすみ「え、それかすみんじゃない…」
しずく「嘘つかないで!」
かすみ「嘘じゃないもん!」
璃奈「しずくちゃん、かすみちゃんの顔、嘘ついてる顔じゃない」
しずく「あっ……ごめん」
かすみ「ううん、しず子混乱してるんだよね?かすみんも混乱してるよ」
しずく「…かすみさんがせつ菜さんに書いた台本の内容、教えてもらってもいい?」
かすみ「うん」 かすみ「っていう感じの可愛いストーリーを書いたんだけど」
璃奈「可愛い」
かすみ「でしょ〜!」
しずく「…わたしが読んだのと全然違う…」
かすみ「まじで?」
しずく「うん」
璃奈「しずくちゃんが読んだ台本はどんな感じだったの?」
しずく「さっきも言った通り、卑猥というか、キャッキャウフフな感じの…」
かすみ「」
璃奈「そ、そうなんだ」
しずく「せつ菜さんがかすみさんに書いてもらったって言ってたから、頭の中ではかすみさん作の台本として認識しちゃってて」
かすみ「まあ当たり前だよね…ちなみに、せつ菜先輩はその台本を読んでどんな反応してた…?」
しずく「すごい恥ずかしがってた」
かすみ「そりゃそうだ」 しずく「でも…」
かすみ「でも?」
しずく「その台本にそってわたしといつもみたいにやるって言ってた…」
かすみ「嘘でしょ!?」
璃奈「璃奈ちゃんボード「ビックリ」
しずく「せつ菜さん、かすみさんが書いた台本だと思ってるから わたしもだったんだけど」
かすみ「でもさ!もしその台本をかすみんが書いてたとしても、やる理由なくない?!せつ菜先輩の苦手な内容なのに!」
しずく「それでも…かすみさんがわたしたちのために考えてくれた台本だからって」
かすみ「せつ菜先輩…」
しずく「止めに行った方がいいよね」
かすみ「うん そもそも誤解を解かなきゃいけないし」
璃奈「待って」
しずく「どうしたの?」
璃奈「その前に犯人探し」 こういう時のりなりーめっちゃ頼りになるな
それはそうと、も少しペース上げんと落ちるぞ かすみ「どうやって?」
璃奈「カメラ」
かすみ「カメラ?!」
璃奈「うん 防犯上、部室に1台設置してもいいと校則で決まってる」
しずく「知らなかった…」
かすみ「でもカメラがあれば解決じゃん!」
璃奈「それは犯行が部室で起こってたらの話」
かすみ「あ、そっか…」
璃奈「ちなみにその台本がかすみちゃんの物だって確実に言えるのはいつくらい?」
かすみ「うーん、放課後に入るまでかな?せつ菜先輩に渡す前に、部室で確認したから」
しずく「それってついさっきじゃない?誰かが犯行に及ぶ時間あるかな」
かすみ「みんな部室に集まるのが早くて、練習開始までに時間があったからおしゃべりしてたでしょ?かすみんもつい夢中になっちゃって」
璃奈「多分その時にやられたね」 しずく「確かにみんなおしゃべりに夢中だったね わたしもだけど」
かすみ「その時に誰かがかすみんの台本を…」
璃奈「すり替えられたと考えていいと思う」
かすみ「すり替え?」
璃奈「うん この短時間でやれるのはそれしかない みんながおしゃべりに夢中になってる時」
しずく「誰かがかすみさんの台本と、自分の台本をすり替えて、かすみさんはそのすり替えられた台本をせつ菜さんに渡した」
かすみ「なるほど…」
璃奈「そしてその犯人が、このカメラの映像に映ってるはず」
かすみ「…」ゴクリ
しずく「なんか緊張してきた…」
璃奈「当たり前 だって犯人が同好会の誰かだもん わたしも緊張するよ」
かすみ「なんで同好会の誰かってわかるの?」
しずく「いや、部室に同好会以外の人来てないじゃん」
かすみ「あ、そっか!てへ」
しずく「もう」
璃奈「それじゃ、かすみちゃんが部室に入ったところから再生する」ピッ しずく「かすみさんは6人目に部室に入ったんだね」
かすみ「直前まで台本の確認してたからね」
璃奈「すぐに10人揃った」
しずく「てことはこのあと犯行が…」
かすみ「…」ジー
璃奈「…」
犯人>>26のコンマ下(独断と偏見)
00〜10で歩夢
11〜30でかすみ
31〜45でしずく
46〜55で果林
56〜65で愛
66で彼方
67~80でせつ菜
81でエマ
82〜85で璃奈
85〜99で侑 しずく本人だとしたら自作自演の上かすみに罪を押し付けるサイコすぎる
つまりあの人の仕業ではないか 璃奈「今のところは何もないね」
かすみ「そうだね」
璃奈「あ、かすみちゃんが侑さんと歩夢さんのとこに行った」
かすみ「さっきりな子に話した時の場面だね」
璃奈「なるほど そして、かすみちゃんの鞄がフリーになった」
かすみ「じゃあそろそろ犯人が…あ!果林先輩がかすみんの鞄の前にきた!まさか…」
璃奈「いや、鞄に背を向けてるし隣のエマさんと話してるだけ」
かすみ「…あれ?果林先輩の後ろに誰かいない!?」
璃奈「ほんとだ 顔は見えないけど、腕に雑誌みたいなの抱えてるし絶対犯人だ」
かすみ「ほ、ほんとに同好会にいたんだ!?ちょっとショック!ていうか誰なの!?果林先輩どいてくださいよ〜」
璃奈「カメラに言っても仕方ない 果林先輩が動くか、犯行が終わって犯人が死角から出てくるかを待つしかない」
しずくに共犯者はいるorいない>>42
いる場合は璃奈かすみせつ菜しずく以外のメンバーで 確かに彼方とエマはほぼ出にくくなってるし、かすみとしずくは出やすいようになってるなコンマの幅 かすみ「なかなか犯人の姿が見れないね」
璃奈「果林さんも犯人もその場から動いてないからね」
しずく「…」
かすみ「あ!彼方先輩が果林先輩とエマ先輩に手招きしてる!」
璃奈「これは動く!」
かすみ「場所移動始めた!さあ犯人よ!その顔を見せてください!!」
璃奈「…」ゴクリ
かすみ「もう顔が見えるよ!」
璃奈「ズームする」ウイーン
────
しずく「…」ニチャア
───
かすみ「……………………………………………………は?」
璃奈「しずくちゃん…?」 かすみ「しず子!?」バッ
璃奈「犯人、しずくちゃんだったの?」
しずく「…」
かすみ「どういうこと?」
しずく「…」
かすみ「ねえ!なんか言ってよ!!」
しずく「…」
かすみ「どうしてこんなことしたの?!」
しずく「…」
かすみ「…シラを切り続けるつもり?」
しずく「……」
かすみ「……言い訳くらいしてよ…じゃないとかすみん、しず子が嫌いになっちゃうよ…」
しずく「………」 かすみ「なんとか言ってよ!!!!」
しずく「そうだよ、わたしが犯人だよ」
璃奈「しずくちゃん…」
しずく「全部わたしの自作自演 そしてその罪をかすみさんに擦り付けようとした、それで間違いないよ」
かすみ「最低だよ…」
しずく「そう、わたしは最低な人間 許してもらおうだなんて思ってない」
かすみ「絶対に許さない」
しずく「それでいいの どんな罵倒だって受け入れる それだけの事をしたんだから」
かすみ「……何か事情があるんでしょ?」
しずく「ないよ!全部全部わたしが悪いの!!」
かすみ「正直に話してよ…悪いと思ってるなら正直に話してよ!!じゃなきゃ本当にしず子の事を嫌いになっちゃうよ!?」
しずく「っ…」
かすみ「しず子!」
しずく「好きだったの…」
かすみ「え?」
しずく「せつ菜さんのことが好きだったの…!!」 予想通りじゃん
ランジュに巻き込まれてるだけのミアが同好会に堕ちてウラギリモノズには何のフォローも入らない
DD推しじゃない俺ですらこんな悲しい思いをしてるんだけど😡 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています