せつ菜「ん〜、ん〜、ん〜」(めっちゃ悩んでる顔) 彼方「おや、せつ菜ちゃん…?」
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せつ菜「あっ、彼方さん〜!こんにちは!」
彼方「こんにちは〜’ω‘」
彼方「スーパーで会うなんて奇遇だね」
彼方「何かあったの?」
せつ菜「実は…今晩親が出張で不在なので自炊しようと、夕飯の買い出しに来たんです!」
せつ菜「ただ、何から買えばいいのか分からず、悩みに悩んでまして…」シュン
せつ菜「お恥ずかしいところを見せてしまいました!><」
彼方「いやいや〜、そんなことないよ」
彼方「何というか、せつ菜ちゃんらしくて可愛いさ」
せつ菜「可愛い?そうですか…///」
彼方「あっ、そうだ!」
せつ菜「?」
彼方「せつ菜ちゃんさえ良かったら今晩ウチに来ない?」
彼方「今日はお鍋にしようと思ってたいたところなんだ〜」
せつ菜「お鍋!?」
彼方「彼方ちゃん、腕によりをかけて作っちゃうよ〜」
せつ菜「お鍋ですか!!これはテンションバク上がりですね!!」メラメラ
彼方「ふふ、いつもの元気が戻ったね♪」
彼方「お鍋は人が多い方が楽しいからね〜遥ちゃんもきっと喜ぶよ」
せつ菜「いえ、こちらこそ!」
せつ菜「この一飯の御恩はいつか必ずお返ししますね!」
彼方「楽しみにしてるよ〜」
〜その晩、近江家の食卓は幸せに溢れていたと言う〜 終わらせるかどうかを一人で決められる段階はとうに過ぎてるぜ 取り敢えずせつ菜ちゃんは料理を手伝わなかったんだよね?
遥ちゃんは無事? 彼方「あとは煮えるの待つだけだねぇ〜すやぴ」
彼方「あれれ!?なんでお鍋が紫色に!!?」 せっつーのような料理の腕前の子に一日とはいえ自炊させるって親どうなってんの
作り置き一択やろ タバスコを!!!!!!!!!!!!!!
入れましょう!!!!!!!!!!!!!! >31
意外と上手くいくんじゃないの。
せつ菜に創造性発揮させなければとりあえず食えるものにはなるようだし。 >>32
遥ちゃんは料理できないんだ…
つまり彼方ちゃんがすやぴしたら最後、彼方ちゃんを寝かせてあげようという遥ちゃんとせつ菜ちゃんの温かい気持ちが料理を大変なことにしそう 遥ちゃんは料理以外の家事は出来るからなんとかかると思う 彼方「ただいま〜」
せつ菜「おじゃまします」
遥「お姉ちゃんおかえりー。せつ菜さんこんばんは」
彼方「今日はあんこう鍋にするよ〜」
せつ菜「あんこうって高級食材じゃないですか!」
彼方「どーん」
遥「あんこう鍋セット!これどうしたの?」
彼方「ふっふっふ。バイト先で半額だったのだ〜」
彼方「あんこう鍋セットはこの季節だとスーパーで売ってるところもあるよ〜。あんこうはまな板で捌けないから吊し切りという方法で捌くんだ〜ご家庭でやるのは無理だからカット済みのセットを使うのがオススメ〜」
せつ菜「誰に向かって言ってるんですか?」 彼方「まずは下準備。あんこうに塩をまぶして放置」
彼方「その間に他の具材の準備をするよ〜使うのは野菜と豆腐と椎茸にえのき。野菜は長ネギに人参、春菊に白菜を使うよ〜」
せつ菜「私もお手伝いします!」
彼方「遥ちゃんアレ」
遥「オッケーお姉ちゃん」
ドカン!バキン!グルグル
せつ菜「むーむー」
彼方「準備ができるまで竹を咥えて座って待っててね〜」 彼方「次はあんこうを湯通しするよ〜ヌメリを取るんだ〜」
彼方「これを他の具材と一緒にお皿に盛り付けて準備完了〜」
参考画像
https://i.imgur.com/t5iEZjo.jpg
チチチ
ボッ
彼方「鍋の用意をするよ〜今回は茨城風に味噌ベースで行くよ〜」
遥「赤味噌って関東ではあまり馴染みがないよね」
彼方「好みに合わせて量を調節してね〜」
せつ菜「ふう。やっと解放されました」
せつ菜「それでは私も味付けを…」
彼方「おいっ何入れようとしてんだ!」ギロッ
ゴゴゴゴ
せつ菜 スミマセン
遥「お姉ちゃん強い…」 グツグツ
遥「お鍋に入れる順番は?」
彼方「まず火の通りにくいあん肝以外のあんこうの身と白菜の白い部分、人参、豆腐を入れるよ〜」
彼方「次に春菊、白菜の葉っぱの部分を入れて最後にあん肝。あん肝はしゃぶしゃぶする程度で大丈夫だよ〜」
彼方「じゃあ食べようか」
彼方、せつ菜、遥「いっただきまーす」
せつ菜「美味しいですね!」
彼方「皆で食べるとおいしいよ〜」
終わり
ゴメン。ただの飯テロ風SSになってしまった ふわふわのあん肝もうまいけど冷凍食品みたいなカチカチのあん肝が好き >>39
夜飯を頂くってことは風呂も寝床も
...わかるよね? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています