歩夢「なんていう花かな?…変わらぬ想い、花言葉…っと」
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歩夢「あ、この花だ。ローダンセって言うんだ」
歩夢「ふふ…綺麗な花…嬉しかったなぁ……」
歩夢(ちょっとプロポーズみたいだったし…なんて…)
歩夢「…あれ?他にも花言葉が…」
『終わりのない友情』
歩夢「……」
歩夢「……」ゴシゴシ
『終わりのない友情』
歩夢「」 歩夢「……え?」
歩夢「じゃあ、侑ちゃんが言ってたのは……」
侑『これからもよろしくね(友達として)』
歩夢「」
歩夢「……でっ、でも!かわいいって言ってくれたしっ、これから頑張れ…ば……」
『"終わりのない"友情』
歩夢「……」
歩夢(プロポーズどころか…完膚なきまでに振られてる…)
歩夢「うぅぅ……」グスグス 同刻 隣の部屋
侑(ああああ!!あんなのもうプロポーズじゃん!!)ジタバタ
侑(『愛』に『変わらぬ思い』って!私よくキリッとしたまま渡せたなあ!) 〜〜
侑『歩夢は私が変わるのが怖いんだよね…何か良い花は…』
侑『……あっ、この花言葉…!』
〜〜
侑(うう…そのときはこれだ!と思ったけど思い返すと大胆すぎた)
侑(でも歩夢すっごく嬉しそうだったし……あ、あれ、嬉しそうだったってことは…!?)
侑「うわああああ明日どうしよう!!」バタバタ
「侑!静かにしなさい!」
みたいなね すみません花言葉の自己解釈を一旦形にしたかった
すれ違い勘違いはちょっとネタが尽きてる いつかネタが見つかった時は私に応援させてください! 侑「あ、歩夢…き、昨日のやつなんだけどね…?」
歩夢「ウン、トッテモウレシカッタヨ」
侑「あ、そう…なんだ…?…本当に?」
歩夢「ホントウダヨ、フフフ、コレカラモヨロシクネユウチャン」
侑「本当に喜んでる?(なんか嫌そうと言うか)」
歩夢「モー、ドウシタノ、フフ、ヘンナユウチャン、ハヤクガッコウイコ」
侑「いや歩夢の方が変だよ」 >>21から
侑(あ…歩夢も照れてるのかな?よかった私だけじゃなくて…)
〜〜
侑(ううぅ歩夢今日も待ってるかな…待ってるよね…)
侑(ど、どんな顔して行こう…)
侑(いやこの間と比べれば全然マシなんだけど…とにかく恥ずかしい…)
「侑!歩夢ちゃん待たせてるんでしょ!?」
侑「うぅ…行ってきます…」
〜〜
侑(歩夢は待っててくれたのに、私は尻込みしちゃって情けないなあ) 歩夢「……」
歩夢「侑ちゃん…私、本当に大丈夫だから」
侑「え、あ、そう…?」
侑(私だけ照れてるのも恥ずかしいなぁ)
歩夢(友情…でも、愛してくれてるなら私は…)
歩夢「…うん。行こう!」ギュッ
侑「っ!?」
侑「わあああっ!?」ブンッ 歩夢「えっ…」
侑「あっ、そ、そういうのは、ほら!」
侑(今までただの幼馴染だから普通にやってたけどさ!)
歩夢「あ…うん…そう、だね…」
歩夢(ずっと友達って言い切ったんだからもうこういうのはやめて…ってこと…?)
侑「……」テレテレ
歩夢「……」ズン...
無理だ着地しない 失礼します We don't know our answer yet but―
Let's walk together forever―
やぞ
書け 侑「……」
侑(はーっびっくりした、歩夢全然変わらないんだもんなぁ)
侑(…というかもしかしてプロポーズみたいって思ってたの私だけ?)
侑(そ、そんな気がしてきた…歩夢結構自分が大胆なことしてくるし…)チラ
歩夢「……」
歩夢(侑ちゃん黙っちゃった…そんなに嫌だったのかな…)
侑「……」
侑(……歩夢やっぱり元気ないよね?少し前と同じ顔してる…)
侑(別にそういうのじゃないと思ってたならなんで…いや、思った上で嫌だったってこと…?)
歩夢「……」
侑「……」 放課後
今日子(ぽむ推しの子)「あっ、お二人とも…」
歩夢「……」モヤモヤ
侑「……」モヤモヤ
今日子「……」
今日子「……なんでですか!!!!」
侑・歩夢「!?」ビクッ
今日子「侑先輩!こっちに来てください!!」
侑「わ、わっ!?なになに!?
歩夢「あっ、あのっ」
今日子「ごめんなさい歩夢ちゃん今日は先に帰っていてください!!」
今日子「お気をつけて!!今日会えて嬉しかったです!!」
歩夢「は、はいっ!…その、侑ちゃんまた…」
侑「う、うん…また」 ーーーーー
今日子「何があったんですか…なんで歩夢ちゃんはまた暗い顔をしているんですか……」
侑「うう…それが分からなくて……昨日の夜まですっごく笑顔だったんだよ?」
今日子「ということはそのあと夜に何かあったんでしょうか…」
侑「恥ずかしいんだけど私その…花渡したあとも結構…プロポーズみたいな感じになっちゃって…」
侑「もしかしたら後からそれが嫌「それはないですね」」
侑「え…」
今日子「それはないです」
侑「でも「ないです」……」
今日子「ないです」ジト
侑「わ、わかった…(すごく恨みがましい目で見られている…)」 今日子「……うーん、先輩が渡したのはローダンセでしたよね?」
侑「う、うん、花言葉がいいなって…」
今日子(歩夢ちゃん絶対喜ぶと思ったんですけどね…断腸の思いで見届けたのに…)
今日子(『変わらぬ思い』『終わりのない友情』…うん、変な花言葉はないですよね)
今日子(先輩は2つ目は言ってなかった…け、ど……)
今日子「……まさか…」
侑「今日子ちゃん?何かわかったの!?」
今日子「……」ギリギリギリ
侑「ひぃっ!?」 今日子「……」ッス---
今日子「……」フゥ---
今日子「……薔薇の花束を渡してあげてください」
侑「へえっ!?」
侑「ば、薔薇はさすがにほらっ…ちょっと…ねえ?」
今日子「赤ですよ。全部赤で」
侑「今日子ちゃん?聞いて?」
今日子「……本当は私が渡したいですよ!!」バンッ
侑「ひう!?わ、わかった!わかったから!」 花屋前
侑「うぅ…押し切られちゃった…」
侑(薔薇の花束なんて渡したら本当に勘違いされちゃうよ…)
侑(私は…勘違いされたら嫌?)
侑(大好きの種類が変わるのは…嫌…?)
侑「……」ギュッ
「何かお探しですか?」ニコッ
侑「わぁ!?あっ、あの、そのっ!」
侑(今日びっくりしてばっかりだな…) 侑「あの…その、赤い薔薇の花束が欲しいんですけど…」
「承知いたしました。今そこまで本数はないのですが…」
「ご予算はおいくらでしょうか?」
侑「うーん……うっ…」
侑(た、高いなぁ……生花ってこんなにするんだ…)
侑(電子ピアノ買うのにお小遣い前借りしちゃったから…うぅ…)
侑「えーっと……」
「……」
「よろしければ用途を教えていただけますか?」 侑「大事な友達を元気にしたくて……」
「……なるほど。少々お待ちくださいね」
侑「は、はい」
「このくらいのボリュームでも問題ないでしょうか?」
侑「わぁ、綺麗……でも、その…」
「その子は、お花は好きなんですか?」
侑「?…はい、好きです」 「じゃあ…今度その子が花を買うときは、このお店を薦めていただけますか?」
侑「え…」
「最近開店したばかりだから、そうしたら広告代として安くしてあげる」コソッ
侑「…!あ、ありがとうございます!絶対宣伝します!」
「お友達、元気になると良いね」
侑「はいっ!」 夜
歩夢(侑ちゃん、何の用だろう…改めて言葉で言われるのかな…)
歩夢(自分で立てるようになった私になら、振り向いてくれるかもって…思ってたんだけどな)
侑「あ、歩夢!お待たせ!」
歩夢「ううん…大丈夫だよ」ニコッ
侑「今日呼んだのは…そ、その……」
侑(うぅ…こんなの完全に…意識してる状態でやるの恥ずかしすぎる…!)
侑(歩夢はどう思うんだろう…喜んでくれるのかな)
侑(……喜んでくれたら、私はどうなるんだろう…)ドキドキ 花言葉ってどの意味を取るかでモヤる展開ありがち
それがとても好き
それはそうとあれはまさしくプロポーズだった しまむらに続き書けとせがむのにニジガク語録で攻め立てる流れ笑う
汎用性高すぎだろ
それはそれとして良いぞ続きはよ 侑ちゃんは本編で淡々としてる分
歩夢を意識した途端一気に可愛い 歩夢「侑ちゃん…?」
侑「……歩夢っ!受け取って!」バッ
歩夢「えっ…え!?」
歩夢(真っ赤な薔薇の花束……うそ)
侑「あの……うー……」
歩夢「侑ちゃんっ、こ、これっ…!」
侑「〜〜っ、わ、渡したからね!それじゃ!」ダダッ
歩夢「あっ、侑ちゃん!……行っちゃった」
歩夢(花言葉は……言われなくてもわかる)
歩夢「侑ちゃん……私、勘違いしちゃうからね…?」ギュツ 歩夢の部屋
歩夢「……」ポ-
歩夢(呼び出して薔薇の花束を渡すって……そういうこと、だよね…?)
歩夢「1、2……わ、13本もある。お花って高いのに…侑ちゃん…」
歩夢「……」
歩夢(……念のため。聞いたことはないけど…念のため)
歩夢「…赤い薔薇、花言葉…っと……」 歩夢「……」
歩夢(よ、よかった……知ってる意味しかない)
歩夢「じゃあ、侑ちゃんは本当に…」
歩夢「〜〜っ!」バタバタ
歩夢(嬉しい…!)
歩夢「……あ、本数にも意味があるんだ」
歩夢「えーっと……」 翌日
侑「行ってきます!」
侑(昨日の歩夢、慌ててたけど嬉しそうだったよね…)
侑(あー、どういう意味で受け取ったんだろ……うぅ…ドキドキする…)
侑(どうしよう告白されたりしたら…!?)
歩夢「…あ、侑ちゃん」
侑「…あ、あー、その……お、おはよ!歩夢!」ドキドキ
歩夢「……おはよう」ニコ...
侑「……」
侑「なんで!!?」
完 もう二度と安易なスレ立てはしません…
少し引っかかった花言葉を自分の中で消化したくて出だしを書きました、他ゆうぽむ的解釈があったら教えてください こじつけでもいいので 草、かわいすぎる
今日子ちゃんも良い子すぎるな??
おつでした どんなに近しい関係でも言葉にして伝えないといけないこともある、というリアルでも重要な教訓 >>66
数年後 歩夢の部屋
侑「そんなこともあったなぁ…」
歩夢「侑ちゃん何見てるの?…あ、それ」
侑「歩夢、ドライフラワーにしてくれてたんだね」
歩夢「うん…運ぶときに崩れるのが恐くて実家に置いたままだけど」
侑「そんなに大事にしてくれるなんて嬉しいなあ」
歩夢「せっかく侑ちゃんにもらった"永遠の友情"だからね」クス
侑「本数にまで意味があるなんて知らなかったんだってば!」 歩夢「知ってたら何本にしてくれたの?」
侑「え!?う、うーんと…あの頃は…うぅん…」
歩夢「ふふ、冗談だよ」
侑「もう、やめてよ…」
歩夢「…ね、今日は私からお返しがあるの」ガサ
侑「?…あ、その店…!」
歩夢「うん、侑ちゃんが前に教えてくれたお花屋さん」
侑「すごい、紙袋いっぱいの薔薇の花…」
歩夢「……侑ちゃん、聞いて」
侑「うん」 歩夢「最初はね…『私と侑ちゃんの二人だけ』でいいって思ってた」
歩夢「変わることが『不安』だった。でも…侑ちゃんが私の世界を広げてくれた」
歩夢「こんな私に優しくしてくれて…『ありがとう』」
侑「歩夢…」
歩夢「たとえ離れることになっても侑ちゃんの気持ちは変わらないし…私も『いつも侑ちゃんを想ってる』」
歩夢「私……私ね?」
歩夢「『侑ちゃんに出会えて本当に嬉しい』!」ニコ 侑(私の腕に、歩夢のたくさんの気持ちが…)
歩夢「全部でね、40本あるの」
侑「すごい…」
歩夢「ごめんね、重いよね」
侑「…ちょっとね?まあ、それは昔からだし」
歩夢「え?……も、もう!私は花の話してるの!」
侑「あはは、ごめんごめん!」
歩夢「……私の気持ち受け取ってくれる?意味は……」 侑「いいよ…どんな本数だって、どんな意味だって」
侑「歩夢が私にくれる気持ちは、全部嬉しい。全部欲しい」ギュッ
歩夢「……!」
歩夢「侑ちゃんっ…!」ギュウッ
侑「わっ!?あ、歩夢っ!花束潰れちゃう!」
歩夢「いいの…!」
侑「良くないよっ、歩夢の真実の愛が…!…あっ」
歩夢「もー!知ってたの!?」ギュウゥ
侑「ごめん、ごめんって!」
完 12話見てガチで落ち込んでたから少し元気出たわ
サンキュー >>1はこれからも安易なスレ立てするべき
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