しずく「もー、この問題はこうやって解くって言ったじゃん」 かすみ(今かすみんが泣いたらどんな反応するんだろう)
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しずく「全くかすみさんは、教わったことをしっかり身につけてよ」
かすみ「かすみんだって…」ポロポロ
しずく「…え?」
かすみ「かすみんだって本気でやってるもんっ…ひぐっ」
しずく「か、かすみさん!?」
かすみ「でも数学は本当に苦手で…それでも頑張ってるのに…ううっ…酷いよっ、ぐすっ」
しずく「あ、あ、そ、そういうわけじゃ」
かすみ「どうせしず子はかすみんのことどうしようもない馬鹿だって心の中で笑ってるんでしょ!?」グスグス
しずく「お、思ってない!」
かすみ「もういいよ!もういい!」
しずく「かすみさん…あの…」
かすみ(すごい慌ててる…!こんなしず子初めて見た!)
しずく「その…かすみさん…」
かすみ「うるさい!」
しずく「あ…」 かすみ(ちょっと胸が痛むけどもう少し続けてみよう)
かすみ「…そもそもしず子はいつもそうじゃん」
しずく「え?」
かすみ「教えたこと覚えないって、いつも怒りながら教えてるんだから、そんなの覚えられるわけないじゃんっ!」ポロポロ
しずく「ごめんなさい…」
かすみ「かすみんはもっと楽しくやりたいのに…っ」
かすみ「しず子全然かすみんのことわかってくれないじゃんっ…!!」
しずく「……っ」ポロポロ
かすみ「あっ」
しずく「っ!!」ダッ
バタン
かすみ「やっば」 かす虐も喰らう
しず虐も喰らう
両方を共に美味いと感じ
血肉に変える度胸こそが肝要 かすみ「ちょっと待って!どうしよう!?」
かすみ「しず子泣いてたよ!?あれ、かすみんがやったんだよ…うわ、かすみん超最低じゃん…」
かすみ「はぁ…謝りに行こ…」スタスタ
───
しずく「うう…ぐすっ…」
しずく「わたし、かすみさんのこと何もわかってなかった…っ」
しずく「いつの間にかかすみさんを傷つけてたっ…勉強も…わたしのせいで上達の阻害しちゃってたんだ…」
しずく「はは…わたし疫病神じゃん…もうかすみさんとは会えないね……ううっ…」ポロポロ
かすみ「しず子!」
しずく「かすみさん…?」 かすみ「話が!」
しずく「来ないで!」
かすみ「えっ…」
しずく「わたしはかすみさんの邪魔しかできない最悪な人間です…だから近寄らないで……」
かすみ「そんな…」
しずく「さようなら、かすみさん…」ニコッ
かすみ「あ…待って!待ってしず子!!!」
かすみ(どうしよう…かすみんの嘘でしず子と離れ離れになっちゃうよぉ…!!)ポロポロ
しずく「お幸せに…」
かすみ「待っでよしず子゛!謝るから!謝るから行かないでっ!!!」
かすみ「しず子…!!!!!!!!!!!」グスグス かすみ「うわあああああああああ!!!!!!!!!」バッ
かすみ「ゆ、夢…?!」
しずく「かすみさん?」
かすみ「しず子!?」
しずく「大丈夫?」
かすみ「ど、どうしてしず子が…?」
しずく「どうしてって、さっきまで一緒に数学の勉強してたじゃん でもかすみさんが途中で寝ちゃったんだよ?」
かすみ「そうなの…?」
しずく「うん 起こそうかと思ったんだけど、かすみさん頑張ってたし少し寝かせてあげようかなって」
かすみ「うう…しず子ぉ…っ」ポロポロ
しずく「かすみさん!?」
かすみ「ごめんねしず子ぉ…っ もうあんなこと二度としないからかすみんの前からいなくならないでよ…ぐすっ」グスグス
しずく「どうしたの?!」 あと5回転半ひねりくらいして
ハードかす虐に持っていきなさい かすみ「うわああんっ…」
しずく「もう…」ナデナデ
かすみ「うう…ぐす…」
しずく「怖い夢でも見たの?」
かすみ「うん…かすみんの嘘でしず子がいなくなっちゃう夢…」
しずく「あはは、かすみさんらしいね」
かすみ「それどういうこと!?」
しずく「イタズラするところがね?」
かすみ「う…」
しずく「でも、わたしがかすみさんの前からいなくなることなんて絶対にないよ?」
かすみ「え?」
しずく「かすみさんは本当のわたしを好きって言ってくれた人だもん 相当のことじゃない限り、わたしがかすみさんを置いていくことなんてありえないから」
かすみ「…しず子ぉ…!」
しずく「だからもう泣かないで?」
かすみ「うん…!」 しずく「…さて、今日の勉強はここまでにしよ?」
かすみ「でもまだ時間が…」
しずく「一緒にパンケーキ食べに行こう?」
かすみ「でも…」
しずく「もう、息抜きだよ息抜き!今日は家に帰るまでずっとかすみさんのそばにいてあげるね」
かすみ「…!うん、ありがとうっ」
しずく「それにしてもかすみさん目が真っ赤だよ?帰り支度してるから、その間に顔洗ってきなよ」
かすみ「うん、そうさせてもらうね」テクテク
ガララッ
バタン
しずく「…」
しずく「………」
しずく「…………………」
しずく「効き目バッチリだね♡」コトッ しずく「かすみさんと両想いになりたくて買ったこの薬、どんなカラクリなのかは知りませんが、さっきのかすみさんを見ると効果があったのは間違いない…」
しずく「でもわたし、かすみさんの悲しむ顔なんて見たくないからこの薬を使うのは今回限り…さようなら」ポイッ
かすみ「ただいまー」ガラッ
しずく「おかえり♪ うん、いつもの可愛いかすみさんだよ!」
かすみ「も〜しず子ったら〜♡」
しずく「ふふっ、それじゃ行こっか?」
かすみ「うんっ」
完 かすみ部屋
かすみ「ふ〜今日は楽しかったなあ」
かすみ「最悪な夢も吹き飛ぶくらいに楽しかった」バタバタ
かすみ「いくら夢とはいえ、しず子の泣き顔なんて見たくないもん!しず子はやっぱり笑った顔が1番いいっ」
かすみ「そう、しず子の泣き顔なんて…」
かすみ「…」
かすみ「………」
──
かすみ「しず子全然かすみんのことわかってくれないじゃんっ…!!」
しずく「……っ」ポロポロ
──
かすみ「………………」ゾクッ >>10
ゾクゾク…❤
かすみんの次に可愛いよしず子…❤ >>10
かす虐しようとしたけど想定通りにかすみんが曇らなかった時にこんな顔しそう 謎の薬その辺に捨てたら誰か拾っちゃわね?(名推理) かすみ「いやいやいや!何考えてるのかすみん!」
かすみ「しず子の泣き顔思い出して興奮するなんて…」
かすみ「でも、しっかりしてるように見えてまだ幼いしず子が、顔をクシャッとして涙を流す姿……」ゾクゾクゾク
かすみ「たまらないよ…」
かすみ「…」チラッ
かすみ「しず子からLINEが来てる そうだ…」
しずく>今日は楽しかったですね!
しずく>スタンプ
かすみ「既読無視しちゃお♡」 5分後
ピロン
かすみ「!」
しずく>かすみさん?
しずく>忙しいの?
かすみ「にしし、戸惑ってる戸惑ってる」
ピロン
しずく>忙しくなかったら、少し通話できないかな
しずく>スタンプ
かすみ「かすみんも通話したい!けど、それよりももっとしず子の悲しむ顔が見たい♡」
かすみ「しず子とのトーク開いたまま放置しよっと そうすれば、一瞬で既読が付くのに返信が来ない状況になるからしず子はきっと…むふふ」 同時刻
しずく「かすみさん…どうして返信してくれないの…?」
しずく「既読が付くタイミングが違うから、かすみさんが意図的に無視してるとしか思えないよ…」
しずく「どうしてそんなことするの…?わたし今日のお出かけの時かすみさんに何かしちゃったのかな…」グスッ
しずく「かすみさん…」ポチポチ
しずく>わたし何かしちゃったかな…
しずく>悪いところとかあったなら直すから、無視しないで…
しずく>スタンプ
しずく「既読はすぐにつく…でも返信してくれない……」グスッ かすみ「うわぁ、これはさすがに罪悪感がすごい…忙しかったことにしといて返信しないとしず子が悲しんじゃうよ…」
かすみ「やっぱりかすみんは笑ってるしず子が好きだもん…さっきのかすみんは間違ってたよ…!」
かすみ「えーっと、ごめん中々手が離せなくて、でいいかな」カタカタ
「かすみちゃん〜、デザート食べる〜?」
かすみ「食べるー!」バタバタ
…
しずく「…まだ返信してくれない」
しずく「やっぱりわたし、かすみさんに何かしちゃったんだ…」
しずく「明日ちゃんと謝ろう…」
── このしずくは曇らせていいけどかすみんは曇らせないでくれ しずく「もー、この問題はこうやって解くって言ったじゃん」
かすみ(今かすみんがロングシュート決めたらしず子どんな顔するんだろう) 実際のしずくは既読スルーされても何も思わない性格な気もするが SNSとか交流アプリにのめり込まないイメージはある
スマホ見てるより舞台やミュージカル、映画を鑑賞したいタイプやろうし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています