かすみ「ブラックダイヤモンド」
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・かす虐要素あり
・SS初心者
・世界線はスクスタです。 今日は虹ヶ咲スクールアイドル同好会初のお披露目ライブ!
学校の近くの会場でライブイベントが開催される事になったんですけど、部員9人はソロアイドルとして出場することに!
最後には投票による結果発表もあってちょっとドキドキします!まぁ、かわいいかすみんなら余裕の1位ですけど!
…そのはずだったんですけど。 あなた「かすみちゃん…」
かすみ「何かの間違い…ですよね?」
かすみ「そうですよね!?そんなはず無いですよね!?得票なしなんてあり得ないですよね!!」
あなた「ごめん、何度も確認したんだけど…」
かすみ「…そんなぁ」
しずく「かすみさん!これが最後って訳じゃ無いんだし、また次頑張れば!」
あなた「そうだよ!私はかすみちゃんのライブすっごく良かったよ!かすみちゃんの可愛いがいっぱい詰まってて、夢中になっちゃった!」
かすみ「…先輩!ありがとうございます!でもかすみんこんな事でぜ〜んぜん落ち込んでないですからね!次のライブはぶっちぎりで優勝しちゃいますから!」
あなた「うんうん!その意気だよ!」
かすみ「しず子もありがとね!」
しずく「う、うん!」
しずく「……。」 あれから、私はファーストライブの悔しさをバネに毎日毎日必死で練習した。かすみんのかわいいをみんなに届けるために。毎日朝練から居残り練習まで付きっ切りでサポートしてくれる先輩のために。
日に日に絆創膏が増えていく鏡越しの私を見て、ちょっと誇らしげに感じた。
それくらい、自分でも努力してるって。
誰よりもかすみんは頑張ってるって。
そう思ってた。
再び、同じ会場で、ライブイベントが開催された。今回も投票で優劣が決まる大会。前回のライブがちょっと頭によぎったけど、今回は大丈夫!だってあんなに練習したんだから!
あんなに努力したんだから。
あんなに。 かすみ「…。」
しずく「か、かすみさん。」
あなた「か、かすみちゃん元気出して!今回のライブ良かったよ!前と比べて難しいステップとか出来てたし歌だって…!」
かすみ「すみません、今日はもう帰ります。お疲れ様でした…」ダッ
しずく「か、かすみさん!?」
あなた「あ、行っちゃった…」 しずく「……あの、先輩。かすみさんの事、お願い出来ますか?わたし…私かすみさんに、なんて言葉をかけたらいいのか分からないんです。かすみさんの努力を知ってるのに、あんな結果残酷過ぎて…」
あなた「わかったよしずくちゃん!私追いかけてくる!」ダッ
しずく「お願いします!」ペコッ
……。
「…ちょっとやり過ぎちゃったかな?」 2ndライブの結果を見て、
私は逃げる様にその場から抜け出してきた。
ゼロの現実を見たくなくて…
仲間の視線がつらくて…
先輩の優しさが痛くて…
最低、最低だ。私は最低だ。
ライブを見てくれた人たちにも、
みんなの期待にも、先輩の期待にも、
応えられなかった。
同好会のみんなのライブも凄かったけど、それに負けない自信はあった。
自分で言うのもなんだけど、ダンスだって歌だって、最初の頃の私とは見違える程成長した。それなのに、誰一人いなかった。1000人以上いる観客で誰一人、中洲かすみを投票する人は居なかった。 現実から逃げようと逃げようとする私に、もう一人の私が語りかけてくる。
認めたくない。
絶対に認めたくない。
そんな事あり得ない。
なのに、認めざるを得ない
現に起こり得てる事実。
かすみ「もしかして、かすみんってかわいくない…?」 〜
あれからどれだけ走ったのか自分でも分からないけど、走り過ぎて息も上がって疲れ切ってしまった。
足を止め、息を整えながら出た私の呟き。
かすみ「もしかして、かすみんってかわいくない…?」
あなた「かすみちゃんはかわいいよ!!!!」
かすみ「!!!???せせせ、せんぱいぃ!?ど、どどどしてここに?!」
誰にも聞かれてないと思ってた呟きに、大声で否定したのは息を切らした先輩だった。
あなた「かすみちゃんは…はぁ…かすみちゃんはぁ…かわいいよ…」
かすみ「せ、せんぱい…」
あなた「かすみちゃんがかわいくないなんて誰にも言わせない…かすみちゃんにだって絶対言わせないよ…!だって、だって私はかすみちゃんのファン1号なんだから!!」 かすみ「でも!あんなに応援してくれたのに!付きっ切りで練習見てくれたのに!!!結果出なかったんですよ!!!あの大勢の中でライブをして!!誰一人私を選んでくれなかったんですよ!!!」
あなた「私は選んだよ!!」
かすみ「ほぇ?」
あなた「私は、かすみちゃんを選んだよ。」
あなた「誰よりもかわいくて、誰よりも頑張り屋さんで、誰よりも応援したくなっちゃうかすみちゃんを、私は選んだよ!!!」
かすみ「…やめてくださいよ、そんな事言われたら、勘違いしちゃうじゃないですか。私でもまだ頑張れるって…」
あなた「勘違いなんかじゃないよ、私と一緒にゆっくり進んで行こ?」
あぁ、本当にあなたって人は。
本当に、私が望んでる言葉を
掛けてくれるんですから…!
かすみ「…はい!お願いします!」
あなた「ところでさ、ファンクラブ作るってのはどうかな?ネットで知名度を上げていってさ!」
かすみ「あ、それいいアイデアですね先輩!」
あなた「でしょでしょ!今度の日曜日私ん家で一緒にページ作ろっか!」
かすみ「はい♡」
……
「とりあえず引退は避けられたかな…」
「でも、それでも私は続けるよ?」 〜
今日は朝から先輩とお家デート!
ってのは冗談で、かすみんのファンクラブを先輩と一緒に作ってる。
ほとんどかすみんは見てるだけだけど…
あなた「かすみちゃん、こういう感じでどうかな?」
かすみ「おぉ〜!かわいい!かわいいですよ〜!先輩さすがです〜!!すきすき〜♡」ムギュ-
あなた「ちょっとかすみちゃん苦しいよ〜あははっ」
あなた「あ、ちょっと休憩しようか!今お菓子持ってくるから待っててね!」
かすみ「はーい!」 休憩と言っても私はこうしたいって希望を延々と述べただけで、何もしてないから先輩を疲れさせてしまった事にちょっと罪悪感。
にしても、先輩は本当に凄い。かすみんのかわいいを魔法の様に叶えてくれる。
ふと、本棚にある参考書に目が行った。
ホームページ入門
HTML&CSS大辞典
WEBデザインのすべて
これ、もしかして私の為に…?
私の為に勉強してくれたんですか?
そう思ったら目頭が熱くなってきました。 あなた「かすみちゃーん!お待たせ〜…って泣いてる?」
かすみ「ふぇ!?いやいやちょっとあくびしちゃってたんですよ!だいたいかすみんはそんな簡単に涙を…ふぐっ!?」
ちょっ!急に抱きしめるのはずるいです!
さすがのかすみんもドキドキですよ!
あなた「大丈夫だよ、かすみちゃんは世界一かわいいスクールアイドルだから」
…肝心なところでニブニブです。
そんなところも素敵なんですけどね。 あなた「とりあえず一通りはできたし、早速公開してみよっか!」
かすみ「はい!SNSでもバッチリ宣伝しちゃいますよ〜!」
その日、アクセスカウンターの数字が1を刻む事は無かった。
あれから、回る事のないカウンターを眺めては涙を浮かべる私を、
先輩はずっと励ましてくれた。
もし誰も来なくても、私だけは絶対に側にいるから。
いつも諦めないかすみちゃんは輝いてるから。
不思議な気持ち。
ひとりなのにひとりじゃないみたい。
今の私がメソメソ泣く雨雲ならば、先輩は眩しい太陽だ。
私に暖かい光をくれて、雲を吹き飛ばしてくれる。そんな存在。
そんなことを言ったら、先輩はちょっと照れ臭そうに
かすみちゃん、止まない雨は無いよ。
いつかきっとかすみちゃんの心にも、
綺麗な虹が咲くから… 〜
ファンクラブ設立から一週間。
ようやくアクセス数も増えて、入会者も出てきた。
…と言っても、アクセス150回。入会者4人だけど。
でも、ようやくこんな私にもファンが出来たって実感が湧いて嬉しかった。
少なくともこの4人には私の気持ちは届いてるんだって思うと、とても前向きになれた。 あなた「かすみちゃん、その…」
かすみ「はい?」
あなた「今日もファンクラブの人数…増えてないんだ…」
かすみ「…いいんですよ先輩。」
あなた「えっ?」
かすみ「確かに歩夢先輩や愛先輩みたいに沢山ファンがいるってわけじゃないですけど、今のかすみんには、たった4人でもファンで居てくれるのが嬉しいんです。せめてその4人だけは大切にしようって思ってるんです!」
あなた「…そっか、強くなったねかすみちゃん。」 かすみ「というか先輩は、その4人のうちの1人じゃないですか!」
あなた「あ、バレてた?」
かすみ「バレバレです!というかホームページ作った瞬間に登録してましたよね!?」
あなた「えへへ、会員番号1番は譲れなくて」
かすみ「も〜!…でも嬉しいです」
あなた「えへへ、これからも応援してるね?」
かすみ「はい!よろしくお願いします!」 >>23
そうじゃなくてもう大丈夫だけどレス数24いかないうちは30分レスがないと落ちるんだよ かすみんだってアフリカでダイヤモンド掘れるんですけど!? 二人まとめて陥れられてみて欲しい
罪悪感で傷ついてほしい
もしくはあなちゃんを奪われてほしい >>26
そうだったんですね、無知ですみません!
ありがとうございます! 〜
しずく「そういえばかすみさんもファンクラブ作ったんだって?」
かすみ「まぁねー先輩と一緒に作ったんだ〜!」
しずく「えぇずるい…」プク-
かすみ「しず子でも先輩は譲らないよ〜?」
しずく「…いやそうじゃなくて」 かすみ「? どういうこと?」
しずく「あ、いや別に!そういえばかすみさんのファンクラブ、こないだSNSで公開したって言ってたけど、つい三日前まで見れなかったんだよね」
かすみ「ほぇ?どういう事?」
しずく「なんかエラー403って出ちゃって…」
かすみ「はぇー、なんでだろう?」
しずく「うーん、私もよく分からないけど、もしかしてアクセス数が少ないのもそれが原因だったりするのかなぁって」
かすみ「どうなんだろう、かすみんそういうのよくわかんないや〜」
しずく「…そう。」
……
「ふふっ、お馬鹿さんで助かった」
「いや、鈍感って言った方がいいのかな?」
「そんなところも、大好きだからね?」 〜
それから、先輩の協力もあってファンクラブは徐々に会員が増えていき、ライブも見に来てくれる人も増えていった。
閑古鳥が鳴きそうな当初のファンクラブとは思えないくらいだ。
そんな中、先輩がこんな提案をしてきた。 かすみ「ファンクラブ限定イベント?」
あなた「うん、どうかな?」
かすみ「いいですね!かすみんやりたいです!」
あなた「ふふっ、笑ってるかすみちゃん可愛いね!」
かすみ「…!もう!またいきなりそういうこと言う…」
本当にいきなりだ。
あなた「? なにか変なこと言った?」
この人は無自覚だから、尚更タチが悪い。
かすみ「なんでもないです!ニブニブの先輩はそのままで!」 かすみ「ところで、限定イベントってどんなのがいいですかねぇ?」
あなた「うーん、かすみちゃんはどんな感じでやりたい?」
かすみ「かすみんはやっぱりかわいさが売りなのでかわいい感じでやりたいです!」
あなた「ふふっ、そう言うと思った」
かすみ「でも何しようかなぁ、ライブってだけじゃ面白くないですよねぇ」
あなた「…コッペパン教室とかどう?」
かすみ「コッペパン?」
あなた「うん!かすみちゃんの作るコッペパンおいしいからどうかなって!」
かすみ「でも、全然かわいくないですよ」
あなた「そんなことないよ!かわいくて料理も出来る家庭的なスクールアイドルな一面も見せられるし、ファンとの交流もよくできるんじゃない?」
かすみ「確かに!やってみたいです!やりましょう!」
あなた「じゃあ早速告知しようか、来週の日曜…場所は調理室でいいかな?」
かすみ「はい!大丈夫です!」 〜
かすみ「せ〜んぱい!!たいへんですぅ!!」
あなた「え?」
かすみ「かすみんのコッペパン教室が…!」
あなた「コッペパン教室が?」
かすみ「なんと20人も参加希望者が来ました!」
あなた「おぉ〜!すごいね!」
かすみ「なんか、しず子にコッペパン教室をやるって伝えたら、しず子の友達や演劇部の人達も参加したいって言ってくれたんです!」
あなた「よかったね!この調子でどんどんノッてこ〜!」
かすみ・あなた「おー!!!」 〜
コッペパン教室当日
かすみ「えっ、5人だけ…?」
あなた「それが…」
しずく「来る予定の人が急に胃腸炎になっちゃったみたいで…」
あなた「演劇部の3人は交通事故って言ってたね…、幸い怪我は大したことなかったみたいだけど」
かすみ「そんな…いきなり15人も来れなくなるって」
いくらなんでも、偶然にしては出来過ぎてる。
もしかして、バッグれたとかじゃないよね? かすみ「かすみん、もしかして嫌われてますかね…?」
あなた「えっ?」
かすみ「だっておかしいじゃないですか!15人も突然来れないって!もしかして本当は来たくなくて…こうやって嫌がらせしようって!!」
あなた「それは違うよ!!!!」
かすみ「ふぇ?!」
あなた「あのね、昨日来れなかった人達のお見舞いに行ってきたんだ。かすみちゃんのコッペパン教室本当に楽しみにしてたって言ってくれたんだよ。泣いてる人だって居たよ。」
あなた「悲しいのは分かるけど、かすみちゃんを応援してくれる人達を信じてあげて?」
かすみ「せんぱい…」
しずく「…かすみさん、私からはコレを」
かすみ「…なにこれ?」
しずく「演劇部からのファンレターだよ。」
しずく「…それと、またの機会を楽しみにしてるって!」
かすみ「ほんと?ほんとにほんと!?」
しずく「だから元気出して?ね?」
かすみ「うわぁーん、せんぱぁいしず子ぉ」ポロポロ あなた「ふふっ。」ナデナデ
しずく「にしても余った材料どうしましょうか?」ナデナデ
あなた「かすみちゃんの作ったコッペパンならいくらでも食べれるよ!」
しずく「わ、私もです!何個でも食べてみせます!」
かすみ「あっ!それなら今日作った分を来れなかった人達に持ってくのはどうでしょう?!」
しずく「…えっ?」
かすみ「かすみんが直々にお見舞いに行ったらみんな喜んじゃいますよねぇ!」
あなた「う、うん!それいい考えだよ!さすがかすみちゃん!ナイスアイデア〜!」ナデナデ
かすみ「えへへぇ、せんぱいのナデナデ〜」
……
「あーあ。せっかくコッペパンを独占出来るチャンスだったのに…」
「まぁ、これからずっといくらでも食べれるよね?」
「ずっとね…」 〜
無事にファンクラブ限定イベントも終了!
お見舞いに行ったらファンの人たち、泣いて喜んでました!
一時期ちょっとナーバスになっちゃいましたが、
かすみんの人気、着々と上昇中です!
これから、どんどんかすみんのワンダーランドを広めていこうって時に、先輩が短期留学に行かなくちゃならないからだて、2ヶ月席を開ける事を知らされた。
あなた「みんなに負けないように私も頑張るからね!」 そんな言葉を糧にわたしは、
先輩が居ない寂しさを埋めるよう毎日練習に明け暮れた。
パワーアップしたかすみんを見せて、
先輩を夢中にさせちゃいますからね!
なーんて気持ちを高ぶらせてたら、
しお子が連れてきたランジュとミアとかいう部活が乗っ取られちゃって…
そんな時に先輩が帰ってきて、思わず胸に飛び込んでしまった。
私の居場所が奪われた寂しさと、
2ヶ月分の先輩ロスでポッカリ空いた虚しい心が満たされた。 思わず、だらしない声で好きなんて漏らしてしまったが、
先輩は笑顔で、私もだよって言ってくれた。
…そんな事言われたら、勘違いしちゃいますよ?
かすみ「すみません先輩…」
あなた「ううん、大丈夫だよ。かすみちゃんはよく頑張ったね?」
そんな優しい言葉を掛けられたら照れちゃいます…
あなた「とりあえず、どういう事になってるのか教えてくれる?」
私はしお子が連れてきた、理事長の娘ランジュとミアが
スクールアイドル部なるものを立ち上げて、
同好会の活動を妨害する旨を伝えた。
とりあえず、練習場所は音ノ木坂の屋上を借りれる事が出来たが、そろそろライブがしたいです。 同好会のみんなと話し合った結果、監視委員の目を潜り抜けてゲリラライブを開催しようという事になった。
昼休みの校庭でやるゲリラライブのトップバッターを任されました!
先輩曰く、流れを作ってクリーンナップに繋げるのが重要らしいです。
…それ、野球の話ですよね?
しかも会場掃除してどうするんですか。
先輩はちょっぴり変なところがあります、そんなところも好きなんですけど。 言い切りとましたみたいなのが混同してるから、統一すると読みやすくなると思うよ いざ、ステージに立った瞬間。
そこそこ集まってたお客さんが突然帰っていきました。
このタイミングで、部がゲリラライブをやるそうで…
部の妨害で観客の殆どが流れてしまいました…
1番バッター、出塁もしてないのに掃除されちゃいました… >>51
ありがとうございます!
この後の話は統一しようかと思います!
読みづらくて申し訳ない! かす虐を繰り返した結果かすみとあなたちゃんが相思相愛になったとして、しずくはそれでも満足なのかな かすみ「そ、そんな…」
現実は非情です。思わず私はステージで泣きそうになりました。こんな気持ちじゃ到底歌えない、ゲリラライブ失敗です。って思った時に
ファン「かすみーん!がんばれーー!」
ファン「わたしはかすみんを応援してるよー!!!」
かすみ「!!」 涙でぼやけた視界を拭うと、観客席には10人程のファンが残ってくれていたのが見えます。
今声を掛けてくれた人、ファンクラブの人じゃん!
そうだ、まだかすみんには応援してくれてる人がいるんです。
アイドルがステージで挫ける姿を見せるのはかわいくないです!
ステージ袖の先輩に視線を向けると、暖かい目で見守りながら頷いてくれました。
…なんだか不思議と心強くなりました。
大勢の人には見てもらえなくても、私を見てくれてる存在が居るという事実が背中を押してくれました。 ファンクラブやライブで難航してた時のことを思い出します。
あの頃はたった4人だけだったのが、
今では2倍以上のファンが見てくれてる。
私なんかよりも凄いライブをするであろう部のライブより、
私のライブを優先してくれたこの人達には…
自分が出来る最高のライブをしてみせます!
かすみ「ほらほら!せっかくですし、遠慮せず前のほうにどーぞどーぞ!」
そう促して、ちょっと密になった会場は
更にファンとの距離が縮まった気がします!
かすみ「かすみんのこと、もっともっと近くで見てくださいねっ!」
そう、もっと近くで。
かすみ「だってかすみんのライブは、
かすみんしかできないもん!」
なんだろう、この一体感。
ステージの私とファンがつながっている
…っていうか一体感?みたいなのを感じます!
私が一番かわいくて素敵になれる場所で、
最高に盛り上がって! 〜
大成功とはとても言えない、殺風景極まりないライブでしたけど
私は失敗だなんてとても思えませんでした。
だって、あんなに楽しいライブが出来たんだもん!
私もみんなも笑顔だったもん!
なーんて事をしず子に話してたら、先輩が来てくれました。
かすみ「あっ、せんぱーい!先輩先輩っ、かすみんどうでした〜?」
あなた「最高にかわいかったよ!かすみちゃんはどんどんかわいくなってくね」
なんて大好きな先輩に言われて、
かすみんなんだか自信ついちゃいました!
この調子でもっと、も〜っと
パワーアップしちゃいますよ〜! ……
「凄いライブだったね。」
「今まで見た中で一番すごかったよ。」
「今回はちょっと予想外な展開だったけど、あの時に私が与えた試練を活かせたんだね。」
「私はね、誰よりも強くて、誰よりも脆いあなたを好きになったんだよ。」
「初めて会った時から、私の理想のスクールアイドルで」
「…私の理想のヒロインだったんだ。」 「あの人達に、あなたの居場所を絶対奪わせないからね?」
「あなたの方が素敵だって絶対分からせてあげるから」
「でもね、これからどんどん人気になってくあなたを私は応援できないんだ。」
「きっとこれからも、また泣かせちゃうんだろうなぁ」
「でも大丈夫だよ、いつだって私が側に居るから。」
「…ずっとずっと、私だけを頼らせてあげるから。」
「じっくり、私色に染めてあげるから。」
「だからずっとダイヤモンドのように輝いてね?」
あなた「かすみちゃん」
おわり。 最近しずくちゃんばっかりだったしファンクラブサイト云々があったからあなたちゃんはほぼ確だったけど複数人ではなかったか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています