侑「絶対に歩夢に気付かれないようにしないと」

愛「でも、せっつーがバラすんじゃない?」

侑「そこは当然折り込み済み、むしろそうでなきゃ困る」

しずく「何も起こらなければ良いですが……」

璃奈「安心して、見えないように鍵盤のところにカメラをセットしておくから」

侑「歩夢ちゃんが私に執着して爆発するのは過去からしても明らか……だったらそのタイミングはこっちで握る必要がある……」

愛「せっつーがピアノを弾いてることをバラして、歩夢を部屋に呼んで、それから?」

侑「きっと歩夢は、せつ菜ちゃんのほうが大事なの?って聞いてくる……間髪入れずに違うと答えて、私の夢を語る……歩夢の知らない私がいるって、はっきりと伝えればきっと大丈夫……」


|_ ◉リ


愛「今ベランダに誰か……」

しずく「怖いこと言わないでくださいよ!」