侑「あゆにゃん…そういうのもあるのかぁ…」
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ppp…ppp…ppp…
歩夢「んぅぅ…」
pppppppppppp
歩夢「ふんっ!…」ガチャ
歩夢「…んん〜っ…ぁさ…か」
歩夢「ん…?なにこれ…」
〜
歩夢「…しっぽ?」 歩夢「なにこれぇ…!!!」
歩夢「か、鏡!」
∧ ∧
〜@cメ*= _ =リ
∧ ∧
〜@cメ*つ _< リ ゴシゴシ
∧ ∧
〜@cメ*◉ _ ◉リ
歩夢「…猫耳だ」
歩夢「幻覚…?」
つ∧ ∧
〜@cメ*◉ _ ◉リ
歩夢「ひぁっ…!本物だ…」サワサワ
歩夢「感触もあるし…」 「あゆむー、起きてる?」
歩夢「う、うん」
歩夢「夢かな」ホッペムニー
歩夢「うぅ…痛い」
「朝ごはんできてるから、早く支度して食べなさいね」
「お母さん今日早いから、お皿よろしくね…行ってきまーす」
歩夢「はーい…」 歩夢「…侑ちゃん起こさないと」ポチポチ
♪〜…♪〜…プツッ
ガラガラ…
侑「おはよ〜…どうしたの頭抱えて」
歩夢「あ、あはは…ちょっとね〜」
侑「もしかして…ぶつけた?」
歩夢「あはは…まあ、そんな感じかな…」 侑「大丈夫?ちょっと見せてよ」
歩夢「だ、大丈夫だから!…気にしないで?」アセアセ
侑「…いいから」グイ
歩夢「うわぁ侑ちゃん!そんなに乗り出したら危ないよ!!」ガシッ
歩夢「…あ」
侑「何、それ…!」
侑「そっち行くね!!」トタトタ
────────────
────────
──── 侑「起きたら生えてた?」
歩夢「うん…しっぽも…」フーリフーリ
侑「…わぁぁぁあ!!」キラキラ
侑「ねえねえ!!触っても良い…?」
歩夢「ぇえ?!ちょっとだけなら…」
侑「わぁ…ねこみみ…!!」サワサワ
歩夢「…んっ…ぁっ///」
侑「しっぽもいいかな…」
歩夢「うん…///」 侑「すごい…勝手に動くんだね〜」フワフワ
歩夢「ぁっ♥ゆうちゃ♥…///」
侑「あゆぴょんもかわいかったけど、あゆにゃんもかわいいなぁ〜」フニャフニャ
歩夢「んぁっ♥、ちょ…ちょっとストップ…」
侑「あっごめん…つい夢中になっちゃって…」
歩夢「あ、そろそろ行かないと遅刻しちゃうよ?」
侑「もうこんな時間?!支度してくる!!」
侑「歩夢は?!」
歩夢「え?」
侑「今日、どうするの?休む?」
歩夢「うん、さすがにこれで外出は…」 侑「でも今日修学旅行の班決めじゃなかった?」
歩夢「そうだった…!」
歩夢(修学旅行の班決め…なんとしても侑ちゃんと同じ班を勝ち取らないと、3日間も別行動…とてもじゃないけど耐えられない…!)
歩夢「行く…」
侑「え、でも…」
歩夢「行く!!」
歩夢(結局、ニット帽とコートで誤魔化したけど…)
侑「10月にしてはちょっと厚着だね…」
歩夢「うぅ…あつい」
侑「一緒の班になるよう私が先生にお願いしてあげるよ?」
歩夢「だめ!万が一があるし…確実がいいから…」 侑「…そういえば昔もこういう事あったよね」
歩夢「あ〜それ私のセリフ!…あったかな」
侑「歩夢は覚えてないんじゃないかな〜」
侑「小学校のときの、遠足の班決めの日、歩夢が風邪で休んじゃって…」
歩夢「えー…あ、思い出した…けどベットで2、3日寝てた事しかわかんない…」
侑「結構ひどい風邪だったし無理ないよ、それで、私が学校行く前にお見舞いしたんだ」
侑「そしたら歩夢がよろけながら玄関まで来て、「侑ちゃんと一緒の班になりたいから学校行く」って!」
侑「すぐおばさんが部屋に連れ戻したんだけどね」
歩夢「…全然覚えてない…あっ!だから遠足の班おんなじだったんだ!」
侑「うん、先生に事情を話して一緒にしてもらったんだ」
歩夢「そうだったんだ〜たまたま奇跡が起こったんだと思ってたよ…」
侑「あはは、まあ話してなかったしね〜、そういやさぁ──」
歩夢「あははっ──」
────────────
────────
──── 歩夢 (…その後、無事学校には着いたんだけど)
「歩夢ちゃんなにそれ〜!」「かわいい〜」「こいつ…動くぞ…!」「あゆにゃんだね!!」
歩夢「うぅ///」
歩夢(恥ずかしいよぉ///)
侑「人気者だね〜歩夢」ナデナデ 侑「もう昼休みだし、お昼と飲み物買ってきてあげよっか?」ナデナデ
歩夢「飲み物だけお願い…お茶なら何でも良いよ…」グッタリ
侑「うん、ちょっとまってて!」
歩夢(ちょっと疲れた…)
菜々「歩夢さん、こんにちは」 歩夢「せつ…菜々ちゃん、どうして…まさか」
菜々「おさわりしても…なんて、冗談です」
菜々「生徒会長として、猫耳のある生徒の噂を確かめに来ただけです」
歩夢「はぁ〜良かったぁ…あ、私の前侑ちゃんの席だから座っていいよ」
菜々「では、お言葉に甘えて…早速ですが数点お聞きしたいことがあるのですが、よろしいっですか?」
歩夢「うん、いいよ」
菜々「まず、学校生活に支障は…ありそうですね」
歩夢「あはは〜でもみんなの気持ちもわかるよ〜」
歩夢「私だって侑ちゃんに猫耳が生えたら興味津々だと思うよ?」
菜々「あはは…」 歩夢「これ…治るのかなぁ…」
菜々「何か心当たりなどは?」
歩夢「う〜ん…」
菜々「まずは食べ物だけに絞って調査してみましょうか。昨日何を食べたか解るだけ教えて下さい」
歩夢「うーんと…昨日の朝はごはんとお味噌汁とたまご焼きと…ウィンナーかな」
歩夢「お昼は侑ちゃんとパン食べたなぁ…」
歩夢「その後は…練習中に持ってた飴を一つ食べて…」
歩夢「夕飯はフランスパンとシチューと朝のお味噌汁」
歩夢「思い出せるのはそれくらいかな〜」
菜々「その中だと飴かお昼のパンが怪しそうですね」 菜々「飲み物などはどうですか?」
歩夢「飲み物…容量が度々増えることで有名なあの麦茶しか…あ!」
歩夢「部室にあった水筒、璃奈ちゃんの間違えてちょっと飲んだかも…」
歩夢「私のも璃奈ちゃんも、たまたまデザインが同じ保冷用のカバー付けてて、コップに注ぐ時に間違えたかもしれない…」
菜々「…それじゃないですかね?」
歩夢「…璃奈ちゃんならそういうの詳しいかもしれないけど…」
菜々「練習の時に聞いてみるのが一番だと思いますよ?」
歩夢「うん、そうしてみる」 歩夢「ありがとう、色々気をかけてくれて…」
菜々「いえ、友達が困っているのに手を差し伸べない訳にはいきませんから…!」
歩夢「うん…ありがとう!」
菜々「じゃあ、あと半日頑張ってください」
菜々(触りたかったなぁ…」
歩夢「…ちょっとならいいよ?」
菜々「へ?!あ、あの声に出てましたか…?」
歩夢「うん…普通そうだよね〜…」
菜々「でも、やっぱりその良くないというか…」
歩夢「今朝侑ちゃんにいっぱい触られたし、ちょっとなら本当に大丈夫だから」
歩夢「…いいよ?」スッ
菜々「ほ、ほぁ…///」ナデナデ 菜々「私の家、ペット禁止なので…新鮮ですぅ…///」
歩夢「…そうっ♥…なんだぁ…はーっ♥///」
菜々「あ、あのもう大丈夫です!ありがとうございました///」トタトタ
侑「…ずるい」
歩夢「あ、侑ちゃんおかえり」
侑「私には触らせてくれないのに、菜々ちゃんはいいんだー」
歩夢「侑ちゃんは朝いっぱい触ったでしょ…///」
侑「ふーん」
侑「はいこれ、毎回リニューアルされるごとに容量が増えてる麦茶」
歩夢「ありがと…」 歩夢「ちょっとだけなら…いいよ?」
侑「…!ほんと?!」
歩夢「うん…ちょっとだけだからね?10秒くらい」
侑「ありがと!えへへ…!」サワサワ
歩夢「いーっちぃ…にーい…っん…さーん…にゃっ♥…よんんっ♥♥、ごぉっ♥」
歩夢「はーっ♥♥…はーっ♥♥…なな♥…はちっ…きゅうぅぅうっ♥♥♥…じゅっ♥!」
歩夢「はいおしまい!!もうダメ!!」
侑「ん〜ありがと!」ニコニコ
歩夢「はーっ♥…はーっ♥…」 ガラガラ
侑「あれ?璃奈ちゃん」
璃奈「うそ…なんで」
歩夢「あ!璃奈ちゃん、ちょっと話が」
璃奈「来て」グイッ
歩夢「あぁちょ…!」
侑「…行っちゃった」
璃奈「ごめん歩夢さん、ちょっと部室まで来てもらうから…」グイグイ
歩夢「う、うん…」 ガチャッ…バタン…
璃奈「昨日…これ、飲んだ?」
歩夢「えっと、これにカバーが付いてるのなら飲んだかも…」
璃奈「…カバーってこれのこと?」
歩夢「あ!そうそうこれ…私もおんなじの持ってるんだ〜」
璃奈「そっか…わかった」
璃奈「歩夢さんに猫耳としっぽが生えちゃったのはこの飲み物のせい」
璃奈「管理が杜撰だった。ごめんなさい」ペコ
歩夢「ううん、よく確認せずに飲んだ私も悪いよ…」
璃奈「いや、あんなものを部室にほったらかしにしてた私が悪い…」 璃奈「結論から言うと、一週間すれば成分が分解されて元の体に戻る。つまり…」
璃奈「一週間はそのまま…」
歩夢「なんだ〜一生このままだったらどうしようかと思ってたよ…」
歩夢「一週間ならなんとかなりそう!」
璃奈「私のせいで…本当にごめんなさい」
歩夢「大丈夫だから、璃奈ちゃん気にしないで?」
璃奈「でも」
歩夢「本当に大丈夫、ところで…何のためにそれ作ってたの?」
璃奈「それは…」 歩夢「言い辛いことだったら無理して言わなくてもいいよ?」
璃奈「…ううん、歩夢さんには知る権利がある」
璃奈「これは、私が…その」
璃奈「愛さんと…するときに使おうと思って作った薬///」
歩夢「…へ?!///」
璃奈「…軽蔑した?」
歩夢「う、ううん!全然…でも2人がそういう関係だったのは知らなかったから…///」
歩夢「もちろん誰にも言わないよ!」 璃奈「ありがとう…話を戻すけど、そういう用途を目的に作ったから耳とか尻尾を触られると、その…快感が得られるんだけど…///」
歩夢「なっ?!??!////」
璃奈「だから、その…あんまり触らないようにして欲しい…」
歩夢「///」カァァ
璃奈「まさか…手遅れ…?」
歩夢「うぅ…///」マッカァァ
璃奈「だ、大丈夫だった?!」
歩夢「うん、一応…///」
歩夢「明日からはむやみに触らせないようにするね…///」
歩夢(だからあんな…変な感じだったんだ…///)
璃奈「こんな事に巻き込んじゃって…本当にごめんなさい…」
歩夢「大丈夫だから…あはは///」
歩夢「じゃあ戻ろっか」
璃奈「うん、それで…こんな事聞ける立場じゃないけど…」
璃奈「触られた感じ…どうだった?」
歩夢「ふぇ?!えと…すごく良かったです…はい…///」
璃奈「…ありがとう///」
────────────
────────
──── 侑「歩夢、おかえり」
侑「璃奈ちゃんと何の話してたの?」
歩夢「え///」
侑「耳のこと?」
歩夢「うん、この耳と尻尾は璃奈ちゃんが作った薬で生えちゃったらしくて」
歩夢「私が勝手にそれを飲んじゃって…って事を話してたんだー///」
侑「璃奈ちゃんってなんでもできるね…」
歩夢「一週間で治るらしいから明日からしばらく学校おやすみしようと思うんだけど…」
侑「うん、それがいいと思うよ」
侑「ノートは私が写真撮って送るから安心して」
歩夢「うん、ありがと侑ちゃん」
歩夢(その後、ロングホームルームで無事、侑ちゃんと同じ修学旅行班に入ることに成功しました!放課後は同好会には顔を出したけど練習には参加せず、侑ちゃんのお手伝いをして帰りました) ─6日後─
歩夢(あれから6日、今日は日曜日)
歩夢(…ノートは毎日侑ちゃんが送ってくれるから勉強は大丈夫だけど)
歩夢(…あの時の感じが忘れられない)
歩夢「んっ…自分で触るのとは…全然違ったなぁ…」
ピロン
歩夢「…侑ちゃんからだ」
侑ちゃん:[今日歩夢の家開いてる?ここ最近あってなかったし遊びに行きたいな〜]
歩夢「ふふっ…」ポチポチ
歩夢:[開いてるよ!いつ来てもいいよ!]
侑ちゃん:[じゃあ今から行くね!] ピーンポーン
歩夢「いらっしゃい、侑ちゃん」
侑「お邪魔します、前に来たのいつだったっけ?」
歩夢「確か、今年の4月頃じゃなかったっけ」
侑「そんなに前か〜」
歩夢「侑ちゃんが春休みの宿題やり忘れてて、教えて〜って駆け込んできたんだよね」
侑「えへへ、恥ずかしながら///」
歩夢「でも、量も少なかったし侑ちゃん飲み込み早いからすぐ終わっちゃったよね」
侑「そうだっけ〜」 侑「…ねぇ」
歩夢「ん〜?」
侑「もっかいだけ、触ってもいい…?」
侑「今日でなくなるんだよね?…耳と尻尾」
侑「だから、最後に一回だけ…嫌なら全然いいよ!歩夢のものだし…」
歩夢(そっか…今日でもう終わりなんだ…)
歩夢「…いいよ」
歩夢「最後だし、いっぱい触っていいよ…///」
侑「ありがとう!!」キラキラ 侑「わぁ…!!」サワサワ
侑「押すとぴょこぴょこしてかわいい〜っ…!!」
歩夢「んっ〜///」
侑「わしゃわしゃ〜!」ワシャワシャ
歩夢「ひゅぁあっ///!?」
侑「あは〜こんなに大きいと猫よりもライオンとかチーターみたいだね〜!」ギューッ
歩夢「ふにゅぁ///…」フラッ
侑「あっ…歩夢?大丈夫?!」 歩夢「らいひょうぶ…///」トローン
侑「っ///!?」
歩夢「らいじょぶだから…つづけて…♥」
侑(なんか、歩夢…見たこと無い表情してる///)
侑「も、もう大丈夫!」
歩夢「いぃからぁ///」ダキッ
歩夢「もっとして…///」
侑「…」プツッ 「ひぁぁ!?そこちがっ♥///あっ♥ゆうひゃぁああん♥」
「あ♥…あぁっ♥///はーっ♥…はーっ♥にゃあっ♥///んん♥」
「んゅっ♥あっあ〜っ///♥やぇへ♥んんっ♥♥ひぁっしょこあ♥」
「んんんっ♥♥///ひぁやぁ♥///ひっぽらめっ♥♥///あ゛んっ♥」
「ん゛ん゛ん゛ーっ♥///ゅうひゃ♥っぅぅぅうっ♥////」
「う゛ぁっ♥はーぁっ♥ぁあ♥んんんーっ゛♥う゛っ♥」
────
侑「はぁ…はぁ…///」
侑(やってしまった…つい欲望のままに…)
歩夢「あっ♥…はーっ♥…んあっ♥…はー♥」ビクッ…ビクッ
侑「あの、歩夢…?」
歩夢「んぅっ♥…ゆうひゃ♥…?」
侑「大丈夫?…ごめんその、やりすぎちゃった///」
歩夢「ううん…気にしてないから…はーっ♥」
歩夢「えへへ///」ギューッ
────────────
────────
──── 侑「おはよ歩夢///」
歩夢「うん、おはよう///」
侑「あ、治ったんだ!良かった〜」
歩夢「うん、これで今日から学校も練習も出れるよ〜」
侑「でも、ちょっとさみしいな〜」
歩夢「え…そう、かな…?///」
侑「へ?!いや昨日の夜みたいなことしたいわけじゃなくて、その普通に猫耳歩夢もかわいかったなって!」
歩夢「…もしかして嫌だった?昨日みたいなこと」
侑「そ…そういうわけじゃないけど…///」
歩夢「…じゃあ今度は璃奈ちゃんに頼んで、うさみみが生える薬作ってもらう?」
歩夢「な、なんちゃって〜///」
侑「良い…」
歩夢「へ…?」
侑「それいい!すっごくいい!!やろうよ!!!」
歩夢「あは…あはは〜…///」
後日、効果時間を6時間に改良した璃奈ちゃん特性うさみみハエールを使って楽しんだのは、また別のお話。 …その頃天王寺家
「りなりー可愛すぎだよ〜」ワシャワシャ
「んっ///あっ…あいさんっ♥」
「ほらー愛さん家が飲食店だからペットとか絶対ダメなんだよね〜」モフモフ
「すぅぅぅっ…りなりーの匂い最っ高!!」
「ひゃっ♥あいさんそこぁっ♥」
「りなりー尻尾の付け根シュコシュコされるとダメなんだよね〜愛さん知ってるよ〜」シュコシュコ
「んん〜っ♥///」
おはぎ @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ これは後世に残すべきSSだね! @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リこのSSのおかげで病気が治りました!! >>44
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 終わりじゃなくておはぎってことは続きを期待してもいいんだよね⁈ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています