真姫「できたわ!一度着たら二度脱ぐことができない特殊スーツよ」
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ことり「わーい」
真姫「最初のデフォルメのデザインとかは元の衣装のデザイン通りだから」
ことり「うん!可愛い!」
真姫「他にも色々機能をつけておいたから」
ことり「ありがとうー」
真姫「くれぐれも悪用はしちゃだめよ」 翌日
海未「なんでこの衣装脱げないんですか!!」
ことり「その衣装は一回着たら脱げないの....」
海未「そんな!嘘ですよね!?」
ことり「本当に申し訳ない」 海未「こんな姿では日常生活ですらまともに過ごせないじゃないですか.....ひどいです!あんまりです!」
ことり「で、でも!その服には色々な機能がついてるんだよ!」
海未「機能?」
ことり「うん!」
海未「....この服になにができるのですか?」
ことり「ことりにもわからない」
海未「ことりが作った衣装じゃないですか!」
※今の海未ちゃんはスクフェスのヒーロー編の格好をしてます ことり「だって改造したのは真姫ちゃんだし」
海未「真姫?」
ことり「あ」
海未「成程....よーくわかりました」
海未「真姫のリコピンはどこですか!!」ドン!!
花陽「!?」ビクッ!
凛「ま、真姫ちゃんならピアノを弾きにいくって音楽室に...」
海未「...音楽室...」 真姫「〜♪」
海未「真姫!!」ガラッ
真姫「!?」
海未「貴方のせいで...」
真姫「な、なんで海未がそれを?」
海未「貴方がこんなものを作るから」スッ
真姫「え!?なに!?その構えはなに!?」
海未「.....」グッ
真姫「わ、私はことりに頼まれて作っただけよ!海未に着せるなんて聞いてないわ!」 真姫「っていう訳よ」
海未「成程...マネキンに着せるからと言われて作ったと」
真姫「そう!着たら二度と脱げないんだから!海未に着せるなら作らなかったわよ」
海未「....ことりにやられました....」
真姫「まぁ...もう着てしまった以上それを受け入れるしかないわね」
海未「他人事だからってそんな軽い感じに言わないでください!」 海未「っ〜....!そういえば、この服には機能があるってことりに聞きましたが」
真姫「えぇ、あるわよ」
海未「!一体どんな機能が」
真姫「これを見て」スッ
海未「なんですか?これは?」
真姫「この特殊スーツの説明映像よ」
海未「なんでそんなものが」
真姫「細かいことは気にしないで」 海未「!?空を飛んでる!?空を飛べるんですか?これ」
真姫「いや、飛べないわ」
海未「え...で、でも!紹介映像では飛んでますよ!ロケットエンジンみたいなやつで」
真姫「紹介映像でお金を使いすぎて服の装備には回せなくなっちゃったの」
海未「そんなのPV詐欺じゃないですか!」
真姫「本当に申し訳ない」 真姫「えい!!」ドン!
海未「!いきなりなんですか!?」
真姫「っ、痛い....」
海未「なんでいきなりボディクローをしてくるんですか!」
真姫「...痛くなかったでしょ...痛い...」
海未「!言われてみれば....」
真姫「その服は防御力がとっても高いのよ、並の衝撃や攻撃ではノーダメージよ」
海未「この服にそんな力が...」 海未「って!感心してる場合じゃないです!一生この格好のままなんて嫌です!!すぐに元に戻してください!」
真姫「海未、シュレディンガーの猫って知ってる?」
海未「?ね、猫?」
真姫「ようはそう思っていればそうなるってことよ」
海未「いや、全く意味がわかりません!」
真姫「普段の自分をイメージして」 海未「普段の自分?」
真姫「そうよ、そしてモードチェンジって言うの」
海未「モードチェンジ?」
真姫「えぇ、普段の自分の服装を頭の中でイメージして言ってみて」
海未「っ...モードチェンジ!」
真姫「.....」
海未「!変わりました!私の普段着です!」
真姫(...ふーん、海未の普段着ってこんな服装なのね) にこ「真姫、今度の曲のことなんだけど」ガラッ
海未「!にこ」
にこ「え?なんで海未そんな格好をしてるの?」
真姫「まぁ、色々あってね」
海未「この格好は決して学校をサボったとかそんなのじゃないですからね!」
にこ「っぷ...ていうかなにその格好!すごくださいんだけど!」
海未「!」
にこ「あははは!」
海未「....」スッ
にこ「!え?」
ブン!!
にこ「にごぉ!?」 ドーン!!
真姫「!にこちゃん!!」
海未「!な、なんですかこの力は?」
真姫「スーツの力よ!そのスーツには普通の人間の何倍もの力を出せるのよ!にこちゃん返事をして!」
にこ「....ったく仕方ないわね、海未は」
真姫「にこちゃん!?」
にこ「にこじゃなきゃ死んでたかもしれないわよー?」
真姫「にこちゃん!!」 真姫「よかった!怪我とかはしてない!?」
にこ「平気よ、服は汚れちゃったけど」
海未「....」
海未(手を出してしまった手前言いづらいのですが、にこが叩きつけられた壁が大破してボロボロになのになんでにこ自身は無事なんですか)
にこ「にこの特性、頑丈だから」
がんじょう
HPが最大の時『ひんし』状態になるダメージを受けても必ず体力が1残る
一撃で『ひんし』になる技を受けない
海未「意味がわかりません」 にこ「笑ったにこも悪かったけど次からは気をつけなさいよ」
海未「は、はい....」
真姫「本当に大丈夫なの?」
にこ「大丈夫よ」プルプル
真姫「足が震えてるじゃない!だめよ!からげんきをしちゃ!」
にこ「別に状態異常にはなってないわよ!わかった...ちょっと保健室に行ってくるわ」
海未(...保健室レベルでどうにかなるんですか?) 真姫「私も付き添うわ」
にこ「大丈夫だって」
真姫「いいから」
にこ「わかったわよ...」
ガラッ
海未「.......」
海未「!勢いにのせられて真姫を逃してしまいました!」
海未「しかし...どうしたものでしょうか、普段着で校内を歩くのは」
真姫『イメージをして』
海未「!もしや私の服装は私のイメージしたものに変えられるのでは」 海未「モードチェンジ!」
海未「!制服に変わりました!よかったです...」
海未「........」キョロキョロ
海未「他にも少し試してみますか...」
海未「モードチェンジ!」
花陽「まだ音楽室にいるかな?」
花陽「真姫ちゃん〜海未ちゃん〜そろそろ皆が集まって」ガラッ
海未「ブルーアモールのラブアローシュートを受けて」
花陽「あ」 海未「花陽
花陽「」ガラッ
花陽「い、今のは...海未ちゃんだよね?」
花陽「!なんか寒気が...」ゾクッ
海未「花陽....」ガラッ
花陽「...!に、逃げなきゃ!!」ダッ
海未「逃しませんよ!...」ダッ
花陽「だ、誰か助けてー!!!」 絵里「!....なんか叫び声が」
希「気のせいじゃないのー」
花陽「ぴやぁぁあ!!」
海未「..........」
絵里「!あれは.....」
希「二人とも廊下は走ったらあかんよー」
絵里「いや、それよりも海未の格好!」
希「ん?あ、なんかの衣装かな、あれ」
絵里「カッコいい!!」
希「え?」 花陽「助けてぇ!!」
希「おっと!廊下は走ったら危ないよー」
花陽「希ちゃん!助けてぇ!」
海未「はぁ...はぁ...貴方は見てはいけないものを見てしまったんです」
希「よくわかんないけど二人とも落ち着いて」
絵里「.....」ジッ
海未「!なんですか?絵里」
絵里「やっぱりカッコイイ!」 絵里「ねぇ!その服どうしたの?ことりの新作とか?」
海未「え?まぁ、そんなところです....」
絵里「いいなー私も作ってもらおうかしら」
希「ここで話しててもあれだし、部室に行こうよ」
絵里「そうね」
花陽「っ....」ギュッ
希「ん?今日は随分甘えん坊さんだね、花陽ちゃん」
海未「.....」 凛「え!?海未ちゃんが!?」
穂乃果「二度と服が脱げなくなっちゃった!?」
海未「はい....」
希「で、主犯がことりちゃんで共犯者が真姫ちゃんっと」
真姫「私は海未に着せるなんて聞いてなかったから!」
にこ「だとしてもそんなもの作っちゃだめでしょ」
真姫「くれ悪って言ったのに....」 にこ「主犯のことりは何か弁明はないの?」
ことり「本当に申し訳ない」
海未「.....毎回真顔で謝られても謝られてる気が全くしないんですが」
絵里「......」ソワソワ
希「エリチ?」
絵里「ねぇ、その服って色々できるのよね?見てみたいんだけど」
穂乃果「穂乃果も見たいー!」
花陽「.....」 , ' ‐-、 , -‐―‐=、-、
../. . . . . . .l .,、 /. . . . . . . .`ヽ、
l ,:'´`l>、. . l/::::l'. .......__. . . . \ヽ,
ヽ',.:.:.:.:.:._,.ヾゝ-'. . .¨´. . . . . .`ヽ.、. ...ハ、
./ヽ-<´::::/. . . . . l. . . . . . . . . . . . 丶ハヽ
. . . .....`l/. / . . ././l.l. . . . .ヘ. . . . . . . `'. . .、
|. . ....../. ./. . . /./ ',lV. . . . l}.l. . . . . . . . . . .
|. . ....i . . l. . . .l./ リ V. . .ヽ}l. . . ., l', . . . . l
|. . ...i . . .| . . .i/_,. -‐‐ `ー-' └- 、ルi . . . . |
|. . ...l. . . l. . . i ,, ==ヾ '',, == 、 `l. . . . i
|. .....i l . . i . . トイ { i:i小 ´ { i:i小'_l . . . .′
|. ......i.l、. . l. . .lヽ弋.ノ 弋.ノ ''/. . .../
|. .......',l.Yl´ヽ. ヽ //.....,イ
|. .......,リ lヽl`ヽ.ゝ ' _ノ....ノll. |
|. .......| |. ..`.‐-、ヽ − - ク,'-'´ |.i.l 本当に申し訳ない
リ ......l. |.l..............ヽ、 ,...'...... . .| i.|
.| .....|.|. i.,'l. .................个 、 , .ィ..'..................| .i l
.| .....|,' .i,' |. . . . . . .,l`丶 、`,、-'`i...................l .i. l
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ヽl|...|_,. -‐'''"´ニlニ',r´:i:i:i:[]:i:i:i:i:`〉iニ"'' ‐-' ,,.'
. /レニニニ二二iニく ̄ ̄:ハ ̄ ̄:>ヽニニニ.,`l
|ニニ二二ニニ>'ニ\:i:i:/l l:i:i:i:i:/゙<'二二ニlニ}
|ニニ',ニ,'ニニニヽニニヽノ | ヽ.ノニニ〉ニニニl二
. l二二',,'ニニニ二.ヽニ∧ | /ニニ/二二二/ニニ|
丿ニニ;;;ニニニ二二ヽニ∧ /ニニ/二二ニニヽニニヽ 「それはすごい!何ができるんだろう?」「私にもわからん」は本気で吹き出した 脱げないけど破くことは出来るとかでンミチャンをひんむく展開はよ 大丈夫、「二度脱ぐことができない」って言ってるからw これ見てスパイダーマンで初登場した時のライノ思い出した あんな作品を広めてしまった知的風ハットさんの罪は重い 希「エリチ...」
にこ「穂乃果...」
穂乃果「だって脱げないんでしょ?ならそれを受け入れて前に進まないと」
絵里「そうね、暗くならずにまずは明るく前を見ていかなきゃ」
海未「穂乃果、絵里...そうですね、いつまでもうじうじしていてはいけませんね」
凛(海未ちゃん、うまく言い包められたにゃ) 海未「では」
穂乃果 絵里「.....」ワクワク
海未「モードチェンジ!」
穂乃果「!」
絵里「一瞬で服装が変わった!」
凛「すごい!」
希「ひゃー映画みたい」
海未「ど、どうでしょうか?」
絵里「カッコいい!!」
海未「!そ、そうですか?」
花陽(なんやかんや言って海未ちゃんノリノリじゃん) ビー!ビー!
海未「!?」
絵里「なに!?このアラーム音みたいなやつは」
真姫「あ、まずい」
海未「これは一体なんなんですか!?」
特殊スーツは地球上ではエネルギーを著しく消耗してまう
残された時間は短い
海未「これってエネルギーが必要なんですか!?」 海未「エネルギーってなにをどうすれば」
ビー!ビー!
真姫「それは」
フッ
絵里「!?」
ことり「やったぁ〜」
真姫「あ」
穂乃果「わぁお」
海未「え?.....」
真姫「遅かった....」
海未「っ...いやぁああああ!!」 凛「海未ちゃん、大丈夫?」
海未「なんで私ばっかりこんな目に...」
希「凛ちゃん、今はそっとしておこう」
真姫「あの服はエネルギー補給が必要なの」
絵里「まぁ、あれだけの機能がついてるなら仕方ないと思うけど」
穂乃果「というか今、海未ちゃん下着姿ってことはあのスーツが脱げたってことでいいの?」 真姫「違うわ、一時的に消えてるだけよ」
花陽「!なら、エネルギー切れのままずっといて普通に服を着ればいいんじゃないの?」
海未「!」
穂乃果「なら、とりあえず穂乃果の上着を!」
真姫「無駄よ」
穂乃果「え?」
真姫「他の服を着ようとすると」
バサ!バサ!
真姫「着ようした服が飛ばされるわ」 穂乃果「穂乃果のブレザーが!!」
真姫「他の服を着ることはできないのよ」
海未「なんでそんな服にしたんですか!」
真姫「本当に申し訳ない」
海未「殴りますよ」
真姫「!ぼ、暴力反対!」
希「とりあえず着れないならエネルギーをチャージしなきゃ、どうやってやるの?」
真姫「穂乃果、お饅頭ある?」 穂乃果「お饅頭?」
真姫「えぇ」
穂乃果「ほむまんならあるけど」
真姫「海未にあげて」
穂乃果「わかった」
真姫「食べなさい、海未」
海未「はい?」
真姫「いいから」
海未「?わかりました」
真姫「......」
海未「!...服が戻っていきます」 全裸をイメージしてモードチェンジしたらどうなるの? 真姫「このスーツは糖分をエネルギーにしてるのよ」
花陽「でも海未ちゃんがお饅頭を食べただけだよね?しかもそんなにすぐに効果が出るものなの?」
真姫「実はスーツと海未の血管や細胞と繋がっていて」
希「うぇ、なにそれ怖い」
海未「...本気で引っ張ったいていいですか?真姫」
真姫「!?」 真姫「ちなみに太陽光でもエネルギー補給ができて」
凛「漫画みたいなたんこぶ初めて見たにゃー」ツンツン
真姫「痛いから触らないで!」
絵里「エコね」
にこ「まるで植物みたいね」
凛「えー?ウルトラマンじゃない?」
穂乃果「地球に優しいね!」
海未「私には全然優しくないですよ!」 ことり「ねぇねぇ、海未ちゃん」
海未「?なんですか?ことり」
ことり「ちょっとこれを見てー」
海未「スケッチブックがどうかしたんですか?」
ことり「この衣装とかどうかな?」ペラッ
海未「はい?」
ことり「イメージすればすぐに着れるよね?着てみてー?」 海未「まぁ...できなくはないですが...」
ことり「♪」
海未「!まさか!!この為に!?私にこの服を着せたんですか!?」
ことり「.........」
海未「ことり?私は貴方の着せ替え人形じゃないんですよ!?」
ことり「違うの?」
海未「違います!!」
ことり「本当にそうかな〜?」 海未「ことり!いい加減に」
ことり「....」ジッ
海未「!」ドキッ!
ことり「.......」ジー
海未「こ、ことり!?か、顔が近いです!?」
ことり「海未ちゃん〜」
海未「な、なんですか!?」
ことり「ことりのお願いを聞いて〜♡」
海未「あ、あぅ!み、耳元で喋らないでください!」 ことり「ことり、海未ちゃんの可愛い姿たくさん見たいな〜」
海未「や、やめてください!」
ことり「お願い〜」ギュッ
海未「は、離してください!!」
ことり「海未ちゃん〜」
海未「〜っ!!!」
ことり「少し想像して思い描くだけでいいの〜可愛い可愛い海未ちゃんを」
海未「ぁ...ああ!」 凛「海未ちゃんが骨抜きにされそうにゃ!」
にこ「あれは世界一優しくて辛い拷問ね」
真姫「それって拷問なの?」
希「あれは海未ちゃんには耐えられないよね、多分」
絵里「なんか少しいやらしいわね」
穂乃果「海未ちゃん!頑張れ〜!」
花陽「応援するなら助けた方がいいんじゃ....」 ことり「海未ちゃん〜ほら〜想像をしてモードチェンジって言ってみてよ」
海未「い、嫌です!」
ことり「お願い♡」ボソッ
海未「!!!」ゾクッゾクッ
海未(このままではことりの思うがままに...なんとかしなければ...)
ことり「〜♪あともう一押しかな〜?」
海未「っ...」 ことり「すぅ....」
海未(!そうです!あの姿なら!この状況を切り抜けられるかもしれません!)
海未「っ...モードチェンジ!!!」
ことり「!!」
にこ「!あの姿は!?」
凛「なんかの映画で見たことあるような格好にゃ!」
希「でもなんか微妙に違くない?」
海未「そこまでです、残念でしたね」 海未「.......」
海未(この格好ならことりの感触も遮断できます!)
真姫「なにこの鉄男の2Pキャラのみたいなやつ」
にこ「パチモン感が半端ないわね」
凛「見て!ライダーベルトしてるよ!キャストオフしてる」
希「ライダーとアメコミでヒーロー像が渋滞してるやん」
ことり「こんなの全然可愛くないよ〜.....」 やけに静かにしてるなと思ったらそういうことだったか…… 絵里「ハラショー!!カッコいいわ!」
海未「!そうですか?」
絵里「ねぇ!触ってもいいかしら?」
海未「まぁ...構いませんが」
絵里「わぁ....メタリックな感じ」ペタペタ
穂乃果「空とか飛べそうな感じの格好だね!」
凛「たしかに!」
にこ「まぁ、コスプレレベルならあり?...なのかしら?」 海未(なんとなく閃いたヒーロー像でやってみましたが、皆に好評でよかったです)
ことり「可愛くない....」プクッ
海未「しばらくはこの格好でいますので」
ことり「海未ちゃんの鬼!」
海未「人にこんな服を着せといてよく言えますね、そんなことが」
ことり「むぅ.....」 凛「この格好で海未ちゃんが飛べたらすごいかっこいいのになー」
穂乃果「手をかざしたらビームとか出るのはどう?」
絵里「それはいいわね!映画のヒーローみたい!」
にこ「なんかあの3人は3人でなんか盛り上がってるわね」
希「このレベルじゃ仮に映画をやってもパロディ系のB級映画がいいレベルだよ、きっと」 海未「真姫」
真姫「?なに?」
海未「ロケットブースターみたいなのは本当にないんですか?」
真姫「ないわよ、そもそも私をなんだと思ってるのよ」
海未「闇医者でマッドサイエンティストでリコピン中毒者だと思ってます」
真姫「どんだけ設定が濃いのよ!私はただの頭がよくて可愛い学生よ!」
希「自分で言う?それ」 海未「こんな服を作っておいてよく言いますね、そんなことを」
真姫「だからーそれはことりに騙されて」
にこ「はぁ...全く騒がしい連中ね、本当に」
ことり「.......」スッ
にこ「むぐっ!!」
ことり「........」
にこ「っ....っ.....」
バタン!
花陽「?にこちゃん?」
凛「トイレじゃない?」 ことり「....よし、ここまでくれば大丈夫かな?」
にこ「っ...ぷはぁ!!なにすんのよ!ことり」
ことり「うーん?」
にこ「!」ゾクッ
ことり「.......」
にこ「な、なによ...」
ことり「にこちゃん〜?ちょっとことりの為にお手伝いしてもらえる?」
にこ「て、手伝い?」
ことり「うん」 海未「成程、ここでエネルギー残量が確認できるんですね」
真姫「そうよ」
海未「...って!エネルギーが切れかかってるじゃないですか!」
真姫「そんなに燃費がいいものではないからね」
海未「穂乃果!ほむまんを!」
穂乃果「え?さっきので終わっちゃったけど...」
海未「!?」 海未「なら、太陽!!」ガラッ
絵里「ちょっと!窓から出るのはお行儀が悪いわよ!」
海未「今は緊急事態なんです!!」
希「ちょっと!その格好で外に出るのは!!」
海未「太陽!!私に力を分けてください!」
花陽「行っちゃったね....」
希「あれじゃあ、不審者として通報されかねないよ」 凛「ちょっと海未ちゃんを追いかけてくるね!」
穂乃果「穂乃果も」
希「そうやね、あの姿で放置するのは危ないからお願い二人共」
凛 穂乃果「ラジャー!」
絵里「あれ?ことりがいないわね」
希「海未ちゃんを追いかけていったのかな?」
真姫「にこちゃんもいないわね」キョロキョロ 海未「......」
ザワザワ....
海未(ここまで太陽の恩恵を感じたのは生まれて初めてかもしれません)
凛「!見つけた!」
穂乃果「!あんなところで寝転んでる」
凛「まるで電池切れのおもちゃみたいにゃ」
穂乃果「芝生にあんな姿で寝転んでるから周りに人達が軽くパニックになってるよ」 〜♪
真姫「ん?.....!?」
絵里「どうかしたの?真姫?」
真姫「あ、い、いえ、なんでもないわ」
絵里「?」
真姫「私、今日はもう疲れたから帰るわね」
花陽「え?海未ちゃんはどうするの?」
真姫「なんかあったら電話して、花陽もちゃんと勉強しなさいよ」
花陽「あ、うん...」 海未「たまには日向ぼっこするのもいいものですね...」
凛「わかるにゃー」
海未「凛もそう思いますか」
凛「猫さん達の気持ちがわかるよー」
穂乃果「ちょっと!凛ちゃんまで!周りの状況を見てよ!」
凛「周りの状況なんてお日様の前には小さいものにゃー」
海未「そうですね、今はなにも考えたくありません」 穂乃果「だめだこりゃ、現実逃避を始めちゃってるよ」
海未「穂乃果もどうですか?」
穂乃果「こうなったら増援を!」
海未「穂乃果は真面目ですねー」
穂乃果「海未ちゃんこのままだと不審者として通報されちゃうよ?」
海未「その時はその時です」
凛「zzz」
穂乃果「凛ちゃん寝ないで!」 〜♪
希「!穂乃果ちゃんからSOSや!」
花陽「SOS?」
希「リリホワが崩壊している?...これは一大事みたいやね」
絵里「行きましょう」
花陽「あ!二人共待ってよー!」
希「これは....」
絵里「一体....」
花陽「...どういう状況なの?」
「「「zzzz」」」
絵里「お昼寝タイム?それとも日光浴?」 希「穂乃果ちゃん!」ユサユサ
穂乃果「zz...希ちゃん?」
希「君に呼ばれたよ、走ってきたよ」
穂乃果「え?....しまった!誘惑に負けちゃった!!」
絵里「なにがあったの?」
穂乃果「それが海未ちゃんが....」
海未「あー希ーご機嫌ようです」
凛「希ちゃんにゃー」 希「なにこの炭酸が抜けきったサイダーみたいな海未ちゃんは」
海未「炭酸は嫌いです」
希「これは重症みたいやね」
絵里「どうしてこうなったの?」
穂乃果「太陽と空を見てたら全てがどうでもよくなっちゃったみたいなの」
花陽「えー...凛ちゃんは?」
穂乃果「凛ちゃんはその影響を受けて」 絵里「なんで凛は影響受けてるのよ」
穂乃果「海未ちゃんって凛ちゃんのお姉ちゃん的なポジションだったりもするじゃない?」
花陽「まぁ、たしかにそうかもしれないけど」
穂乃果「だからお姉ちゃんの真似をする妹的なあれだよ」
希「小さい子供か!」
絵里「お姉ちゃんなら私のが凛の俺お姉ちゃんしてるわよ!」 希「なんでエリチが張り合ってるんそこで」
穂乃果「そうだよ」
希「リリホワは三姉妹なんだからうちがお姉ちゃん!」
花陽「え!?そっち?」
絵里「私はさりげなく凛の衣装を整えてあげたりしてるのよ」
希「うちらは姉と妹であり上官と部下の関係でもあるんだから」
穂乃果「生徒会、仕事をして」 ガララ...
真姫「来たわよ」
ことり「待ってたよー真姫ちゃん」
真姫「......」
ことり「ちゃんと一人で来たみたいだね」
真姫「にこちゃんは?」
ことり「あー....ちょっと待ってね」
コツコツ...バサッ!
ことり「ここにいるよ」
にこ「むぐー!むー!」ジタバタ
真姫「にこちゃん!!」 ことり「にこちゃん〜?」
にこ「むー!」
ことり「ことり、真姫ちゃんとお話するから少し静かにしてくれるかな?」
にこ「!」ゾクッ
真姫「ことり!にこちゃんを解放しなさい!」
ことり「それは真姫ちゃん次第かな〜?」
真姫「!どういう意味よ」
ことり「ねぇ真姫ちゃん、ことりのお願い聞いてくれるかな?」 花陽「.......」ズゾゾ
希「花陽ちゃん、何飲んでるの?」
花陽「白米スムージーです」
絵里「...白米?それって美味しいの?」
花陽「美味しいよ」
絵里「白米...白米よね」
花陽「うん、白米の美味しさを引き出しててとっても美味しいよ」
希「少しもらってもいいかな?」 花陽「うん、いいよ」スッ
希「ありがとう」
絵里「...どんな味なのかしら?」
希「.........」ズゾゾ
絵里「希?どんな味?」
希「うん...成程、成程」
絵里「美味しい?」
希「...美味しいかもー!」
絵里「え?美味しいの?美味しくないの?」
希「ありがとう、花陽ちゃん」
花陽「うん」 絵里「ねぇ、希ってば」
希「飲めばわかるよ」
絵里「えー」
希「さてと...そこのアイアンマンのショッカーライダーみたいなのさっさと起きて」
凛「海未ちゃん、呼ばれてるよ」
海未「私は改造人間ではないです」
凛「え?そうなの?」
海未「私をなんだと思ってるんですか」
凛「T-800の亜種?」 穂乃果「凛ちゃんそれはいくらなんでも」
海未「せめてT-Xにしてください!」
穂乃果「そっち!?」
凛「えーでも海未ちゃんって知り合ったばっかの人の車は盗んでシートを引っぺがして人は拐って更に人を探すのを手伝えなんて突然メチャクチャを言い出して」
穂乃果「ん?それってなんかどっかで聞いたことがあるような....」 凛「かと思ったら撃ち合いに人を巻き込んで大勢死人を出して、挙句の電話ボックスを持ち上げてそもそも人間なの!?ってなってお次はターザンときて」
希「それってコマンドーやん」
凛「海未ちゃんなら全身に泥を塗りたくって弓で地球外生命体とやり合えるよ」
絵里「それはプレデターじゃない」 凛「筋肉モリモリマッチョウーマンの変態にゃ」
海未「誰が変態ですか?」
凛「!?」ビクッ
希「まぁ、側からみればその格好は変態やね」
絵里「たしかに」
海未「...充電できましたし、モードチェンジしますか」
凛「でも、親指を立てながら溶鉱炉に沈むシーンはにこちゃんが一番似合うにゃ」
花陽「アイルビー...バック....」 凛「あれ?そういえばにこちゃんは?」
穂乃果「ことりちゃんと真姫ちゃんもいないね」
絵里「真姫は用事があって帰ったわ」
海未「何故なんですか!?」
花陽「!?」ビクッ
希「ど、どうしたん?海未ちゃん」
海未「衣装が変わりません....」
穂乃果「え!?」 絵里「そんなことってあるの?」
希「もう一回やってみれば?」
海未「...モードチェンジ!」
凛「たしかに変わらないにゃ」
花陽「!もしかして...コワレチャッタノォ!?」
海未「そ、そんなの困ります!モードチェンジ!」
「エラー」
穂乃果「なんかエラーって言ってるね」
海未「そんな....」 絵里「真姫に連絡したほうがよさそうね」
希「そうやね」
ポワンッ!
花陽「!?」
凛「なんか海未ちゃんの両目からなんか出てきた!」
穂乃果「なんか目からビーム出してるみたい」
海未「なんなんですか!これは!」
絵里「映画みたいでカッコいい!」
希「皆、見て!」
真姫『.......』
花陽「真姫ちゃん?」 希「ホログラムってやつかな?」
真姫『私が出てきてるってことはなにかトラブルが起きたってことね』
海未「そうです!格好が変わらないんです!」
真姫『本当に申し訳ない』
希「それ流行ってるの?」
凛「しかもまた真顔にゃ」
絵里「それってそもそも謝ってるつもりなの?」
花陽「わかんない...」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています