愛「りなりーも鬼にならない?」
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璃奈「愛、さん…………?愛さんなの………………?」
愛「あっ、この姿じゃ分かりにくかった?そうだよ!愛さんだよ!いやー久しぶりだね!ごめんごめん!鬼の皆に挨拶とかしててさー」
璃奈「……愛、さん」
愛「聞いてよりなりー、愛さん強い鬼になる素質があるらしくてさー、無惨様に誘われちゃったの!あっ!名前言っちゃ駄目なんだっけ!ごめんねむざっち!」
璃奈(言葉が耳に入ってこない。目の前の現実を受け入れたくない) 愛「あっ、でね!さっきの話の続きなんだけど、りなりーも鬼にならない?身体も丈夫になるし…………うん?」
璃奈「……黙って」チャキ
愛「……へー。りなりーも愛さんに刃を向けるんだ?」
璃奈「……お前は愛さんなんかじゃない!今すぐ私の前から消えてっ!」
愛「うーん」シュタッ
璃奈「え……」
愛「話はちゃんと聞こうよ、りなりー。物騒なものは仕舞ってさー」
璃奈「……っ!?」ゾゾゾッ
璃奈(一瞬で間合いを詰められて、さらに刀を鞘に戻された……) 璃奈「……はっ、はっ」ドッドッドッ
愛「そんなに緊張しないでよー。愛さんがりなりーを食べるわけないでしょ?今はお腹も空いてないしね」
璃奈「……っ!?」ピクッ
愛「ん?どしたんりなりー?」
璃奈「人、食べたの」ギロッ
愛「ちょっ、そんな睨まないでよー!流石にその辺の人は食べたりしてないよー!」
璃奈「……」
愛「……たださー、話が通じない鬼殺隊の人がいてさー……」
璃奈「……っ!」 愛「愛さんは何度も説得したんだよ?鬼になった方が良いって!でも家族の仇の一点張りでさー……愛さんもお腹空いてたからムカついちゃって……殺っちゃった!」
璃奈「……」
璃奈(……ああ)
愛「でもさー、結構美味しかったよ?鬼になったからかな?血が濃厚なソースみたいに感じでさー!肉にたっぷりかけると美味しいの!りなりーにも味わってほしいなー!」
璃奈(この人はもう、救えないんだ)
璃奈(斬らなきゃいけない……)
璃奈(私が……!私が、殺るんだ……!) 璃奈「……愛さん」
愛「ん?」
璃奈「私は……鬼にはならない」プルプル
愛「……はっ?」
璃奈「鬼殺隊の一員として、今ここで愛さんを斬る」スチャッ
愛「……あのさー。さっきの見たっしょ?りなりーには無理だって……」
璃奈「……できないからやらないは、無しだから」ガクガク
愛「……ふーん」
??「そこまでだ」 愛「ーーーーーッッッ!!」サッ
璃奈「っ!?」
義勇「……」
璃奈「義勇、さん……」
愛「……ぎゆー」
義勇「……天王寺。後は任せろ」
璃奈「………………うん。ありがとう……」ヘナヘナ 愛「ねぇぎゆー?いきなり斬りかかるのは酷くない?まずは話を聞いてから……」
義勇「……俺は鬼殺隊だ。そして宮下……お前は鬼だ」
愛「……ぎゆーてさー、結構ガンコだよねー」
義勇「水の呼吸……」
愛「ちょいまち!」
義勇「……?」
愛「ほら、今はお互いとも総力戦に向けて戦力を整えてる状況でしょ?そんなときにやり合うのは両方にとって利点がないかなーって」
義勇「……俺はお前をすぐに斬れる」
愛「んー、普通の鬼ならね。でもさー、もし愛さんが上弦の穴埋め筆頭株だって言ったら……どうする?」
義勇「……!」 愛「ぎゆーが稽古できない身体になっちゃったら、鬼殺隊のみんな困っちゃうだろうね!」ニコニコ
義勇「……」
愛「……というわけで今晩は帰るよ。ぎゆー。……りなりー」
璃奈「……っ!」ビクッ
愛「愛さんはまだ、諦めてないからね」
璃奈「……愛さんなんて、嫌い。……二度と顔を見せないで」
愛「……ありゃりゃ、嫌われちゃったかー……。まあ、嫌でもすぐ会う日が来るからさ」
璃奈「……」
愛「そのときに答え、聞かせてね?」
璃奈「……嫌い」
愛「……っ……じゃあね、りなりー……」スタスタ
璃奈「…………愛さんなんて、嫌いだもん」ボソッ 穴埋め筆頭株って、強いのか弱いのかがわからんなwww 義勇「……」
璃奈「……」
義勇「……天王寺」
璃奈「……うっ……うっ……」グスグス
義勇「……天王寺?」
璃奈「うううううううう」ギューッ
義勇「……!?」
璃奈「ううううううううううううう」ポロポロ
義勇「…………」
璃奈「ばか……あいさんのばかぁ……」ポロポロ
義勇「……そうだな。(天王寺を泣かせた)宮下は本当に馬鹿だ」
璃奈「あ゛い゛さ゛ん゛は゛ばか゛じゃな゛い゛も゛ん゛」ポロポロ
義勇「えっ」
璃奈「あ゛や゛ま゛って゛」グスグス
義勇「す、すまん」ナデナデ
璃奈「さ゛わ゛ら゛な゛い゛で」ポロポロ
義勇「……」グサッ 義勇「……落ち着いたか」
璃奈「……うん。取り乱してごめんなさい」
義勇「……別にいい」
璃奈「……愛さんは」
義勇「……」
璃奈「私が斬る」
義勇「……本気か?それは……」
璃奈「分かってる……。私が愛さんを殺すんだ。もう覚悟はした」
義勇「……次に会うときは上弦の鬼かもしれないぞ」
璃奈「……上弦の鬼でも、一緒だよ。私にしかやれない。私にやらせて」
義勇「……それなら俺も同行する」
璃奈「……義勇さんは柱だよ。上弦の中でも更に上位の、強い鬼と戦わなくちゃいけない。そうでしょ?」 義勇「…………すまない」
璃奈「……いいの。愛さんが屋敷から姿を消した頃から、何となくそんな気がしてたの」
義勇「……」
璃奈「愛さんは変わった人だった。鬼とも仲良くしたがってた」
義勇「……俺たちともだ」
璃奈「……うん。愛さんは……皆と友達になりたかったんだね……」
璃奈(でも───) ───無限城
愛「……ん」
璃奈「……」ザッ
愛「久しぶり、りなりー!」ニコッ
璃奈(瞳に"上弦"そして"伍"の文字)
璃奈「本当に上弦になったんだね、愛さん」
愛「有"言"実行ってね!上"弦"だけに!あははははははは!」
璃奈「……」 この流れだとしずくや、果林も鬼になっているのか?w 愛「で、答えは変わった?」
璃奈「……変わらない。私は鬼にならない。そして愛さんを斬る」スチャッ
愛「はーあ。……まー、りなりーはそう言うと思ってた!」
璃奈「思ってたなら、どうするの」
愛「んー、わかるでしょ?愛さんもあんまりやりたくないけどさー……」
愛「身体で分からせるしかないよね!」シュババババ! 璃奈「っ!」サッ
愛「へぇ……今のを避けるなんて、中々やるじゃん?」ブォン
璃奈「……っ!」ササッ
愛「ねぇ!ぎゆーに稽古付けてもらったのかな!妬いちゃうなあ!」
璃奈「……全集中・愛の呼吸」
愛「!」 ???「適当な穴埋めで上弦の下っ端に入れたのが随分嬉しいようだね」 璃奈「壱の型!滅乳・強引!」
愛「おぉっ……」ヒョイッ
璃奈「まだまだ……!弍の型……!友愛!」
愛「……はぁ」ヒョイッ
璃奈「……っ!参の型!楽天ッ!」ブォン
愛「うぉううぉう!」パシッ
璃奈「くっ……!」
愛「つかまえた♡」ギュウ 璃奈「は、離して……!」
愛「んー、やだ♡」ギュウウゥゥゥゥ
璃奈「あがっ……!?あああああああああああああ!!!!!!」ボキボキ……ボキボキ……
愛「あっちゃー!ちょっと力加減ミスったかな?りなりー生きてるー?」
璃奈「はっ……はっ…………」コヒューコヒュー
璃奈「くっ……」プルプル
愛「やめときなって!その身体じゃまともに刀も振れないよ。……鬼になればまた振れるけど!」
璃奈「……っ」ゼェゼェ 愛「それにさ、りなりーにその呼吸教えたの、たぶん愛さんだよね!」
璃奈「っ!?」
愛「あ、やっぱり?ごめんね、鬼になって結構色々忘れちゃってさー」
璃奈「……そう、なんだ」
愛「ちょっ!そんな悲しそうな顔しないでよー!これから思い出作っていこうよ!りなりーも鬼になってさ!」
璃奈「……」
愛「ね?鬼になろ、りなりー」 璃奈「……愛さんは」
愛「?」
璃奈「私と初めて会ったときのこと、覚えてる?」
愛「……んー、ごめん、覚えてないや」
璃奈「そう……」
愛「……ごめん」
璃奈「……別にいい。今から話すから」
愛「……りなりー?状況分かってる?愛さんはいつでもりなりーを殺せるんだよ?」
璃奈「……口先だけ。愛さんはそんなことしない」
愛「……」
璃奈「……だって……愛さんはこんな私にも優しくしてくれた……初めての人だったから……」
愛「!」 璃奈「私……ずっとこんな表情だから……親に疎まれて……皆に避けられてた……」
愛「……」
璃奈「そんな私を屋敷に連れていってくれたのが……愛さんだった」
愛「!」
璃奈「それから愛さんと……義勇さんと過ごす時間は……とても楽しかった……愛さんは……私や義勇さんの気持ち……いつも察してくれた」
愛「……何で今さら、そんな話するのさ」
璃奈「ふふ……ごめんなさい……じゃあ……結論だけ言うね……」
璃奈「愛さん…………好き」チュッ 愛「……はっ?……んっ♡」
璃奈「……ん……♡ちゅる……んっ……♡」
愛「……んん♡」ビクッ
璃奈「……ぷはあ!」
愛「はあっ♡」ビクッ
愛「……ちょっとりなりー!何接吻かましてくれちゃってんのさ!」
璃奈「……言ったでしょ……愛さんが好きだから……」
愛「っ♡」
璃奈「……この前の別れ際……嫌いって言ってごめんなさい……私……やっぱり愛さんのことが好き……!」
愛「り、りなりー♡」
璃奈「鬼になっても……その気持ちには嘘つけない……から……」
愛「!」
愛「じゃ、じゃあ……りなりーも鬼に……!!」 璃奈「そうだね……私も……愛さんと一緒が良かった……これからも……ずっと……」
璃奈「でも」
璃奈「私は鬼にならないよ」 愛「ッッッ!なんでっ!なん……で…………?ぇ??」クラッ
愛(視界が、歪んで……)
愛(これはまさか……毒?でも……毒なんていつ……)
愛(!)
愛(さっきのキスで……)
璃奈「そう、口移ししたんだよ、愛さん」
愛「……どくなんて……いっぱんの……たいいんに……あつかえる……わけない……」
璃奈「……」 璃奈『……義勇さん。私も覚悟は決まってる。決まってる、けど……私が愛さんを倒すには、正直力が足りないとも思ってる』
義勇『……』
璃奈『だから、色々教えてほしい』
義勇『……天王寺は元々俺の弟子である宮下の弟子だ。俺が教えることは何もない』
璃奈『でもっ!』
義勇『蟲柱の元へ行け』
璃奈『……胡蝶、しのぶさん?』
義勇『……そうだ。奴もまた、覚悟を決めた剣士の1人だ』
璃奈『……!』
義勇『……話は既につけてある。奴から多くを学んでこい』
璃奈『……うん!ありがとう!義勇さん!』 璃奈「義勇さんのつてでね。毒の扱いをみっちり仕込まれた」
愛「……そっかあ……やっぱり……ぎゆーには……かなわないや……あはは……」ピクピク
璃奈「……」
愛「ねー……りなりー……愛さん……死ぬのかな?」
璃奈「……うん。死ぬよ」
愛「……あははははは!……そっかあ……それは寂しいなあ……」
璃奈「……」
愛「鬼のみんなとも仲良しに……なりたかったんだけどなあ……」
璃奈「……その考え方は……愛さんらしいと思う。すごく」
愛「ははっ……そうでしょ……?」 璃奈「でも」
璃奈「もっと身近にいる……愛さんのことを想っている人たち……」
愛「!!」
璃奈「……のことを……1番に……考えてほしい」
愛「…………っ」
璃奈「私も……義勇さんも……それに……もっとたくさんの人たち……みんな……愛さんのこと……想ってる……から……」
愛「…………はっ」
愛「はははははははははは!!あははははははははは!!」
愛「そう……だよね……なんでアタシ……こんな簡単なことに……気付けなかったんだろ……」ポロポロ
愛「あ……あれ……アタシ……泣いてるの?どうしちゃったんだろ……あはははははははは……」
璃奈「……」 愛「はは……愛さんそろそろ消えるみたい……」シュウウウゥ……
愛「……ね、りなりー」
璃奈「……なに?愛さん」
愛「もし……生まれ変わってまた出会えたら……友達になってくれる?」
璃奈「……うん」
愛「ほんとうに……?愛さん……また裏切っちゃうかもよ……?」
璃奈「……そしたらまた止める。ぶん殴ってでも止める」
愛「ははは……そっかあ……それなら……あんしん……だね……」
璃奈「……」
愛「……ふふっ……ありがとう……ばいばい、りなりー…………」シュウウウウウ……
璃奈「……」
璃奈「…………」
璃奈「………………」ポロポロ
璃奈「……ばいばい、愛さん」ポロポロ ───虹ヶ咲学園
愛「ねーねー!聞いてよりなりー!」
璃奈「なに?愛さん」
愛「この前ねー、すっごくかわいい男の子見つけてね!」
璃奈「……ふーん」
愛「道に迷ってたから愛さんが案内してあげたの!でねでね!別れ際にね!袖をぎゅーって握って!『まだ別れたくない……』って!思わずまた会う約束しちゃったよー!あーもー!ちっちゃい子って何であんなにかわいいんだろー?早く会いたいなー!義一くん!」
璃奈「……ふーん」ムギュウウウウ……
愛「り、りなりー?どしたん?」
璃奈「だって、今私といるのに、その子の話ばっかり……」ギュウウウ
愛「おっ、りなりーやきもちかあー!?心配しなくてもっ!愛さんの1番はりなりーだぞっ♡♡♡」ギュウウウウゥ!
璃奈「はわわわ……璃奈ちゃんボード『てれてれ(///ω///)』『きゅん(♡▽♡)』」
璃奈(『1番』……何気ない言葉なのに……なんだかすごく……心がぽかぽかする……)
璃奈「……私、愛さんの1番になれたよ……」ボソッ
愛「ん?いま何か言った?」
璃奈「……なんでもない」
璃奈「今のはただの、ひとりごと」 凄く良い作品だった
「もっと身近にいる愛さんのことを想っている人たちのことを1番に考えてほしい」←20章以降の愛さんに皆が思ってることなんだよなぁ... いいお話だった
だけど鬼になって人も殺してしまったら問答無用で地獄行きなんだ
悔しいだろうが仕方ないんだ 乙、めっちゃ良い話だな
でもそれ以上に>>18が面白すぎるw スクスタのストーリー巻き返すにはこの展開で行くしかない もしかしたら閻魔大王様が、今度はいいヤツに産まれかわれよ、ってお願いを叶えたかもしれないだろ! ていうか弟子が上弦の鬼になったとか冨岡さん切腹もんだな いい加減ぎゆーはしのぶさんにロリコン扱いされてそう
>>74
鱗滝左近寺と冨岡義勇が腹を切ってお詫びします >>75
実はしのぶさんと愛さんとでは歳の差1という…
りなりーとも2歳しか変わらん しのぶ
身長151cm 体重37kg
りなりーと割と変わらない件 でも愛さん同好会を裏切って部(鬼)に……
鬼滅の世界ならまずは鬼の気持ちを知らないとーとか言って鬼になるんだろうな >>83
目の前に鬼によって苦しめられている仲間が居るのにも関わらずな
やっぱスクスタってクソだわ 滅乳強引、相手の胸元を容赦なく抉りとる恐ろしい技なのかもしれない しずくVS無一郎・かすみ
果林VS密璃・エマ
もはよ スクスタの感じだと、果林はただ強くなりたいからって理由で鬼になって、しずくはかすみの強さに嫉妬して鬼になるって感じか 果林…猗窩座
愛…童磨
しずく…黒死牟
という風潮 グラブルにニジガクコラボが来たら公式にあいぎゆ出来るんだよな
まあ義勇は召喚だけど 鬼舞辻ランジュ
黒しず牟
宮下童磨
あさか座
鳴女栞子 >>100
グラブルコラボに愛が含まれるという風潮
歩夢、せつ菜、侑だったりして りなりーって鬼滅に出て来ても違和感ないよな
ゼンイツっぽい髪型だし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています