璃奈(…終わった)
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「このあとジョイポリス行こうよー」
「いいねー!」
「ジョイポリ最強!ジョイポリ最強!ジョイポリ最強!」
ワイワイ
璃奈(ジョイポリスのクーポン持ってるし一緒に行きたいな…) 璃奈(よし!今日こそ…!)
璃奈「あ、あの!」
「?」
璃奈「あっ、えっと…」
「?」
「???」
璃奈「なんでもない…」 〜
璃奈(今日もダメだった…)
璃奈(笑顔すらできない私が友達を作るなんて夢見過ぎだよね…)
璃奈「はぁ…」
「暗い顔してどしたの?」
璃奈「?」
璃奈(私に声を掛けてくれるなんて…誰?)
愛「やあやあ」 璃奈(…終わった)
璃奈(上級生だ…金髪だ…ヤンキーだ…)
璃奈(終わった)
愛「いやー、いきなりごめんね?」
愛「なんか暗い顔してたからつい声かけちゃった」
璃奈(暗い顔…?いつも同じ表情なんだけど…)
璃奈(ま、まさか、カツアゲ?!)
璃奈(終わった) 璃奈「あ、あの!これで許してください…」
愛「え?」
璃奈「ジョイポリスのクーポンですどうぞお友達と行ってください」
愛「アハハ!違ってー!そんなんじゃないってばー!」
愛「じゃあせっかくだし一緒に行こ?」
璃奈(終わった) 〜
愛「ねえ、ジョイポリよく来るの?」
璃奈「…」コクリ
愛「そーなんだ」
愛「あっそうだ、名前教えてよ!アタシは宮下愛!」
璃奈(名前?!そんなの教えたら完全に終わっちゃよ)
璃奈(でも逆らったらきっとボコボコにされちゃう…)
璃奈「…天王寺璃奈です」 愛「へー、璃奈かー…うーん…」
愛「じゃありなりーだね!」
璃奈「りなりー?」
愛「そう!璃奈だからりなりー!どう?」
璃奈「いいと思います…」
愛「でしょー!」
璃奈「はい…」 愛さん「いい名前持ってるんだから胸を張りな!
りなだけに!」 いきなり上級生の金髪ヤンキーに声かけられたら普通にビビるよな 愛「あとそうだ、別に敬語使わなくてもいいよ!もっと仲良くなりたいしさ!」
璃奈(終わった)
璃奈(どっちを選んでもボコボコにされちゃうやつだ…)
璃奈(タメ口なんて聞いたら言わずもがなボコボコ…でも敬語のままだと命令に逆らうからボコボコ…)
璃奈(終わった)
愛「アハハ!そんなに難しい顔して考えなくたっていいよー!」
璃奈(表情は変わってないはずなのに…)
璃奈(バカにされてるんだ…)
愛「まぁ、いきなりじゃなくてもいいよ」
璃奈(助かった…) 友達いなかったやつにいきなり金髪ギャルはハードル高いよな 〜
愛「どれで遊ぶ?」
璃奈(さあどうする?)
璃奈(私は今レースゲームをしたい気分)
璃奈(でも私が勝っちゃったらボコボコにされるのは目に見えてる)
璃奈(だからここは協力系のゲームを)
璃奈「ゾンビのやつで…」
愛「おー!いいねー!」
璃奈(…助かった) 〜
愛「うわー!きたきたきたきたきた!」バンバンバンバン
璃奈(スコアは私の方が低くしなきゃ…)バンバン
愛「うわー!助けてりなりー!」
璃奈(早く助けないと後でボコボコにされちゃう!)バンバンバンバンバンバンバンバン
愛「おー!りなりー強ーい!」
璃奈(スコア稼ぎすぎた)
璃奈(終わった…) 〜
愛「いやー、楽しかったねー!」
璃奈「はい…」
璃奈(ゲームってこんなに気疲れするんだ…)
愛「今日はもう疲れちゃった感じかな?」
璃奈「あっ、いえ!全然疲れてません!」
愛「いやいや、疲れた顔してるよ」
璃奈「…」
璃奈(疲れてるから今からボコボコにされるんだ…)
璃奈(終わった…) 〜
愛「いやー、楽しかったねー!」
璃奈「はい…」
璃奈(ゲームってこんなに気疲れするんだ…)
愛「今日はもう疲れちゃった感じかな?」
璃奈「あっ、いえ!全然疲れてません!」
愛「いやいや、疲れた顔してるよ」
璃奈「…」
璃奈(疲れてるから今からボコボコにされるんだ…)
璃奈(終わった…) 愛「じゃあ今日は解散にしよっか」
璃奈「え?」
璃奈(今日はボコボコにしないんだ…)
愛「あれ?まだ遊ぶ?」
璃奈「いいです」
璃奈「…あっ!ちがっ、すみません!すみません!」ペコペコ
璃奈(うっかり口を滑らせてしまった…)
璃奈(終わった…今度こそボコボコにされるんだ…) 愛「アハハ!全然気にしないってば!今日は疲れたもんね!」
愛「じゃあ今日は解散ね!」
璃奈「は、はい」
愛「あっそうだ、LINE教えてよ!また今度遊ぶとき便利だし、アタシたちもう友達だし!」
璃奈(終わった…完全に逃がさないつもりなんだ…)
璃奈(でも従うしかない…)
璃奈「わかりました…」
愛「よしっ!登録完了!」
璃奈(もう逃げられない…)
愛「じゃっ、バイバイっ!」
璃奈「さようなら…」 ボッチがいきなり金髪ギャルに話しかけられたらこうなるのもしゃーない 〜
璃奈(今日は早く帰ってゲームしよ…あのヤンキーに見つかったら今日こそ最悪死ぬし…)
愛「おっ、今から帰るの?」ヒョコッ
璃奈(終わった…)
愛「へー、◯組なんだー!あっ、愛さんも情報処理学科なんだー!」
璃奈(クラスも学科も抑えられた…)
璃奈(ていうかこのヤンキーなんで情報処理学科なの…) 愛「どうするー?今日どっか寄ってく?」テクテク
璃奈(付いてくる…絶対に逃がさないつもりなんだ…)テクテク
璃奈「すみません、今日はちょっと…」
愛「そっかそっか。まあ毎日遊んでもいられないしね」
璃奈「はい…」
璃奈(今日はこのまま逃げ切れるかな…)
愛「じゃあ途中まで一緒に帰ろ!」
璃奈(終わった…) 〜
愛「─でさ、愛さん笑っちゃってねー」
璃奈(ふふっ)
愛「おっ、今日は昨日より楽しそうな顔だね!よかったよかった!」
璃奈(楽しそうな顔って…やっぱりバカにされてる…)
愛「ねえ、この後なにかあるの?」
璃奈「えっ?」
愛「遊べないって言ってたからさ、家に行って一緒にゆっくりしようかなー、なんて」
璃奈(完全に終わった…家も抑えるつもりだ…)
璃奈(でも逆らったらボコボコに…) 璃奈「特にはないです…」
愛「じゃあ家で遊べない?あっ、でも全然無理ならいいよ!」
璃奈(試されてる…でもそんな簡単な罠にはかからない…)
璃奈「家で遊びましょう…」
愛「マジ?やったー!」
璃奈(でもこれも少しの延命に過ぎない)
璃奈(親が家にいないから帰ればヤンキーと二人きり…そうと分かるとヤンキーは私をついにボコボコにするに違いない…) 〜
愛「でっっっか!!!」
璃奈(とうとう家バレ…短い人生だった…)
愛「お邪魔しまーす!」
璃奈「どうぞくつろいでください。お飲み物を準備します」
愛「そんなに気遣わなくていいってばー!」
璃奈(罠だ)
璃奈「どうぞ」コトッ
愛「ほんとにいいのに」 >>39
遊べないと言ってるのに家に来て一緒にすごそうとしてるの怖すぎだろ 愛「おぉっ!PS5じゃん!ねぇ、一緒にしよーよ!」
璃奈(あぁ、データ消されちゃうんだ…いや、本体ごと…唯一の楽しみが…)
愛「あっ、これやろ!」
璃奈(格ゲー…バレないように手抜かなきゃ…) 〜
愛「おりゃ!うりゃ!」ガチャガチャ
璃奈「っ!」ガチャガチャ
璃奈(この人呑み込みが早すぎる…)
愛「っあー!負けたーっ!!」
璃奈「あっ…」
璃奈(つい熱くなっちゃった…勝っちゃった…ボコボコ決定だ…)
愛「もう一回!もう一回!」
璃奈(命令はもう一回…助かった…) 〜
愛「いいいいい!やったああ!!」
璃奈(普通に負けた…)
愛「いいねいいねー!その悔しそうな顔!」
璃奈(またバカにされてる…)
愛「もう一回やりたいかい?んー?」
璃奈「…やります」 〜
璃奈(はぁ…今日も今日とて一人でご飯…)
璃奈(みんな友達と食べてる…当たり前だよね…)
璃奈(寂しい…)
愛「やっほー」ヒョコッ
璃奈(終わった…一人で食べたい…)
愛「お隣失礼しまーす」 愛「この糠漬け食べてみて!美味しいから!」
璃奈「はい…」ポリッ
愛「どうっ?」
璃奈(美味しい)
愛「おっ!美味しいか!よかったよかった!」
璃奈(まだ何も言ってない…)
愛「ちゃんと顔に美味しいって書いてあったからだよ!」
璃奈(不思議がってることもバレてる…) 〜
愛「ごちそーさまー」
璃奈(結局ご飯の味はほとんどしなかった…)
璃奈(…糠漬けは美味しいかったけど)
愛「ねぇ、明日も一緒に食べよ?」
璃奈(今日もいきなり来たのに今更許可とるんだ…)
璃奈「はい…」
愛「よし!じゃあ明日は愛さんが作ってきてあげる!」
璃奈「え?」 愛「りなりーのお弁当全部冷凍でしょ?悪いってわけじゃないけど糠漬け気に入ってもらえたみたいだし」
愛「どうかな?」
璃奈「…お願いします」
愛「よーし!愛さんにまかせなさーい!」
璃奈(楽しみ…)
愛「ふふっ♪」 実際初日はこれくらいビビってそう
表情出せないから勘違いされてつまんないやつと思われたらどうしようみたいな 信じきったところでいきなりビンタして絶望の淵に叩き落としたい 〜
璃奈(今日はなんの糠漬けかな…)
璃奈(昨日はきゅうりで一昨日は茄子、その前は…)
璃奈(…)
璃奈(…愛さん遅い)
璃奈(…)
璃奈(…そうだよね、別に毎日来てくれるとも作ってきてくれるとも一言も言ってないし…)
璃奈(そもそも私といても楽しくないよね…笑わないし…)
璃奈(はぁ…) 璃奈(ご飯買いに行こ…)
愛「ごめーん!遅れちゃった!」ヒョコッ
璃奈「愛さん!」
愛「ごめんごめん、心配しちゃってたみたいだね」ナデナデ
璃奈「…寂しい顔してた?」
愛「うん。でも今は嬉しい顔してるよ」
璃奈「うん!嬉しい!」 〜
璃奈「ねぇ愛さん、今日もんじゃ焼き食べたい!」
愛「じゃあ放課後うちにチョッコーだね!」
璃奈「あとね、この映画なんだけどね」
愛「おぉー!面白そー!」
璃奈「あとねあとね、この前このゲーム買ったんだけどね」
愛「やろうやろう!」
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─ 頼むから今月から>>1がスクスタのあいりな絡み執筆してくれ スレタイ見てりなりーがうんこ漏らした話かと思ったら全然違った かわいかった
愛さんとの出会いはむしろ始まってるんだよなぁ そういや本来上級生って取っ付きにくいはずなんだよな……
それを補って余りある愛さんのコミュ力の高さ流石ギャル……
そして懐柔されていくりなりーが可愛かった…… 糠漬けから一気にデレて草
やはりおばあちゃんは偉大 あいりな回に残る神ss
また色んなcpで書いてくれ ツナガルコネクトするまでの疑心暗鬼ぶりは草
接続不良のりなりーに全く動じない愛さんもコミュ強すぎるし相手の気持ち解りすぎる… 夏超えたらりなりーも金髪になってチョベリバとか言ってそう 仲良くなったあとも定期的に終わった…しててほしい
愛さんの他の友達を見たときとか
同好会に誘われたときとか 侑「あのーすみませーん!」
璃奈「ん…(終わった)」
璃奈(知らない上級生に突然話しかけられた…カツ上げされるんだ…)
歩夢・侑「スクールアイドル同好会ってどこにあるか知ってる?」
璃奈(終わった…)
璃奈(そんな同好会聞いたことないけど知らないって言ったらボコボコにされる…どうしよう…) >>127
実際あそこで愛さん来てくれなかったらそのまま逃げ出してゆうぽむと気まずくなり入部しなかった可能性あるよな 璃奈(寂しい…)
愛「やっほー」ヒョコッ
璃奈(終わった…一人で食べたい…)
ここ好き トキラン熱唱ワイ「始まれえええええええええ!!!!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています