【メルヘン系SS】かしこい!かわいい!!キツネーチカちゃん!!!
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(語り・なんちやまん)
ここは、東京・神田––––
この町には、動物でも人間でもない、不思議な不思議な女の子が住んでいます。
『かしこい・かわいい』と思い込んでる自信家だけど、どこか抜けてて、オッチョコチョイな女の子––––
でも彼女の笑顔には、周囲の人間をハッピーにさせる力を秘めているのです。
神田の街角で彼女を見かけたら、きっとあなたにも幸せが訪れると思います。
紹介します。
キツネーチカのチカちゃんです。 〜10月上旬……神田・住宅街〜
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二二二二二二二二二二二ニニ二二二二二ノ三三三三三三三ノ|二二二二二二
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/八 / ヽ.ヽノ ♪
| |l /人) リ〃
リ八||,,^ヮ^ノ|
.__ ノ⊃介つ〃
, しく====ノ
ゝZ_ノし
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"" "" """ "" " "" """ "" ""
" """ "" "" "" "" """ " チカ「♪こっとんきゃんでぃ〜 えいえいお〜〜」
(歩道をてくてく……)
金色の大きなしっぽをパタパタさせながら、チカちゃんが街中を闊歩しています。
同じ家に住む絵里ちゃんから許可を貰って、きょうは1人でお散歩中なのです。
チカ「♪どどぱんどどぱん おんがくすた〜と……」
ポニーテールも元気に跳ね踊り、ご機嫌いっぱいな様です。
チカ「フッフフ〜〜ン♪」😙
「今日は、絶好のお散歩日和チカ!」
「こぉ〜〜んな天気がいい日に、お外に出て遊ばない人の気が知れないチカね!!」
開始早々、耳が痛くなるような事を言ってくれるねぇ〜〜。 チカ「♪〜〜……」
「……」
「ん?」😮
どうしたの?チカちゃん。
チカ「チカァ……」
あ……道端に何か落ちてるね。
チカ「……?」
「何だろう……コレ」🤔
初めて見る物体に、興味津々なチカちゃん。
まだ人間界にやってきて日も浅いから、何もかもが珍しいんだね。 チカ「ピカピカしてるチカ……」
あらら、拾っちゃった。
銀色に輝く小さい物体に、チカちゃんはすっかり心を奪われたみたい。
チカ「????」
あ、上部のフタを開けましたよ。
チカ「何に使うんだろう……」
(ホイールらしき部分を、ぐりぐり回す……)
チカ「あ〜〜〜〜もうっ!!」😫
「分からなすぎて、余計気になるチカァ〜〜!!」
イライラしたチカちゃんは、思わずホイールを力強く回し始めました。
すると…… ,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
リ八(||,,゚ 。゚ノ|🔥 ボォッ!!
⊂f介iつ
, 'z⌒く====>
ゝZ_ノJJ
チカ「!!!!」
あ、危ないっ!!
_人人人人人人人人人人人人_
> チカァァァァ!!?? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
リノ(||;◎口◉ノ|
チカちゃんの端正なしっぽが
一瞬にしてボワッと逆立っちゃった!! 炎「メラメラメラ……」
チカ「……ひ」
「火??」💦
もう読者のみんなは分かったと思うけど、チカちゃんが拾ったのはライターだったのです。
炎「メラメラメラ……」
チカ「…………」
あ〜〜、もうっ!!
怖くて見ちゃいられないよ!!
それは子供が持ち歩く代物じゃないんだよ!?
そんな危ないのは、さっさと元の場所に戻して…… チカ「す」
「すごいチカァ……」
「見ているだけで、なんだか力が湧いてきそう……」✨🤩✨
あれ?
なんだか、チカちゃんの様子が……
チカ「さすがの絵里でも、こんなの持ってないだろうし……」
「ふっふっふっ……」
「一足先に、大人の仲間入りチカね」😏
いや、ファッション感覚で言う事かねぇ……それ。
(ライターをポケットに突っ込み……) チカ「さっそく家に帰って、絵里に見せびらかすチカ」
「きっと絵里の事だから、『くやし〜〜!!』って地団駄踏むに違いないチカ……」
ぜっっっったい怒られるから……んな事したら。
あんまし絵里を怒らせて、私の喉を酷使させんでくれよぉ……
?「あっ!!チカちゃ〜〜ん!!」
チカ「チカッ!?」
おっと、そのマジエンジェーボイスは…… >──── 、
/: : : : /: : :i : : : : \
/: : : : :/i: : : ト: : : : : :∧
/:/: : ∠_ |: : : |斗:ヘ: : : : i:
{: | |: :| 、∨: j ∨j: : : j l
|: | {: :|イ云ト ∨ i云ト」: : /: |
∨∧:{. ゞツ ,. ゞツ j/: :/
∨ ト、 __ イ ノ://
__ \\ ゝ ノ イ/
/}」〉‐ュ ``>、_ ィ/
〈、」」ノ { ∧{、>イヘ
j _ノ >─イ L∧∧¬j {` ̄ ̄∧
} /} / / ⊥ 介¬く ノ / .∧
イ__/イ / >「 ∧ /⌒} / ∧
{丁 jレヘ { \. ヘ/ .∨ ∠_ { ∧
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ゝ / } | /´ ノ
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ト、 ∧ _」 }ィ^〉
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凛「どうしたの?こんな所で……」😺 チカ「凛……」
「それに……」
花陽「絵里ちゃんは一緒じゃないの?」
真姫「ひょっとして、迷子になってたのかしら?」
凛「子供を1人で外に出すだなんて、絵里ちゃんも保護者としての自覚がなってないにゃあ〜〜」
チカ「ムッ」😠
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ ぷく〜〜っ!!
リ八(# )`3´( )
Uf介i
お子さま扱いされたチカちゃん……
ほっぺたを膨らませて、いたくご立腹です。
…………
ヤベェ、かわいい…… チカ「今日は、絵里はいないチカ」
「ひとりで散歩してた所チカ」
「あと、チカはもう大人だから、迷子になんかならないチカよ」☹
真姫「ハァ?大人??」
「ついこの間、神田明神で甘酒を一杯飲んだだけで、グデングデンになってたあなたが……大人??」
凛「……プフッ!!」
花陽「わ、悪いよぉ……2人ともぉ」😅
チカ「ちっ!!チカは今さっき、大人になったばかりなんだチカァァァァ!!!!」😫地団駄っ!!
チカもチカだけど、りんまきもちょっと大人げないなぁ。 チカ「子供の相手なんかしてる場合じゃないチカ!!」
「チカ、お家帰る!!」
花陽「あっ、チカちゃん……」💦
チカ「チカをバカにした事を、絵里に言いつけてやるから、覚悟するチカよ!!」😤
怒りの余りにポニーテールを振り乱しながら、チカちゃんがその場から去っていきます。
真姫「ねぇ……まずいわよ、アレ」💦
「絵里がこの事を知ったら……」
花陽「あ……」
「絵里ちゃん、チカちゃんを溺愛してるから……」
「明日の練習の時に……」 ☆ ☆ ☆ ☆
絵里(あなた達……)😀
(昨日はウチのチカを、『かわいがってくれた』そうじゃな〜〜い……)😁
(言い訳無用よっ!!)😡
(今日はいつもよりも、ビシバシしごいてあげるから覚悟しなさぁ〜〜〜〜い!!!!)👹
☆ ☆ ☆ ☆
花陽「……ってなるかも」😰
凛「そ……」
「それはヤバヤバのヤバだにゃ……」😓
打算が働いた凛が、慌ててチカちゃんを引き留めます。 凛「ね、ねぇ!!チカちゃん!!」😅
チカ「…………」😑
チカちゃんはツーンとすまし顔で、取り合おうともしません。
凛「これからさぁ、一緒に凛の家まで来ない?」
「実は今さっき、スーパーで焼きイモを買ってきたんだけどさぁ〜〜」
「少し買い過ぎちゃって、困ってたんだよねぇ〜〜」
チカ「!!!!」😳 ,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
リ八(||,,゚ 。゚ノ| や、焼きイモ……
⊂f介iつ
, 'z⌒く====>
ゝZ_ノJJ
そういえば、花陽が手に持ってる紙袋……
これって、焼きイモだったんだね。 凛「あ〜〜あ、どうしよっかなぁ〜〜?」😙
「焼きたてのホッカホカで、すっごく甘くて美味しいんだよ?」
チカ「……ゴクリッ」😒
もうっ、チカちゃんったら……
無関心を装いながらも、しっぽをブンブンさせちゃって……
凛「焼きイモだって、きっと『チカちゃんにも食べて欲しい』と思って……」
チカ「い、行くチカ!!」
「凛の家に行くチカァ!!」🤩
あらら、あっさり陥落……
脳の構造が3歳児だなぁ……きみぃ。 〜星空家・凛の部屋〜
(焼きイモを半分にポキッ!!)
花陽「ハイ、これがチカちゃんの分だよ〜」🍠
半分に割った焼きイモを、花陽がテーブルのお皿の上に分けてあげてます。
チカ「早く早くっ!!」
(テーブル台を、必死にバンバンッ!!)
_人人人人人人人人人人人人人人_
> 早くおイモちょうだい!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
リ八(||;`o´ノ|
Uf介iつ 花陽「そんなに急かさなくても、おイモさんは逃げないよぉ」😅
ああ、神さま仏さま花陽さま……
ホント、いい娘を分身に持ったねぇ〜……シカコ。
凛「約束だよ?チカちゃん」
「これあげるから、さっきの事は絵里ちゃんにはご内密に……」😼
チカ「絵里には黙っておくからぁ〜〜!!ナイショにするからぁ〜〜!!」
「はやくお〜〜イ〜〜モォ〜〜〜〜!!!!」
みなさ〜〜ん、ご覧下さ〜〜い。
これが5分前に『大人になったチカ』とか言ってた人の言動ですよ〜〜。 凛「スイーツの事となると、ポンコツになるトコまで絵里ちゃんと同じだね」ヒソヒソ
真姫「ま、『ペットは飼い主に似る』って言うし」ヒソヒソ
花陽「はい、どうぞ」😊
(イモが乗った皿を、チカに差し出す)
チカ「ハラショオ〜〜♡♡♡♡」😍
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ もぐもぐっ!!
| |l /人) リ
リ八(||,,^ _^ノ|
, 'z⌒/つ🍠と
ゝZ_く○==つ
あ、大丈夫!?
そんなに慌てて、おイモを口に入れたら…… チカ「!!!!」
「あ、あっちい!!!!」😖
あ〜〜あ、言わんこっちゃない。
チカ「あ〜〜っ!!!!あ〜〜っ!!!!」👅
凛「ちょっ……大丈夫!?」
チカちゃんの舌が、ヤケドで真っ赤っか!!
こういう時は……真姫ちゃん、お願い!!
花陽「ど、どうしよう……真姫ちゃん」😥
真姫「どうもこうも……」
「急いで患部を冷やさないと」
(スクールバッグの中から、真姫が烏龍茶を取り出して……) 真姫「ホラ!!これ飲んで!!」😧
チカ「はひぃぃぃぃ……」💦
真姫の機転のお陰で、ひとまず応急処置は済んだけど……
チカ「ひ、ヒリヒリすりゅう……」😢
凛「う〜〜ん、失敗しちゃったなぁ……」
「チカちゃんには、ちょっと熱すぎたみたいだね」
子供の舌って、デリケートだからねぇ〜〜。
花陽「少しおイモさんを冷ましてから食べようね、チカちゃん」
チカ「うん……」😓
こうしてチカちゃんは、焼きイモが冷めるのを今か今かと待ってたんだけど……
そのうち…… 花陽「あ……」
z
,-_ ___ _ z
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
リ八(||,,- _-ノ| すやぴ……
, 'z⌒ /f介i
ゝZ_く○UUつ
チカ「Zzz……」😴
花陽「寝ちゃってる……」
待ちくたびれちゃって、モコモコクッションの
上でお昼寝タイムに突入しちゃいました。 真姫「フフッ……」☺
「それにしても、かわいい寝顔してるわね」
「絵里も小さい頃は、こんな感じだったのかしら」
凛「いい夢見てるんだろうなぁ……きっと」😺
ホント……尊さ独占禁止法違反ですよ。
チカ「Zzz……」😴
(と––––)
📱ぬぁんでよ!!ぬぁんでよ!!ぬぁんでよ!!
花陽「あ、にこちゃんからだ」
セルラン悪そうな着メロだなぁ〜〜。
(通話ON) 花陽「もしもし?にこちゃん」
「……うん」
「…………」
「……えっ!?」😳
「それ、ホント!!??」
「大発見じゃない!!!!」😀
どしたの?ママのへそくりでも見つけたか?
花陽「わ、わかった!!」
「ちょうど今、凛ちゃんと真姫ちゃんも一緒だから……」
「今すぐそっちへ、援軍に行くね!!」😁
(通話OFF) 凛「ま〜〜たなんかやらかしたの?にこちゃん」
真姫「なんだか、えらい興奮してた様だけど……」
花陽「た、大変だよ!!」😆💦
「にこちゃんがね!!にこちゃんがね!!」
りんまき「??」
花陽「……ツチノコを見つけたらしいんだよ!!」 . ____
_、 ,_____ _ /c c c\//
,´::::▽"::::::::::::::::::::::::::゛▽:::ヽ / c c /V
./:::::△::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::j / ̄ ̄\ c /-|
l::::::::l'l::::::l:::::ノレ^ヽ::ノ^ヽノ::::::j::l _人人_ /● ●\/- /
l:::::::::lヽ:::l::::l◎ ◉´ j:::::l::::j > VS < |o ‥ o|-/
ヽ:::::::l 'l:::l::::l 口 u .ノ::ノ:::ノ  ̄Y^Y^ ̄ \_(_人_)_/ ̄
. ヽ::リ ヽ:::::l_u______ノ:/ノ:ノ 人 りんまき「」
「」
「え」
「ええええええええ!!!!????」
ツチノコ必要かぁ〜〜!?
これ、メルヘン系SSでしょ!?
花陽「マンションの裏路地に追い詰めて、にらみ合ってる最中なんだって!!」
「それで私に、ヘルプを求めて……」
凛「すごいにゃすごいにゃあ!!」😸
「のぞえりラジオに、この事を投稿したら10ハラショーもらえるよ!!きっと」
いや、ウチらなんかよりも学会に報告した方が…… 花陽「そうと決まったら、早くにこちゃんの所へ行こうよ!!」😄
真姫「ちょっと2人とも、何か忘れてない?」
チカ「Zzz……」😴
真姫「いくら緊急事態だからって、気持ちよさそうに寝てるこの子を起こすのは……」
凛「チカちゃんなんて、連れて行ったとしても戦力にはならないにゃ」
「ここで寝かしておけば、無問題だよ」
真姫「えぇ……」
「まだ年端もいかない子を、ひとりで留守番させるだなんて……」😥
凛「もうっ!!真姫ちゃんの臆病者!!」
「なんだかんだ理屈をつけて、ホントはツチノコが怖いんでしょ!?」😼
「のぞえりステッカーが欲しくないの!?」
結局、凛の挑発で真姫ちゃんがチョロったので、3人はチカちゃんを部屋にひとり残したまま、家を出ました。
それから、十数分後…… チカ「Zzz……」😴
「…………」
「……チカ?」😮
ゴシゴシ
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
リ八(||,,-⊂ヽ゛
, 'z⌒ /f介iノ
 ̄ ̄ ̄ゝZ_く○U=つ ̄ ̄ ̄
あ、チカちゃんが目を覚ましました。
チカ「……??」
「みんな、どこ行ったチカ?」 部屋にひとり置き去りにされて、ちょっと心細そう……
チカ「あ、そうだ」
「おイモさんは冷めたかな?」😊
花より団子ですか、チカさん。
チカ「あ〜〜ん……」👄🍠
「モグッ……」
どうですか?お味の方は……
チカ「う〜〜……」
「つ、冷たいチカァ〜〜」😣💦
世の中って、上手くいかないものですねぇ。 チカ「これじゃあ美味しくないチカ」
3人が帰ってきたら、レンジで温めてもらったら?
チカ「……!!」💡✨
「そうだ!!」
ん?
チカ「これがあったチカ!!」😄
あ……
まさか、チカちゃん……
チカ「これでおイモさんを暖めるチカ!!」
案の定、服のポケットから……
コラッ!!ダメだよチカちゃん!!
子供がライターを弄るだなんて、良くない事だよ? チカ「♪フッフッフ〜〜ン……」
「♪チカは大人〜〜、チカは大人〜〜」😙
そういう所が子供なんだよ!!あんたは!!
ライター「シュボッ!!」🔥
チカ「フフンッ♪」
「いつ見ても、綺麗な炎チカァ〜」🤩
炎「メラメラ……」
誰か〜〜!!チカちゃんを止めてぇ〜〜!!
チカ「♪おっイモッさんっ♪おっイモッさんっ」 ,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ ライターでおイモを
リ八(||,,^ヮ^ノ| ジュウウゥ……
|つ🍠iつ🔥
, 'z⌒く====>
ゝZ_ノJJ
チカ「はああぁぁああ……」
「いい匂いがするチカァ〜〜!!」🥰 私や読者たちの気も知らずに、イモなんか焼いちゃって……
炎「メラメラ……」
チカ「…………」
「……ちっ」
「あちちっ」
えっ!?えっ!?
チカちゃんの様子が……
チカ「あっつ!!」💦💦
ああっ、そっか!!
長時間の使用で、ライター本体が熱くなってるのね!!
チカちゃん!!早くライターを消して……
チカ「あっちゃああああああ!!」😫 ,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ 熱さのあまりに放り投げっ!!
リ八(||;`o´ノ|
Uf介iつ ======🔥
炎「ボッ!!」🔥
チカ「!!!!」
床のカーペットについた炎「メラメラメラ……」
チカ「」😨
あ〜〜あ……
やっぱりそうなっちゃいましたか……
炎「メラメラメラ……」
チカ「あ」
「や」
「せ……」
炎「メラメラメラ……」 〜外……星空家・玄関前〜
凛「あ〜〜っ、徒労だったにゃあ……」
一大事が起こってる事など露知らずに、3人が家へ引き返してきます。
凛「ツチノコって、あんなにブクブク太ってるのに、意外と素早いんだね……」
「せっかく10ハラショーもらえるチャンスだったのにぃ〜〜」😞
あ、逃げられたのね……ツチノコ。
花陽「大丈夫かなぁ……にこちゃん」😓
「ツチノコに喉元を噛みつかれて、すごい流血してたけど……」
バイオレンスな展開やめれ……
真姫「救急車が来るのがあと一歩遅れてたら、一体どうなってたのやら……」
「後は、私のパパに任せましょう」😒
(玄関の扉バタンッ!!) /||ミ
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|:::::::::::::::|| || ぴゅ〜〜っとエスケープ!!
|:::::::::::::::|| || ゜。・ 。˚・
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|:::::::::::::::|| || /八 / ヽ.ヽノ
|:::::::::::::::|| || | |l /人) リ
|:::::::::::::::|| ―――――――――リ八||;>皿<ノ|
|:::::::::::::::|| ―――――――――――ノ⊃介つ
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\ ::::||
\|| 3人「!!!!????」😳😳😳
チカ「!!!!」😰
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
リ八(||;◉口◉ノ| 「…………」
⊂f介iつ
, 'z⌒く====>
ゝZ_ノJJ
玄関から飛び出してきたチカちゃんが
3人と鉢合わせして硬直してます。 チカ「…………」
花陽「ど……どうしたの?チカちゃん」😅
「そんなに急いで……何かあったの?」
チカ「あ……」
「〜〜〜〜」🥶💦
言えるワケないよなぁ〜〜。
真姫「無理もないわよ……花陽」😒
「目が覚めたら、私たちが居なかったのよ?」
「淋しかったのよ……きっと」
いや、あなた達よりもイモを優先してましたよ……その子。 真姫「ごめんなさいね……怖い思いをさせちゃって」
「でもね……」
「にこちゃんが大至急来て欲しいって言うから、仕方なく……」😓
真姫が謝りながら、チカちゃんに近づくと……
チカ「ヒィッッッッ!!!!」🤢
(後ろを振り返らずに、ドダダダダッ!!!!)
花陽「あっ!?チカちゃん……」😳
みんなが止める間もなく、チカちゃんはマッハで逃げ帰ってしまいました。 真姫「なっ!!何なのよアレェ!?」😠
「人が頭を下げて、謝ってるってのにぃ〜!!」
凛「うんうん……」🤔
「真姫ちゃんに滲み寄られたときの、あの怖がりよう……」
(人差し指をビシッと立てて……)
凛「ズバリ!!真姫ちゃんの怖い目つきに、ビビッて逃げたに違いない……」
(凛のホッペつねつねぇ〜〜〜〜!!)
凛「って言うのは、ひょうだんですぅぅぅぅ」😿
真姫「好きでこんな顔で生まれてきたんじゃないわよ!!ったく!!」🤬 凸凹コンビが騒いでるのを余所に、ひとりチカちゃんの身を案ずる花陽……
花陽「すごい冷や汗をかいてたけど……」
「なにか、怖い夢でも見たのかなぁ?」😥
何も知らずに、文字通り『火宅』の中へ入る3人……
うわぁ……地獄へのカウントダウンが始まった…… 〜星空家・宅内〜
(階段を上る最中……)
真姫「ねぇ、花陽……」
花陽「何?」
真姫「私の顔って、そんなに怖いかしら……」😰
花陽(……やっぱり気にしてるんだ)
これは難しいパスだなぁ……
花陽「だっ、大丈夫だよ?真姫ちゃん」🤗💦
「あれはジョークみたいなものだから、聞き流した方が……」
真姫「…………」
と、3人が2階に上がると…… 凛「!?」
「何?この匂い……」😾
人一倍嗅覚の優れた凛が、異臭に気づきます。
凛「なんだか、焦げ臭い……」
花陽「!!」👁👁
「み、見てよアレ!!」
凛の部屋の扉の隙間から、不穏な色をした煙が……
真姫「え……」
「嘘でしょ!?」😨
(凛、慌てて部屋の扉をバァン!!!!) ,;:)/⌒ヽ _ 人  ̄|
ヘlヽ( 人)ヾ; 从  ̄
`ゞ ,, _ノ _人 (,_
 ̄| _从 (⌒ ゙ /⌒
 ̄ _ ゝ . 火 ,,
人 .,;,., `ヘ/  ̄|
_,ノ .,.,; ;,,., ( _  ̄
`ヘ( 从;: .; ;, ∨(
_) ,; ;, 从
⌒ヽ .;: :;, ノ_イ
_人ノ, ;: ;; /
ヽ ; .,ノl火) 'ヘ,
,火_)i_从 ;: ;; 火/(_
._ノLノl ; l( ; ヾ.,_从
_火` 、从_ ゞ_人_
,,'`"゙"''`ー;、从_ノ(_.,;:.)ヘ )L从_;:,火,.;:ー'"゙⌒
🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥
🔥ゴオオオオォォォォ!!!!!!!!🔥
🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥 凛「」
花陽「」
真姫「」
クライシスゥ……
炎「ゴオオオオォォォォ!!!!!!!!」
凛「ひぃっ……」🙀💦
「部屋中一面、火の海……」
ね?これでわかったでしょ?
チカちゃんがどうして、脱兎の如く逃げてったか……
真姫「か、火事よっ!!火事っ!!!!」😫
「早く、119番しないと!!!!」 花陽「あ……」
花陽の脳裏に、さっきのチカちゃんの姿がフラッシュバックします。
花陽「ひょっとして、これ……」
「チカちゃんがやったんじゃ……」😰
真姫「ヘタな冗談を言ってる場合!?花陽!!」
「どうやったら子供に火がつけられるのよ!?」
花陽「そ、それは……」💦
あれ……?
よく見ると、現場にはチカちゃんご自慢のライターが見当たらないじゃないですか。
足が付かないように物的証拠を持ち帰るとか、妙な所には頭の回転が速いなぁ…… 〜公園・ベンチ〜
チカ「ヒック……グスッ」
「ちかぁ〜〜……」😢
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ。
リ八∩O゙゚ノ。
, 'z⌒ /.l介li
 ̄ ̄ ̄ゝZく○=∪つ ̄ ̄ ̄
頭の耳をうなだらせ、涙目でガタガタ震える
幼女の姿が、そこにありました。 チカ「ど……」
「どうしよう……」
「おイモさんを温めようとしただけなのに……」
「まさか、あんな事になるなんて……」
「いまごろ1年生組のみんな、怒ってるに違いないチカ……」😰
もはや『かわいいから無罪!!』とかじゃ済まされないレベルだしね。 チカ「…………」
「いや……」
「待てよ……」
「しっかり者の真姫がいるんだし……」
「あの程度の火なんか、すぐ消してるチカよね?」😅
絶望が底を突いたのか、今度は楽観的願望を抱き始めてます。
チカ「あ、でも……」
「ああ見えても真姫って、チカと違ってまだまだ子供だから……」😥
この期に及んで、まだ大人ぶりますか…… チカ「パニックにでもなって、右往左往しちゃって……」
「その結果、取り返しのつかない事態に発展しちゃったら……」
「……」🥶
「気になる」
んあ?
チカ「凛の家が今、どうなってるのかすごく気になる……」
で、でたぁ〜〜!!
『放火犯が、火災現場に戻ってみたくなる心理状態』って奴〜〜〜〜!! 〜星空家付近〜
チカ「大丈夫……大丈夫……」😖
「そうチカ……」
「きっともう、火は消えてるハズ……」
ポニテもしっぽも、元気がなく……
か細い両足で、トボトボと凛の家まで歩いて行くチカちゃん……
チカ「大丈夫……大丈夫……」
「そんでもって、3人に『ごめんなさい』って謝れば……」😥
そう、自分に言い聞かし続けるチカちゃんでしたが…… (おい!!見ろよアレ!!)
(え、マジ!?火事じゃん!!)
チカちゃんの側にいた通行人たちが、天を指差して騒ぎ始めてます。
(煙がめっちゃ上がってるじゃん!!)
(あの辺りにある家って、まさか……)
(間違いない!!μ'sの星空凛の家だよ!!)
チカ「」🤢 \カンカンカンカン!!/
チカ「」
チカちゃんの目の前を、真っ赤な消防車が通り過ぎていきました。
\カンカンカン……/
チカ「」 〜星空家〜
\i、"ゞ/( _ 人 ,;从ノ" i、;;::.
)ヾ ノ 从 ,,:;:'' ,; ;, ,;., ’.
\ ノ火 ∠ノ火
| \ | ̄ 星空家γノ)::) γノ)::)∨|
:. ,: |::: : | |::::| ̄ ̄| ̄ゝ∧ノ ゝ∧ノ::| |
,)ノ',|::: : | | ,;' ,;ノ!、从 ゙!|| ∧_∧.||::::|
ノ;ノヾ;, ., ( _ 人 ,从ノ" i、 i|| ||:::| (:
(. ,.( ,; / ::::|.:从, ボーボー
人:. ヾ,、 (. ,;;'人,,ノ
(;. (:, ,)::. ´ ;,、 ,;ノノ .:;.(
、 ヽ;,:.;):.从;.,パチパチ . ,、 ,.:;(゙: ,.:.人
从ヾ;. '',人ヾ,´ ,ノ (,.ノ,、ヾ , .,;ノ
;;''')ヽ);;;;;;;,,,,,,)ソ''⌒;;)⌒;ソ.( ,;. ,:ノヾ; . ,;) ,、, 从 メラメラ
チカちゃんの願い虚しく、ドス黒い煙を
上げながら、凛ちゃんの家が燃え上がってます。 炎「ゴォォォォォォォォ!!!!!!!!」🔥
家の前には、懸命に消火活動を行う消防士の皆さんと、野次馬の皆さん……
そして……
穂乃果「うわぁっ!!」
「見てよ海未ちゃん!!ことりちゃん!!」
「やっぱり凛ちゃんの家だったよ!!」😀
轟々と燃える家を指差して、穂乃果が駆け足でやってきます。
その後ろを、保護者のように同行するのが…… 海未「不謹慎ですよ!!穂乃果」
「まるで神田祭が始まったみたいに、小躍りするだなんて!!」😠
サイコパスとノー天気って、紙一重だよねぇ。
炎「ゴォォォォォォォォ!!!!!!!!」
ことり「ひ、ひどい……」
野次馬に加わった3人が、凄惨な現場を目の当たりにして息をのみます。
ことり「火災って、住んでる人から何もかも奪っていくんだね……」😰
穂乃果「今夜からは何処で寝るんだろう……凛ちゃん」
海未「ご覧なさい、2人とも」
「凛のあの、悲痛極まる姿を……」😞
ことほの「あ……」 ・゚(゜´Д`゜)゚・。 从* ; _ ; ル
γ ヽ γ ヽ
| .| | | | .| | |
とノ ,,ノ、_) とノ ,,ノ、_)
| | | | | |
| | | | | |
(__)_) (__)_) 凛「ウワァァァァァアアン!!!!」😿💦
「凛の、ぐすっ、凛の家がぁ〜〜〜〜!!」
「凛、何も悪い事してないのにぃ〜〜!!」
花陽「凛ちゃん……グスッ」
「かわいそう……」😢
「素直で良い子な凛ちゃんが、こんな目に遭うだなんて……ヒック」
「世の中なにか間違ってるよぉ……」😭
顔をクシャクシャにして、号泣する凛……
凛の悲劇に胸を痛め、すすりなく花陽……
2人の少女が涙をこぼすその様は、見る者に庇護欲を掻き立たせます…… 〜星空家の周辺・電柱〜
天を焦がさんと炎上する星空家を、遠くの方から電柱越しに見ているのが……
チカ「」😱
あらら、見ちゃったか……
君にはちょっ〜〜とセンシティブすぎるよね……
チカ「お……」
「終わったチカ……」😭 ,-_ ___ _ ガクッ……
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
リ八(||゚´o゙゚人
, 'z⌒ /f介i (_`)
ゝZく○UUつ
コバルトブルーの綺麗な瞳が
涙で波打ってます。 チカ「死刑だ……」
「チカ……きっと死刑になるチカ……」
「もう二度と、絵里たちと一緒に暮らせないチカ」
そういえばこれ、第1話だったよね……
1話にして主人公が死刑って、斬新というか……
??「……チカ?」
チカ「」
お、その声は我が分身。
絵里「どうしたのよ?電柱なんかにしがみついて……」
希「チカちゃんも、凛ちゃんちの火事を見に来たの?」
チカ「…………」😰 のぞえり「??」
絵里「な、何よ……?」
「街中で家族に会ったっていうのに……」
「そんなにシッポを、逆立たせちゃって」
チカ「う……」
「うあぁ……」🥺
希「え?チカちゃ……」
(とんずらっ!!)
チカ「チカァァァァァァァァ!!!!」😫 絵里「あっ!!ちょっと!?」😳
絵里!!希!!
早くチカちゃんを追いかけて!!
このままだとチカちゃん、保健所へ自首しちゃうかも!!
絵里「待ちなさいよぉ〜〜!!チカ!!」😵
チカ「ハァ……!!ハァ……!!」💦
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ ダダダダダダ……
| |l /人) リ
リ八i;`o´∩
⊂ i^i /ノ
○==>
(( J チカ「……あっ!!」
(足つまづきっ!!)
希「あぁ危ないっ!!」
(前のめりにコケッ!!)
チカ「…………」
あっちゃあ〜〜、泣きっ面に蜂……
絵里「あ〜〜、もうっ!!」😠
「急に走ったら危ないって、いつも言ってるでしょ!?」
見かねた絵里が、突っ伏したままのチカちゃんを助け起こします。
ですが…… チカ「…………ヒック」😢
絵里「??」
チカ「うぅっ…………」
「うあっ」
_人人人人人人人人人人人人人_
> うああぁぁああ!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ
。・゚・||゚´O゙゚;∩´゚・゚・。
⊂f介iノ
, 'z⌒く====>
ゝZ_ノJJ
ついに、我慢の限界を
超えてしまったチカちゃん……
喉が張り裂けんばかりに
号泣し始めてしまいました…… 自己顕示欲のしまむらゴミ>>1だ
もう書かんでいいぞ! >>65
現住建造物等放火だから死刑でもおかしくない ちょうどピンクのサイトに姉様のケツにバブの話しがまとめられてるのを見たとこだったぞ 凛ちゃんがひどい目にあって号泣するのは既定路線だから 〜星空家・火災現場〜
穂乃果「どうも……凛ちゃん」
「この度はホント、ご愁傷様で……」😔
ことり「それはお葬式の時に言うヤツだよ……穂乃果ちゃん」😓
穂乃果「あ……」
茫然自失となってる凛の元へ、2年生組が労いの言葉をかけに来ました。 凛「……グスッ」😿
「凛……もうお終いだよ」
「大事な宝物や、思い出が……」
「全部、灰になってしまったにゃあ……」
一同「…………」
海未「いいえ……」
「まだ、残ってますよ」
凛「??」
海未「貴女の目の前に、まだあるじゃないですか……」
「私たちという、一番大切な資産が」😌
凛「…………」
穂乃果「そ、そうだよ!!凛ちゃん」
「人に助けを求めるのは、別に恥ずかしい事じゃないんだよ?」😃
ことり「凛ちゃんに一日でも早く笑顔が戻るように、私たちも協力するから……」
青春〜〜〜〜。 凛「……あ」
「ありがとう……みんな」😹
海未「どうでしょう?凛」
「事後処理が済んだら、一緒に山へ行きませんか?」
凛「え」
海未「頂上からの雄大な景色を見れば、火事の嫌な記憶なんて吹っ飛びますよ!!」😄
凛「それは謹んでお断りするにゃ」
花陽「隙あらば、山へ連行しようとするのはやめなよぉ……海未ちゃん」
いい事いうなぁ〜と、思った矢先に……
海未へ教育的指導するように、みもちゃんに釘刺しとかなきゃな…… 真姫「ところで……凛」
「火災保険が降りるまでに、時間がかかるだろうし……」
「当面の間は、生活費に困るんじゃない?」😒
凛「あ……」
ま、悲しいけど何事にもまずはお金だよねぇ……
凛「そう言えばそうだにゃ……」
「凛の貯金では、ちょっと心許ないかも」😿
真姫「あなた、見るからに資産計画を立てるタイプじゃないしね」
海未「やはり万が一の時のために、お年玉は使わずに貯金しておかないと駄目ですよね……」😒
穂乃果「なんで、こっちを見ながら言うのさぁ」
一同「…………」 /ヽ _ ...-──- ..._
/⌒>─<>.イ´ >、
l ヽ. / / \
| < У / ヽ__.ィヽ ヽ :.
| :: V〃 .' |ハ.| |~^''ヾヽ ゙.:.
| :: ,' | |:| l! | |l | | | !l
| | | ハ| ヽ| |l / | || !|
|l ! |/´l ̄`ヽ | リ´ ̄ ̄`| ||l|
|l | |l |、 💡 xヽ リ' 💡 x ! ハ,' リ ピコーン!!
|从 li| K ` \〃乂 >/ /, {
リ リハ l ハ` `"´ `"´ /イ∠! |
| : : :∧l lハ :! /'/ィ^)}|
| : :.,' V、\ヽ _ _ /ノ:/! |
V:./ ト、\> - .イ`~: | |ハ
ヽ\ ノイ |: : : ≧:..._ .. イ: : |: : :.:| |へ:、
`ヽ |ハ从: : :,⊥  ̄ |: : :| : : リ从 \ 穂乃果「そうだっ!!」
「募金だよ!!募金!!」😄
一同「え??」
穂乃果「凛ちゃんを救うために、募金活動するんだよ!!」
「私たちがお願いすれば、きっと全国中から寄付が殺到すること間違いなしだよ!!」😁
凛(ぼ……募金!?)
穂乃果みたいな可愛い子にお願いされたら、誰だって財布の紐が緩むわなぁ…… ことり「はいっ!!」🙋♀
「ことり、賛成です!!」
海未「穂乃果にしては、冴えてるアイデアですね」
花陽「いま流行りの『クラウドファンディング』ってヤツだよね?」
真姫「しかも、募金って確か非課税よね」
凛(非課税……!?)🤩
いやいやいや……いねぇから。
非課税で心がときめく15歳なんて、いねぇから。
真姫「集まったお金は国に取られず、そっくりそのまま凛のモノになるわよ」
凛「…………!!」
(それって、つまり……) _人人人人人人人人人人人人人人人人_
> お札のお風呂で美女と豪遊!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
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l|| \ 从*´ ヮ`ル〜〜〜〜ノcノ,,^○^,,ノレ
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i|| .!|| |
i|| .!|| |
凛(何もしないで、凛の元に大金が……!?) 凛(グフフフフ……)😼
(物は考え様だよね)
(いっぱいお金が集まったら……)
(こんなウサギ小屋なんかよりも、もっとも〜〜〜〜っと立派な豪邸が建てられるよね?)
なんだか、流れが変わったな……
凛(いや……それだけじゃない)
(毎日ラーメンを食べに行っても、お小遣いに困らないだろうし……)
(もうすぐ誕生日が近いりっぴーにも、心ばかりの贈り物をあげられる……!!)😺
そんなアブク銭でプレゼントくれても、りっぴーは喜ばないのでは? 凛(す……すごいっ!!)
(募金のおかげで、凛も格差社会の勝ち組に……!!)
(災い転じて、福となすだにゃあ〜〜!!)😸
〽凛ちゃんの
頭ん中が
ピカピカレスク(ちょっと字余り)
真姫(あ〜〜、コイツ……)😒
(絶対ろくでもない考えを起こしてるわね) 真姫「……なに笑ってるのよ、凛」
凛「ハッ!!」
凛(おっとっと……いけないいけない)
凛「うわぁぁぁぁん!!!!」😹💦
「ありがとおおおお!!!!みんなぁぁぁぁ!!!!」
「今日という日ほど、μ'sに入ってよかったと思った日は無かったにゃああああ!!!!」
こんな奴に、はたしてプリンセスになる日は訪れるのでしょうか? 〜神田明神〜
のぞえり「…………」😨😨
チカちゃんから涙の懺悔を聞いて、ショックで声も出ない2人……
チカ「ごめんなさい……」🥺
「ごめんなさい……」😢
「ごめんなさい……」😭
恐怖の余りに『ごめんなさい』しか言えなくなったチカちゃん…… 絵里「ど……どうしよう、希」😰
「家だなんて、簡単に弁償できないわよ」
希「借りた本やゲームを無くすのとは、スケールが違いすぎるなぁ」
「ウチがチカちゃんだったら、思わずガスの元栓を開けたくなるよ……」😥
薄情なことを言わないでよぉ、希……
こうなったらもう、あなたのスピリチュアル・パワーだけが頼りなんだから。
希「う〜〜ん……難題すぎる」
「どうやったら、凛ちゃんちの火事を無かったことにできるんか……」🤔 絵里「あ〜〜っ!!もうっ!!」
「チカが苦しんでるというのに、私たちには何もできないだなんて……!!」😵
「火事が起こる前に、時間を戻せればいいのにっ!!」
アフレコしてる時とかに思うんだけど、時々とんでもない事を言うよね、絢瀬さん。
時間を戻すだなんて、そんな非現実的な……
希「…………」
「……」😲
絵里「?」
「の、希?」 希「いや……」
「いい所に目をつけたね、エリち」
絵里「……え?」😳
希「その思いつきが、チカちゃんを救う事になるかもよ?」😁ニシシッ
スピリチュアルすげぇ……
希「ねぇ、チカちゃん……」
チカ「…………グスッ」
希「問題のライター、まだ持ってる?」
チカ「……?」
希「あるんやったら、ウチへ貸してくれない?」😏
え?あれって伏線だったの? 絵里「そんな物を使って、どうする気?」
希「フフン……見てなよ、2人とも」🥴
さすが、南極に行っただけの事はある希……
希「ヤケドせんように……っと」
借りたライターにハンカチを巻き付け、サバイバル知識の差をチカちゃんに見せつけます。
希「準備完了……っと」 . : : ´ ̄ ̄¨ニ=- ..
/: : : : : : : : : : : : : : : `:. 、
/: : : : : : : : : : \: : : : : : : : \
. : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : : : : : ヽ
. / : : : : : : : : :|: : : : : : :ヽ : : :‘,: : : ‘,
/: : : : : : : : : : :从: : :\ : : ‘, : : :‘, : : :}
:′: : :〃: : : : :/: i} \__ \: :‘, : : : }: :八
|i : : : i{ : : : : /|: :リ ´ \___ヽ: } : : ハ/: : :\
|i : : : i{ :/ : /. | / "Y{_),心| |: :/う}: : : : : ヽ
|i : : : :∨: /⌒{:′ 、Viツ| |: :{_ノ: : : : : : ノ
. 从: : : : :∨x==ミ 人|: :|_:_:_:_:_:_xく⌒ヽ
\: : : :\ |: :∨\{、{ \Y⌒:、
}ヽ: : : :\ ` _, ク 人: :∨ } \{⌒: : : :\
Y⌒ヽト / /\:〉 リ ヽ、__: : : : \
j }人 ≧=-=彡ヘ / / -=ミ : : : \
‘, | / 〉 { ん / ⌒ヽ/ ´ ⌒ヽ} : : : : : \
∧ j/'〈/∨ {/ / / / ‘,: : : : : : : \
/: :∨ f⌒ヽ} /_/__ ′ . :: :: :: } : : : : : : : : :\
. : : : У_廴__[]´ } {/ . :: :: .:: :: }: : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : / { / {`ヽ _/ ∨ . :: :: :: .イ 、 : : : : : : : : : : :‘,
/: : : : : / \_/ 廴__〉 { . :: :: :: /八 ヽ : : : : : : : : : : :‘,
/: : : : : : : { 〕 :: . :: :: ‘, ‘, : : : : : : : : : : : 希「じゃ、今からこのライターを使って、時を巻き戻すから」
絵里「ちょっ!?ふざけてる場合!?」😳
チカ「いくらなんでも、突飛すぎるチカよ……」
希「まぁまぁ、そこで見てなって」😉
「『細工は隆々、仕上げは御覧じろ』ってね」
絵里「『策士策に溺れる』の間違いじゃなくて?」
くっすん、いつにも増してノリノリな演技だなぁ……
ともかく、胡散臭い自信を振りまきながら、希がその場にしゃがみ込むと…… ライターで炙られた地面「ジジジジッ……」🔥
絵里「嗚呼……」😣
「あなたに期待したのが間違ってたわ」
「何をするかと思えば、ライターで地面なんか焼いて……」
「それが時間と、どう関係があるのよ?」
チカ「希……いったい何を……」
地面「ジジジジッ……」 〜宇宙・銀河系第三惑星地球ビィ〜
ちょっ……
なんで、急に場面が宇宙に……
地球ビィ「♪世界が笑顔になれたらい〜いなぁ〜〜」 ⭐ _,,、、-‐‐‐‐- 、.,_
⭐ _、-'' ` ´''‐ ,_
_、‐` _ノ◇ Σ ´'‐,_ ⭐
__ 、 ` γν´_ノノ ヽ ^ _ _
. /´:::`ヽ、` ) ∞~~ \ ´ ,/::`ヽ
r"´´..``....i,` _ノ~ 丶. ´"´´ `:j
j:ヽ::ノ,` /| /~~ ) ',:::::i
r:::ノ::j /ヽ、 ヘ γ´ _ノ '.::::j
`v::::ノλ ヽノ / ̄\ / ̄ヽ λ く__ ::::/
v:: \ `廴i::ヽ
`)::: ! """ ヽ_人_ノ """ \ i`:::(
ノ:: , − ゝ ::::ヽ
i´::::'. __∧ ( :::::i
ノリ:::´, ,' \|\ 冫 ,'`ヽ:::)
j j:::´_ (⌒ \ / _`)::ノ
ヽ::ヽ:^、 \ / / .、:j::ノノ
\ _ ゝ' ̄ ̄\__/ 凵@ //,`
⭐ ´-._ ・ 凵@ 、‐` ⭐
´‐、,_ _,、‐'`
⭐ ´''‐- 、、.,,_____,,..、、-‐ ''`
えっ?これが地球!?
いったい何日徹夜したら、そう見えるんですか!? 地球ビィ「……」
「!?」😠
「ピギッ……」
「あ、あちちっ……」
「あっっっっつ!!!!」😫💦
「誰かがルビィを焼いて……!!」
まじぽんですか?コレ。
ライターの火を避けようと、地球が身をよじって逆回転してる……
地球ビィ「熱い!!熱いよぉぉぉぉ!!」🥵💦
「誰なのぉ!?こんなヒドい事するのぉ!!」
「ピギャアアアア!!!!お姉ちゃん助けてぇぇぇぇ!!!!」 ― ― _,,、、-‐‐‐‐- 、.,_ ― ― グルグル
グルグル ― _、-'' ` ´''‐ ,_ ― ―
― ― _、‐` _ノ◇ Σ ´'‐,_ ― ―
__ 、 ` γν´_ノ🔥 ヽ ^ _ _ グルグル
. /´:::`ヽ、` ) ∞~~ \ ´ ,/::`ヽ ―
r"´´..``....i,` _ノ~ 丶. ´"´´ `:j
j:ヽ::ノ,` /| /~~ ) ',:::::i ―
r:::ノ::j /ヽ、 ヘ γ´ _ノ '.::::j
`v::::ノλ ヽノ > < λ く__ ::::/ ―
v:: u u \ `廴i::ヽ ―
`)::: ! u ヽ_人_ノ u \ i`:::(
ノ:: , u − u ゝ ::::ヽ ―
i´::::'. __∧ ( :::::i ―
ノリ:::´, ,' \|\ 冫 ,'`ヽ:::)
j j:::´_ (⌒ \ / _`)::ノ ―
ヽ::ヽ:^、 \ / / .、:j::ノノ ― ―
― \ _ ゝ' ̄ ̄\__/ 凵@ //,` ―
グルグル ―´-._ ・ 凵@ 、‐` ― ―
グルグル ´‐ _,、‐'` グルグル
― ― ´''‐- 、、.,,_____,,..、、-‐ ''` ― ―
あははははっ(乾いた笑い)
なるほどねー(棒)
もう遅いけど、ナレするならもっと
シリアスなSSに出たかったなぁー(呆れ) 〜再び、神田明神〜
― ― ゴォォォォォォォ……
― ― ― ― ― ―
― ― ― ― ― ― ,-_ ___ _
― ―╭*( ๑˘ᴗ˘๑ )*╮🔥― /八 / ヽ.ヽノ
―∬cV◎ _☆v ― ― | |l /人) リ
― ― ― ― ― .リ八||◉口⦿ノ|
チカ「チカァ〜〜〜〜!!!!」😵
「目が回るチカァ〜〜!!」
絵里「な、何が起きてるのよコレェ!!」😩💦
「私たちを中心に、街が回転して……!!」
希「エリち!!時計!!」
「時計を確認して!!」
絵里「え?」
そう指示された絵里が、腕時計に目を落とすと…… 絵里「あっ!!??」👁👁
「時間が……!!」
(盤面のデジタル数字が、もの凄い速さで逆再生している)
絵里「時間が戻っていくわよ!!希!!」
チカ「すごいチカァ〜〜!!」
希「……よしっ!!」
「これぐらいでええやろ!!」😃
(ライターの蓋カチャン!!)
チカ「あっ」
「回転が止まったチカ……」 絵里「午後1時14分……」
「ちょうど2時間ほど前に、時間が戻ったわ」
チカ「み、見て!!」😳
(絵里の服を、グイグイ引っ張り……)
チカ「凛の家から上がってた煙が……!!」
絵里「……!!」🙄
コレを奇跡といわずに、何といおうか!!(ヤケクソ)
はるか向こうの星空家から立ち上ってた黒煙が、跡形もなく消えてるじゃあないですか!!(白々しく)
絵里「じゃあ、凛の家は……」 〜星空家〜
凛「……え?」
「ちょ……なんで?」
「どうして、火が消えて……」😧
(何気なく腕時計を見た、真姫の両目が見開き……)
真姫「……えぇっ?」👁👁
「ちょっと、みんな!!」
ちょっとお高そうな腕時計を振りかざして、真姫がパニクってます。
真姫「時間が前に戻ってるわよ!!」
一同「!!!!!!!!」
(一同、慌てて自分のスマホを確認……) 穂乃果「ほ、ホントだぁっ!!」😃
「だから凛ちゃんちの火事も消えたのかぁ〜」
ことり「でもどうして、時間が元に戻ったんだろう?」
ほんとにね(あ〜〜早く帰りてぇ……)
花陽「何だか、よく分からないけど……」😊
「家が元通りになって良かったね!!凛ちゃん」
凛「」😓
海未「なに唖然としてるのですか?凛」
「こんなに喜ばしい事は、又とないじゃないですか」😦
「花陽、今夜はお赤飯でお願いしますね」 凛「あ、あのぉ〜〜……皆さん」💦
「火事が消えたって事は……そのぉ〜〜」
一同「????」
グニグニ
凛「凛を救うための、募金活動は……」👉👈
馬鹿なマネはしなさんな……
真姫「はぁ??」😧
「妙な事を言うわねぇ?凛……」
海未「家が元通りになったのに、どうして募金しなきゃならないんですか?」
凛「…………」
「で、ですよねぇ〜……」😅 / \
/ / \
/ / . イ ト、 ヽ
/ / / | l| \ ヘ ヽ
/ / / | :l l| \ ヘ l ',
/ ン'^⌒` | :l j '^´ ̄` \ i | ,
. ' / l/ | l / Vi | l
/ | l _,.ニ.,,_ | l:{ / _,ニ..,,_ i | |
/ :| | ,ィfひ「ハ` |ハ / fひソハ\ i ,' │
| l /( {::::::ノリ j/ l:::::::ノリ )〉 j / |
│ lハ | ` `ー ' `ー '゙ '゙ / / l
. l lハ | :.::::::.: , :.:::::::.: / / ^l l
l l', \ヘ // /ハ } j ,'
. V{ l', l\ // ノ ノ ノ //
ヽl ', lハ `ー'⌒ ‐-‐' / __ イ //
. \い个:.、 / , / //
\ |l:: .._ _. イ /〃/
`ヽ ー≧ュ.. __.. ‐ ´ |/ ´ '′ ぐにゃああああ……
V} /{__
__/く_ _ -‐=彡 V\__
/:::::/∧{ /∧ /:::::::::::\ 凛(そ、そんなぁ〜〜〜〜)
(凛がお金持ちになる夢が……)
(砂のお城のごとく、崩れ去っていくにゃあ〜〜〜〜)🙀
真姫「案の定よ、花陽……」ヒソヒソ
「みんなから集めた寄付金で、贅沢三昧する気だったのよ……あの子」ヒソヒソ
花陽「えぇ……」😓
真姫「ま、いい薬にはなったんじゃない?」😒 〜神田明神〜
(♪B.B.クイーンズ『しょげないでよBaby』)
チカ「のぞみぃ〜〜〜〜!!」
「ありがとチカァ〜〜〜〜!!」😂
,-_ ___ _
/八 / ヽ.ヽノ
| |l /人) リ ピョーーン!!
リ八||,,´O`ノ|
// /// ノ ⊃ つ
/// // /// , 'z⌒く====ノ /// // ///
/// // /// ゝZ_ノし'し' /// // ///
感極まったチカちゃんが、希の胸元へ
ダイビングしちゃいました。
チカ「これで死刑にならずに済むチカァ〜〜!!」 希「お〜〜、よしよし」🥰
「よっぽど怖い思いをしたんやろうねぇ〜〜」
希ったら、すっかりお母さん気取りしちゃって……
チカちゃんの母が希なら、父は当然……
絵里「……ゴホンッ」
「いい?チカ……」😐
チカ「?」
絵里「これでわかったわよね?」
「ライターってね、使いようでは便利な道具になるけれど……」
(ここぞとばかりに、KKEフェイスでキメながら……) r'⌒7⌒ン'⌒>、  ̄\ \
_.. -┴─-< -‐'⌒ヽ \ ヽ
_. '´ `丶、└┐ \ .
, -‐=ニ二 ̄ ̄ ─- .._ \_」 ヽ}
/  ̄ `丶、 ヽ ',
{ ( ‐─- \ ∧\ '
/ …‐-ミ \ \ } ∧ 丶 }
. / { ` ._ \ ヽノ / ハ \ 、
/ ハ \ `丶、 ∨ / l } \\
| ∧ \ \ V l | \ ヽ \
| i / ヽ\ 丶、 ヽ | ノ│ \\ 、 \
. | ii { __ \ ` ー-- --‐ヘ | リ │ヽ ヽ ,
| ii { / 丶、\ 、,.ニ..,,__ ∨| ハ ′ | ,ハ }
│ ii ∧ ,,..__、 ー-- ン'^⌒`` } | /^}/ ,' / } リ
. Vi :、//{_[刄ト 、、、 ノノ/ /l ) } l / / j }/
、ヽ \ lト 弋沙 _从/} / l │ / /
、ヽ \ \ 、、 /} 厂 | l /
. \\ ー-- ' ァ /│ | l l
. \ヽ厶__ < __, ' { / .| { { 乂__,ノ
`¨´込._ ゙゙ /{ { !} 乂_,ノ
} } ` ‐ .._ _. ' } } V } } ハー-‐'
ノ .ノ | } 「∧ __/ ∨ /_..⊥ -- 、
{/ ' | } | } / // / ̄ ̄\
{,,′ | ノ j_,ノ / / / / ヽ
} 丿 / -‐/ 〃 / / ∧
_ / /─-、 / //// / / ハ
. イ ∨ / ', , ' 〈/( / / l
/ \{ / ' , , ' /ヽ |
| {/(辷ー- _†__ -‐=彡 `ー- / |
│ } (  ̄ ̄ ̄ l / |
| / | / |
{ / / } | 絵里「ひとたび使い方を誤れば、人を傷つける凶器にもなったりするのよ?」
「これからはもう、保護者がいない時にライターを使っちゃダメだからね」😏
チカ「うん!!わかったチカ!!」
「チカ、またひとつ賢くなったチカ!!」😄
う〜〜ん、なんだか強引なまとめ方……
希「ところで……チカちゃん」
「いっぱい走ったり、いっぱい泣いたりしたから、お腹が空いたんじゃない?」
「なにか、美味しいモンでも食べに行こっか?」😁 絵里「甘やかしちゃダメよ、希」
「これから凛の家まで行って、謝罪させるんだから」😬
希「あ、だったらみんなで行けばええやん」
「ご馳走を囲んだ方が、仲直りもしやすくなるってもんやで?」😝
絵里「…………」
「あなたが副会長で、ホント助かったわ」😕
駆け引き上手だよなぁ〜〜、希さんは。
チカ「ハイハイハ〜〜イッ!!」🙋♀
「チカ、ココスのお子様ハンバーグプレートがいいチカ!!」🤩
絵里「あなた、大人になったんじゃなかったの?」
チカ「大人は気疲れするから、もうやめたチカ」
「チカ、やっぱりまだまだ子供でいいチカ!!」 ,-_ ___ _
✨ /八 / ヽ.ヽノ ✨
✨ | |l /人) リ ✨
リ八(||,,^ヮ^ノ|
✨ ⊂f介iつ ✨
✨ , 'z⌒く====>
ゝZ_ノJJ
ま、いろいろあったけどさ……
チカちゃんの笑顔で終われば、どんな
しょっぱい展開でもオールOKだよね? ☆チカの日記☆
10がつ3か(どようび)はれ
ひろったライターでりんのいえをもやしちゃったけど、のぞみのおかげでしけいをまぬがれました。
そのあと、ミューズのみんなといっしょにココスへいきました。
うかないひょうじょうで、りんがハンバーグをたべてました。
それをみていたまきが、「いいかげんにゆめからさめなさい」といってました。
おきているのに、なんでゆめをみれるのかなぁ?
おきてゆめをみるよりも、ふかふかなベッドにはいってみるゆめのほうが、チカはすきです。
にんげんのかんがえてることは、チカにはまだまだわからないや。 〜西木野総合病院・集中治療室〜
真姫パパ「き……奇跡だ!!」😳
「ここに運ばれてきた時点で、もう打つ手無しだったのに……」
(治療台の上に、いろんな機具が取り付けられた矢澤にこが横たわっている)
真姫パパ「ツチノコに噛みつかれた傷口が、跡形もなく消えている!!」
にこ「…………」
「……んっ」😶
にこママ「!!」
にこ「……ママ?」
「ここは何処……?」 にこママ「気がついたのね!!にこ!!」😂
こころ「お姉さま!!ご無事で何よりです!!」
ここあ「……よかった」
「もう二度と、お姉ちゃんのカレーが食べられないかと思ったよ……グスッ」😭
虎太郎「祝いめでたや〜」
(目の前で家族たちが歓喜の声を上げてるのを、何が起きてるのか分からず見つめるにこ––––)
にこ「……??」
「あれ、私の出番……これだけ??」😥
「私も南條さんと、絡みたかったのになぁ……」
〜第1話・おわり〜 ☆次回予告☆
にこのお母さんが、会社を立ち上げたチカ。
でも会社を始めるには、お金がたくさん必要らしいチカ。
そんなある日、にこママが絢瀬家にやって来て……
次回の、『かしこい!かわいい!!キツネーチカちゃん!!!』第2話は……
連帯保証人には気をつけろ
の巻
次回も必ず見て、かしこくなるチカ!!
終
制作・著作
KKE コットンキャンディえいえいおーの地球が出てきてびっくりした 火事にならなかったらにこ死んでたの草
なんちやまんナレーションシステム良かったぞ さすが、
とても面白かったです
続かないんだろうなと思ってたら案の定続かなくて、少しずつあなたのssに慣れてきたみたいです
お疲れ様! キチ度低いけどこれくらいの方が安心するわ
面白かった もしかしてあんたルビィさんポストや真姫ちゃんバナナのお話作った人? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています