彼方「あ〜、真姫ちゃんだ〜」真姫「ヴェエ?!」
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彼方「彼方ちゃん、今日は真姫ちゃんの膝枕ですやぴしたいんだ〜」
真姫「ま、また?」
彼方「だって真姫ちゃんの膝枕、とっても良い匂いがするんだもん」
真姫「彼方、悪いけど今日は忙しいの。膝枕はまた今度ね」
彼方「ええ〜?構ってくれないの〜?」
彼方「仕方ないね〜、それならことりちゃんの所に行って───」
真姫「………………」
真姫「わ、わかったわよ。そのかわり五分だけよ、五分!」
彼方「えへへ〜、そうこなくっちゃだね〜」 彼方「う〜ん、真姫ちゃんの膝枕、柔らかくていい匂いがするね〜」
真姫「あ……ありがとう」
彼方「彼方ちゃん、できたら頭ナデナデもして欲しいな〜」
真姫「ヴェエ?!ナ、ナデナデ!?」
彼方「〜♩」
真姫「(こんなところ、もし花陽や凛に )」
真姫「(ましてや、穂乃果やにこちゃんに見られでもしたら……!)」
真姫「(絶対にからかわれるに決まってるじゃない!)」
彼方「ね〜ね〜、真姫ちゃ〜ん」
真姫「(ああもうっ……!)」 真姫「いい?そのかわり、μ’sのみんなには絶対に内緒にして!わかった?」
彼方「おけまる〜」
真姫「はぁ……///」ナデナデ
彼方「えへへ〜、真姫ちゃんに頭ナデナデしてもらえるなんて〜」
彼方「彼方ちゃんはきっと、日本一の幸せ者だね〜」
真姫「(彼方って、確か三年生だったわよね?)」
真姫「(これじゃあ、まるで……)」ナデナデ
真姫「(私の方がお姉さんみたいじゃない)」クスッ 彼方「ねえ〜、真姫ちゃ〜ん」
真姫「今度は何?」
彼方「真姫ちゃんが膝枕してくれたかわりに〜」
彼方「彼方ちゃんが人生相談に乗ってあげるよ〜」
真姫「人生相談?」
真姫「別に困ってるような事なんて何も無いわよ」ナデナデ
彼方「ええ〜?ホントに〜?」
真姫「………………」
真姫「そうね。強いて言えば───」 真姫「彼方みたいに、もっと人に甘える事ができたらいいのに……って」
彼方「………………」
真姫「私はそういうの、素直に言えないところがあるから」
真姫「そんな、いつも自然体でいられる彼方が、少しだけ羨ましい……」
彼方「ええ〜?彼方ちゃんの事が羨ましいの〜?」
真姫「ええ。少しだけよ」
彼方「そうなんだ〜」 彼方「たまには真姫ちゃんも誰かに膝枕をしてもらえばいいんだよ〜」
彼方「ポカポカで気持ち良いよ〜、一度ハマると病みつきになっちゃうかも」
真姫「……そうね」クスッ
真姫「じゃあ、今度その人が来た時にお願いしてみるわね」ナデナデ
彼方「(んん〜?今度来た時〜?)」 凛「かよちんかよちん!」
花陽「おまたせ凛ちゃん。真姫ちゃんのブランケット持ってきたよ」
凛「真姫ちゃんも幸せそうな顔で寝てるにゃ」
花陽「えへへ♡友達が増えて良かったね、真姫ちゃん♩」
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