0001名無しで叶える物語(SB-Android)
2020/12/06(日) 22:03:24.20ID:u1LWRRlN歩夢「……」グスッ
曜「1話目は良かったと思うよ?でもその後はなに?」
曜「2話目じゃかすみちゃんにイニシアチブ取られて早くも脇役みたいになってたよね?」
曜「3話目以降なんて歩夢ちゃん侑ちゃんに何かした?隣の位置キープしてただけだよね?」
曜「あれじゃあせつ菜ちゃんに負けて当然だと思うよ?」
歩夢「…私じゃせつ菜ちゃんに勝てないよ……」
曜「ほら!そういうのがダメなんだよ!侑ちゃんと唯一の幼馴染みっていうアドバンテージがあるんだからそこをもっと活かそうよ!」
曜「しかも家も隣同士で毎日一緒に登下校してるんでしょ?こんな恵まれた環境にいるんだからそこで攻めなきゃ!私だったらグイグイ攻めるけどなぁ!」
歩夢「曜ちゃんは凄いね、曜ちゃんの時は千歌ちゃんにどんなアプローチしたの?」
曜「え!?わ、私? あー…私の時は……えっと……」
歩夢「……」
曜「あ!そうそう!千歌ちゃんを校舎裏に呼んで壁ドンしながら『私と梨子ちゃん、どっちが大切なの!?』って言ってやったよ!」
歩夢「わぁ、凄いね、私じゃそんなだいそれたことできないや…それで千歌ちゃんは何て答えたの?」
曜「え!?も、もも、もちろん『曜ちゃんが一番!』って答えてたよ!」
歩夢「良いなぁ、幼馴染みと両想いで……私にもできるかな?」
曜「できるよ!幼馴染みカップルの先輩である私が保証するよ!」
歩夢「うん!私やってみる!」
曜「その意気だよ歩夢ちゃん!」
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侑「ねぇ歩夢、わざわざ校舎裏に呼んで大事な話ってなに?」
歩夢「侑ちゃん!私とせつ菜ちゃん、どっちが大切なの!?」カベドン!!
侑「え?一人だけなんて選べないよ」