真姫「お誘い」
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ある日の放課後、絵里に呼び出された私は三年生の教室へと向かった。
希「あっ!えりち!真姫ちゃん来てるよ」
絵里「あら!」
三年生の教室へ一年生が入るのはだいぶ勇気が必要で希が気が付いてくれて助かった。
真姫「で?何か用なんでしょ?」
絵里「これ、貰ったんだけどね。良かったら」
と言って絵里はチケットを二枚取り出した。 真姫「何これ?」
絵里「クラシックコンサートのチケットなの。あいにく私は当日用事があってね」
それはいいけど
真姫「なんで私に?」
絵里「好きでしょ?」
真姫「まあ。本当に貰っちゃっていいの?」
絵里「いいの。私が持ってても無駄にするだけなんだから」
真姫「じゃあ、ありがとう」
けど、チケットは二枚ある。
真姫「あっ、じゃあ!希!一緒に行きましょうよ!」 希「おっ!まさか真姫ちゃんからデートのお誘いを受けるなんて思わなかったな」
いや、別にデートではないけど。
希「けど残念。その日はうちも用事があるんよ」
真姫「そうなの?」
あっ!もしかして…
真姫「絵里と出掛けるの?」
希「違う違う?別々の用事だよ」
絵里「それだったら二人でコンサートに行くわよ」
それもそっか。 希「海未ちゃんでも誘ったら?」
なんで海未?私と海未が二人で出掛けるの様に見えるのかな?
絵里「それがいいわね!曲作りの参考になるかもしれないし」
あ〜なんだ。そう言う事か。
真姫「そうね。誘ってみるわ。ありがとう」
そう言って私は海未の元へと向かった。 海未は生徒会室に居るとの事だった。
海未「あれ?真姫が生徒会室に来るなんて珍しいですね。何かありました?」
真姫「ちょっとね。穂乃果は?」
海未「私達も困ってるんです。全くどこに行ったのか」
ことり「穂乃果ちゃんに何か用事があったの?」
真姫「ううん。別に」
寧ろ穂乃果が居なくて良かった。穂乃果が居たらズルいーとか言って騒ぎそうだし。 真姫「クラシックのコンサートのチケットを絵里から貰ったんだけど。二枚あって…海未と行って来なさいって」
海未「私と?」
海未はチラッとことりの方に視線を向けたのを見て私はハッとした。
真姫「あっ、違うのよ。ことりがどうとかじゃなくて。あの…曲作りの参考にしろって絵里が言うもんだから。だから、あっ!あれだったら私はいいから。二人で行って」
つい、私は訳の分からない事を言ってしまった。我ながら恥ずかしい限り。
そんな私を見て海未とことりは顔を合わせて笑い出した。
ことり「あははは。は〜…やっぱり真姫ちゃんって可愛いな〜」
真姫「な、何よ!」
海未「真姫。お誘いは嬉しいのですがその日は私も都合が悪くて」
真姫「え?そうなの?」
海未「ごめんなさい」
真姫「そう…」 真姫「あの…じゃあ…」
そう言えばことりと二人でお出掛けとかした事とかないし。これを機にことりともっと仲を深める事が出来たらそれはそれで…うん。嬉しいかもしれない。
海未「真姫?どうしました?」
真姫「ことり!二人で行きましょう!」
ことり「あ〜…」
ことりは少し気まずそうな表情をした。
真姫「もしかして…ことりも用事があるの?」
ことり「うん…あの…」
海未「ことり。私の方は別にいいですよ。せっかくですから真姫と二人で行って来てはどうですか?」
ことり「でも…」
え?何?どう言う事なの?
真姫「二人で出掛ける予定だったの?」 ことり「お出掛けと言うか…海未ちゃんが弓道の大会に出場するから穂乃果ちゃんと応援にって」
真姫「そうだったの」
海未「そんな大きな大会と言う訳でもないですし」
ことり「でも…」
真姫「だったら私の方は大丈夫よ。花陽にでも声掛けてみるから」
ことり「ごめんね真姫ちゃん」
真姫「気にしないで。私の方こそごめんね」
結局、私はまだ誰も誘えずにいた。 と言う事で私は花陽を誘う事にしたのだけど。
凛「え〜なんでかよちんだけなの〜。凛も行きたかった〜」
花陽「あははは…」
真姫「凛はクラシックなんか聴いたって開始して1分もしないうちに寝ちゃうでしょ?」
凛「そんな事ないよ。そんなの勝手な決めつけだよ!」
いや、絶対にそんな事ある。言い切れる。凛は絶対に寝る。穂乃果も寝る。
凛「む〜」
真姫「と言う事で花陽。どうかしら?」
花陽「ん〜…行きたいんだけど…」
真姫「何?花陽も用事がある訳?」
花陽「うん。品評会が…」
真姫「は?」
花陽「ごめんね」
いや、いいけど。品評会って言った?なんの?でも、そうしたらもう凛しかいないじゃない。 真姫「凛か〜…」
凛「ねえ?失礼だと思わない?」
真姫「仕方ないわね。もう凛しか居ないものね」
凛「そんな消去法みたいに…。あっ…」
真姫「何よ?もしかしてやっぱり無理とか言うんじゃないでしょうね?」
凛「にゃ〜」 >>27
こういう注文つけるカスが一番困るんだよな にゃ〜じゃないわよ!にゃ〜じゃ!
真姫「じゃあダメなのね?」
凛「次の日なら大丈夫なんだけど」
真姫「アンコール公演でもやってると良いわね」
凛「あはは。ごめんね」
凛と花陽もダメとなるとどうしたものか。
真姫「穂乃果もダメだろうし」
花陽「穂乃果ちゃんも?」
真姫「まあね」
凛「穂乃果ちゃんが行った所ですぐに寝ちゃうよ。きっと」
私は出掛けた言葉を飲み込んだ。 真姫「はあ。どうしよう。せっかくのチケットが無駄になっちゃうわ」
凛「にこちゃんは?」
真姫「え?」
凛「にこちゃんには声を掛けたの?」
真姫「いや…まだ…」
凛「じゃあ、にこちゃんに声を掛けてみればいいじゃん」
真姫「いや…でも…」
凛「何で?」 http://imgur.com/8nXMrrT.jpg
合計金額
こと\20400
にこ\17260
うみ\14580
えり\14300
のぞ\14260
まき\14000
ぱな\11710
りん\11310
ほの\8240
希ちゃん>真姫 【激 求 む】
ラブライブ! フェス
缶バッジ (カプセル) 買取情報
南ことり 渡辺曜 優木せつ菜\1,800
矢澤にこ 中須かすみ\1,500
津島善子 朝香果林\1,080
園田海未 西木野真姫 絢瀬絵里 東條希 桜内梨子 国木田花丸 黒澤ルビィ 上原歩夢 桜坂しずく 宮下愛 近江彼方 エマ・ヴェルデ \900
高坂穂乃果 星空凛 小泉花陽 高海千歌 黒澤ダイヤ 松浦果南 小原鞠莉 天王寺璃奈 \720
https://pbs.twimg.com/media/EOZhJ7sU8AMUgAi.jpg http://imgur.com/PW04phu.jpg
「缶バッジ + 色紙」
960 ことり
720 にこ
540 希、絵里
360 海未、真姫
240 凛、花陽
120 穂乃果
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