遥「あのね、私バイトしようと思ってるの…」彼方「そんなのだめぇー!!!」
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彼方「遥ちゃんはアルバイトなんかしちゃダメ!」
遥「でも、週末だけだから….ね?お願いお姉ちゃん」
彼方「…」
数日後
遥「じゃあバイト行ってくるね」ガチャ
彼方(結局遥ちゃんに根負けして止められなかった…)
彼方(こうなったら、遥ちゃんがどんなところで働いているか尾行するしかない…!) 彼方「おぉ…ここが遥ちゃんのバイト先かぁ、古風だけで大きなお屋敷だねえ」
彼方「怪しまれないように、外からこっそり中の様子を伺うぜ」ヒョコッ
遥「〜♪♪」
彼方「エプロン姿の遥ちゃんが楽しそうに鼻歌なんて歌いながらお掃除してる…可愛い…///」
彼方「しかし…あんな天使のような遥ちゃんをこき使うなんて許せない…きっと雇い主は血も涙もない人に決まってる…」
遥「あ、お掃除終わりました、次はどうしますか?」
彼方「お、あの人が雇い主かな?」
義勇「ああ…次は洗濯をお願いしよう」
遥「はい、わかりました♪」 1時間後
義勇「もう大丈夫だ、今日は上がってくれ」
遥「え、もういいんですか?」
義勇「家族も心配するだろう、暗くなる前に早く帰るんだ」
遥「はい、ではお言葉に甘えて失礼します、ありがとうございました」
義勇「今月分の賃金だ、忘れないうちに渡しておく」
遥「あの…本当に週に一回来てるだけなのにこんなにいただいていいんですか?」
義勇「気にすることはない、遥が来てくれているおかげで随分と助かっている」
彼方(ぬぉぉぉ…あの男、遥ちゃんを気安く呼び捨てにしやがって…) その夜
遥「…」モグモグ
彼方「遥ちゃん、気をつけなきゃダメなんだぜ」
遥「???」
彼方「男は狼なんだよ、遥ちゃんみたいな可愛い女の子はうさぎさんなんだぜ」
遥「ど、どうしたの急に?」
彼方「本当だったら遥ちゃんをゲージに入れて保護したいくらいだよ…」
遥「???」 数日後
遥「あ、あのねお姉ちゃん、お料理を教えて欲しいんだけど…」
彼方「もちろんいいよ〜何を教わりたいの?」
遥「鮭大根なんだけど…お姉ちゃん作れる?」
彼方「お安い御用だよ〜でもどうして鮭大根なの?」
遥「え、えーと、それは…///」
彼方(え、何その反応?もしかして…あの男のため?
もしかして手料理作ってあげたいとか思ってるの?)
彼方(ゆ、許さねぇあの男…よくも遥ちゃんを)
彼方「美味しい鮭大根を作るためにはね〜まず砂糖大さじ10杯と鷹の爪を1袋入れて、あとはね〜」 「ぎゆーさんはケガしてて大変だから、私が上になりますね///」 みたいなの待ってるぞ 義勇「もう大丈夫だ、今日は上がってくれ」
遥「え、もういいんですか?」
義勇(家族も心配するだろう、暗くなる前に早く帰るんだ)
遥「はい、ではお言葉に甘えて失礼します、ありがとうございました」
義勇(今月分の賃金だ、忘れないうちに渡しておく)
遥「あの…本当に週に一回来てるだけなのにこんなにいただいていいんですか?」
義勇(気にすることはない、遥が来てくれているおかげで随分と助かっている)
これが現実 しのぶ「冨岡さん、今日はあの可愛らしい女の子は来ないんですか?」
義勇「…遥が来るのは週末だけだ」
しのぶ「あら、遥だなんて、もう下の名前で呼び合う関係なんですね〜それにしても冨岡さんがあんな若い女の子を手籠にするなんて意外ですね〜」
義勇「…」
しのぶ「伊黒さんや不死川さんはお世話する人を雇わないで自分の身の回りのことは全部自分でやっているんですけどね、でも仕方ありませんよね、冨岡さん炊事家事なーんにもできませんからね」
義勇「…そろそろ帰ってくれ
しのぶ「あ、ごめんなさい、これから遥さんが来るんですか?お二人の邪魔をするつもりはなかったのですが…そうですか、遥さんと2人っきりで何をなさるおつもりなんですか?」
義勇「…」 義勇「あまね殿も退室されたので失礼する」
不死川「おい待てェ、失礼すんじゃねえ」
義勇「6人で話し合うといい、俺には関係ない」
しのぶ「ゲフン、ゲフン…遥…ゲフン…」
義勇「…」スッ
甘露寺(え、居直った?) ※ID変わったけど1です
遥「あ、あの、今度ライブがあるので、良かったら見に来てくれませんか?」
義勇「…そうだな、行けたら行くとしよう」
遥「はい!私頑張りますね!」
当日
義勇(土地勘が無いのは不便だな、道がよく分からん…)
義勇「失礼、少々道を尋ねたいのですが…」
果林「あら、ここは前に行ったことがあるから分かるわ、一緒にいきましょう」
義勇「かたじけない…」 次の週末
義勇「…すまなかった」
遥「い、いえ、いいんですよ」
義勇「…辿り着けなかったんだ」
遥(ええ…あんなに大きい施設で目印もあったのに?) 彼方「いつも遥ちゃんがお世話になってます…(低音)」
義勇「…」
彼方「お給料も多目にいただいているようで、本当に感謝しています…(低音)」
義勇「…」
彼方「遥ちゃんは可愛いですよね?」
義勇「…おはぎでも食べるか?」スッ
彼方「結構です(低音)」 穂乃果「ねーねー縁壱さん、また日の呼吸見せてよ!」
凛「凛も見たいにゃ〜!」
縁壱「…わかった」
縁壱の日の呼吸の型は息を忘れるほど綺麗だった
あまりにも美しすぎた、2人の目に剣を振るう時の縁壱は人ではなく精霊のように見えた
穂乃果と凛はそれをつぶさに見ていた、ひとつも取りこぼさずその瞳にに焼き付けた
しかし2人は馬鹿だったので3日後には全て忘れていた みんな鬼滅知ってて本当凄いよね
なんだかんだキャラが良いんだわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています