侑「菜々ちゃんを甘やかしたい」
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菜々「はい?」
侑「菜々ちゃんを甘やかしたいの!」
菜々「い、意味がわかりません」
侑「せつ菜ちゃんってね、すごく熱くてかっこよくて、わたしの全てを引っ張ってほしい!って感じなの」
菜々「それはありがとうございます」テレテレ
侑「でも菜々ちゃんは、大人しくてちょっと弱々しいけど頑張り屋で、わたしが守ってあげなきゃ!ってなるの」
菜々「わからないです…」
侑「とにかくわたしは!菜々ちゃんを甘やかしたいの!菜々ちゃん最近忙しいでしょ?」
菜々「まあ、予算の話とかで色々とありますし確かにそうですね」
侑「そんな菜々ちゃんを甘やかして、疲れを癒してあげたい!」
菜々「そ、そういうことならお言葉に甘えさせていただきます」モジモジ
侑「えへへ」 菜々「それで、具体的にどう甘やかしてくれるんですか?」
侑「そうだねえ、やっぱり菜々ちゃんがしてほしいことをしてあげたいなぁ」
菜々「…少し甘いものが食べたい気分です」
侑「ほいきた!早速買ってくるね!」
菜々「ち、違います!」
侑「え?」
菜々「い、一緒に買いに行きたいんです……その…手を繋いで……//」
侑「」
菜々「ゆ、侑さん?」
侑「あ、ああ!うん!ご、ごめんね!!そうだね!うん!一緒に買いに行こう!!」
菜々「はい!」
侑(危ない…菜々ちゃんが可愛すぎて一瞬意識が飛んでったよ……) 侑「今日は部活の熱気がすごいねぇ」
菜々「大会が近い部活が多いですからね 頑張ってほしいです」
侑「そうだねえ」
菜々「それより侑さん」
侑「うん?」
菜々「どうして手を繋いでくれないんですか…?」
侑「ぎくっ…いや、その…は、恥ずかしいというか…」
菜々「わたしのしてほしいことをしてくれるのではなかったんですか…?」
侑「そ、そうなんだけど…」
菜々「わたしは侑さんと手を繋いで買い物に行きたいです」
侑「う、うん 言い出しっぺはわたしなのにごめんね?じゃあ、手を繋ごうか…//」スッ
菜々「えへへ///」ギュ
侑「っ…」
菜々「温かいです…////」
侑(あーもう…可愛すぎるよ菜々ちゃん……) 侑「…」テクテク
菜々「♪」ニギニギ
侑「さっきは恥ずかしかったけど、なんだか菜々ちゃんが小さい子供に見えてきて吹き飛んでったよ」
菜々「馬鹿にしてるんですか…?」
侑「そういうことじゃなくて 手を繋いでるんるんしてるの見ると、近所の小さい女の子を思い出してさ」アハハ
菜々「………好きな人と手を繋げたら、わたしだって嬉しいに決まってるじゃないですか……………」ボソッ
侑「なんか言った?」
菜々「いえ、なんでもないです でも、ちょっとるんるんしてるのは事実です」
侑「菜々ちゃんが喜んでくれてよかったよ」ニコッ
菜々「…//」
生徒A「あ!中川さん!」
菜々「あっ、普通科2年の佐野さんですね?こんにちは」
佐野「こんにちは!」 菜々「そちらは、音楽科2年の御影さんですね」
御影「はい!さすが生徒会長、噂通り生徒全員の名前を覚えてるんですね!」
菜々「まあ」
佐野「中川さん、1部の生徒に人気なんですよ?」
菜々「わたしが、ですか?」
御影「はい!優しくて可愛くて、生徒会の仕事をササッとこなす完璧な生徒会長として評判なんですよ!」
菜々「なんだか照れますね…」モジモジ
佐野「でも、生徒会長にも彼女さんがいたんですね!」
菜々「彼女?」チラッ
侑「…」モジモジ
御影「手も繋いじゃって、仲良いんですね!」
菜々「い、いえ!わたしと侑さんはそういう関係では…」 こんな娘が部活になるとペカペカするんですよ
世の中わかりませんね 佐野「ええ?!そうなんですか!?」
菜々「はい 手はわたしが繋いでほしいってお願いしたんです」
御影「でも、繋いでくれたってことは、高咲さんも生徒会長が好きだということでは…」
菜々「えっ///」
侑「あー!耐えられない!行こう、菜々ちゃん!」タタタッ
菜々「あっ、ひ、引っ張らないでください!」
佐野「おー、なんだかドラマのワンシーンみたいでかっこいい」
御影「お似合いだね、あの2人」
菜々「お2人とも、部活頑張ってくださーい!!」
佐野「ありがとうございまーす!!」 侑「はぁ…はぁ…」
菜々「あの、侑さん?どうして急に走り出したんですか?」
侑「だ、だって!わたしが菜々ちゃんの彼女だとかお似合いだとか、恥ずかしいよ!」
菜々「…わたしは周りにそう見られて嬉しかったですよ…?」
侑「え…?」
菜々「でも、この話はまた後でにしましょう?今日は侑さんに沢山甘やかしてもらいたいので」
侑「う、うん!」
菜々「ちょうど売店に着きましたし、買い物しましょう!」
侑「そうだね!」
菜々「〜♪」ルンルン
侑(…さっきの菜々ちゃんの言葉……どういう意味だったのかな…) ⁄/*イ`^ᗜ^リ やっぱりゆうななですね!!!! ───
侑「なんだかいっぱい買っちゃったね」
菜々「わたし、期間限定って言葉に弱いんですよね」
侑「それわかる!毎度、企業の策略に見事嵌められてるよ」
菜々「ですよねっ」フフ
侑「さて、部室戻ろっか」
菜々「あ、」
侑「?」
菜々「本当に奢っていただいてよろしかったのでしょうか…?」
侑「気にしないで!」
菜々「ですが…」
侑「どちらかといえば、カゴにお菓子詰めまくったのはわたしだし、それに今日は菜々ちゃんを甘やかす日だから!」
菜々「…ありがとうございます この恩は今度必ず返しますね」
侑「いや、既に返してもらってるからいいよ?」
菜々「え?」 侑「買い物に来る間、可愛い菜々ちゃんが沢山見れたし、それだけでかけがえない思い出だもん」
菜々「もう…///」
侑「じゃ、行こっか」
菜々「あ」
侑「今度はどうしたの?」
菜々「どうして手を繋いでくれないんですか?」
侑「ええ?!行きだけじゃなかったの?!」
菜々「帰りも繋いでほしいですっ!」
侑「うう…// わ、わかったよ…////」スッ
菜々「…///」ギュ
───── 〜@ コロコロ
@ ピタッ‼
@ …。
@〜 コロコロ 〜@ ユウチャンノ ニオイガスル
@ ユウナナ!?
.a: ; ,・ ボロッ
. ,° ・ 。 サァァァ あなたちゃんよりも侑が好き、せつ菜よりも菜々が好きな自分としてはとても幸せな空間だった。
第2部はよ。 侑&菜々「いただきます」
侑「んー!たけのこの里はやっぱり美味しいねえ〜」
菜々「イチゴ味でしたっけ?カントリーマアムのイチゴ味も最高です!」
侑「冬といえばイチゴだよね」
菜々「そうですねぇ」
侑「あ、温かいお茶入れるね」
菜々「お願いします」
侑「走り出した〜♪」ピッ
菜々(可愛い…)
侑「お待たせ〜」
菜々「ありがとうございます!」ズズッ
侑「ふぅ…暖まるねぇ…」
菜々「侑さん、おばあさんみたいですよ?」
侑「やめて!」
菜々「ふふっ」 菜々「あ」
侑「どうしたの?」
菜々「わたしもたけのこの里食べたいです」
侑「もちろんいいよ!はい!」スッ
菜々「…」
侑「菜々ちゃん?」
菜々「あ…ちょっと待っててください!こ、心の準備をしてるので…」
侑「心の準備?」
菜々「すぅ…はぁ……」
侑「…??」
菜々「あの!」
侑「は、はい!」
菜々「あ、あーんしてほしいです!//」
侑「」 侑「いやいやいや!それはちょっと…」
菜々「どうしてですか…?」
侑「は、恥ずかしい……//」
菜々「むっ…歩夢さんやかすみさんにはしてあげるのに、わたしにはしてくれないんですね」ムスッ
侑「な、菜々ちゃん…?」
菜々「つーん」プイッ
侑「うう…だ、だって…なんかドキドキするっていうかその……うぅ…」
菜々「…それは、わたしのことを意識してくれてるってことですか…?」
侑「そ、そうなのかなぁ…わからないよ…」
菜々「…もう、侑さんって意外とヘナチョコなんですね」
侑「そ、それは聞き捨てならないよ!」
菜々「なら、してくれますよね…?」
侑「うっ…」 菜々「…わたしだって、恥ずかしいのを我慢してお願いしてるんですよ…?」
侑「!」
菜々「好きな人に、お菓子を食べさせてほしいと思うことは、変なことなのでしょうか…」
侑「…菜々ちゃんはずるいよ…」
菜々「そうなのかもしれませんね」ニコッ
侑「っ…」
菜々「もう一度言います わたしにあーんしてくれませんか…?」
侑「うん…///」
菜々「…////」モジモジ
侑「はい、あ〜ん…///」スッ
菜々「あ、あーん…///」パク
侑「ど、どう…?」
菜々「いつもの何百倍も美味しいです」ニコッ
侑「あ…////」 侑「うう…」モジモジ
侑(菜々ちゃん…可愛すぎるよ…)モジモジモジモジ
菜々「侑さん」
侑「え?」
菜々「あーん…?」スッ
侑「ええ?!わたしも?」
菜々「はい!」
侑「うう…あーん…」パクッ
菜々「…美味しいですか?」
侑「美味しい…」
菜々「ふふ♪」
侑(ドキドキしすぎて味なんてわからないよ…菜々ちゃん……///)ドキドキ 菜々「…侑さん、顔真っ赤っかですよ」
侑「……そういう菜々ちゃんだって…」
菜々「…////」モジモジ
侑「…/////」テレテレ
菜々「の、残りも食べちゃいましょうか!」アセアセ
侑「そ、そうだね!湿気ちゃうしね!!」アセアセ
───
侑「うー、お腹いっぱい」ポンポン
菜々「太りそうです…」
侑「まあ、今日の練習でいつも以上に動けば大丈夫じゃないかな」
菜々「そうですね 気合い入れて頑張りましょう…」
侑「菜々ちゃん?」
菜々「なんだか眠くなってきました」 まったり進めていくので、よろしければまだまだお付き合いください ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています